ぼちぼち日記

大切な日々のこと

知らぬは親ばかり

2011-04-25 17:04:16 | つぶやき

遠くに引っ越した友達が、お仕事で東京に出てくるというので、つかの間のランチタイムを
楽しみました
電車の時間が決まっていると思うと、ついつい、あれも話さなくちゃ、これも話さなくちゃと
焦ってしまい、別れてから、「あ、あのこと、もっと聞きたかったな。」なんて思ったり。
ああ、悔しい。
でも、今度のお楽しみが増えたと思えばいいか。

そんな彼女が、間違えて二冊買ってしまったからと、息子に持ってきてくれました。



彼女の息子さんが大好きなシリーズなのだとか。
で、これを手にした時の私の台詞は、

「うーん。うちの息子くん、こういうの読めるかなあ。読んだことないからね。」

物語ばかり読んできた息子には、どうなんだろう?読めるのかな?と思ったのです。

ところが!!!
うちに帰って息子に手渡したら・・・・

「お!これ、知ってる。面白いんだよ。」

「!!!!!!!!!!!。知ってるの?」
「うん。友達の借りて読んだ。でも、最近のばっかりだから、1巻は読んだことなかったんだ。
ラッキー。すげえ、面白いよ。ええとね、、、、(と、内容をベラベラと一通り説明)」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、そ。」

おまけに、寝る前に、申し訳なさそうにやってきて・・・。何を言うかと思ったら、

「あのさあ、あの本、全部揃えたいんだよねー。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・。もうすぐ、誕生日・・・・・だからか

あー。私ったら、息子は、読んだことがないなんて言ってね。
息子の文系頭では、こういう本は、読めないなんて、思い込んだりしてね。

ああ~、知らぬは、親ばかり~
いやあ、ガツンと、心地良い一発頂きましたっ
わが息子、親の知らない顔を、いつの間にか、しっかり持ってる。
いつまでも、幼稚園の頃と変わらないと思ってたけど、おいおい、ちゃんと育ってますなー。


葉っぱの赤ちゃん

2011-04-16 10:35:21 | つぶやき

相変わらず風は強いけれど、春らしい陽気。
朝食を食べていたら、娘が、目を《びっくり!》見開いて言った。

「葉っぱの赤ちゃんが生まれた!」

赤ちゃん!可愛い言い方だねえ。
聞いている大人も、思わず、にっこり。

デッキの真ん中に立っている、けやきの木に、小さな葉っぱが生まれたよ。



ぐんぐん伸びる「けやき」の木。
葉っぱの赤ちゃんを見ていると、なんだか、ワクワクしてくる。
生命力って、伝わるなあと思う。なんだか、力がわいてくる。

でも、葉っぱが成長するということは、アブラムシの季節もくるのだなあ・・・。
駆除係の私は、ちょっと、ゲンナリ。
それにしても、いつの間にか、虫の駆除と枯葉掃除の係にされているのは、どうしてだろう。

そういえば、玄関のかえでの木の赤ちゃん葉っぱも、娘が見つけた。
こちらは、あまり虫もつかず、良い子ちゃん。



葉っぱの赤ちゃんと思って見ていると、なんだか、無償に可愛くなるから不思議。
葉っぱなのにね。

寒い寒い冬だったけれど、ようやく、春がやってきた。
木々たちの下では、お花もイッパイ!



なぜか、まだ頑張っている「クリスマスローズ」。
そして、「ビオラ」。





ビオラの季節ですねえ。
首都圏でも地震?の噂が流れる中、緊縮財政を声だかに訴えているのですが、密かに!
私の知らないうちに!土日のたびに!!寄せ植えやらが増えていきます。
でも、例年に比べたら、ぐっと少ないかもしれない。

でも、朝から、テレビを固定する金具を買いに行く!と言って、娘を自転車に乗せて、
ホームセンターに行った旦那さま。お花を連れずに帰ってこれるのか?見ものです。

「自転車で行くと多く買えない」というのは、私同様、旦那にも効果テキメン。

例年、この頃になると、会社帰りの道沿いにある安売りスーパーで、ほとんど枯れかかったポットの花が、
1ケース300円、ひどい時には、100円で叩き売りされ、それを買ってきては、美しく再生させるのが、
旦那の趣味なのですが、車でないと、ケースごと買ってこれないため、今年は、今のところ、
自称「花の病院」が開院されておりません。
「よしよし。」と思いつつも、毎年の光景なので、見られないのは、ちょっと寂しかったりして。

そんな旦那の強い味方。
幼稚園のお友達のママに、バラを育てておられる方がいて、(土から、全部、自分で作っているそう)
冬の終わりに、「つるバラ」を頂きました。

「バラには、興味ない。」などと言っていた旦那ですが、ちゃーんと、コーナーを作っていました。

 こんなに元気ですよー!

美味しいものも花盛り。



木苺に・・・・・



ブルーベリー。
あとは、蜂さんに頑張ってもらうだけ。その後は、ヒヨドリと娘との競争。



スナックえんどう。
こちらは、娘が、ハサミを使って、器用に収穫してくれます。
ちょっとした彩に、最高に重宝しています。プランターでも、元気、元気。

母に嬉しいものも花盛り。



我が家のトイレの芳香剤。
つるして置くだけで、良い匂いでイッパイになります。
このラベンダー、鳥が運んできてくれたものなのです
他に、レモングラスやミントも。
せっかくのブルーベリーや苺を食べられるのは悔しいけれど、こんな落し物もあったりして、
この関係は、意外と楽しいものなのです。
自然の猛威に怯える毎日を送っていると、なんだか、不思議な気持ちがします。

小さな庭イッパイの草木たち。
ただのジャングルに見えるけれど、こうやって写真に撮ってあげると素敵に見えるかも。
でも、美しいのは、この季節までで、ここからは、虫との果てしなく長い戦いが始まります。
しばしのお楽しみ。たくさんのパワーを、もらおうと思います。

娘の方は、数日前から「夜泣き」が始まりました。
最近、また増えた余震のせいかな。夜中、「ゆれてるーっ」と叫びます。
おかげで、寝不足がたまり、昨日は、頭痛でダウンの母。
重い頭を引きずって、アルバイトに行きました。
その後、思い切り遊ばせてあげようと思って、幼稚園の帰り道、近くの公園に寄りました。
帰ってきたら、17時を廻っていて大慌て。

それなのに、やっぱり、夜泣きして・・・・・。
ここよりも、はるかに大きな揺れの東北の子ども達は、どうしているのだろう。
それでも、昨日は、こちらでは、体に感じる地震はなく。このまま、収束してくれますように。
祈る想いです。

と思ったら、地震だ。


地震ごっこ

2011-04-09 16:05:20 | 赤ちゃん日記~娘さん日記

原則、計画停電終了だそうで・・・。
ようやく、アルバイト先にも、いつもの生活が戻りました。
幼稚園は、ゴールデンウィークまで午前中保育なので、しばらくは、毎日、
「お預かり保育」利用です。

先日、幼稚園に、お迎えに行ったら、園庭の丸テーブルを囲んで、お預かり組の
4人の子ども達が、ワイワイと楽しそうに遊んでいました。
あまりに楽しそうなので、しばらく、声をかけずに眺めていたら・・・・・

「地震だ!」

一人の子が言いました。

「かくれてっ!」

全員、テーブルの下へ。

「震度5だった。」「震源は、○○沖!」

この会話が永遠と続き、そのうちに、走り出して逃げる遊びになりました。
びっくり。お預かりの先生が仰るには、一日中、やっているのよ・・・と。
今も生きるだけで精一杯の人たちがいることを思うと、どうも複雑な気分になってしまった母。

始業式の日、そのことを、お友達のママに話したら、
「地震ごっこは、好きなだけやらせた方がいいんだってよ。」
と、教えてくれました。
逆に、やった方がいいのだとか。そうなんだ。。。

東北の被害があまりに甚大で、ここに暮らす子ども達の心の内なんて、考えたこともなかった
けれど、ここの子どもにとっても、人生で初めて経験した、大きな地震だったのだよなあ・・・
余震の揺れ。緊急地震速報のサイレン。防災無線の音。
みんなみんな初めてで、その度に、大人達が動揺するのも、きっと、感じてる。
テレビのニュースも、垂れ流しにしていなかっただろうか?自戒する。

この日本に、どれだけ、不安な小さい人たちがいるのだろう。
娘を抱きしめながら、一方で、
もっと大きな揺れや津波を体験し、大切な人を目の前で奪われた子ども達の心のことを
考えると、いたたまれない気持ちになります。


 春休み最後の日。娘とお散歩したら、道端に、こんなにお花が咲いていました!
                       お花の名前、「菜の花」と「ほとけのざ」と「おおいぬふぐり」しか出てこなかった。
                       むむー。わたしの頭。憎いです。

 一年ぶりに出してきたよ。

原発事故のことは心配だけれど、娘が寝るまでは、ニュースはつけないと決めました。
明日は、「晴れ」の予報。そうだ、娘と一緒に桜を見に行こう。
息子は、もちろん、部活です。

こちらは、とうとう、中学3年生。
新しいクラスが、とても居心地良いようで、毎日、ヒジョーに楽しそうです。(本当に、わかりやすい性格)
中学最後のクラス。修学旅行に行くクラス。楽しいことは、とても良いことなのだけれど・・・・・・
新米の受験生の母としては、あまりにはしゃいでいて、逆に不安。

「あのさー。随分、楽しそうだけど、授業中に、騒いでるんじゃないだろうね。」

新学期から、ついつい、余計な一言です。あちゃー。また、言っちゃったー。