「ヘンテコどうぶつ日記」を読み終えてから、続けて読んだ「ボンヤリどうぶつえん」は、
やっぱり、なんじゃこりゃーで、母には理解不能。
サイの話は、とても面白くて気に入ったけれど、他のは・・・私の中の「なんじゃこりゃ」を超えている。
あまりに、なんじゃこりゃなので、ある夜、思わずポロリと・・・
「そろそろ、普通のお話読みたくなっちゃったな。」と、こぼしてしまった母なのでした。
それを聞いて娘さん、猛然と抗議。
「読み終わっても、次、これを読む!!!!!!」
ああ、娘の柔らか頭が羨ましい!
次は、「・・・・すいぞくかん」への予定でしたが、やっぱり休憩したくて、図書館の返却期限をたてに、
何冊かの絵本を読むことで、娘に納得してもらいました。
可愛くて、ほっこり。
私としては、何かが心に残るという感じではないなーというのが、正直な意見ですが、
娘は、たいそう気に入って、自分ひとりで読む時間にも、この絵本を選んでいました。
(ようやく、母が読書モードに突入したので、時間があるときは、2人で布団の上で、それぞれの
読書を楽しむようにしています)
学校で「音読」を繰り返しやっているせいか、家でも、読むときに、大きな声で読む娘さん。
隣で、一緒に本をひらいている母、どうも、自分の読書に集中できません(笑)
おかげで、そのうち、私が、読み聞かせしてもらっている感じになります。
そうするとね、この本、とっても素敵に思えくるから不思議です。
大切な人に読んでもらうって、それだけで魔法です。
「げんまん げんまん」のおかげで、もう少し、休憩が出来る感じです。
で、大好き「ももいろのきりん」再び。
小さかった息子に、私の妹がプレゼントしてくれた本。
何回も何回も読まされて、のどが痛くなるほど読まされて、、、、、
十年以上たって、はじめて娘に読んであげたのは、幼稚園のとき。
久しぶりに、私の中の王道を読んでみたくて(これも、長新太効果でしょうか)、手にとりました。
あー。すごいなー。
何年たっても、何回読んでも、決して色褪せないというのは、このことです。
最初に読んだときと、まったく同じ輝き。わくわく。くすくす。
すごいなー。すごいなー。と、うなりながら、読了です。
ちなみに、小さい時に読んだのに、娘が、ほとんどストーリーを覚えていたことは、本当に驚きでした。
子どもの記憶力、恐るべし。
ずっと手元に置きたかった絵本を、古本屋さんで見つけました。
娘に読むのは、はじめてです。
とにかく、探す。探す。
途中、母から本をとりあげて、ページを戻って、探す、探す。
ストーリーなんて、そっちのけ(笑)ま、いいか。
娘さん、
「もりのかくれんぼうは、最初からけいこを見ていたと言ってるんだから、(けいこが)森に入った
ページにも、もりのかくれんぼうが隠れているはずだ!」
と言い張って、読み終えてからも、けいこが森に迷い込んだページを必死で探していました。
しかし、残念ながら、そのページには、誰も見つからず。
もりのかくれんぼうのセリフに気づいた者の特典として、
そこにも、密かに、もりのかくれんぼうを忍ばせておいてくれたら、良かったのにね(笑)
「おひさまはらっぱ」の後、続けて読んだ中川さんの本を記録するのを忘れていました。
こちらも、再読。「三つ子のこぶた」。
娘は、「おひさま はらっぱ」よりも、楽しんで聞いていたように思います。
私は、奇想天外なストーリーが、どんどん展開していくお話が好きだけれど、娘は、こういう
日常を描いた、ほっこりしたストーリーが好きなんだろうな。
ちなみに、幼稚園のときも、たしかに喜んでいたけれど、より文章を理解できるようになって、
もっともっと、楽しめているように感じました。
その年齢にあった楽しみ方ができるから、本って、いいな。
だからこそ、いつ読んでも、何回読んでも、決して色褪せないということは、児童書の基本な
んだと思います。
いつ読んでも、何回読んでも、かわいい三つ子たち。
母は、これを娘にプレゼントしてくれたお友達のことを思い出しながら、本を読みました。
元気かな。早く、クリスマスカード書こうっと。