東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

岩手・宮城・福島の視察(その1)

2012-07-01 22:51:56 | プライベート
 6月30日早朝から7月1日夜半までの2日間、東日本大震災の津波で多大な被害を受けた岩手県、宮城県、福島県の海岸線を中心に視察に行ってきました。
 私自身は、昨年5月に初めて訪れてから宮城県南三陸町を中心に7回ボランティアに出かけている関係で、今回の視察は、北播磨地域の市町議会議員の皆さんや労働組合の関係者の皆さんの道案内として行ってきました。
 6月30日午前8時に伊丹空港を出発し、仙台空港からレンタカーで、岩手県陸前高田市まで北上しました。北陸自動車道一関インターから太平洋に向け山中を車で走ると、やがて陸前高田市の海岸線に到着します。


 
 何度も見た風景ですが、突然現れる海の美しさと津波に襲われた傷跡の大きさに愕然としてしまいます。トンネルを抜けると、今は使われていない廃墟と化した陸前高田市立気仙中学校が見えます。校庭には、瓦礫が積まれ、ショベルカーが分別をしています。海岸線には、『奇跡の一本松』が孤高を守るかのようにそびえて見えます。



 津波で何もかも海に流された荒れ地の中に、廃墟と化した陸前高田市役所、市民病院が残っています。それでも、国道沿いにセルフのガソリンスタンドが営業を始めていました。また、国道沿いにボランティアの方々が花壇に花を植えられていました。本当に、徐々にではありますが、復興への歩みを感じました。



 戸羽陸前高田市長は、高台にある給食センター横の空き地に建てられた仮設の市役所で復興に向けた業務に取り組まれていることと思いました。戸羽市長が書かれた『被災地の本当の話をしようー陸前高田市長が綴るあの人これから』を、仙台空港の書店で目にし早速読ませてもらいました。涙が止まりませんでした。
 陸前高田市を後に、宮城県気仙沼市に向けて、海岸線を車を走らせました。気仙沼市は、大津波を忘れないとの思いもあり、陸に打ち上げられた大型漁船をシンボルとして置いているようです。




 その周辺に、『ひまわり』の花壇も作られています。



 気仙沼漁港には、『復興屋台村』も作られ、遊覧船も動き始めていました。おいています。



 その後、南三陸町を回り、石巻市を通り、仙台市で宿泊しました。強行軍でした。
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