「播州織バースデーキルト展」

西脇市総合市民センター（通称カルチャーセンター）で、播州織バースデーキルト展が開催されました。播州織パッチワークで有名な小東千鶴さんが企画されたものですが、会場いっぱいに飾られた作品は見ごたえがありました。自分の誕生日を播州織でキルトの作品に仕上げられた数は、927作品も集まり、多くの方々がこの作品展に参加されていたのがよく分かります。

▲オープニングセレモニー　テープカット
　　津万保育園４歳児による花束贈呈

　播州織バースデーキルト展は、地場産業である播州織のよさをアピールする上でも値打ちがありますが、自分の大切な誕生を祝う作品は、人と人とのつながり、自分への愛着、家族への感謝の思いが詰まっているように思いました。
　開会式典では、小東さんが今回の展覧会にかけられた思いを話されました。その後、津万保育園の5歳児の園児たちが鼓笛のパレードを見事に演じてくれました。指揮者の女の子の見事なバトンさばきに感心しました。続いて、西脇小学校のオーケストラ部120名の演奏でした。小学校にオーケストラ部があるのは全国的にも珍しいと思います。小学生がバイオリンやチューバー、トロンボーンを上手に演奏しているのには驚きでした。演目は、「千の風になって」「威風堂々」でした。
　小東さんは、パッチワークを通じて播州織のよさを全国に、世界に発信続けておられます。この展覧会にも、タイ王室から祝電が届いていました。公民館講座など、地域での活動も活発に行われています。大変行動的な方で、これを実行しようと思われたら、どこへでも出かけられ、誰にでも声をかけられ、実現していかれています。その行動力、企画力から学ばせていただくことが多いです。今後とも、頑張っていただきたいと願っています。
　小東千鶴さんと
　バースデーキルトが並ぶ