東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

原壽見花(壽美)をしのぶ会

2008-03-29 17:16:41 | 地域行事
3月29日の午後、西脇市民会館で「原壽見花をしのぶ会」が開かれました。原先生のことは、昨年11月にも加美区文化祭での遺作展に関して、ブログで紹介したことがあります。原先生は、水墨画の大家で国内だけでなくロシア・中国・ヨーロッパなど海外でも活躍されました。1997年から2005年まで、月1回、加美町の水墨画教室の講師も勤められ、その教え子の方々が「加寿美会」を作られ、現在も水墨画の研鑽に励まれています。
「加寿美会」の皆さんが、第2回加寿美会水墨墨彩画展を開かれるのに併せ、また、原先生のご遺族の方が、西脇市に遺作2点(「花のアーチ」、「芽吹き」)を寄贈されることにも併せ、しのぶ会を計画されました。



原先生の妹で声楽家の古市恵美子さんとピアニストの高井清志さんによる「姉 原壽美にささげるコンサート」も行われました。素晴らしい水墨画に周囲を囲まれ、ピアノの音色とソプラノの素晴らしい響きの演奏会でした。古市さんのお姉さんに対する思いが感じ取られ、心に染みとおりました。私は、生前の原先生にお会いしたことはありませんが、古市さんのお話では「さわやかな人」であったそうです。また、教え子に当たる「加寿美会」の方々の熱心さを見るとき、原先生の芸術家としての才能はもちろん、教育者としての才能を見る思いがします。
心温まるひと時を過ごさせていただいた「加寿美会」の皆さんや古市さん、高井さんに心より御礼を申し上げます。




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