人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

日下紗矢子インタビュー~3日の朝日夕刊から / クリント・イーストウッド監督「目撃」「スペース カウボーイ」を観る~新装の新文芸坐

2017年07月04日 07時48分32秒 | 日記

4日(火).わが家に来てから今日で1007日目を迎え,安倍晋三首相(自民党総裁)が3日,東京都知事選での自民党惨敗について,「大変,厳しい都民の審判が下された.わが党への厳しい叱咤と深刻に受け止め,深く反省しなければならない.今後,党一丸となってしっかりと態勢を整えて,結果を出すことで国民の信頼を回復していきたい」と述べた というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

       この人の発言はいつも他人事のように聞こえる 結果を出してもらおうじゃないの

 

                                           

 

昨日,夕食に「ハヤシ」と「生野菜とツナのサラダ」を作りました   わが家では「ハヤシライス」ではなく,フランスパンといっしょに食べるのがブームです.8人前作ったはずが,即刻無くなりました

 

     

 

                                           

 

昨日の朝日夕刊・文化欄にヴァイオリニスト日下紗矢子のインタビュー記事が載っていました   ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団では2008年から,読売日本交響楽団では2013年からコンサートマスターを務めている日下紗矢子が22日にリサイタルを開くという紹介記事です   面白いと思ったのは,両オーケストラの練習の雰囲気です.彼女は語ります

「読響のほうがまじめ   みんなさらってくるし,練習初日からレベルの高い音が出る   あちらは初日はちょっと」と苦笑い.半面,

「あちらは皆が疑問を指揮者に一つひとつ確認   こちらは練習中しーんとしている」とも.さらに,さまざまな楽器が絡み合うオーケストラで演奏して

「想像力が豊かになった   いろいろな指揮者の解釈を聞き,なるほどと思うこともたくさんある

と語っています 22日は別のコンサートが入っているので聴きに行けませんが,ブラームスとメンデルスゾーンのヴァイオリン・ソナタを演奏するとのことなので,期待できそうですね

 

                                             

 

現在,池袋の新文芸坐では「ワーナー・ブラザース  シネマフェスティバル  パート2 クリント・イーストウッド編」を上映中です

劇場に入ってオヤッと思いました.椅子席がローズレッド色になって一新されていたのです   「ああ,それでか!」と思ったのは,入場料金が50円値上げされていたのです   一般1300円⇒1350円,学生1200円⇒1250円,シニア・友の会1050円⇒1100円となりました.新文芸坐は基本的に2本立てなので,それでも安いと思います   設備投資をやってサービスの向上に努めているので,この値上げは納得です

 

     

 

昨日は,映画「目撃」と「スペース  カウボーイ」の2本立てを観ました

「目撃」はクリント・イーストウッド監督・製作・主演の1997年  アメリカ映画(121分)です

プロの泥棒ルーサー(クリント・イーストウッド)は,ヴァージニア州の高級住宅地にあるリッチモンド大統領(ジーン・ハックマン)の後援者サリバン邸を目標に定め,一家の旅行中,サリバン夫人の金庫の中味を盗み取ろうと忍び込む   しかし,予想外にも  サリバン夫人が大統領のリッチモンドを連れて帰宅し,口論の末に夫人がナイフで大統領にけがを負わせ,その直後にシークレット・サービスが夫人を射殺するところをマジックミラーの裏から目撃してしまった   大統領の取り巻きが事件のもみ消しを図る中,ルーサーは証拠となるナイフを持って逃走する.大統領の態度が許せないルーサーは事件の真相を白日の下に晒そうと決意するが,彼自身,そして,ルーサーから真相を聞かされた娘ケイトが追手から命を狙われることになる

 

     

 

イーストウッドは「疎遠になっている娘との関係を描きたかった」と語っていますが,泥棒を働いては刑務所に入れられ,親としての役割をしてあげられなかった父親として娘から非難されながらも,命を懸けて娘を守ろうとする一人の父親を見事に演じていました

 

                                           

 

2本目の「スペース  カウボーイ」はクリント・イーストウッド監督・主演の2000年 アメリカ映画(130分)です

その昔,アメリカ軍にチーム・ダイダロスという伝説的なテストパイロット・チームがあった   彼らは宇宙探索の実験旅行のために待機していた.しかし,土壇場になってNASAが介入し,1958年に初めてロケットで宇宙に飛び立ったのは彼らではなくチンパンジーだった   それから40年後.チーム・ダイダロスの一員だったフランク・コービン(クリント・イーストウッド)にNASAから,ロシアの旧式の宇宙衛星「アイコン」を修理して欲しいという要請があった.その宇宙衛星を設計したのはコービンだから,というのが理由だった   コービンは,なぜ自分が設計したものがロシアの手に渡ったのか不思議に思いながらも,宇宙での作業をチーム・ダイダロスで行うならという条件付きで承諾する   その結果,かつてのメンバー,ウィリアム・ホーキンス(トミー・リー・ジョーンズ),ジェリー・オニール(ドナルド・サザーランド),タンク・サリバン(ジェームズ・ガーナー)が招集され,健康診断を受けて宇宙に飛び立った   実は,宇宙衛星アイコンは米ソ冷戦時代の産物で,トンデモナイ代物を搭載しており,修理が出来ないと地球が危機に陥ることが分かる.実はガンに侵されていたウィリアムは,作業の犠牲を申し出て,「アイコン」とともに月に向かって行く.残りの3人はスペースシャトルで無事地球に生還する

 

     

 

かつて第一線で活躍していた個性あふれる4人の男たちが,年老いて再び新しいミッションにチャレンジするというストーリーは,クリント・イーストウッドの,肉体的にも 精神的にも ちょっと疲れた高齢男性たちへの応援メッセージだと思います  人生捨てたもんじゃないな,と思ったりする元気の出る映画です 

 

     

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