ぼちぼち日記

大切な日々のこと

『くまのプーさん プー横丁にたった家』

2006-03-15 05:47:31 | 息子と読んだ本のこと・児童書

『捜索隊がそしきされて、コブタがまたゾゾに会うお話』

なんて、馬鹿馬鹿しい物語。どうやったら、こんな発想ができるんだろう!
息子はというと、すっかりプーたちの思考回路が読めてきて、それを想像するのが楽しくて仕方ないといった感じ。
それはそれで良いのですが、今日に至っては、想像が行き過ぎてしまい、読んでいる途中にも関わらず「あ、○○するんだ!」「これは○○だよ~」などと言っては、勝手に話を進めてしまい、ちっとも話を聞いていない。興奮しすぎなのです。

もちろん、作者の想像力は、聞き手を上手に裏切ってくれる訳で・・・おかげで、息子は、話がこんがらがっちゃう。
どこまでが自分の考えた展開で、どこまでが、本に書いてあったことなのか、わからなくなるのです。
何度も「あれ?どういう意味?」と、首をかしげる彼。
まったくもう!ちゃんと聞いていないから、わからなくなっちゃうんだよ!
短い話の間に、「ちゃんと聞きなさい」を三度も言われてしまった息子なのでした。

息子の顔つきを見ているだけで、彼が、頭をフル回転させているのがよくわかる。
エーミールの時の馬鹿笑いとは、また違う興奮具合。
プーやコブタが、何を間違えるのか、失敗するのかを想像するのが、とにかくおもしろくてたまらないのでしょう。
(自分の想像通りの展開になった時の満面の笑みったら!)
隣で読んでいる私は、そんな息子の様子の方が、おもしろくてたまらないのでした。