4日(火)。新日本フィル「室内楽シリーズ」のチケットを3枚取りました 2024年10月 ~ 2025年3月の4公演のうち次の3公演です
①1月20日(月)浅間信慶(オーボエ)プロデュース編
②2月17日(月)桂田光理(ヴィオラ)プロデュース編
③3月21日(金)山川永太郎(トランペット)プロデュース編
なお、10月24日(木)の「村松裕子(コントラバス)プロデュース編」は、同日 別のコンサートの予定が入っているので諦めました
このシリーズは@3000円で室内楽が楽しめるということもあって、毎回 結構な客入りが続いています 最近は早めにチケットを手配しないと希望の席が取れないこともあるので、急いで取りました
ということで、わが家に来てから今日で3430日目を迎え、不倫口止め不正処理をめぐり有罪判決を受けたトランプ前米大統領は、「(実刑を言い渡された場合)人々が受け入れるかどうか分からない。おそらく人々には受け入れがたいだろう。ある時点で限界点に達するかもしれない」と述べた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
そういう発言が 支持者らを煽って暴動を起こす原因となることを 知ってるはずだ
昨日、夕食に「ハッシュドビーフ」と「生野菜とアボカドのサラダ」を作りました ハッシュドビーフは久しぶりに作りましたが、美味しかったです
垣谷美雨著「七十歳死亡法案、可決」(幻冬舎文庫)を読み終わりました 垣谷美雨(かきや みう)は1959年兵庫県生まれ。明治大学卒。ソフトウェア会社勤務を経て、2005年「竜巻ガール」で第27回小説推理新人賞を受賞しデビュー
「定年オヤジ改造計画」「老後の資金が足りません」など著書多数
高齢者が国民の3割を超え、破綻寸前の日本政府は「七十歳死亡法案」を強行採決した 施行まで2年、わがまま放題の義母の介護に追われた15年間を振り返り、宝田東洋子は喜びをかみしめていた
法案のお陰でやっとお義母さんが死んでくれる
しかし、能天気な夫は繰り上げ退職して友人と3か月の海外旅行に出かけてしまう
一流大学を出て一流銀行に勤めた息子は人間関係がうまくいかず退職して引きこもり生活を続けている
介護で苦労する母親の二の舞になりたくない娘は、家を出て一人住まいをして特別養護老人ホームで働いている
誰も彼もが自分だけに義母の介護を押しつけて勝手なことばかりやっている
「いい加減にしてちょうだい
」と切れた東洋子は遂に家出を敢行する
政府の「七十歳死亡法案」というのは、「日本国籍を有する者は誰しも70歳の誕生日から30日以内に死ななければならない 例外は皇族だけ。政府は安楽死の方法を数種類用意する方針で、対象者がその中から自由に選べるように配慮する。施行は2年後の4月1日」というもので、すでに70歳以上の者は2年後の4月1日以降に死ななければならないというものです
本書はタイトルが衝撃的ですが、著者が主張したいのは法案の是非ではなく、少子高齢化問題や、若者の就職難やブラック企業の実態、介護職の過酷な現状など、日本社会が抱える諸問題のしわ寄せが主婦に来ているという事実です 介護を含めた家事労働の過酷さと家族の無理解にキレた主婦が家出したことで、家族は混乱に陥るが、主婦に集中していた”労働”を少しずつ家族が分担することにより、家族の意識が変わっていき、主婦も新しい人生を歩み始めるという物語です
本書は女性読者に圧倒的に受け入れられるだろうな、と思います
ところで巻末の「解説」をフリーライターの長江朗さんが書いていますが、家族の中における長江さんの立ち位置は私と似ているな と思い、共感を覚えました
本書を読んで思い出したのは、早川千絵監督による2022年製作映画「プラン75」です 満75歳以上から生死の選択権を与える制度「プラン75」が国会で可決・施行され、78歳の角谷ミチ(倍賞千恵子)が同制度に申し込むという内容です
映画の内容と感想は2022年7月1日付toraブログに書きましたので、興味のある方はご覧ください