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ぼちぼち日記

大切な日々のこと

PICA 富士吉田キャンプ場

2008-03-27 23:18:30 | 旅行・キャンプ

 宿泊したパオの天井から見た空

山中湖から河口湖に向かう道を、少し山に入ったところにあるキャンプ場。
PICAは、山梨を中心に、多くのキャンプ場を持っているのですが、
トイレもお風呂も管理が行き届いていて、とても、気持ちが良いのです。
あまりに綺麗なので、「あんなのキャンプ場じゃねえ!」というキャンパーもいる
かもしれないけれど、小さな子ども連れには、なんとも嬉しいキャンプ場。
昔、キャンプ場といえば、汲み取り式のトイレの壁に、大きな蛾がとまっていたもの
だけれど、時代は、変わったなあ~。嬉しいなあ~

しんと静まり返ったキャンプ場に響いているのは、風力発電のプロペラの音と、
鳥たちのさえずり。風が、木の枝をゆする音。
なんという贅沢でしょう!
娘のキャンプデビューは、テントではなく、パオという円形の建物。
テントを建てる必要がないので、思い思いに、好きなことをして過ごします。

私は、火おこしに夢中の男性陣を置いて、娘と二人で散歩。
枯葉の上をザクザクと歩いて行くのは、本当に楽しい。
子どもの頃から、枯葉の上を歩くのが大好きで、枯葉が道路わきに寄せてあるときは、
わざわざ、その上を歩いたものでした。

木の実も、たくさん落ちていて、すっかり興奮してしまった母。
明け方の気温は、まだ、氷点下になるということもあって、テントを張っている人は
誰もいなくて、広い、広い、テントサイトを、ぐるぐると宝探ししました。
ああ、娘が歩けるようになったら、きっと、喜ぶだろうなあ~
こんなにたくさんの宝物が、落ちているんだものねえ
この時期のキャンプ場は、もしかして、一番お得かも?
夏は人がたくさんいて、のんびり出来ないこともあるからねえ。

娘は、貸切状態の広いお風呂で、パパとお兄ちゃんと大はしゃぎ。
女湯まで、叫び声が聞こえてくる興奮ぶりでした。
おかげで、ばたっと倒れるようにして就寝。すばらしいっ!
パパと息子と一緒に、のんびりと、火を囲むことができました。
満天の夜空を見上げたり、
「本当に美しいよねえ・・・」そんなことを言い合いながら、ただただ、
うっとりと火をながめる。素晴らしい時間。
火って、まるでリボンのように、ヒラヒラと薪を包むのですよー。

翌日の朝は、カッコウの鳴き声で目をさまし、見上げれば、パオの天井に開いた
穴から、枝が風にゆれていました。
加山雄三のように、声に出したい気分!「幸せだなあ~」って。
でも、そんな幸せは、そこまででした
「頭が痛い。頭が痛いよう。」
息子が、寝袋の中で唸りだしたのです。
熱を測ると(娘が発熱することを恐れて体温計持参)37.8
そうなのです。なんと、息子くん発熱

なぜ?なぜなの?
4年連続・皆勤賞のあなたが、なぜ、今日、発熱なの?
心の中で叫んでしまった母でしたが、一番、悔しかったのは、当の本人。
荷物を片付け始めた私たちを見て、号泣
でも、でも、キャンプ場のフロントのお兄さんの計らいのおかげで、二日目の宿泊は、当日キャンセルではなく、予約日変更という形に。
半年以内なら、今回の宿泊代で泊まれるというのです。
息子にとっては、「また、必ず来れる」という確約をしてもらったようなもの。
ようやく、涙をぬぐうことができました。
PICAのみなさん、本当に、ありがとうございました。

帰り道。
一度下がった熱は、高速を降りたところで、なんと38.9
家に帰らずに、そのまま、小児科に直行いたしました。
あまりの高熱に、インフルエンザの検査もしたけれど、陰性。
咽頭炎でしょうとのことでした。
「たぶん、二、三日前に感染したんでしょう。山梨、残念だったね。可哀想に。」
先生の優しい言葉に涙するかと思いきや、ぐったりしていて、泣くことも出来なかった
母の血をひく「泣き虫くん」なのでした。

息子くん。今日も、まだ、一日通して38度台キープ。
毎年皆勤賞の5年生を、こんなに苦しめるなんて・・・この風邪、なんと、恐ろしや。
妹にうつさないように家でもマスクをしていなさいと、先生に言われたけれど、
うつるだろうなあ。。。
でも、もしかしたら、うつらないかも?だったら、嬉しいんだけどなあ・・・
息子が、布団の中で一言
「とんだ、春休みのはじまりになっちゃったね。」
「うん。春休みは短いから、マズイね・・・」口まで出掛かったけど、ぐっと我慢。
おっと、口がすべるところだった~
これから、出かける予定が4つと、新6年生だけの入学式準備・登校日が待ってるんだけど。
いったい、どうなることでしょう・・・・・。


『ラモーナは豆台風』

2008-03-17 12:12:03 | 息子が一人で読んだ本
『ラモーナは豆台風』 クリアリー作 松岡享子訳

続いています。家族で読書。

面白い。面白いんだけど、やっぱり・・・・
ヘンリーくんが主人公のときのようには、のめりこめない
そんな感じでした。
息子も、私と同じだったらしく、突然、読むスピードがダウン。
ヘンリーくんは、1週間もあれば読めていたのだけれど、これは、かなりの時間を
かけて、読了しました。

本当は、ラモーナは終わりにして、別の作品にしてもいいかな?とも思ったのだけれど、
パパが
「一度読み始めたら、シリーズは、全部読まないと気がすまない。」と言うので
次は、
『ゆうかんな女の子ラモーナ』をみんなで読むことになりました。

パパは、とても真面目なのです。
でも、そんな風にばかり読んでいるから、本が嫌いになっちゃたりするんじゃないかなあ・・・
と、心の中で思ったり。私の乱読も、どうかと思うけれど。
しかーし!ラモーナも面白くない訳ではないので、ここは、快く同意することにしました
4月に、ランサムのツバメ谷を購入予定なので、ちょうど、それまでに読める位の
量の本としては、ラモーナは、ぴったりサイズ。
読みやすいから、きっと、半月あれば読み終わるでしょう。
さてさて、ラモーナは、少しはお姉さんになっているかな?楽しみだね。

パパは、娘がラモーナみたいになったらどうしよう?と心配でたまらない様子。
ヘンリーくんのときは、ヘンリーくんが、息子みたいなことばかりするのを
大笑いしながら読んでいたのに、今度は、そうは思えないようです。

「どうしよう?友だちの髪の毛を引っ張ったりしたら?」ですって。
(今回の本で、ラモーナは、ちょっと威張りん坊の女の子の髪の毛を引っ張って、
しかも、髪を引っ張るのはやめません!と先生に宣言して、幼稚園を休学するのです)
息子が、「そりゃあ、絶対にやるでしょう。」とか言うもんだから、ますます心配に。
あのねえ・・・・・・・・まだ、1歳になったばかりですからっ!!

名探偵カッレくん

2008-03-17 11:19:44 | 息子と読んだ本のこと・児童書

『名探偵カッレくん』 リンドグレーン作 尾崎義 訳

面白かった!面白かった!面白かった~!!
ああ、どうして、今まで読まなかったんだろう。もっと早く読んでもよかったなあ。後悔
というのも、大好きなリンドグレーンの作品だということで、ずっと、気にはなっていたのですが、
図書館で手にとった時に読んだ最初のページが、やけに硬い文章で、息子には、
まだ難しいような気がしてしまっていたのです。

でも、それは間違いでした。
なぜって?その硬い文章には、訳があったからです。
それは、主人公の少年カッレの頭の中にいる、もう一人の人物・名探偵ブルムクヴィストが、
名探偵ポワロと名前を連ねる大物探偵らしく、語っていたから!だったのです(笑)

いやあ、それにしても面白かった。
なにしろ、楽しいだけでなく、ハラハラ・ドキドキも、かなりのものなのです。
(ごめんなさい。耐えられなくて、息子が学校に行っている間に、ちょっとだけ、先を
盗み見しました。反省。←もちろん、息子には、内緒です)
なんてったって、本物の宝石は出てくるし、銃撃シーンだって登場するのです。
だからと言って、ただ「怖い」だけではありません。
子ども達の想像力豊かな遊びの場面(戦争ごっことか、サーカスごっことか!やりました。やりました。私も。)をおりまぜながらの、それらのシーンなのです。

すごいなあ。リンドグレーンという作家さんは。
本当に、偉大な作家さんだったのだなあと、改めて思いました。
なにより、私が生まれる前に出版された作品が、今もなお、輝き続けているということが、すごいです。
以前、講演会できいたお話を思い出します。
本当の児童文学は、100年たっても、子どもの心をひきつけるのだと。


はじめてのお誕生日

2008-03-14 09:02:41 | 赤ちゃん日記~娘さん日記
1年前、フニャフニャの赤ちゃんだったなんて、もう・・・とても、シンジラレナイ!
すっかり大きくたくましくなりました。

初めての誕生日。
なんと、当日の朝、深夜2時ころから、いつもと様子が違うな?という感じになり、
3時の授乳時に熱を測ったところ、38.4起床時には、38.6
一週間前に予防接種をしたということもあり、病院に行くことになりました。
ただの風邪だからと、解熱剤だけもらって帰ってきたのですが、お昼には、
39.2 夜には、なんと、39.6 うわあ。
解熱剤を入れても、数時間後には39度で、どうなるかと思いましたが、
昨日の夜には、平熱に。ホッ

豆腐に味噌汁、おかゆという、散々な誕生日メニューになりましたが、
みんなで「ハッピー・バースディ」を歌ってあげたら、得意のスクワット踊りをしながら、
ニコニコと喜んでいた娘なのでした。おめでとう♪
(それから数時間後、39.6をマークし、ぐったりしてしまったのですが・・・)

プレゼントは、ガラガラと音をたてながら後ろをついてきてくれる、木のおもちゃ。
その名もカラームカデくん。しかし、カラカラと音がなるのが怖いのか?熱のせいか?
「あっち行って!」と、泣かれてしまいました。くすん。
お兄ちゃんからは、折り紙で作ったおもちゃ。こちらは、お気に入りの赤いバック行き。
そしてそして・・・
誕生日なのに、外にも行けず可愛そうだと、豆腐を買いに行ったはずのパパが
『いないいないばあ』のDVDを買ってきましたえーなんでー
息子に、「ホント、親馬鹿だね。」と言われ、ちょっと恥ずかしいパパ。
でも、買ってしまったものは、仕方がないのです。そんな訳で・・・・・
貰ったものの、全く使われていなかったDVDデッキ。娘の誕生日に、初仕事

そんな娘さん。驚くほどに、我の強い女の子になりました。
1歳の赤ちゃんが、こんなにも自己主張するなんて思ってもみなかった、一応ベテラン母しくしく。
気に入らないことがあると、そっくり返る、泣き叫ぶなんて当たり前。
おもちゃは床に叩きつける、食事は、お腹が一杯になると、ぐちゃぐちゃにして放り投げる。
私が、「あ」とか「こら」とか、声をかけようものなら、一瞬のうちにヘソを曲げ、
大の字になってしまいます。

先日は、お守りを仰せつかった息子が、
「(観葉植物の)土を食べようとしたから、駄目だって言ったら、ひっくり返って
動かないよー!土の上に寝ちゃったよ!どうしたら、いいんだよー!」と。
慌てて2階にあがると、床に散らかった土の上に、大の字にひっくり返った娘
私を見あげて、ニヤリ。・・・・・・・・・・・・ううむ
この一件で、観葉植物は、ベランダに出されることになりました。
昨日、それに気がついた娘観葉植物のあった場所で、呆然と座っていました。
そのショックの表情に、心の中で爆笑してしまった母。ぷぷ

こんな風に、理解力が高いのか?と思わせることも多いのですが、
衝動的に噛み付く、髪をひっぱるの悪行三昧。おかげで、外に連れていくのが恐怖。
他の子を泣かせてしまったら、いったい、どうしたら良いのだろうと腰がひけます。
(今まで、泣かせられる専門だったので、免疫ゼロの母なのです)
外では、良い子だったりして?とも思うのだけれど、どうなんだろう。

育て方間違えたのかしら?と、一才にして思わせる娘。オロルベシ。
それでも、その笑顔にメロメロで、ムニュムニュ・ゴニョゴニョ話しているのを聞くと、
もう、食べたくなっちゃうのですこんなだから、駄目なのだろうか
最近は、バックの中におもちゃを入れては出してを、繰り返すのにハマッています。
中でも、お兄ちゃんのおさがりのトミカのミニカーがお気にいり
言葉は、困ったときだけ、「ママ」と言って私を呼びます。
でも、一番、ちゃんと意味を捉えて言っていると思われるのが・・・・・「いやー
オムツをはかせようと捕まえると(ハイハイで逃げ回ります)叫ぶように言います。ふう。

でもね・・・
どんなに、やんちゃさんでも、お母さんは、あなたが大好き
何があっても、どんなことに泣かされようとも、それだけは変わらないから、ね。
娘ちゃん大きく、大きく、大きくなあれ。

『雑草ノオト』

2008-03-10 13:31:06 | わたしの読書
『柳宗民の雑草ノオト』 柳 宗民(著), 三品 隆司(画)

去年、庭の雑草とりに精をを出していたときに、名もない雑草たちの魅力に、
すっかり、とりつかれ(でも、しっかり摘んでしまいましたが)、この本を買いました。
すぐに冬になってしまって、しばらく出番がなかった、この本。
三月に入って、散歩に出かけられる日が増えてきて・・・ようやく出番です!!

この時期のお楽しみは、何と言っても、春を見つけること。
寒々とした風景の中に、小さな春の花を見つけたときの喜びは、何ともいえません。
先日、近所の畑の脇に、小さな青い花が咲いているのを見つけました。
「オオイヌフグリ」という、可愛らしい花。
子どもの頃、大好きで大好きで、よく摘んで家に持って帰ろうと試みては、失敗したものです。
どんなに頑張っても、花が、ポロリと落ちてしまうのですよね。悔しかったなあ。

そんなことを思い出しながら、ルンルン気分で帰ってきた私。
ところが、喜び勇んで名前を調べると、この愛らしい花の名前が、
「犬の陰嚢(ふぐり)」という意味の名前だということがわかりました。ショック!
そうなんだ・・・・・。知らなかった。
しかし、稀に、ピンクの花を咲かせるものもあるということもわかりました。
これは、嬉しい♪春の間、歩き回って探さなくては!!

 ホトケノザ

「オオイヌフグリ」の横に咲いていたのが、この「ホトケノザ」。
ホトケノザは、対生してつく丸形の葉や、その葉が頂葉では幾重にも重なって、
恰も仏の座、蓮台を連想させることから付けられたと云われるのだそうです。
そう思ってみると、もう、蓮台にしか見えなくて・・・なにやら、高貴な花に見えてきました。
名前って、大切ですよね。。。
でも、「オオイヌフグリ」の可愛らしさは、どんな名前であろうと変わりません。
気を悪くしないでね。「オオイヌフグリ」さん。

この本。
図鑑としては、(山歩きするような人には)ちょっと物足りないかもしれません。
子どもと一緒に探すなら、福音館の雑草の本の方が楽しいかもしれません。
でも、ウンチク大好きな人なら、大満足・間違いなし(それは、私)。
それよりなにより、雑草への作者の愛が溢れているのが、一番嬉しい。
一つ一つの雑草について書かれたお話が、とても楽しいのです。
これから、どんどん見つけていくんだそう思うと、もう、今からワクワクです。
まずは、ピンクの「オオイヌフグリ」。見つけられますように

あっという間の・・・

2008-03-08 00:02:18 | つぶやき

気がつけば、今日は金曜日。今週は、本当に、あっという間の一週間でした
おかげで、今日、やっと雛人形をしまう始末。ふう。

忙しさの始まりは、近所の人からの一本の電話。
「息子くんたちが、交通事故にあったから、今すぐ来て!」
頭が、真っ白になりました。
現場は、常日頃、私も怖いと思っている場所。
小さな道と大きな道がぶつかる、信号のない交差点でした。

到着すると、目に一杯涙をためて、立ち尽くしている息子が目に飛び込んできました。
無事でよかった。一緒になって泣きたい気持ちを抑え、怪我をしたという友だちを探します。
通報してくれた人たちの間をぬって見つけたのは、数時間前、たしかに、息子を迎えにきた友達。
道路に座って放心状態。鼻から、血が出ていました。
良かった。意識がある。大丈夫、大丈夫だ。
道路についた鼻血の跡を見て、溢れる涙を我慢できませんでした。

息子と友達は、道路の左側を走ってきて一時停止し、
横断歩道を渡ったって、反対側の道に向かうところでした。
友達くんが先頭。息子が二番目。忘れ物をしたもう一人が、後から追いつく予定でした。
ところが運悪く、左側に、道に出るタイミングを計っている車が停車していたため
(信号がないため)
大きな道から入ってくる車からは、横断歩道を渡ってくる息子たちの姿が、見えなかったのです。
そして、息子たちからも・・・・・。

近所の人が、息子を家に届けてくれ、私は、怪我をした子と一緒に病院へ。
一人、病院の処置室の前で椅子に座り、ぼんやりと考えていました。
あともう少し、車のスピードが出ていたら、もう二度と、この子と会えなくなっていたかもしれないんだ、と。

自分でも驚いたのは、事故を起こした運転手を、憎いと思えないことでした。
それは、友達くんの怪我が鼻血だけですんだことと(どうぞ、後遺症などが出ませんように)
その運転手が、とても良い人だったから・・・なのかな。
彼は、とても礼儀正しく、途中で帰っていく息子にも、
「怖い思いをさせてしまって、本当に、ごめんね。」と頭を下げました。
その真摯な態度は、見せ掛けだけのものとは思えませんでした。
たぶん・・・怪我をした子のお母さんも同じ気持ちだったのでしょう。
自分の電話番号を手渡し、謝り続ける彼に、「もう、いいんです。」と。

憎いと思えないのと逆に、恐ろしさだけが、ずっと私を捉えていました。
私も、この人の側に立つことだってあるんだ、という恐怖。
私だって、何か一つ間違えば、あちら側に行くことになるのだ。
車って、そういうものなんだ。
わかっていたけれど、わかっているつもりだったけれど・・・。ズシンと胸に響きました。
車社会の中で、いつだって犠牲になるのは、小さく弱い者たち。

子どもの頃、うちには車がなくて、どこに行くのも徒歩と電車
それで不自由をした覚えなんて、一つもなかった。
満員のバスに車酔いして、散々な目にあっても、それが当たり前だと思っていた。
なのに、一度、車という便利な道具を手にしてしまったら・・・
もう、その便利さを手放すことなんて、できない。
どうして、こうなっちゃったんだろうなあ。。。つくづく、つくづく、考えました。
答えは、出ないけれど・・・でも、やっぱり考え続けています。
そして、車を運転する前に、必ず
「自分は人を傷つけることができる、殺してしまうことができるのだ。」
ということを、今一度、心することにしました。
そして、今週の、もう一つの混乱の元は「ねんきん特別便」
来たのです。うちにも、とうとう!テレビで報じられている、例のモノが
一年契約の立場だったりと、あまり、ほめられたものでない私の履歴書なので、
こんな予感はしていたのです。
でも、いつだって、仕事は、精一杯、真面目に働いてきたのですよ。
ああ。本当に・・・タメイキでちゃう。

これがまた、説明書きが、理解不能なのです。
私の読解力では、とても太刀打ちできない備考欄。
旦那に読んでもらったけれど、やっぱり駄目・・・で、
書いてある相談窓口に電話したけれど、いつでも話し中。
「休日の次の日と、午前中は混雑しますので、その他の時間におかけ直し下さい。」
って、今は、その他の時間ですよねー!!
しかも、何故、時間をさいて、この特別便の資料に目を通し、勤め先の住所を探し出し、
書類を書いて、その上、電話代まで自腹なのですか?教えて下さい!!
あなた方が、怠慢な仕事をしているとき、私は、残業するのが当たり前の職場で、
必死に働いていたのです。この記録には、全くなかったことになっている職場で。

一向に通じない電話相談はあきらめ、とにかく、消えている職場の名前と住所を記入して、送り返すことにしました。
旦那が、コピーをとるようにと言うので、添えた手紙も一緒に、一部ずつコピー。全部で30円。
今まで、平和ボケだった自分を反省した金曜日。
しっかりしよう、もうすぐ40歳


ひな祭りの準備

2008-03-01 13:33:19 | つぶやき



すっかり、お雛様がいるのが当たり前の風景になった我が家。
先日、梅とお重箱?を両手に握り締めて、大の字になって泣いている娘を発見。
どうやら、母の目を盗んで、お雛様の道具を手に入れたのはいいけれど、
欲張って両手に持ったがために、バランスを崩したらしい・・・
きっと、後頭部を打っただろうに、頑として、お道具を手から離さない娘には、
さすがの母も、敬服いたしました。
それでも、転んでくれたおかげで、二つのお道具が、壊れる前に救出されたことは、
不幸中の幸い。本当に良かった。
無事に、買ったときのままの状態で、雛まつりを迎えられそうです。

明日は、おじいちゃんおばあちゃんを招いての雛祭りのお祝い。
料理を作るのは、元来、嫌いじゃないのだけれど(片付けは、とても苦手だけれど)
娘を気にしながら料理をするようになってから、失敗続き。
おまけに、明日は、パパはお仕事。
年休をとって、お昼に帰ってくるというけれど、肝心なのは、料理するときに
いてくれるかどうか!ってことなんですよ。

今朝、娘と二人で買い物に行って(スーパーではしゃいだ娘さんは、ただ今、お昼寝中)
あれやこれやと買い込んできたけれど、明日の朝、果たして料理することが出来るのか?
今日の夜、下ごしらえをしておかなくてはなあ・・・
でも、やっぱり料理は、当日作るのが美味しいのですよね。ぶつぶつ。

旦那のお休みの日に、春らしいうたも飾ろうと、久しぶりに筆をとりました。
2年ぶりくらいに持った「かな」の筆。力の感覚をまるっきり忘れていて、肩がコチコチ。
おまけに、流れ方も筆の入り方も、先生がいないので、自己解釈。
こりゃあ、駄目だ~。恥ずかしい~。
でも、久しぶりの緊張感が嬉しくて・・・一応、飾っちゃうことに決定!
ようは、本人が気に入ったか、気に入らないかの問題ということで(笑)
これに、息子の折り紙のお雛様を添えて飾る予定。

私は「かな文字」が好きなんだなということも、あらためて実感。
いつか、お手本がなくても、すらすら書けるようになりたいな。

いにしへの 奈良の都の 八重ざくら 今日九重に 匂いぬるかな

百人一首は、赤面するほどの恋の歌が多くて、一人、お手本片手にモジモジしてしまいました。
『書道・かな 百人一首を書く(上)(下)』村上翠亭


『みんなでね』

2008-03-01 12:43:57 | 娘と読んだ絵本のこと
『みんなでね』 まついのりこ

絵本に興味がない・・・というか、一つ所に、じっとしてられない娘なのですが、
最近、絵本をひろげると、嬉しそうに寄ってきてくれるようになりました。
『ごぶごぶ ごぼごぼ』は、一人でひらいては、指をつっこんで遊ぶようになりました。
もちろん、どちらも、最後のページまでは行き着かないのだけれど、

最近の流行は、断然『いないいないばあ』だったのだけれど、
いつの間にか、この『みんなでね』をひきずって回るようになりました。
小さくて持ちやすいのが理由の一つ。
ハードタイプだから、噛み付いても怒られないというのも、理由の一つ。
もう一つの大きな理由は、お兄ちゃんが読んでくれるから

実は、私が読んでも、ちっとも興味なしだったのです。
ところが、それを聞いていた息子くんが、この本を気に入って・・・
「ご飯作るから、みててー!」と頼むと、必ず、この本を読むのです。
私と違って、相手に興味があろうが、なかろうが、一向に気にならない息子くん。
娘がそっぽを向いていようと、何をしていようと、一人で笑って読み続けます。
おかげで、いつの間にか、娘のお気に入りに昇格~

人間の男の子、猫、カタツムリ、蟻、風船の面々が、

みんなでね、○○ したの

という言葉とともに、ごはんを食べたり、遊んだりするという、ただそれだけの絵本。
ただそれだけが、楽しいのです♪
息子は、「○○したのー。」と、語尾をのばしてページをめくります。
で、お約束。「こんなの、ありえねーだろー!」と、ツッコミ。
中でも、
「みんなでね、おしっこしたのー。」が、お気に入り。(息子が)
蟻がオマルに座り、風船までもが、おしっこしちゃってる絵は、まさに
ありえねー!のです!!!

ありえねーけど、楽しそーう
楽しいのが一番だよね。
おかげで、家族で何かするときは、必ず「みんなでね、○○するのー!」と言うように。
最近の娘と息子の、とっておきの一冊です。