ぼちぼち日記

大切な日々のこと

天才がいっぱい!『くんちゃんのだりょこう』

2011-01-28 16:22:08 | 娘と読んだ絵本のこと

 『くんちゃんのだいりょこう』 ドロシー・マリノ 石井桃子訳

なんと、もう、1月も最後の週だということに、数日前に気づきました。
きゃー。1月って、12月より忙しいかも?
そんなこんなで、すっかり遅くなってしまった、でも、記録しておかなければ!と思っていた
絵本のことを・・・。

『くんちゃんのだいりょこう』。
クリスマスに、幼稚園の保護者会からのプレゼントで頂いた絵本です。
本当は、『くんちゃんとふゆのパーティ』が配られることになっていたのだけれど、我が家には、
すでにあるため、娘には、この本がやってきました。
まだ、長いお話は聞いていられない娘。それでも、プレゼントに頂いた晩ぐらい、と、開いてみました。

すると、楽しい出来事が
題名を読んだところで、なんと、隣の部屋で勉強していたハズの中学2年生の息子がとんできて、
娘の隣に座り込んだのです。
絵本が見える位置に座ろうと、ぎゅうぎゅうと娘を押して、無理やり入り込んだため、娘は、迷惑顔。
その横で、何食わぬ顔で、絵本を覗き込んでいる息子が、おかしくて。
ふきださないように気をつけながら、読み始めました。

すると、息子くん、くんちゃんが、渡り鳥に話しかける場面にくると、すかさず、
「ほら!くんちゃんは、ここが、面白いとこなんだよ!!」と言って、一人、くっくと笑いました。
娘は、あっけにとられたような顔で、それでも、そうなんだーと、絵本をのぞきこみます。
そんな息子がおかしくて、母は、またもや、ふきださないように要注意。

予想通り、娘は、長い物語に飽き、途中で歩き出してしまったのだけれど、息子は、
そんなことも、全く、気にならない様子。
一人で笑い、一人で、くんちゃんの突拍子もない行動に、手を叩いて大喜び。
お、おぬし・・・。手まで叩いて、喜ぶのかー。

すると・・・ 娘が戻ってきて、また、絵本を覗き込みました。
そりゃあ、こんなに笑ってる人をみたら、戻られずには、いられませんわなー。
娘さん、息子が声をあげて笑う度に、つられて笑います。
可笑しいことに、絵本と、隣に座った兄の顔を、交互に見比べながら聞いているのです。
どうみても、絵本が面白いからではなく、兄ちゃんの笑い声につられて笑ってる

おまけに、息子のキラキラの目と笑い声が、絵本に、魔法をかけてしまったようで・・・

読んでいる私まで・・・・・・・・爆笑  
笑って、笑って・・・。最後には、読むのが辛いくらいでした。
ああ、息子よ。君って、やっぱり、読み手まで楽しくさせる天才なんだなー

さて、この息子が、読み終わって何を言うかと思えば、
「ほら、あれも面白かったよね。こまどりの真似して巣作るやつ。なんていう本だっけ?」
よくもまあ、何年も前に読んだ絵本のことを覚えているものです。
何年も?なんてものじゃありません。最後に読んだのは、たぶん、小学校3、4年の頃。
大好きで、大好きで、毎日のように読んでいたのでしたっけ。

「・・・・・・・・・。『くんちゃんのもりのキャンプ』でしょ。」
「そう、そう、それあれ、読んでよ。」
そんなこんなで、続けて『くんちゃんのもりのキャンプ』も、読むことになりました。

久しぶりに、息子と一緒に絵本を読んだ夜。
中学生になってからというもの、その数日前まで、小学生だったことなど忘れてしまったかの
ように、当たり前の顔をして、息子は、夜しか家にいなくなりました。
部活。部活。部活。塾が始まると、もっと、帰らなくなりました。
そのうち、たまに家にいても、会話は、「はい、はい、はい。」で終わるようになりました。

母にとって、一緒に本を読んだ記憶だけは、今も、彼の中に生き続けてくれているの
だと確信した、この夜の出来事は、最高のクリスマスプレゼントになりました。
会話なんて、「はい、はい、はい。」だけだって、いいじゃないかーと思えてくるから、不思議です。

この日の翌朝、娘が持っている絵本を見て、息子が
「ほら、あの本は、なんだっけ?モミの木の前でクリスマスキャロル歌うやつ。あったよね?」
と、話しかけてきました。
「?????」 なんということでしょう。結局、母は、答えられず。
「あんた、どんだけ、記憶力いいのよー。」と、二人で大笑いしました。
ああ、私たちは、今も、こうやって、ちゃんと繋がってるんだなー

子どもと一緒に、本を読むって、すごいことじゃない?

 

絵本を楽しく聞く天才が、今また、教えてくれたこと。 

 

 先日、幼稚園の図書係のメンバーで話をしているとき、クリスマスの本を選んでくれた
絵本大好きのママと、くんちゃん談義に花が咲きました。
すると、そのママも、年長さんの娘に読んでいたら、中学1年生の娘さんがとんできて、
「ほら、またやるよ!ほんと、くんちゃんて、馬鹿ーっ」と、一人で大騒ぎしてたと笑っていました。

ああ、くんちゃん。君は、永遠に、子どもの心に残り続ける天才なんだね。


どうなることやら・・・

2011-01-24 14:56:20 | 息子が一人で読んだ本

冬休み前に、友達から借りてきた、ハリー・ポッター全巻。



息子くん、ついに、ここまでやってきました。4巻の上。
読むのが早い人から言わせたら、まだ、4巻読んでるの 
で、母に言わせると、まだ、4巻なの どうするつもり です。

というのも、息子くん、剣道や宿題で忙しい中、限られた時間を、すべてハリーにつぎ込んでいるのです。
冬休みのある日、久しぶりに剣道が休みだというので、「もう、剣道休みがないんだから、冬休みの宿題、
今日中に、やっちゃいなさいよー!」と、息子に言い残して、出かけました。
ところが・・・・・・・・・・。帰ってくると、呆然と、頭を抱えて放心状態の息子くんが。
なんと、宿題のプリントを半ページやったところで、ちょっと休もうと、ハリーポッターを読み出したら、
やめることが出来ず、気がついたら、夕方だったというのです。
おいっ

自分では、読みたい気持ちを抑えることが出来ないというので(やれやれ)、読書は、勉強を早目に
切り上げて、寝る前だけにしたらどうだろう?ということになり、息子くん、納得。
読書が待っていると思うと、勉強ははかどるようになったらしいのですが・・・・・・・・・。

今度は、眠ることが出来ませんっ
昨日も、23時過ぎまで読みふけっているので、大きなカミナリを落としました。
まだ、4巻だということは、このままいくと、全巻読み終えるのには、学期末テストまでかかるでしょう。
おーい。もう、このテストから、内申点に入るって、わかってるかーい
息子さんよー
4月から、受験生なんだぞー。


幼稚園で読んでもらったよ

2011-01-22 16:04:24 | 娘と読んだ絵本のこと

幼稚園の先生が読んでくれる絵本が、大好きな娘。
年末は、何と言っても、このシリーズ。クラスのみんな大好きなのだと、おたよりに書いてありました。
図書館で借りてきたら、大喜びで、ただいま、1ヶ月目。延長、延長。誕生日には、この本かな・・・?

  『おばけのてんぷら』 せなけいこ

息子は、あまり、せなさんの絵本が好きではなくて、ほとんど読んだことがなかったのだけれど
娘は、せなさん大好き!・・・・・・・・・なんというか、予想通り?

ねこさんが、「おいもはいいけど、おさかなはいやだよ。」という所が、何より大好きで
良いにおいをかぎつけたおばけが、うさぎの家に入り込むシーンでは、鍵穴ではなく、
煙突から入るべきだと主張。
ここで、毎回中断し、娘の「煙突案」の熱弁を聞かなくてはならないお約束です。
しかし、うさぎの家に煙突があるなんて、よく、絵を見ているなーと関心します。
子どもの絵を見る力は、本当に、素晴らしい!

そして、最近、先生が読んでくれているのは・・・・・

 『だめよ、デイビット!』 デイビッド・シャノン 小川仁央・訳

まだ、おたよりが出ていないので、みんなの様子はわからないのだけれど、はっきりしているのは
娘は、超ーーーーーーーーーーーーお気に入り!ってこと。
毎晩、布団の中で、あれこれ話しをしながら寝るのだけれど、最近は、毎日、この話です。
今日のデイビットは、これした、あれしたと。
絵本だから、毎日、やることは同じだと思うのだけれど・・・・。おかしい。
一番のお気に入りの悪いことは、おしりを出すところみたいです。

そして、今朝。起きたときの第一声は、なんと
「デイビットのお母さんはね、どんなに悪いことしても、デイビット大好きよって言うんだよ。」
でした。爆笑。
あんまり可愛かったので、抱きしめて「母さんも、どんなに悪いことしても、ちゃんが、大好きよ
と言ってしまいました。うふふ。

すると娘さん、
ちゃんね、デイビットが、ごめんねって謝ったから、お母さんが、許してあげるって思って、
それで、大好きって言ったと思う。」と。
そこで、母さん、
「でも、母さんは、謝らなくてもちゃんのこと、大好きだけどなー」と。
娘さん、ぶつぶつ言いながら、
「だけど、やっぱり、ちゃんは、デイビットが謝ったから、許したんだと思う。」と言っていました。

なんでしょうねー。
幼稚園で、友達と喧嘩しては、謝る、許すとやっているからかしら?
家では、頑として謝らない娘さんだから、謝るって、ものすごく重大なことなのかもしれない。
許すということも、幼稚園で教わったこと。(家では、女王さまだからなー)
集団生活で、小さいながらに、色々考えてるんだね。

最近のお気に入り絵本。
お友達と一緒に読む絵本は、また、格別なのだろうな。
先生、どうもありがとう。


冬の読書

2011-01-20 15:55:40 | わたしの読書

色々なこと考えすぎていたから、なんだか気が抜けてしまって・・・。
人生、本当に、色々あります(笑)。で、滞っていた読書を開始しました。
放り出していた本たちに、読みふける毎日。夜の時間の短かったこと!!!
寒い夜は、読書には向いないと、身にしみて感じたけれど、久しぶりに、狂ったように
読んで、楽しかったです。

『太陽の光』アニカ・トール  菱木 晃子・訳

ようやく、四巻まで読了。でも、四巻、あっという間だったように感じます。
ユダヤ人収容所を免れることができた少女たちの、もう一つの戦争の物語。
免れた故の苦しみ・・・そんなこと、今まで、考えたこともなかった。
その心の叫びが、胸に突き刺さります。
唯一の救いは、希望に満ちたラストだったこと。
世界が平和でありますように。心から、そう祈りながら・・・本をとじました。

四巻、すべてが素晴らしく、飽きさせなかった。
何より、主人公の姉妹以外の登場人物が、とても丁寧に描かれているのが、良かった。
良い本に出会ったなーと、しみじみ。
息子は、読んでくれるだろうか?女の子が主人公だから、無理かな?


 『ビリー・ジョーの大地』 カレン・へス 伊藤比呂美・訳

昨年、「ことり文庫」さんで、店主さんに薦められた本。
すごかったです。

詩のように語られる物語は、痛々しいまでの少女の叫びで出来ていました。
いや、痛々しい・・・なんて、そんなペラペラに薄っぺらいものじゃない。
痛みをこらえながら、身を削り、心を搾り出すように語られる言葉。
凶器のような大地に足をふんばり、生きていこうとする少女の姿に、こちらまで、歯を食いしばる。
耐えられなくなって、何度も何度も本を閉じ、少し時間を置いてから、もう一度、本を開いた。
(でも、ビリー・ジョーは、その痛みから、一時も逃れられることは、ないのだけれど)
最後に見出された希望が、淡い光ではなく、土ぼこりの向こうに、ギラギラと輝く太陽のように
力強かったことが、この物語を象徴しているようで、素晴らしかった。

息子が、高校生になったら、この本を差し出してみようかと、ふと思う。「豚の死なない日」と一緒に。
どうだろう?人間のたくましさ、強さ、弱さ、醜さ、美しさ。
生きていくことの苦しみ、そして、素晴らしさ!!!
その時には、この本、きっと、ことり文庫さんで買えるだろう。

村上春樹が二冊、もうすぐ読み終わります。
来週には、図書館から、何冊か届く予定。
風邪をひかない程度に読もうと、自分に言い聞かせてから、取りに行こう。


出口

2011-01-16 20:37:40 | 赤ちゃん日記~娘さん日記

ストライキのトンネルに入った娘。
驚くほどあっけなく、そのトンネルから抜けました。食べ始めたのです。

昨日、朝、一口しか食べなかったのに、昼食は普通に・・・食べました。
自分の分のスパゲティを食べて、「おかわり!」と言って、私の分もぺロリ。
ようやく、ようやく、トンネルを抜けたのかと、嬉しくて・・・
夕食を張り切って作ったのだけれど、なんと、昼寝から起きず、そのまま就寝。
夜中、2度はぐずぐず言う人なのに、揺すっても、何しても起きませんでした。
またもや、肩透かし。さすが、簡単には、いかせません。

何なんだ、この眠りは。
居間に敷いてある、ぬいぐるみを寝かせる為の赤ちゃん布団に、倒れるようにして
寝ている娘の顔を、ため息まじりに見つめました。
久しぶりに、お腹一杯食べて満足したのか?
それとも、心につっかえていた何かが、はずれて、自分でもホッとしたのか?
とにかく、パジャマに着替えさせても、頭のゴムを引っ張って取っても、眠り姫は
全く、起きる気配がなく・・・そのまま、朝でした。

そして、本日、朝から普通に食事しています。
昨日の昼食は、「べーしないで、食べれたよ!」と、いちいち報告していたのに
今日は、そんなことすら忘れてしまったかのように、普通に食事していました。
(眠りすぎて、忘れたのか!?)

お昼ときたら、サンドイッチにウインナーロールを頬張って、3時のオヤツに
お兄ちゃんのお弁当の残りの「おにぎり」(大人用)を一つに、パンを一つぺロリ。
頑張って!と励ましたら、しぶしぶ、トマトも食べました。
(トマトは、前は、大好物で、いくらでも食べられたのですけれど)

夕食も、普通に食べました。
これが、数日前まで、一日、数口しか食べなかった人の食事でしょうか?
本当に、本当に、この子は・・・・・・・・・・・・・・・・・なんなの!!!

一週間前、普通に食べられていたものが「嫌い」になっていたりして、好き嫌いが
思い切り増えているので、全く、元の状態に戻った訳ではないけれど・・・・・。
なんと言っても、数日前まで、オヤツに、みかんを、まるまる3つも食べていた人が、
みかんが嫌いになったと言うのだから、不思議です。

でも、それでも、良かったと思わなければいけません。
数日前、
「このまま、一日、数口しか食べられないことが続くようなら、どこかに相談した方が
良い」と、小児精神科にかかることを真剣に検討し、その時期を幼稚園の先生と
話し合ったぐらいの状態だったのだから。

今は、多くを望んではいけない。そう、自分に言い聞かせて、好きなものを
バクバクと食べる娘を、にっこり笑って迎えることに決めました。
最初からやり直しだと思って、離乳食を始めた頃に戻ったと思って、はじめよう。
食べたいと思わせる料理、作ってやるから、待ってなさい!

今回、娘から教えてもらったこと。
当たり前のことは、当たり前ではないということ。そして、何より・・・・・
叱るときは、感情的になって叱るのではなく、ちゃんと心を込めること。
そうしないと、こういう事態になった時に、自分に自信がなくなってしまうから。
自信を持って!
そう励まして下さった方々、本当にありがとう。

そして何より、ご心配をおかけしたみなさま、本当に、本当に、どうも、ありがとうございました。


ストライキ5日目

2011-01-15 09:59:01 | 赤ちゃん日記~娘さん日記

ストライキ5日目。
ようやく、出口が見えてきました。たぶん。

昨日の夕食、ずっと夜勤務だったパパと、塾や剣道で忙しかった息子と、久しぶりに食卓を
囲みました。メニューは、鍋と焼き魚と、またまた、しらす干し。

しらす干しは、息子も好物。
中学生らしく、娘に一番を譲りましたが、その後は、全く、遠慮なし(娘の状況は知っているハズ
ですが)で、お互いに、奪い合うようにして、ご飯にかけて食べました。
娘さん、茶碗半分ですが、ペロリと完食。お鍋も、野菜を一口食べました。
やったー!
はたと、あの叱った夜からずっと、母娘は、テーブルに向かい合って、お互い、その状況に
煮詰まっていたのだということに気づきました。

このまま、いける?と、一瞬思いましたが、ここまでコジレテしまったものが、そうは簡単に解決
するはずもなく・・・・。
朝食は、剣道でいない息子に代わって、父さんが一緒に「しらす干し」を食べましたが、昨夜の
ようなミラクルは起きず、口に入れて、泣きながら吐き出しました。ふう。

朝食が終わったら、パン屋さんにもらった、食パンの耳を、父ちゃんの職場の池にいる亀に
あげに行くという約束をしていたことを思い出し、
「朝ごはんを何も食べれてない子を、こんな寒い中、外に連れて行く訳にはいかない。」
と説得したら、途中、泣き出して吐き出そうとしていた大根の煮物を飲み込みました。
パンでも良いからと言ったら、ロールパンも四分の一食べました。

大好きな大根は、今までだったら、大人と同じ量食べていたのに、やっと一口。
元のようにとはいかないけれど、一口ずつでも食べられたこと、吐き出そうとしていたものを
説得で飲み込めたことは、大きな、大きな一歩!たぶん!!
ぼんやりとだけれど、出口が見えてきた気がします。
ほぼ絶食状態だった2日目を思えば、すべては、良い方向に向かっていると確信して良い
のかな。

亀にあげるパンを、一緒に、1センチ角に包丁で切って用意し、娘は、父さんと一緒に池に
意気揚々と出かけていきました。池に、氷が張っていませんように!!!
(食事以外では、全く、いつもと変わりないところが、謎です)

静かな家で、部屋の片付けをしていたら、息子の通学バックの底に、新たな「謎」を見つけました。

 なんじゃこりゃー。

こ、こ、これは・・・
得意の、「自由にお持ち下さい」の張り紙の下、全部、持ってきてしまったと思われます。
通学途中に、馬鹿な男子中学生を相手にしていると思われる、このような張り紙が、よく
出ているらしい。
そして、その度に、どこに貼るつもりなのか判らないようなステッカーとかを持ち帰る息子。
あー。帰ってきたら、聞いてみよう。

しかーし。何に使うつもりなのか?たのむよ、4月から受験生。

まあ、すっかり頭を抱えている時でも、笑っていられるのは、まぎれもなく、この、謎の男のおかげ
なのですけれどね。


ストライキ4日目

2011-01-14 16:32:00 | 赤ちゃん日記~娘さん日記

ストライキは、4日目へと突入しました。

朝、好物の「しらす」をご飯にかけてあげたら、喜んで口に入れましたが、
しばらく噛んで、泣きながら吐き出しました。
やはり、大好物であったはずの「大根」にも手をのばしましたが、やっぱり、泣きながら
吐き出しました。結局、一口も食べられなかった・・・。
変わりに、牛乳を一杯飲んで、幼稚園に行きました。

幼稚園では、どんどやきの日ということで、お団子の差し入れを食べたようですが、
一つ食べて、二つ目は、泣きながら吐き出したとか。
お弁当は、吐き出さなかった代わりに、ほとんど食べませんでした。
でも、うずらの卵を2つと、枝豆を2つ食べました。
かぼちゃのサラダは、一つも食べられなかった・・・・・。

幼稚園でのお弁当。一度も残したことがない、ぺろりん賞だった娘さん。
幼稚園で出されるオヤツや食事は、年中さんや年長さんに負けじと、おかわり隊の
常連だった娘さん。
食べすぎ?と心配する位の、ぷっくりお腹は、年末の病気と重なって、すっかり、
ぺったんこになってしまいました。

それでも、お弁当は、一つも吐き出さなかったこと、昨日は、一口も食べられなかったのに、
卵と枝豆だけでも食べられたことは、少しずつだけれど、良くなってきているのでは?と先生。

帰り道、
「お腹がすいた。」というので、用意していった、小さなクロワッサンとバナナをあげたら、
ぺろりと食べました。さすがに、ストライキも堪えてきたのかな。
家についてから、もっと欲しいというので、クロワッサンを食べました。

このまま、固形物を飲み込めなくなるのでは?と悩んでいたことを思えば、これは、喜ばしい
ことではあったのだけれど、このままだったら、オヤツだけしか食べられなくなるんじゃないか?
食べたくても食べられないと、我がままで食べられないとの境目がなくなるのでは?
という問いが、頭の中で、ぐるぐるぐるぐる。

でも、オヤツを食べさせなければ、さすがに、お腹がすいて食べるだろうと思ったら、夕飯を
全て吐き出してしまったという事実があるので、どうしても、オヤツをあげない選択に、踏み切れず。
ポテトチップスとか、そういうオヤツにしないこと以外に、解決策が見出せません。
さあて、どうしたものか。

母さん、白旗寸前です。


ストライキ

2011-01-13 16:30:54 | 赤ちゃん日記~娘さん日記

新年初の娘のストライキは、かなりの大事になりました。
なんと、食べることをストライキしてしまったのです・・・・。

本日、3日目。
朝は、パンを一口。牛乳を3杯。幼稚園でも、お弁当を残したそうです。
前の日の晩も、サラダしか食べていないので、さすがに、お腹がすいたのでしょう。
放課後の「親子わらべうたの会」で出されたジュースを、一気に飲み干し、車の中で、
ケーキを一かけ食べました。でも、一かけ。
大人と同じ量のケーキを食べ、その後、普通に食事していた子が、です。
心というのは、なんと、すごいものなのかと、ただ今、思い知らされています。

きっかけは、夕食の時、いつものように、嫌いなものを口に入れて、吐き出したことからでした。
食事中、立ち歩いて遊びながら食べたりと、食事マナーが、全くなっていない娘さん。
もうすぐ、4歳だし、そろそろ、ちゃんと叱らなくては、いけないと思ったのです。
(それまでだって、叱ってはいましたが、ちっとも気にしていないようで、全く、改まる
気配がありませんでした。)

「いけません!」
たしかに、いつもより、声を張り上げました。
食べ物を吐き出すのは、作った人に対して、失礼だということを、キツク注意しました。
机の上に吐き出したものを、自分で拭きなさいと言いました。
泣くまで、叱りました。
でも、いつもより、明らかにひどく叱ったとは、私自身は、思っていませんでした。
だから、異変が現れた時は、何が起こったのか、全く、理解できなかったのです。

異変。娘は、食べ物を飲み込むことが出来なくなりました。
正確に言うと、飲み物は飲めていて、時々、一口程度は食べられています。
ただ、それ以外は、口にしても、飲み込めず、泣きながら吐き出してしまうのです。

食事以外では、いつもと全く変わらず、我がまま放題で、甘えたい放題の娘さん。
幼稚園でも、食事以外では、全く変わらず、お友達と遊んでいるそうです。
でも、食べられません。
心の中で、何が外れてしまったのだろう。

すっかり、頭を抱えてしまった母。
そりゃあ、しつけは大切なことだけれど、母ちゃん、食事マナーのことで頭が一杯で、
食べられるだけで幸せだということ、どこかで忘れていたのではありませんか?
頭を殴られたような衝撃です。

このストライキは、ちょっと、手ごわそう。
全く、出口が見えなくて、何事もないように、いつものように振舞うのも精一杯。
友達と食べるお弁当なら、少しは、望みがあるかと思い、好物のかぼちゃを買ってきました。
明日のお弁当は、かぼちゃのサラダです。


あけましておめでとうございます

2011-01-02 18:25:58 | つぶやき

あけましておめでとうございます

クリスマスから熱を出していた娘は、無事、平熱となりました
咳もほとんどなく、検査結果を聞きに行くのが、億劫になる位の元気です

ご心配下さったみなさんに、感謝、感謝で迎えた新年
ずーっと、家に引きこもっていた娘は、今日、もう家の中は耐えられない
と言うので、日の出ている時間に、ちょっとだけ、外で遊びました。
クリスマスに買ってもらった、キックスケーター?なるものを乗り回し、
犬の大くんと追いかけっこし、土いじりをし・・・ちょっと満足。
良かった。良かった。

近所の方のお孫さんは、やはり、先月、発熱と咳の風邪で、なんと、
半月寝込んだのだとか 流行っているという噂は、本当だったのですねー。
ああ、半月もかからなくて良かった。
スキーも、旦那の実家も行けなかったけれど、それを思えば、ラッキー
今年は、ラッキーな幕開けだったのだと、都合よく思うことにしました。

お見舞いに頂いたお菓子のため、何故か、母が、ジーンズが入らないかも
という状態に陥ってしまい、おかげで、新年の目標が、必然的に出来ました。
(お見舞いが、ほとんど、母の胃袋に入ってしまったことがバレちゃう
がんばります

今年も、どうぞ、よろしくお願いいたします