人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

S・S・ラージャマウリ監督「バーフバリ 伝説誕生」&「バーフバリ 王の凱旋(インターナショナル版)」を観る ~ 突然 歌と踊りが飛び出す楽しいインド映画

2018年07月29日 07時25分35秒 | 日記

29日(日)。わが家に来てから今日で1396日目を迎え、2016年の米大統領選にロシアが介入したとされる「ロシア疑惑」をめぐり、選挙中にトランプ陣営の幹部とロシア人弁護士との面会を、トランプ大統領が事前に承認していたと米メディアが報じた というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

                 トランプは次の選挙しか頭にないようだが 前の選挙での裏工作が足を引っ張るな

 

         

 

昨日、池袋の新文芸坐でインド映画「バーフバリ  伝説誕生」と「バーフバリ  王の凱旋(インターナショナル版)」の2本立てを観ました

今までとは全くコースが異なる予測困難な台風12号が接近中のため、どんな暴風雨に見舞われるか分からないので、映画を観に行くかどうか相当迷ったのですが、朝は小雨だったこともあり 思い切って出かけることにしました 大雨が降っても良いように古いウォーキングシューズを履き、風で傘の骨が折れても良いように古いビニール傘をさしてバスに乗り池袋に向かいました 台風が上陸しようとしているのに わざわざ映画を観に来る人は少ないだろうと 甘く見ていたのが大きな間違いでした   開演10分前に着いたら、ビルの3階にある新文芸坐の入口から1階までの階段には当日券を買う人たちの長蛇の列が出来ていました 奇蹟的に後方の通路から2つ目の席を確保できましたが、後から来た人は最前列の左右とか観にくい席しか空いていませんでした。正真正銘の満員御礼です。新文芸坐では珍しい現象です いつもは中高年の男性客が多いのですが、インド映画は人気があるのか、女性や若い人たちの姿を多く見かけました

「バーフバリ  伝説誕生」はS・S・ラージャマウリ監督による2015年インド映画(カラー・138分)です

巨大な滝の下で育った青年シヴドゥは、滝の上の世界に興味を抱き、ある日滝登りをして上にたどり着く そこで美しい女戦士アヴァンティカと出会い、恋に落ちる 彼女の一族が暴君バラ―ラデーヴァの統治する王国との戦いを続けていることを知ったシヴドゥは、戦士となって王国へ乗り込んでいく。そこでシヴドゥは、25年もの間幽閉されている実の母の存在と、自分がこの国の王子バーフバリであることを知る


     


CGとは分かっていても、そのスケールの大きさは半端ないものがあります とくに映画の前半は巨大な滝のシーンが続くので暑い夏に観るのには持ってこいの清涼感があります インド映画の”お約束”、突然 登場人物が歌って踊り出すシーンも満載で、ミュージカルのようにも楽しめます


         


「バーフバリ  王の凱旋(インターナショナル版)」はS・S・ラージャマウリ監督による2017年インド映画(カラー・141分)です

これは前作「バーフバリ  伝説の誕生」の完結篇となる第2作です

蛮族カーラケーヤとの戦争に勝利してマヒシュマティ王国の王に指名されたアマレンドラ・バーフバリは、クンタラ王国の王女デーヴァセーナと恋に落ちる しかし、王位継承争いに敗れた従兄弟バラ―ラデーヴァは邪悪な策略で王座を奪い、バーフバリだけでなく生まれたばかりの息子の命まで奪おうとする その25年後、自らが伝説の王バーフバリの息子であることを知った若者シンドゥは、マへンドラ・バーフバリとして暴君バラ―ラデーヴァに戦いを挑む


     


プラバースという役者がシヴドゥとマへンドラ・バーフバリの二役をやっているので、ストーリー的に若干混乱する面も無きにしも非ずですが、注意深く観ていると理解できます

伝説の戦士の物語なので殺し合いのシーンが数多く映し出されるのは仕方のないことですが、若干やり過ぎの感もあります。それを救ってくれるのはインド映画特有の歌と踊りです

それにしても、女戦士アバンティカを演じたタマンナーにしても、デーヴァセーナ王女を演じたアヌシュカ・シェッティにしても、インド女性特有の典型的な美人です

たまには理屈抜きで楽しめる娯楽映画も良いものです インド映画はそれに もってこいの映画と言えるかも知れません

映画が終わり 出口に向かうと、次の回の上映を待つ人たちの長蛇の列が出来ていました 外に出るとまだ台風は上陸していないようで、ぱらぱらと小雨が降っているだけでした 西日本方面に向かった台風によって全国各地で大きな災害が発生しないことを祈ります

コメント (4)
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