ぼちぼち日記

大切な日々のこと

お気に入りの絵本

2014-03-31 00:05:06 | 娘と読んだ絵本のこと

読み物の本も好きだけれど、絵本は、やっぱり違う楽しみがあるようで、
「絵本も読んで!」「絵本も読んで!」と言うことが多い娘さん。
早めに布団に入れた日には、読み物の本と一緒に読みました。

休みの日の朝は、パパに読んでもらうのも習慣に。
パパっこの娘さん。パパに読んでもらう絵本は、また、格別なようです。

 「アンジェリーナはスケーター」

「これ、ちょっと気に入ったかも。」
と、読み終わった後に言った娘さん(笑)。可愛いお話でした。
シリーズがあるみたい。また、借りてこよう。

 「こぶとり」

日本の昔話におじいさんが2人出てくるとなったら、絶対に、あとのおじいさんは、
悪いヤツだという思い込みを覆してくれました。
でも、娘は、「え?おじいさん、悪くなかったの?」などと言って、後のおじいさんは悪い人だと
思っていたらしい。ちゃんと聞いていても間違えてしまう、思い込みとは恐ろしいものです。
後のおじいさんは、こぶを取って欲しかっただけなんだよー。
なんだか、可愛そうだった。

でも、つい踊りをおどっちゃうおじいさんに、娘は、大喜びでした。
その辺の描写が、とても面白かった。

 「ゆきむすめ」

寒いうちに、是非とも、読んでおきたかった本。
怖い物語を何より嫌う娘なので、最後が怖くならないように細心の注意をはらって読みました。
やっぱり、おもしろいなあ。

娘さん、読み終わった瞬間に「そうなると思ってた。わかってたもん。馬鹿だよね。」と、クールに一言。
でも、その言い方が・・・・・やっぱり、怖かったんだねという言い方で、可愛かった(笑)

 「かげ」

絵本選びの参考しているブログで見つけて、早速、借りてきました。
字がないのに、この躍動感。すごいなー。

そろそろ先に進もうと思っても、娘が、何度も「待った!」をかけるので、永遠と読み終わらなかった(笑)

 「こびとのくつや」


「これ、好き。」と娘。昔話は怖いというイメージが先行していたところに、ハッピーエンドで嬉しかった様。
そういえば、外国の昔話は、ハッピーエンドが多いなあ。
めずらしく、「もう一回借りてきて!」と頼まれました。どこが、気に入ったのかな?

ちなみに、母は、この物語「もちろん知っている!」と思っていたのだけれど、服をプレゼントしたら、小人が
出て行ってしまうということを忘れていました。
ちょっとびっくりしたーーーーーーーーー。

 「ジャックとまめの木」

「こびとのくつや」を気に入ったようだったので、これも気に入るだろうと読みましたが、まんまと、外れました。

「長すぎる。」「もう、読みたくない。」

と、久々にピシャリと言われました。
その日は、娘さん、今、ハマっている「がまくん」シリーズを、早く読みたい、早く読みたい!と言っていたのに、
母の思惑で、無理やり読んでしまったのが悪かったと思われます。
本に、申し訳ないことした・・・・。また、いつかリベンジしようと思います。

これも、よくおじゃまするブログの中から探してきた一冊。
本当は、節分の前に、小学校の読み聞かせの時間に読もうかと思って借りてきたのです。
ちょっと長いかなあ・・・と思って、小学校での読み聞かせに使うのは、やめたのだけれど、これがまあ、
娘さん、びっくりする位に気に入りました。

めったに、2度目を要求しない娘さんが、何度も、何度も「読んで」「読んで」とせがみます。
図書館に返したくないと言って、「誰も予約していませんように。」とお祈りしてから図書館に(笑)
季節はずれで気に入って良かったです。
母にとっては、そんなに気に入る要素がない、イマドキの絵本に思えるのですが、違うようですねえ。
それでも、

ことしのまめは、よく ものをかんがえる まめ だったのです。

の所は、母も、ちょっと気に入っています。
「ものをかんがえる」って、なんだか、おかしいです。
ここを読むときは、つい、ゆっくりと、意味ありげに読んでしまいます。
もう、何回読んだんだろう。覚えてしまいそうです。

あんまり読んだものだから、娘は、ほとんど暗記してしまって、とうとう、一緒に声を揃えて読むようになりました。
暗記しているから、布団に寝ていても大丈夫。おかしいです。
何度読んでも、最後の最後のページで、鬼のお面をとったおじさんの顔を指して、

「ねえ、なんで、お面とっても、鬼の鼻なの?」

と質問してくるのが、また、おかしいです。


角野栄子さん

2014-03-16 00:34:34 | 娘と読んだ「よみもの」の本のこと

たかどのほうこさんと共に、毎晩、毎晩、少しずつ読んだ角野栄子さんの「ちいさなどうわ」シリーズ。

娘が幼稚園のときに、同じ幼稚園のママに勧められて読んだことがあったのだけれど、その時は、娘が
あまり喜ばず。そのまま、ずっと手にとらずに今まできました。
このシリーズも、今を逃したら読めなくなるかもしれないぞと思い、再チャレンジ!

まさに、今。どんぴしゃ。
とても楽しんで読みました。

   

母は、2巻のうそつきやさんと、4巻のザブーが好き。
娘は、2巻のうそつきやさんと、おばけが出てくる5巻が好き。

好みって、こう別れるもんなんだなーと、つくづく感心します。
でも、うそつきやさんは、一緒だったね。
なんと言っても、御代が「あくしゅ3回」というところが好き。

貸し出し中の1巻と6巻、早く、予約がまわってくるといいな。


たかどのほうこ 

2014-03-08 11:44:23 | 娘と読んだ「よみもの」の本のこと

「ロッタちゃん」と「やかましむら」が楽しくて、娘が、もっともっと!と言うので、このまま、エーミールかピッピに進もうかと思ったのだけれど、
リンドグレーンは、高学年でも楽しめそう。だったら、今しか楽しめない本にチャレンジするのもいいんじゃない?と、図書館に。

ずっと気になっていた「たかどのほうこ」さん。
以前、娘と読んで気に入った絵本「まあちゃんのながいかみ」の作者さんです。
まずは、「へんてこもり」シリーズ。そして、「つんつくせんせい」シリーズへ。



正直、言葉づかいやノリがイマドキで、オバサンには、しっくりきませんでした。
ストーリーも、どうしても、しっくりこなくて(苦笑)。

でも、娘は、大笑い&大喜び。
特に、「きまぐれろ」の巻が気に入って、しばらくの間、本の中で歌われる歌を歌っていました。
くすくす。子どもは、やっぱり、本の世界を楽しむ天才だな。

よほど気に入ったのでしょう。読み聞かせで読んだ後は、一人でも読んでいました。
息子は、何度も何度も、同じ本を「読んで!」と言ったけれど、娘には、2度目をせがまれたことがほとんどありません。
かわりに、2度目を自分1人で読むのが娘流。
声を出して読むこともあれば、静かに読むこともあり。何が違うんだろう。面白いな。



絵本だからか、「へんてこもり」よりは、私も受け入れやすかった「つんつくせんせい」シリーズ。
えー!そーくる?のストーリーも、素直に楽しめました。
娘は、やっぱり気に入って、大喜び。特に気に入っていたのが、「・・・・・ふしぎなりんご」の巻。

「子ども達が、栗がハリネズミだということに気づいていた」

ということに気づいた娘さんの顔ったら(笑)
この世の真理を見つけたような満足そうな表情でした。

そうそう、びっくりだったのは、「・・・・つんつくえんのくま」を読んだ時に、娘が、「3びきのくま」の絵本を読んだことがないと言ったこと。
(「3びきのくま」をモチーフにした?物語なのです)
えー!!!読んであげたことなかったかなあ・・・・・。
ということで、後から、図書館で「3びきのくま」も借りてきました。



とにかく、この絵の「3びきのくま」が、好き。他の絵は、どうしても好きになれず・・・。
これまた、母の趣味が走っていますが、まあ、ストーリーは同じだから良いということで。

絵本を借りてきた日。この絵本を読むの久しぶりだな、楽しみだなと思って、夜、絵本を出してきたら、娘に、
「ごめん。待ちきれなくて、さっき、読んじゃった。」と告白されました。
それでも、一人で読むのと読んでもらうのとは別ものらしく、「読んで、読んで」と言ってくれて、ホッ。
読み始める前に、小さな声で

「でも、くまの名前、読むの難しいよ。」

と、こっそり教えてくれたことが、最高に可笑しかったです!
で、読み終わっての娘の第一声が、「本当に、(「つんつくえんのくま」と)一緒だねえ。」だったことも、最高。
娘にとっては、「3びきのくま」じゃなくて、つんつくせんせいが本家になっちゃったらしい(笑)

でもでも、最後が違うんだよねえ。
「3びきのくま」では、女の子は、くまに見つかってしまうんだもの!
まあ、その怖さが、「3びきのくま」の面白さですからね。とにかく、「3びきのくま」も読めて良かった!

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1か月近くかけて、「へんてこもり」と「つんつくせんせい」を読み続けました。
「つんつくせんせい」は、まだ、貸し出し中のものがあって(一冊は地元図書館になし)全部は読めていないけれど、ね。

期待が大きかった分、母は、拍子抜け・・・の2シリーズ。
でも、1か月も読んでいると、なんとなく、このノリに頭が馴染んでいる自分がいます。
一段落して、ちょっと寂しい・・・・。いや、自分でもびっくり。

娘の方は、図書館に返してしまうことを残念がって、残念がって・・・。
いざ返すという日には、一瞬、「買っちゃおうかな・・・」と、考えてしまう程の娘のしょげっぷりでした。
せっかくだから、他の たかどのほうこさんの本も、読んでみようかな。
でも、あとはシリーズではなさそう。どれから読もうか悩みます。