ぼちぼち日記

大切な日々のこと

インクの匂い

2010-05-19 09:44:04 | つぶやき

少し?前の話ですが、ゴールデンウィークの最終日、一人で東京にお出かけしました!
久しぶり~♪なんて、もんじゃないです。嬉しかった~
場所は、御茶ノ水・美篶堂まつり
ツバメ活版堂のshorinさんに、教えて頂きました。

美篶堂さんは、ネット販売で知り、密かに、いつか、行ってみたいと思っていた紙や?
雑貨や?ノートや?さん。
(その時は、一度も見ていないものを買う勇気がなく、購入しませんでしたが)
ノート、スケッチブック・・・。
使わないくせに、気に入ると、ついつい買ってしまいます。
行ったら、絶対に買ってしまうと思っていたけど、やっぱり、買いました。

イベントでは、職人さんによる製本の実演もあり、昨年、コミュニティー保育の卒業アルバムを
製本し、ノリののせ方が悪く、べこべこに膨れ上がった本を作成した私としては、興味津々。
長時間作業のため、貧血気味の私は、途中で立っていられずに、ぬけてしまいましたが、
ノリをのせる所までは、しっかり見てきました。
製本用のノリを使うこと、すばやく塗ること。この二点が大切?
職人さんの仕事は、「あざやか!」としか、表現の仕様がありません。あー。美しい。


美篶堂さんのお店では、製本用のノリも売っていて、
買おうかな・・・と思いましたが、それこそ、いつ使うんだ!と、頭の後ろから、
誰かが、ツッコミをいれたので、なんとか、踏みとどまりました。
でも、いつか、作ってみたいな・・・
子どもの作品を本にしたら、きっと、一生の宝物だよなあ。。。なんて、想像力だけは、いつも豊かです。

そんな訳で、戦利品。



美篶堂さんのスケッチブック。ツバメ活版堂さんのポストカード。北極書店で買った古本。
スケッチブック・・・4冊も買いました。(あー。やっちゃった)
小さいスケッチブックは、特に気に入っています♪
本当は、色違いでもう一冊と思ったけど、また、誰かが「5冊?5冊も?」と言ったので、
なんとか、踏みとどまることが出来ました。

この他に、サルビアさんで、布ナプキンも購入~♪初、布ナプです。
ことり文庫さんで、布ナプキンを知ってから、ずっと、興味がありましたが、使ってみる勇気が、
ないままでいました。今回、touta.さんとサルビアさんのコラボの作を購入。
そして・・・・・・・すっかり、布ナプキン派 いいです いいです 



割烹着を美しく着こなすshorinさんのいるツバメ活版堂さんは、藤沢にあるアトリエ。
このイベントでは、ガリ版体験ができるコーナーがありました!
ふっふっふっ。↑私が、刷りました!・・・・・刷っただけです。でも、面白かった。
紙を置いて、その上に原版?を置き、ローラー?で、インクをのせていきます。
小学生にも出来る簡単な作業?と思いましたが、やってみたら、インクがのらないところが 
私ってば、つくづく、不器用なのね。

それでも、インクの匂いは、なんだか懐かしくて・・・一気に、小学生の頃に戻った気がしました。
あの頃は、学校にコピー機なんてものは、なくて(たぶん)、どの印刷物からも、インクの匂いが
たちこめていたものです。
先生のお手伝い。ボールペンの先で、強烈な匂いのする用紙に傷をつけて、文字を書いていった
記憶が。違ったかな?
いいなー。インクの匂い。

電子書籍のブーム到来?なんて、テレビで見たけれど、私は、やっぱり、本派です。紙派です。
紙の質感も、紙やインクの匂いも、全部ひっくるめて大好き。
手触りとか、匂いとか、大きさとか・・・・・。そういうものがなくなったら、一体、人間の記憶って
何を頼りにしたらいいんだろう。
便利なものは、便利なものとして、使いこなせるようになったら使えばいい。
でも、便利なものが当たり前になったら、駄目だと思うのです。
インクの匂いを胸に、一人、ロマンスカーで(やっぱり、乗っちゃった)考え、考え帰ってきました。

せっかくだから、ミッフィーちゃんも見ていこうかと思っていたのだけれど、
スケッチブック4冊と行き帰りの特急代(ついつい、座りたくて)が祟って、チケット代を払う余裕が
なくなりました。(どんだけー)
メトロの入り口までは行ったんですけど・・・ね。
うーんと考えて、JR駅に方向転換です。
さようなら、銀座 今度、行くよー
でも、きっと、すごい人だっただろうから、これでよかったのかな。


ニコニコ顔の作り方

2010-05-13 14:51:48 | 赤ちゃん日記~娘さん日記

お布団の中で、幼稚園であったことを、あれこれ話すのが、最近の習慣。
昨日の夜、
娘が、言いました。

「Rくんはね、Nちゃんが、しゅき(好き)きなんだよー。」
「へえ、そうなんだ~」
「Nちゃんはね、いっつも、ニコニコしてるからと、思うよー!」
「そうだねー。ニコニコしている子と一緒にいるのって、楽しいもんねえ。」
「うん。も、Nちゃん、大しゅき(好き)!」
「じゃあ、ちゃんも、いつも、ニコニコしていようね。」
「ううん。無理
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。どうして?」
「だって、ちゃん、いっつも、怒ってるもん。」
「いつも、怒ってるの?どうして?」
「あのね・・・」

「だって、Nちゃんのお母しゃんは、いっつも、ニコニコしてるでしょ?
だから、Nちゃんは、いつも、ニコニコしてるんだよ。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ガーン。ガーン。ガーン。
脳天を平手チョップされた気がした夜。
私の質問の答えになってないようで、答えになってる。あーあ。

最近、叱って、娘を泣かすことが増えています。
食事中に立ち歩くこと、食事中に食卓にあがること。
床に、クレヨンでラクガキすること。
そろそろ、ちゃんと叱らなくては!と、この数日間、泣くまで叱ったのでした。
(だって、ただ叱っただけでは、全く、やめないんだもの)

・・・・・・・・・・・・でも、叱った後に、抱きしめてたかな?
ちゃんと、ニコニコ顔で、「よく、やめられたね」って、言えてたかな?
忙しさの中で、イライラしてなかったかな?
娘よ、ごめん。ごめんね。


『かばくん』

2010-05-13 13:25:34 | 娘と読んだ絵本のこと

 『かばくん』 岸田 衿子(著), 中谷 千代子(絵)


娘が動物園デビューした日の夜、数年ぶりに、この絵本を出してきました。懐かしいなー。
でも、行った動物園に、かばがいなかったせいか、娘さん、終始、「ふーん。」の表情。
それから、何回か読んだのだけれど、やっぱり、無表情。
自分から、「読んで!」という展開には、残念ながら、
なりませんでした。

ところが、テレビで、鹿児島の動物園にもらわれてきた、かばの「龍馬」くんのニュースを
観てから一変。
あっという間に、「今日は、これ読んで!」の一番絵本になりました。
中でも、かばの子「龍馬」くんが、飼育係さんの手から、キャベツを食べるシーンに釘付けに
なっていた娘。
それりゃあそうです。絵本にも、かばがキャベツを食べる場面が出てくるんですもの。
しかも、絵本の中のかばは、まるごと食べてしまうのです!

「食いしん坊だねー!」

絵本のページを開くたびに、娘は、声をあげます
いつものように、パターン化して言っているのか、そのたびに、感心して言っているのかは謎。
そしてもう一つ好きな場面。

かばより ちいさい かばのこ
かばのこより ちいさい かめのこ
かめより ちいさいもの なんだ
あぶく

ある日、お風呂にて・・・
私の身体に小さい「あぶく」が、まとわりついていて、それを、なんだろう?の表情で、手で
すくっていた娘に、「これが、あぶくなんだよー」と教えてあげました。
すると、娘の目が、ぱあっと輝きました。

かばより ちいさい かばのこ
かばのこより ちいさい かめのこ
かめより ちいさいもの なんだ
あぶく

お風呂の中で、二人で、何度も暗唱しました。
絵本の世界が、外の世界とつながる瞬間。何度、その瞬間に立ち会っても、感動しちゃう。

この時以来、絵本のこのページを開くと、私が読むより早く答えます。

かめより ちいさいもの なんだ
「あぶく!!!」

娘にとっては、この絵本は、ツッコミどころ満載絵本。
どもページも、本当に楽しそう。で、ある日・・・・・・・・

おきてくれ かばくん
どうぶつえんは もう11じ
ねむいなら ねむいと いってくれ
つまらないから おきてくれ


を読んだら、感極まったように
「あー!ここ。ここがしゅき(好き)。だから、この絵本しゅき(好き)なんだ~。」と。
・・・・・・・・・・・・笑える。

かばくんの日常そのままに、ゆっくりとした時間が流れる絵本です。


はじめて借りたよ

2010-05-10 09:55:51 | 娘と読んだ絵本のこと

娘の通う幼稚園では、二階にある図書室で、みんなで本を借りる「図書貸出日」
という日が、月に一度あります。
「一人二冊まで」というお約束を守って、クラス(学年)ごとに本を借ります。
貸し出しを担当するのは、保護者の会の図書係さん。(強制ではありません)
今月は、私も、はじめての図書係のお仕事日でした♪

年長さんのクラスから順番に借りにくるのですが、年中さんの後、待っても待っても
年少さん現れず・・・
ちらりと様子を見に行ったら、年少さんは、二階にあがるだけで大変な騒ぎなのだと
いうことが、良ーくわかりましたおかしすぎ。先生、いつもありがとう。

そんなこんなで、ようやくやってきた小さなお客さんたちは、あらかじめ、図書係ママたちが
テーブルの上に出しておいた絵本の中から、思い思いに、絵本を選んでいきました。
(年少さんは、棚から選び出すのが難しいので、良さそうな絵本を選んで、テーブルの上に
出しておくのです)
は、ちゃーんと、選べるのかな?
そんなことを考えながら、ワクワクしながら覗いていたのだけれど、
あっけないほど・・・あっという間に選んで、自分の袋に二冊入れました。
もう少し、色々な本と比べて選んでも良さそうなものだけど、、、直感の人なのね。
娘が、はじめて選んだ、記念すべき 本は・・・・・

        

『ノンタンいないいなーい』 おおともさちこ    『ぶーん ぶーん』 とよたかずひこ

見事、私が、選らばなそうな絵本でしたーっ
そうそう・・・
貸し出しカウンターでは、自分の名前を係のお母さんに言って、今は懐かしい「図書カード」に
書き入れてもらいます。ちゃんと言えたかな?

「自分で選んで、自分で借りる。」
ただ、それだけのこと。ただそれだけなんだけど、どの子も、なんだか誇らし気で、嬉しそうで
なんだか・・・大感激

すったもんだの図書貸し出しが終わると、絵本の読み聞かせタイム。年少組は、今回は、私が担当。
物語性のあるものと、両方用意していきましたが、先生から、
「今日は、はじめてなので、簡単な本で。」というお話しがあったので、こちらを読みました。

 『かおかおどんなかお
』 柳原良平

思った以上に、みんな真剣に聞いていました。
これだったら、物語の方でも、大丈夫だったかもしれないね。今度、読もうね♪

こんな、さりげない形で、保育に参加できるのって、なんだか、とっても嬉しいな。
子どもの成長のようすを感じながら、3年間通える幸せ。この幼稚園にして良かった

 図書室で私を見てしまった娘は、教室に帰れなくなってしまい、号泣
先生も、「そりゃあ、そうよねえ。今日は、お母さんと一緒に帰りの会しようね。」と言って下さり
私と一緒に教室におりました。
「もう泣かない!」と宣言し、その言葉通りに通い始めた娘ですが、やっぱり、我慢しているんだ。
えらいね。えらいね。イッパイ、抱きしめてあげた帰りの車なのでした。


春キャンプ

2010-05-06 10:19:30 | 旅行・キャンプ



息子の部活のゴールデンウィークの予定がわかったのが、4月末だったので、チェックしていた
道志や丹沢のキャンプ場に電話をかけたときには、すでに、どこも予約一杯。
これは、もう駄目かなあと、思ったのだけれど・・・・・・。見つけたんです
なんと、予約必要なし!早いもん順!キャンプ場。(バンガローは要予約)

正直、不安がなかったと言えば嘘になるけれど(トイレとかに)、もう、そんなこと言ってられない!
それもまた思い出だーっと、娘がトイレを拒否すること覚悟で、オムツ持参で行きました。

ふっふっふっふっ。超穴場キャンプ場でしたっ
大きな休みがとれた時以外は、たぶん、もう、このキャンプ場以外、行かないと思います。
そのぐらい良かった 名前は、こっそり書いときます・・・ヒソヒソ「大滝キャンプ場」ヒソヒソ。

家から、近い!
「予約がいらない = キャンセル料がいらない」
体調や天気によって、その日の朝、行くか行かないかを決定できるというのは、小さい子がいる
家には、最高です。
おまけに我が家には、最悪、前日にならないと部活の予定がわからない息子が一人。
川が美しいっ!広いっ!流れが緩やかで、浅瀬がイッパイ
3歳の娘が、一人で、好きなように動いて大丈夫な川
親は、疲れたら、椅子に座って見守るだけでよいんだもの。デイキャンプだけでも楽しそう♪
トイレが一つしかないので、運が悪く、はるかかなたのサイトになったときは、ご愁傷様。
でも、清潔なトイレがあるだけで幸せです 
(清潔だけれど古いので、高規格キャンプ場でないと駄目な人には、無理かもしれないけれど)
たった一つ、残念なことをあげるとすれば、フリーサイトで予約不要なので、キャンパーの質に
左右されるところぐらいかな。管理人さんは、そういった所は、基本的に監督してくれません。
良い場所を、占領する人も・・・。広いので、グループ客も多し。犬にリードを付けていない人も・・・。
それぞれのマナーが問われます。運が悪いと、散々な目にあう可能性もあるかもしれないな。
(朝まで、ご宴会~のような)

   

美しい自然の中で、息子は、一人、川原で昼寝。
大人の膝下ぐらいの川を、ジーンズのままジャブジャブと渡っていって、みんなが遊ぶ浅瀬から離れ
一人、のんびりと・・・、誰にも邪魔されずに(「早くしなさい!」なんて言われることなく)、思う存分、
ボーっとしておりました。

旦那は、大くんを連れて、良い「蔓」がないかチェック!
娘と私は、ひたすら、石を拾ったり、砂で遊んだり。ひたすら、ひたすらデス。
巨大砂場!?では、ケーキを作って遊びました。
トッピングは、川を流れてくる葉っぱと、小枝、綺麗な色の小石。
娘は、乾いた砂をかけては、「クリームだよ!」と



広い、広い、川原。
ジャイアンみたいな体型の小学生男子が、夕方まで、海パン一丁で、ウロウロしていたのが、
たまらなく嬉しくて、楽しかった。
その横を、フリース着込んだ大人が通ったりすると、最高!
何と言っても、山の中。
日が当たっていれば、いいけれど、ちょっと雲がかかるだけで、ぐっと冷えるのです。
(翌朝は、なんと、白い息~
楽しいと、寒いのなんて、感じないんだよねえ。きっと。

楽しくて、楽しくて。
2日目。帰りの車の中で寝てしまった娘は、大好きなレストランでも目を覚ますことなく、朝まで寝続け
たのでした。これぞ、遊び疲れ!もう起き上がれないほど遊ぶって、どんなだろ。
いいな。いいな。また行こうね。



家に帰ってきてから、持ち帰った「石」を、玄関に並べました。
いつも、テントの設営と火おこしの時に、つまらなくて大騒ぎする娘さんの為に、今回、ポスカを持って
いきました。(おかげで、仕事がスムーズ
娘は、色をぬることにのみ集中していたので、そのいくつかに、母が、絵を書きました。
「お家」と「鯉のぼり」に変身だよー。娘さん、大喜び!
「石」って、色々な形があるんだね。面白いね。

新幹線と象さんの「石」は、母が、二時間、川底を探して見つけたもの
これだけは、娘に触らせず、一人で描きました。ああ、大人げないっ。
キャンプは、大人も楽しいなー。