8日(日)。わが家に来てから今日で1375日目を迎え、英首相官邸は6日、トランプ米大統領が7月13日の訪英時にエリザベス女王とロンドン近郊のウィンザー城で会見すると発表した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
数千人規模のデモが連日予定されているから ロンドン市内は避けたんだろうな
毎年恒例の「音楽大学オーケストラ フェスティバル」の4公演通し券を取りました 2018年の今年は第9回目を迎えますが、日程とプログラム等は下記の通りです
Ⅰ.11月24日(土)15時開演。ミューザ川崎シンフォニーホール。
①東京藝術大学(指揮:梅田俊明)=バルトーク「管弦楽のための協奏曲」
②武蔵野音楽大学(指揮:北原幸男)=ベートーヴェン「交響曲第9番”合唱付き”」
Ⅱ.11月25日(日)15時開演。東京芸術劇場コンサートホール
①上野学園大学(指揮:清水醍輝)=レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」、プロコフィエフ:交響組曲「3つのオレンジへの恋」
②桐朋学園大学(指揮:沼尻竜典)=ホルスト:組曲「惑星」
Ⅲ.12月1日(土)15時開演。ミューザ川崎シンフォニーホール
①昭和音楽大学(指揮:斎藤一郎)=リムスキー・コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
②国立音楽大学(指揮:現田茂夫)=チャイコフスキー「交響曲第5番ホ短調」
③洗足学園音楽大学(指揮:秋山和慶)=バルトーク「管弦楽のための協奏曲」
Ⅳ.12月8日(土)15時開演。東京芸術劇場コンサートホール
①東京音楽大学(指揮:広上淳一)=R.シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語り」
②東邦音楽大学(指揮:大友直人)=サン=サーンス「交響曲第3番”オルガン付き”」
以上のうち3公演を取るつもりで池袋の東京芸術劇場チケット・ボックスに行ったのですが、1公演1000円のところ 通し券なら4公演で3000円ということに気が付き、通し券を買いました 通し券と言っても座席はすべて異なります。残念ながら4公演とも通路側席が取れませんでした
それにしても、武蔵野音大の「第九」には驚きます ソリストはまだ発表されていませんが、力が入っていますね
バルトーク「管弦楽のための協奏曲」は東京藝大と洗足学園音大との競演となります。同じプログラムを異なる指揮者✕オケで聴くのもクラシックの醍醐味です。楽しみにしたいと思います
昨日、池袋の新文芸坐で「シェイプ・オブ・ウォーター」と「KUBO クボ 二本の弦の秘密」を観ました
「シェイプ・オブ・ウォーター」はギレルモ・デル・トロ監督・脚本・製作による2017年アメリカ映画(124分)です
1962年、ソビエトとの冷戦時代のアメリカで、清掃員として政府の極秘研究所で働くイライザ(サリー・ホーキンス)は、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と一緒に極秘の実験を見てしまう 研究所に密かに運びこまれた、アマゾンで神のように崇められていたという不思議な生き物の魅惑的な姿に心を奪われたイライザは、周囲の目を盗んで会いに行くようになる
イライザは子供の頃のトラウマで声が出せなかったが、手話でコミュニケーションを図る
二人の心は通い始めるが、イライザは彼が間もなく実験の犠牲になることを知り、彼を救出することを決心する
不思議な生き物は顔が魚、身体が人間、全身にウロコがあるという半魚人のような生物です この映画を観て 真っ先に思い出したのは「美女と野獣」です
半魚人のような生物はかなりグロテスクですが、イライザの方から接近します。自分が大好物のゆで卵を水槽の淵に置いて、彼が取るのを確かめることを通してお互いに心を通わせるようになります
映画の中盤で、半漁人を前にしたイライザが突然声を出して歌い始め、二人で踊るシーンがありますが、この時、子ども時代のトラウマが解けたのかと思いきや、このシーンが終わると元に戻って話すことが出来なくなります。やはり夢で ュージカルではありませんでした
半魚人はアマゾンで神のように崇められていたということを証明するかのように、人の傷に手を触れただけで治癒してしまいます それだけに、イライザが銃で撃たれて倒れても、いずれ再生して二人(?)で幸せに過ごすのだろうと暗示して幕を閉じます
映像が綺麗な「ファンタジック・ロマン」とでも言うべき作品だと思います
「kUBO クボ 二本の弦の秘密」はトラビス・ナイト監督による2016年アメリカ映画(103分)です
魔法の三味線と折り紙を操る片目の少年クボは、身体の弱い母と二人で静かに暮らしていた 不吉な子どもとして一族から命を狙われていたクボは、ある時、邪悪な伯母たちに見つかってしまうが、母親が最後の力を振り絞って放った魔法に助けられる
一人だけ取り残されたクボは、母の力によって命を吹き込まれたサルとともに、母が最後に言い残した「3つの武具」を探し、自身の出自の秘密に迫る旅に出る
旅の途中で、記憶を失ったクワガタも仲間に加え、目の前に立ちはだかる数々の障害を乗り越え、3つの武具を見つけ、いったい自分は何者なのかを突き止める
この作品は、アニメーションスタジオのライカが、中世の日本を舞台に勇敢で心優しい少年クボの冒険を描いたストップモーションアニメです
クボはいつも魔法の三味線を持っていますが、三味線なのに映画のタイトルが「二本の弦の秘密」となっています。この二本の弦とは何を意味するのか、三本目の弦は何を意味するのか、がこの作品のテーマとなります それは、彼の目の前に現れたサルと、旅の途中で仲間に加わったクワガタにも言えます
彼らの本当の正体は何かということです
「ストップモーションアニメ」とは、人形などの被写体を少しずつ動かして撮影し、まるで動いているかのように見せる撮影技術によるアニメーションですが、その映像はリアルです
どうでもいいことですが、クボの顔はなぜかフィギュアスケートの羽生結弦選手に似ています まさか、彼をモデルにしたのではないでしょうね