去年も驚いたけれど、今年も驚いた、娘のクリスマスプレゼントのリクエスト。
「わたしに あう おさらを ください。」
と、サンタさんに手紙を書いた小学1年生。
我が子ながら・・・本当に、面白い子だ。
何度も、
「おもちゃ じゃなくていいの?」
と、聞いたのです。
でも、娘の決心は固く、母は、娘のリクエストを変えさせることを諦めました。
必死にネットをまわって探し回ること数週間。
まずは、素敵な柄のクリスマスプレートにするか、毎日使えるものにするかで悩む。
で、外国からきたお皿がいいよね。サンタさんが持ってくるお皿だから・・・となる。
うーん、うーん。今年も、悩んだー。
母は、センスを試されているような気になって、本当に、ドキドキの1か月でした。
残念ながら、センスなしなしの母ですが、毎度、大喜びしてくれる娘。ありがたや。
そうそう。今年は、なんと、
あっちゃんのクリスマスの本にならって、サンタさんに、ケーキとお茶と飴を用意した娘。
(お茶は、学童保育に持って行った自分の水筒から分けていた)
もちろん、手紙つき。ありがたや、ありがたや。
夜中に、お茶を飲みながら、なんだか、幸せな気持ちになりました。
お礼の手紙は、今年もトールキンを真似た「寒くて震える字」で頑張りました。
ちなみに・・・・その努力もむなしく、翌朝、
「サンタさんの字って、お母さんの左手で書いた字に似てるね。」
と言われ、心臓が、頭からとびでるかと思った母でした。息子、苦笑。
父、「だって、北極は、ものすごく寒いから仕方ないんだよ。」と、ちっとも、答えになってない
答えでフォロー。
とりあえず、娘の発言に深い意味はなかった様で、無事に、乗り切れた・・・と思われます。
良かった。
こんなヒヤヒヤなこともひっくりめて、やっぱり、クリスマスって楽しいね。
そうそう、今年のクリスマスに、父と母がプレゼントした本の覚書。
娘さんには、
ことり文庫で、手にとって、何度も何度も手に取って・・・・・・・。
ああ、可愛すぎて、買わないでいることの方が難しいです。
さて、同じく、ことり文庫で息子に選んだのは、
プレゼントに殺人がテーマの本?という脳内ツッコミありつつも、やっぱり買った。
私は、この本のラストがとても好きなのだけれど、なぜか、あのシーンは、私の中で、クリスマスと重なるのです。
ずっと白黒だった世界に、ぱっと、色が広がるようなイメージ。
ものすごく、心に残っています。そしてそれは、クリスマスのイメージとつながるのです。
私は、心に深く入り込んでくる物語と出会うと、いつも、画像が頭の中にひろがります。
しっかりとした画像という訳ではなく、漠然としたイメージ。
この本は、そのラストのイメージが、本当に本当に、強烈でした。揺さぶられるようだった。
息子は、どう読んでくれるか?楽しみです。