東野としひろ活動NEWS

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地域支援ハウスゆうゆうの完成

2012-04-05 06:06:37 | 福祉・医療
 西脇市東本町で建設中だった社会福祉医療法人「正峰会」の地域密着型介護施設「地域支援ハウスゆうゆう」が完成し、3月26日に施設見学会が行われました。
 地域支援ハウスゆうゆうには、「グループホーム・ゆうゆう」、「ディサービス・ゆうゆう」、「小規模多機能ホーム・ゆうゆう」の3つの施設が含まれています。



 「グループホーム・ゆうゆう」は、認知症の方の小規模な生活を提供する施設として、定員は9名です。9名がユニット形式で個室と共同の調理室・談話室で生活をします。個室は、ゆったりとしたスペースで、トイレも配備されています。要介護5の方の1カ月の利用料金は、介護保険の1割負担+食材費+住居費+水道光熱費+共益費の合計で12万9,760円です。



 「小規模多機能ホーム・ゆうゆう」は、住み慣れた地域で生活し、自宅で可能な限り暮らし続けられるよう、生活支援をしていく施設です。「通い」「訪問」「宿泊」サービスを組み合わせることができます。要介護5の方の1カ月の利用料金は、介護保険の1割負担(2万8,120円)です。宿泊する場合、1日宿泊料金2,000円、食費1,600円の別料金が必要です。です。
 「ディサービス・ゆうゆう」は、認知症対応型で、様々なプログラムの中から自由に選んで、予定を立てて取り組むことができます。ディサービスですから、当然通いだけです。要介護5の方の1日の利用料金は、1,324円です。



 施設見学会には、地元の西脇区の高齢者の方々がたくさん来られていました。「いい施設ができたね」と喜んでおられました。ただ、施設入所の場合の利用料金表を見て、ため息をつかれている方もおられました。たぶん、国民年金の方だろうなと想像しました。
 「地域支援ハウスゆうゆう」は、小高い丘の上に立地しているため、2階からは西脇市内を見渡すことができます。西脇区の方々にとっては、自分の生まれ育ったところで安心して老いることができる真の地域密着型の施設が誕生したと言えます。
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