人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

藝大モーニング・コンサートでグラズノフ「アルトサクソフォンと弦楽オーケストラのための協奏曲」(Sax:蒙和雅)、シベリウス「ヴァイオリン協奏曲」(Vn:大島理紗子)を聴く / 藝大主催公演あり

2019年05月24日 00時02分30秒 | 日記

24日(金)その1.わが家に来てから今日で1694日目を迎え、第一生命の「第32回サラリーマン川柳」の第1位に「五時過ぎた  カモンベイビー  USA(うさ)ばらし」が選ばれた というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     ご主人様は DA PUMP なんて知らないから この川柳の意味が理解できないようだ

 

         

 

昨日、夕食に「豚バラ麻婆茄子」を作りました 何回か作っているので、豆板醤と甜面醤の味付け加減が上手になりました。ピリ辛で美味しいです

 

     

 

         

 

昨日午前11時から東京藝大奏楽堂で「藝大モーニング・コンサート」を、午後7時からサントリーホールでN響定期演奏会(Bプロ)を聴きました ここでは「第4回  藝大モーニング・コンサート」について書きます


     


全席自由です。1階8列24番、センターブロック右通路側を押さえました

1曲目はグラズノフ「アルトサクソフォンと弦楽オーケストラのための協奏曲」です この曲はアレクサンドル・グラズノフ(1865-1936)が1931年に作曲し、1934年にパリで初演された作品です 単一楽章の曲ですが、大きく急ー緩ー急の3つの部分に分かれています

弦楽奏者が配置に着きますが、いつもの通り左から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、その後ろにコントラバスという並び。コンマスは戸原直氏です

アルトサクソフォン独奏は藝大4年・蒙和雅(もん かずや)君です。藝大音楽学部教授・音楽学部長の迫昭義嘉氏の指揮で演奏に入ります

ロシアの作曲家グラズノフがサクソフォン協奏曲を書いていたとは驚きでしたが、蒙君の演奏で聴くこの曲は極めてロマンに満ちた曲想で、主題が全体を通して繰り返し出現するので親しみやすい作品であることが分かります 蒙君はサクソフォンの音色の魅力を存分に引き出し、終始 滑らかに演奏して聴衆を魅了しました ライブで演奏されることがほとんどない作品を取り上げ、素晴らしい演奏を聴かせてくれた蒙君に感謝します


     


プログラム後半はシベリウス「ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47」です   この曲はジャン・シベリウス(1865‐1957)が1903年に作曲しましたが、その後、自作に厳しい彼は1905年に改訂しました シベリウスはプロのヴァイオリニストを目指していましたが、途中で諦め、作曲に専念するようになりました それくらいの人なので、ヴァイオリン協奏曲は技巧を極めた演奏困難な作品に仕上がっています 第1楽章「アレグロ・モデラート」、第2楽章「アダージョ・ディ・モルト」、第3楽章「アレグロ、マ・ノン・タント」の3楽章から成ります

ヴァイオリン独奏の藝大4年・大島理紗子さんが淡いピンクの衣装で登場、迫田氏の指揮で第1楽章に入ります この楽章では、北欧の冷たい空気を感じさせる大島さんのヴァイオリンが冴え渡りました 2か所ほどちょっとひっかかりを感じましたが、後半ではそれをリカバリーし堂々と終結に結び付けました 独奏ヴァイオリンの出番がないオケだけの演奏では、ティンパニに強打が印象に残りました

第2楽章では、大島さんの抒情的な演奏が素晴らしく、コントラバスの重低音がしっかりと支えていました 第3楽章ではリズミカルなティンパニに導かれて演奏される大島さんの躍動感溢れる演奏が心地よく響きました フィナーレの大団円は圧巻でした

この日出演の二人はともに愛知県出身ですが、それぞれ地元の公立高校を卒業後、東京藝大に入学し、現在4年次在学中です。これからの二人の活躍を期待したいと思います


     


         


東京藝大主催公演があります 例年恒例になったコンサートで、「ベルリン・フィル首席奏者 ヴェンツェル・フックスとシュテファン・ドールを迎えて」です 7月12日(金)午後7時から東京藝大奏楽堂で開かれます。当日は午後6時半からフックス&ドールによるプレトークがあるそうです 全席自由で2000円です。プログラムと出演者は下のチラシの通りです 残念ながら私は当日、読響アンサンブルのコンサートがあるので聴けません これは超お薦めコンサートです

 

     

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