日時計の丘公園交流施設建築工事起工式

　5月9日、気持ちの良い晴天の中、日時計の丘公園交流施設建築工事起工式が盛大に行われました。



　東はりま日時計の丘公園は、平成5年6月、兵庫県のCSR事業の一環として、県立施設として開設されました。旧黒田庄町が、県から公園の運営管理の委託を受け、町を挙げて取り組んできました。その結果、オートキャンプ場としては、日本オートキャンプ協会から5つ星の認定をもらい、日本一のキャンプ場との呼び声ももらいました。地元の施設としても、レストランの開設、バーベキューサイトの拡充、ギフ蝶ドームの開設、トレッキングルートの開拓等も行いました。しかし、オートキャンプ場として評価を得つつも、レストラン運営はなかなか軌道に乗りませんでした。



　西脇市との合併後、レストランが閉鎖されました。一方、兵庫県財政が悪化を受け、県行革の一環で日時計の丘公園が西脇市に委譲されることになりました。当時、私も県議会議員として立ち会わせていただきましたが、11年間分の運営費と施設改修工事費の一括交付という条件で委譲が決まりました。



　施設改修工事費を使い、宿泊できるロッジの増設、バーベキューサイトの改修を行い、平成25年4月西脇市立としてリニューアルオープンしました。今回、さらに、今回、グランドの一部に地元産木材を活用し、農家レストラン、体験教室、農産物販売コーナーを備えた交流施設を建設することになりました。そして、日時計の丘公園の運営管理を地元の皆さんが作られたNPO法人日時計に任せることになりました。



今日の起工式では、NPO法人日時計の藤本理事長をはじめ役員の皆さんも揃われていました。建築工事は、今年10月末が完成予定です。安全な工事と共に、日時計丘公園が今後ますます多くの方に愛される施設として発展することを祈念しています。