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ぼちぼち日記

大切な日々のこと

11月最後の日

2012-12-02 15:58:37 | 赤ちゃん日記~娘さん日記



棚の上に飾った「ぐりとぐらのうたうた12つき」。
毎月ページをめくって、娘と2人、声をあわせて読んで、過ごしました。
私は、気が付かなかったのだけれど、娘は、ちょくちょく、先のページもチェックしていたようで
「12月の楽しいから、早く、一緒に読みたいなー」と、かなり前から、言っていました。

そして迎えた、11月の最終日
「明日は、12月だよ。ページめくるの楽しみだね。」そう声をかけたら、娘さん、突然、
「サンタさんに手紙を書かなくちゃ!」と、言い出しました。

・・・・・・・・ううむ。
手紙は、書かないって言ってたハズなんだけれど、いざ、12月となったら、焦ったか・・・。
最近、「わ」と「お」には、2つの書き方があると理解できてきた娘さん、いちいち、質問にくるので、
幸か不幸か、しっかり、プレゼントに何をお願いしたのかが解りました。
プレゼントのリクエストは、なんと!なんと!なんと!「もーも」ではなく・・・・・

「ちいさい くりすますつりー」!!!!!

大どんでんがえし!
えーと、えーと。これは、どういうことなのだろうか・・・。
「ちいさい くりすますつりー」ってイッタイ・・・

「12月だから、もう、サンタさんは、プレゼントを袋につめないといけないよ。
変更は、出来ないんだよ?なんてったって、世界中の子どもにプレゼントをあげるんだからね。」

釘をさしたけれど、娘さん、またもや胸をはって

「うん。いいよ。ちいさい くりすますつりーがいいんだから。」

と言って、しっかり、手紙に書き込みました。ちいさい くりすますつりーをくださいって。
おもちゃに変更される可能性は考えていたけれど、この展開。
本当に、面白い人だなあー。

・・・・と、感心している場合じゃありませんでした。
なんと、そのあと、書いた「サンタさんへの手紙」を何処に置いておくか?で、大パニック。

まずは、我が家に「えんとつ」がないことが、第1のパニックポイント。
第2に、サンタさんが、どうやって、手紙のある場所を見つけてくれるのか。
第3に、もしも、サンタさんが手紙を受け取るのが、プレゼントを持ってくる日だったら、どうするのか。

以上の3点が、頭をぐるぐると回ったらしく、娘さん、久しぶりの半狂乱。
おうおうと、泣き叫び始めました。毎度、毎度、どうして、こうなっちゃうんだろうなあ。

「どこに、手紙を置いたらいいんだよーっ!」

叫ぶ娘。その言葉づかいに、その地団駄・・・。やっぱり、ロッタの再来?

でも、さすが5歳。しばらく、私の横で、泣き叫んでいたけれど、そのうちに、布団の中に移動して、
1人で泣いて、クールダウンして帰ってきました。
怒りのパワーを大爆発させると、何ごともなかったかのように落ち着くのが、娘さんです。
(その「何ごともなかった」加減に、周りの大人は、かなり、呆れます)
軽やかに階段を下りてきて、母に、報告。

「お母さん。手紙は、枕元に置いておくことにした。」

「そう。決まって良かったね。」

笑顔で、返した母。母も、5年も、娘の母をやっているので、爆発中に、何を言っても収まらないことを
習得し、嵐が去るのを、自分でもびっくりする位、冷静に見守ることが出来るようになりました。
これは、今年、最大の自分発見です。
でも、こんなんで、小学校生活が送れるのかなあ・・・と、ちょっと不安なんですけどね。



で、今年も幼稚園から配られた「献金箱」は、去年同様、「元気に幼稚園に行けたら献金」に
加え、「にこにこ献金」も、することにしました。
「にこにこ笑顔で一日が過ごせたら、知らない誰かも、にこにこ笑って暮らせるようにと祈って献金しようね」と。
先生からは、「お手伝い献金」をしましょうと提案があったと娘が言い張るので、プラスして、「お手伝いできたら」
献金もです。あんまり献金することが多いので、無理せず、献金1回につき1人1円。

この幼稚園に入るまで、募金って、誰かに「あげる」ためのものだと思っていたのだけれど、最近、ちょっと
違うかなって思います。なんか、献金って幸せ貯金みたいです。
だから、献金箱の前の私は、とても満ち足りた気持ちでいます。
たまれ、たまれ、私の幸せ。そして、ちっぽけな私たちの幸せが、誰かを励ます手助けが出来ますように。

ちなみに、この日・・・・。
サンタさんへのお手紙騒動だけでなく、幼稚園の帰りにも、大爆発していた娘さん。
「中間テスト前で部活なし」のお兄ちゃんが待つ家に、お友達を連れて帰って遊びたい!と言い張って、
奇声をあげる程ではなかったけれど(娘さんの泣きっぷりの中では、比較的、軽い泣き方)、
思い切り、大泣きしました。指名されたお友達とママが、困ってしまう位に。

でも、夜、献金するときに、
「今日、一日、にこにこで過ごせた?」と聞いたら、娘さんったら、最高の笑顔で・・・・・

「うん!」

そうか、そうか。
幼稚園の出来事も、「サンタさんへの手紙をどこに置くか」事件も忘れたかー。あはは。
これが、11月最後の日、一番、母が大笑いした出来事でした。毎日が、エキサイティング!


『あおいくま』のおやくそく

2012-10-31 10:34:51 | 赤ちゃん日記~娘さん日記



先週末、娘が、何やら夢中になって書いているなあ・・・と思ったら、書き終わった紙を壁に張り出しました。
セロハンテープで、べたべたと。
なんだろう?と思っていたら、娘さん、胸をうーんと張って、言いました。

「これはね、『あおいくま』のお約束なの。お母さん、よく読んでね。」

そこに書かれてあったのは・・・


あおいくまのやくそくがかいてあるよ。

あせらない
おこらない
いばらない
くさらない
まけない

ままぱぱおにいちゃん おこらないでおねがい
おっけい ばっちり
ままぱぱおにいちゃん におこらないよ。


「あせらない、おこらない、いばらない、くさらない、まけない。素敵な言葉だね。これ、幼稚園で教えてもらったの?」

「うん、そうだよ。それでね、お母さんには、特に、『お』をわかってほしいの!!!」

「お?」
もう一度、読み返す母。
『お』って・・・。

爆笑!
でも、娘さんは、真剣な顔。「ねえ、わかったの?」
ああ、そうでした、そうでした。真剣だよね。笑って、ごめんごめん。
娘さん、その後は、お父さんとお兄ちゃんにも、その約束を読ませては、
「『お』を忘れないで!」と念を押していました。

おかしい。おかしすぎる。でも、笑っちゃいけない。
でも、やっぱり、おかしくて、次の日、幼稚園で先生に、こっそり尋ねました。

「先生、先週末、家族全員が、『あおいくまの約束』の張り紙を読まされたんですけど

先生も、爆笑。『あおいくま』の話をして下さいました。
『あおいくま』は、タレントのコロッケさんのお母さんの子育て方針だそうで、それを先生が、
みんなに話して聞かせたそうなのです。

あせらない。
おこらない。
いばらない。
くさらない。
まけない。

うんうん。本当に、そうありたいですねーと、先生と頷きあいました。

娘さん、笑いすぎちゃってごめんね。でも、ちゃーんと、届きましたよ。
でも、何か注意するたびに、
「お母さんって、ちっとも、あおいくまの約束を守らない!」
と言われるのは、勘弁です。


運動会

2012-10-07 08:27:58 | 赤ちゃん日記~娘さん日記



年少さんのときの運動会。


全園児によるリレー形式の大玉ころがしの競技で、どこかへ転がっていかないように、慎重に、慎重に、大玉を運んでいた娘。
ある日、「みんな上手になってきたから、もっと、スピードをあげて転がそう。」という、体操の先生からの提案に、娘は、猛反発し、
その日以来、一切、練習を拒否しました。
担任の先生の説得により(苦笑)、本番では、観客を大笑いさせるほどの「超・スローペース」で参加。
その様子につられて、一緒にスタートした友達まで、「超・スローペース」になっちゃって
あの時の「牛歩の二人」の様子は、今でも思い出すだけで、笑えます。

ちなみに、そのほかの競技は、リズム体操以外は、ほぼ参加せず。
「かけっこ」は、スタート位置にすら立たず、そのほかは、担任の先生に抱っこされながら、その場にいるという参加方法でした。
それでも、運動会の予行練習では、一つもやらなかったそうだから、本番は、頑張った娘さんということになりました。
(予行練習に参加していた運動会の役員さんが、みんなで、ほめてくれたっけ

年中さんのときの運動会。

なんと、全部の種目に参加した娘。運動会の役員さんが、みんな揃って、娘の成長ぶりを喜んでくれました
我が子じゃないのに、みんなが、気にかけて観ていてくれたんだーと、驚くやら、嬉しいやら、恥ずかしいやら

大玉ころがしは、去年の通りの「超・スローペース」で、思わず、観客が笑ってしまうという状況だったし、
(去年の同じお友達とスタートすることになり、また、彼女が、娘につられてスローペースになってしまい・・・・・さらに、面白さ倍増
かけっこは、「お母さんと一緒ならやる!」と言い張って、母と共に参加という状況でしたが、とにもかくにも、ちゃんと、
全部参加したのだから、すごい!素晴らしい!となった、運動会でした。

そして、今年。最後の幼稚園の運動会。

すばらしかったー。すべての種目に、当たり前のように参加していた娘。
(いや、世間一般では、そこは褒めてもらえる部分じゃないからっ
大玉ころがしは、相変わらずの慎重っぷりだったけれど、あの「超・スローペース」を知っているお母さん達は、
「あのままのスタイルで、スピードアップしてる!」と、絶賛してくれました。

あのままのスタイル。

みんなに、格好悪いところを見せることを極端に嫌う娘は、競争とか、勝ち負けがあるもの、はじめて挑戦するものが大嫌い。
それに加えて、言い出したら、誰が何と言おうときかないという性格だから、手に負えません。
今回、そんな娘が、練習中に、みんなの前で「失敗」してしまうというハプニングもあったそうです。
スピードアップしたが故に、大玉が転がりすぎてコースアウト。その瞬間、娘の顔つきが一変し、その場にいた先生方みんなが、
「これは、怒って放り出すか?」と思ったらしいのですが(トホホ)、なんと、自ら大玉をコースに戻し、遅れながらも、次の子へリレー。

「偉かったね!」

大玉を次の人に渡した後、担任の先生が声をかけたら、娘さん、先生の胸の中で、うわーんと 泣き出したんだとか。
張りつめていた緊張が、とけた瞬間だったのかな。年少・年中の担任だった先生も、大感激で、娘を褒めてくれたそう。
そんな話を先生から聞きながら、ずっと、ずっと、見守り続けてくれた先生達に、改めて感謝したのでした。

叱らない。

それって、実は、叱ることより、ずっと難しいと思う。
ただ、甘やかして叱らないんじゃなくて、子どもを信じた上にたった「叱らない」という選択。
娘の一方的な「強情」に、声を荒げたい時だって、きっとあったに違いないと思うけれど、一貫して、「見守る」を貫いて
こられた先生方。
叱られたら、もしかしたら、もっと早く壁を乗り越えたかもしれないけれど、普段の生活の中で、心が成長した今、
自分で「乗り越えよう。」と思って乗り越えた経験は、たぶん、前者とは、全く違うものだっただろうと思う。

失敗しても、格好悪くても、やってみる。最後までやりとげる。

それは、娘にとって、本当に本当に、高い壁。ようやく、超えてみたんだね。
一度超えたら、次に壁に直面した時に、もう少し、壁が低く見えるかもしれない。そうやって、少しずつ、少しずつ、乗り越える
壁が低くなっていけたらいいね。
そして、きっといつか、全然違う大きな壁が、新たに、立ちはだかることがあるだろう。
その時は、この経験が、娘の「力」になってくれるんじゃないだろうか。
信じて見守ってくれた先生や、我が子のことのように、成功を喜んでくれたお母さん達のことを思い出すかもしれない。

金メダル!

帰りに頂いた「金メダル」。
去年までは、単なる「おみやげ」にしか見えなかったのだけれど、今年の年長さんの「金メダル」は、なんだか、みんな、誇らしげで(笑)
まさに「金メダル」でした。みんな、みんな、おめでとう。みんな、みんな大きくなったね

しかし・・・なんというか・・・。出だしがハチャメチャだと、成長が目に見える形で現れるから、、、得だよね。
だって、本当は、心の中で、うーんと戦って、ようやく参加していた子もいたかもしれないんだもの。
幼稚園は、子どもにとって、はじめての「社会」。きっと、みんな、色んなことを感じて、乗り越えてきたんだろうなと思う。
だからこそ、みんなみんな、金メダル、おめでとう。


まだまだ、感情爆発が激しい「猛烈娘」で、トホホな毎日が多いのですが、きっと、いつか、それも乗り越えてくれる日が
くるんだろうなと思わせてくれる、素敵な運動会でした。娘さん、素敵な運動会をありがとう。
先生たち、ありがとう。お母さん達、ありがとう。

幸せな幼稚園生活。母は、少しずつ、ここ(幼稚園)を離れる心の準備、しておかないとなあ。


クリスマスを待つお楽しみ

2011-11-30 10:24:56 | 赤ちゃん日記~娘さん日記



娘の幼稚園では、生誕劇の練習(年中さんは、星の役です)とアドヴェント礼拝が
始まりました。クリスマスを待つお楽しみ。わくわくの1ヶ月の始まりです。

我が家のツリーは、息子が塾で忙しいため、娘が、飾りつけ担当。
すぐに飽きてしまうと思っていましたが、最後まで頑張りました。
成長したなあ・・・。ちょっと驚き。

サンタさんにお願いするプレゼントは、特に、これといって欲しいものがないようなので
母が勝手にお願いしておきました。

ついでに、思いつきで・・・・・・・・・・



プレゼントを入れるくつ下を編み始めました!
一日目、明け方まで編んでいて、喉と肩と腰を痛めてしまったので、反省して、
しばらく休み、昨日から再開。
でも、かかとの部分は編み終わったから、たぶんもう、やめられないことは、ないと思う。
相変わらずです。母は、成長しないなあ。


忘れていきたい

2011-06-30 19:41:59 | 赤ちゃん日記~娘さん日記

ある朝、娘が言った。
「ねえ、こひつじノート、忘れて行きたいんだけど。」

こひつじノートとは、幼稚園の出席シールを貼るためのノート。
健康の記録や、月に一度、先生が、幼稚園での様子も書かれます。
娘ったら、これを「忘れて行きたい」と言うのです。

「忘れていったら、シール貼れないよ。」と言ったら、
「大丈夫。忘れた分は、後で貼れるから。」と、返します。

「みんなが貼ってるのに、自分だけ貼れなかったら、きっと、悲しいよ。」と言えば、
「ううん。全然、嬉しい。」だって!

「カバンから出したり、入れたりしていると、そのうち、失くしちゃうよ。」と言えば、
「大丈夫。お母さんの本棚に入れておくから。」
そうして、勝手に、ノートを本棚に入れました。背伸びして。

あー。そうですか。もう、忘れるって、決めてるんだ。それなら、一度、忘れて行きたまえ。
自分だけ無かったら、恥ずかしいって思うでしょう。
ところが、帰ってきて、明日の支度をしようと言ってノートを渡したら、娘さん、
「明日も、忘れたいと。トホホ。母、甘かった。

「えー。だって、今日、忘れて、困ったでしょう。」
「全然。困らない。」
「今日の分のシール、貼れなくなっちゃうよ。」
「あとで貼るから平気。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

このまま忘れ続けるにしても、一応、忘れる理由を説明しておいた方がいいかなと思い、
娘が昼寝している隙に、幼稚園の先生に電話してみたら、どうやら、その前日に、
ノートをめぐる、ちょっとした「やり取り」があった模様。

朝の支度の時間に遊んでいた娘に、先生が、「先に、シールを貼ろう。」と声をかけたところ
娘ったら、なんと!「今日は、忘れた。」と、答えたのだそう。
(嘘ですよ。これぞ、本当の嘘です。トホホ
その様子が、ちょっと変だった為、これは、本当は忘れていないな・・・と感づいた先生、
「そうかな。探してごらんよ。入っているかもしれないよ。」と言って、カバンを探させたのだそうです。
もちろん、ノートは入っていて、その日は、いつも通り、シールを貼ったのですが・・・・
翌日、「忘れて行きたい。」になってしまったという訳でした。

朝の支度がしたくないのか?
「入っているかも・・・」と嘘を見抜いた先生に、本当に忘れた所を見せたかったのか?
先生と、そのやり取りを再現して、構ってもらいたいのか?

運が良いのか、悪いのか。調度、月末となった朝、
「今日は、きっと、ノートが幼稚園にお泊りして、先生が、お手紙書く日だと思うなー
と言ったら、娘さん、すんなり、
「じゃあ、今日は、持っていく。」と言いました。

明日から、7月。さあ、ノートが帰ってくるぞ。
あさってから、どうするかな?
ああ。どうして、君は、そうやって、大人を困らせることばかりするのかなー。
母、磨かれます。

そして、ドキドキの7月。明日からだよ!


おばけやさんのおばあさん

2011-06-09 17:21:28 | 赤ちゃん日記~娘さん日記

想像遊びが、大好きな娘。
お布団の中で、今日あったことをお話するのが、母娘の楽しみなのだけれど、そこでの会話まで
本当にあったことと想像したことが、ごっちゃになってしまいます。
幼稚園での出来事をペラペラと語るのだけれど、半分以上、想像のことがあるのです。

「へ~!」と、感心しながら聞いて、翌日、先生に「昨日は、大変でしたねー」と、ねぎらいの言葉を
かけたら、「何のことですか!?」と、びっくりされるということが何度か続き、話の一部、もしくは、
半分以上が想像のことだと気づきました。
はじめは、そんな娘を理解できず、何を聞いても疑ってしまい、「なんなの!この嘘つき娘は!!」
と、思ったりした母。

でも、のびやかに「一人ごっこ遊び」をしている娘を見ていたら、語られる、驚きと興奮の避難訓練も、
てんてこまいのお弁当の時間も、素晴らしく良くできた体操の時間も、「嘘」なんて言葉で片付ける
べきじゃないんだ・・・と思うようになりました。
最近では、この話は本当なのかな?想像なのかな?と、考えることもやめました。
まあ、どっちだっていいじゃん。幼稚園での出来事は、どっちにしろ、娘のものなんだから ね。

そんな娘さん、今日も、熱心に、お話を作っていました。
まずは、お兄ちゃんが、修学旅行のお土産に買ってきてくれた、ご当地キティちゃんのメモ帳の物語。
全部、同じ模様のメモ帳なのに、どうやら、娘には、めくるごとに絵が変わって見えるようです。
メモ帳を、本のようにペラペラめくって、お話が進みます。

キティちゃん、おさんぽ。てくてく おさんぽ。
どこに行こうかな。
ほら、公園にきましたよ。

てな具合。てくてくおさんぽ、というところが、どこかで聞いたことがあるリズムだよなー。おかしい。
途中で、母が聞いていることに気づき、小声になってしまったので、公園の先からは、聞き取れず。
残念!と思ったら、お次は、絵本を出してきました。



びっくり。この絵本、おばけが出てくるので、「こわいから、や!」と言って、一度しか読んだことがないのです。
そうかー。自分が作ったお話なら、いいんだ。

がたん ごとん がたん ごとん
でんしゃがいくよ。
おばけやさんのおばあさんが言いました。
「おばけがでますよ。こわいですよ。」

がたん ごとん がたん ごとん。
でんしゃがいくよ。ほら、こんなおばけ。
まるいのもいます。こわいですよ。
ほら、このおばあさんがおばけやさんです。

こんな感じで、最後のページまで、読みきっていました。
おはなしのリズムは、どうも、こちらの絵本のようで 



まあ、こちらの方は、よく読んでいるからね。そしてそして、「おばけやさんのおばあさん」!!
くすくす。これは、明らかに、あの本の影響を受けてるなー。

 

幼稚園の一つ上のお姉さんが、このシリーズが、とても大好きなのだと聞いて、借りてきたのです。
(一巻は、お姉さんが借りていきました。二回目だって!)
なんと、うそつきやのおばあさんが出てくる物語。
うそつきやのおばあさんのポケットからは、ご注文の品の嘘が出てきます。
ちなみに、母は、「うそつきやさんなんて、娘にぴったり!」と思ったのですが、当の本人は、
嘘をついているつもりがないので、嘘って何なのか、良くわからないようなのでした。
そうだね。嘘って、なんなんだろうね。娘といると、嘘って何なのか、よくわからなくなります。

今、毎晩読んでいるこの本。
「わかんないなー」ってな顔で聞いているので、つまらないのか・・・と思っていたのだけれど
実は、そうでもないのかも 
娘への読み聞かせ。
息子は、周りもグイグイ物語の中に引き込むようにして聞く子で、おかげで、母も、随分、
面白い思いをさせてもらったのですが、娘は、息子とは、全く違うように展開していくのが、
これまた、本当に愉快。
子どもによって、物語の受け取り方って、こんなに違うのだなー。


エア幼稚園

2011-05-13 15:14:30 | 赤ちゃん日記~娘さん日記

一日中、床に横になって、プラレールの車輪を眺めて過ごす男の子(息子)を見てきたので、
 の「ごっこ遊び」が新鮮で、楽しくて、仕方がありません。
幼稚園では、お友達と役を分担しているようですが、家では、もちろん、一人で何役も
こなしながら遊びます。

先日、おや?始まったかな?と思って、聞き耳をたてていたら、一人・幼稚園ごっこが始まりました。
「ああ、絵本読んで欲しいの?いいわよ。」と先生。
本棚から一冊取り出すと、「とんとんとんとーん♪」と、絵本を読む前のお歌が始まります。
しかも、新しい本を出してくる度に歌うのです。おかしすぎる。
この歌、最後が、静かに・・・の意味の「しー。」で終わるのだけれど、先生の「しー。」の
威圧的なこと まあ、怖い先生ねえ。けれど、お歌が終わると、
「見えない人は、見えるところに移動してもいいのよ。」と、上から目線ながらも、寛大な先生です。

一冊目は、『だれかしら』。
ほとんど、読んであげたことのない絵本なのに・・・と思っていたら、絵を見ながら、先生が
どんどん、物語を作り上げていきます。
赤ちゃん絵本の良いところは、まあ、あっと驚くような展開がないところでしょうか。
繰り返しというのも、いいようです。
先生、難なく、文章を創作できている模様。



二冊目は、こちら。
こちらも、最近、あまり読んであげてなかったなーの一冊。



「わたしのワンピース、素敵でしょう?」と読んだところで、
「ぜんぜん、素敵じゃなーい!」というツッコミまで入れて、大忙しのさん。芸が細かいねー。

思わず、噴出しそうになるところを、必死でこらえる母。
見ている、聞いているとわかった途端に、「見ないで!」と、怒ってやめてしまうので、
そばにいながら、知らないフリをしなければならないのが、辛いところです。
これで、二階にあがってしまったりすると、それはそれで怒るのです。一人だと怖いからと言って。
本当に、難しい人。

三冊目は、これでした。



こちら、調子よく読み始めたのだけれど、途中で、内容を忘れてしまったらしく、
(クリスマスの本だからねえ)しばらく、うーんとうなっていましたが、パタンと閉じて
「やめましょう。」ですって。

先生ったら、少し、罰が悪かったのでしょうか。ふう~っと、疲れたようにため息一つ。
すると、
「先生、もっと読んでよー。」と、一人が言い出しました。
「あらー。」と、先生。もう一冊読むのかと、ワクワクしながら聞き耳を立てていたら、なんと
「先生、ちょっと、ご用事があるのよねー。M先生に読んでもらってね。」

!!!!!!!!!!

M先生は、娘の(リアル)幼稚園のクラス補助の先生の名前。
これには、母も、こらえきれず噴出しました。笑えるー。
今年度から、12人から24人の大所帯になり、先生も、さぞかし忙しいのだろうなあと
想像したりして。ぷぷぷ。子どもって、恐ろしいわー。
私の真似も、幼稚園でやってないかしら?やってるんだろうなー。オソロシイ。

その後、リビングの仕切り戸をしめられてしまったため、「エア幼稚園こっそり見」終了~

は、その後も、戸の向こうで、一人で、こそこそ、何かやっていました。
おもちゃの包丁を持ち込んでいたけれど・・・・
今度は、お母さんごっこかな?それとも、お医者さんごっこ?
母、耳をダンボにするも、何も聞こえませんでした。

ちなみに、本当の幼稚園では、赤ちゃんになったお友達をお世話したりお友達のお腹に
赤ちゃんが出来て、お医者さんに連れて行ったりしている様子。
朝、お友達(もちろん女の子)のお腹の中に出来た赤ちゃんが、ようやく、昼食前に生まれた話を
先生から聞いたときは、お腹の底から笑いました。

女の子って、みんな、赤毛のアンなんだなー。
私も、ホラ吹き母さんとして、かなりの腕前だと思っていましたが、やっぱり、4・5歳児・女子
の「ごっこ遊び」には、敵わない。
だって、ホラじゃないんだものね。敵うはずがないよね 


地震ごっこ

2011-04-09 16:05:20 | 赤ちゃん日記~娘さん日記

原則、計画停電終了だそうで・・・。
ようやく、アルバイト先にも、いつもの生活が戻りました。
幼稚園は、ゴールデンウィークまで午前中保育なので、しばらくは、毎日、
「お預かり保育」利用です。

先日、幼稚園に、お迎えに行ったら、園庭の丸テーブルを囲んで、お預かり組の
4人の子ども達が、ワイワイと楽しそうに遊んでいました。
あまりに楽しそうなので、しばらく、声をかけずに眺めていたら・・・・・

「地震だ!」

一人の子が言いました。

「かくれてっ!」

全員、テーブルの下へ。

「震度5だった。」「震源は、○○沖!」

この会話が永遠と続き、そのうちに、走り出して逃げる遊びになりました。
びっくり。お預かりの先生が仰るには、一日中、やっているのよ・・・と。
今も生きるだけで精一杯の人たちがいることを思うと、どうも複雑な気分になってしまった母。

始業式の日、そのことを、お友達のママに話したら、
「地震ごっこは、好きなだけやらせた方がいいんだってよ。」
と、教えてくれました。
逆に、やった方がいいのだとか。そうなんだ。。。

東北の被害があまりに甚大で、ここに暮らす子ども達の心の内なんて、考えたこともなかった
けれど、ここの子どもにとっても、人生で初めて経験した、大きな地震だったのだよなあ・・・
余震の揺れ。緊急地震速報のサイレン。防災無線の音。
みんなみんな初めてで、その度に、大人達が動揺するのも、きっと、感じてる。
テレビのニュースも、垂れ流しにしていなかっただろうか?自戒する。

この日本に、どれだけ、不安な小さい人たちがいるのだろう。
娘を抱きしめながら、一方で、
もっと大きな揺れや津波を体験し、大切な人を目の前で奪われた子ども達の心のことを
考えると、いたたまれない気持ちになります。


 春休み最後の日。娘とお散歩したら、道端に、こんなにお花が咲いていました!
                       お花の名前、「菜の花」と「ほとけのざ」と「おおいぬふぐり」しか出てこなかった。
                       むむー。わたしの頭。憎いです。

 一年ぶりに出してきたよ。

原発事故のことは心配だけれど、娘が寝るまでは、ニュースはつけないと決めました。
明日は、「晴れ」の予報。そうだ、娘と一緒に桜を見に行こう。
息子は、もちろん、部活です。

こちらは、とうとう、中学3年生。
新しいクラスが、とても居心地良いようで、毎日、ヒジョーに楽しそうです。(本当に、わかりやすい性格)
中学最後のクラス。修学旅行に行くクラス。楽しいことは、とても良いことなのだけれど・・・・・・
新米の受験生の母としては、あまりにはしゃいでいて、逆に不安。

「あのさー。随分、楽しそうだけど、授業中に、騒いでるんじゃないだろうね。」

新学期から、ついつい、余計な一言です。あちゃー。また、言っちゃったー。


出口

2011-01-16 20:37:40 | 赤ちゃん日記~娘さん日記

ストライキのトンネルに入った娘。
驚くほどあっけなく、そのトンネルから抜けました。食べ始めたのです。

昨日、朝、一口しか食べなかったのに、昼食は普通に・・・食べました。
自分の分のスパゲティを食べて、「おかわり!」と言って、私の分もぺロリ。
ようやく、ようやく、トンネルを抜けたのかと、嬉しくて・・・
夕食を張り切って作ったのだけれど、なんと、昼寝から起きず、そのまま就寝。
夜中、2度はぐずぐず言う人なのに、揺すっても、何しても起きませんでした。
またもや、肩透かし。さすが、簡単には、いかせません。

何なんだ、この眠りは。
居間に敷いてある、ぬいぐるみを寝かせる為の赤ちゃん布団に、倒れるようにして
寝ている娘の顔を、ため息まじりに見つめました。
久しぶりに、お腹一杯食べて満足したのか?
それとも、心につっかえていた何かが、はずれて、自分でもホッとしたのか?
とにかく、パジャマに着替えさせても、頭のゴムを引っ張って取っても、眠り姫は
全く、起きる気配がなく・・・そのまま、朝でした。

そして、本日、朝から普通に食事しています。
昨日の昼食は、「べーしないで、食べれたよ!」と、いちいち報告していたのに
今日は、そんなことすら忘れてしまったかのように、普通に食事していました。
(眠りすぎて、忘れたのか!?)

お昼ときたら、サンドイッチにウインナーロールを頬張って、3時のオヤツに
お兄ちゃんのお弁当の残りの「おにぎり」(大人用)を一つに、パンを一つぺロリ。
頑張って!と励ましたら、しぶしぶ、トマトも食べました。
(トマトは、前は、大好物で、いくらでも食べられたのですけれど)

夕食も、普通に食べました。
これが、数日前まで、一日、数口しか食べなかった人の食事でしょうか?
本当に、本当に、この子は・・・・・・・・・・・・・・・・・なんなの!!!

一週間前、普通に食べられていたものが「嫌い」になっていたりして、好き嫌いが
思い切り増えているので、全く、元の状態に戻った訳ではないけれど・・・・・。
なんと言っても、数日前まで、オヤツに、みかんを、まるまる3つも食べていた人が、
みかんが嫌いになったと言うのだから、不思議です。

でも、それでも、良かったと思わなければいけません。
数日前、
「このまま、一日、数口しか食べられないことが続くようなら、どこかに相談した方が
良い」と、小児精神科にかかることを真剣に検討し、その時期を幼稚園の先生と
話し合ったぐらいの状態だったのだから。

今は、多くを望んではいけない。そう、自分に言い聞かせて、好きなものを
バクバクと食べる娘を、にっこり笑って迎えることに決めました。
最初からやり直しだと思って、離乳食を始めた頃に戻ったと思って、はじめよう。
食べたいと思わせる料理、作ってやるから、待ってなさい!

今回、娘から教えてもらったこと。
当たり前のことは、当たり前ではないということ。そして、何より・・・・・
叱るときは、感情的になって叱るのではなく、ちゃんと心を込めること。
そうしないと、こういう事態になった時に、自分に自信がなくなってしまうから。
自信を持って!
そう励まして下さった方々、本当にありがとう。

そして何より、ご心配をおかけしたみなさま、本当に、本当に、どうも、ありがとうございました。


ストライキ5日目

2011-01-15 09:59:01 | 赤ちゃん日記~娘さん日記

ストライキ5日目。
ようやく、出口が見えてきました。たぶん。

昨日の夕食、ずっと夜勤務だったパパと、塾や剣道で忙しかった息子と、久しぶりに食卓を
囲みました。メニューは、鍋と焼き魚と、またまた、しらす干し。

しらす干しは、息子も好物。
中学生らしく、娘に一番を譲りましたが、その後は、全く、遠慮なし(娘の状況は知っているハズ
ですが)で、お互いに、奪い合うようにして、ご飯にかけて食べました。
娘さん、茶碗半分ですが、ペロリと完食。お鍋も、野菜を一口食べました。
やったー!
はたと、あの叱った夜からずっと、母娘は、テーブルに向かい合って、お互い、その状況に
煮詰まっていたのだということに気づきました。

このまま、いける?と、一瞬思いましたが、ここまでコジレテしまったものが、そうは簡単に解決
するはずもなく・・・・。
朝食は、剣道でいない息子に代わって、父さんが一緒に「しらす干し」を食べましたが、昨夜の
ようなミラクルは起きず、口に入れて、泣きながら吐き出しました。ふう。

朝食が終わったら、パン屋さんにもらった、食パンの耳を、父ちゃんの職場の池にいる亀に
あげに行くという約束をしていたことを思い出し、
「朝ごはんを何も食べれてない子を、こんな寒い中、外に連れて行く訳にはいかない。」
と説得したら、途中、泣き出して吐き出そうとしていた大根の煮物を飲み込みました。
パンでも良いからと言ったら、ロールパンも四分の一食べました。

大好きな大根は、今までだったら、大人と同じ量食べていたのに、やっと一口。
元のようにとはいかないけれど、一口ずつでも食べられたこと、吐き出そうとしていたものを
説得で飲み込めたことは、大きな、大きな一歩!たぶん!!
ぼんやりとだけれど、出口が見えてきた気がします。
ほぼ絶食状態だった2日目を思えば、すべては、良い方向に向かっていると確信して良い
のかな。

亀にあげるパンを、一緒に、1センチ角に包丁で切って用意し、娘は、父さんと一緒に池に
意気揚々と出かけていきました。池に、氷が張っていませんように!!!
(食事以外では、全く、いつもと変わりないところが、謎です)

静かな家で、部屋の片付けをしていたら、息子の通学バックの底に、新たな「謎」を見つけました。

 なんじゃこりゃー。

こ、こ、これは・・・
得意の、「自由にお持ち下さい」の張り紙の下、全部、持ってきてしまったと思われます。
通学途中に、馬鹿な男子中学生を相手にしていると思われる、このような張り紙が、よく
出ているらしい。
そして、その度に、どこに貼るつもりなのか判らないようなステッカーとかを持ち帰る息子。
あー。帰ってきたら、聞いてみよう。

しかーし。何に使うつもりなのか?たのむよ、4月から受験生。

まあ、すっかり頭を抱えている時でも、笑っていられるのは、まぎれもなく、この、謎の男のおかげ
なのですけれどね。


ストライキ4日目

2011-01-14 16:32:00 | 赤ちゃん日記~娘さん日記

ストライキは、4日目へと突入しました。

朝、好物の「しらす」をご飯にかけてあげたら、喜んで口に入れましたが、
しばらく噛んで、泣きながら吐き出しました。
やはり、大好物であったはずの「大根」にも手をのばしましたが、やっぱり、泣きながら
吐き出しました。結局、一口も食べられなかった・・・。
変わりに、牛乳を一杯飲んで、幼稚園に行きました。

幼稚園では、どんどやきの日ということで、お団子の差し入れを食べたようですが、
一つ食べて、二つ目は、泣きながら吐き出したとか。
お弁当は、吐き出さなかった代わりに、ほとんど食べませんでした。
でも、うずらの卵を2つと、枝豆を2つ食べました。
かぼちゃのサラダは、一つも食べられなかった・・・・・。

幼稚園でのお弁当。一度も残したことがない、ぺろりん賞だった娘さん。
幼稚園で出されるオヤツや食事は、年中さんや年長さんに負けじと、おかわり隊の
常連だった娘さん。
食べすぎ?と心配する位の、ぷっくりお腹は、年末の病気と重なって、すっかり、
ぺったんこになってしまいました。

それでも、お弁当は、一つも吐き出さなかったこと、昨日は、一口も食べられなかったのに、
卵と枝豆だけでも食べられたことは、少しずつだけれど、良くなってきているのでは?と先生。

帰り道、
「お腹がすいた。」というので、用意していった、小さなクロワッサンとバナナをあげたら、
ぺろりと食べました。さすがに、ストライキも堪えてきたのかな。
家についてから、もっと欲しいというので、クロワッサンを食べました。

このまま、固形物を飲み込めなくなるのでは?と悩んでいたことを思えば、これは、喜ばしい
ことではあったのだけれど、このままだったら、オヤツだけしか食べられなくなるんじゃないか?
食べたくても食べられないと、我がままで食べられないとの境目がなくなるのでは?
という問いが、頭の中で、ぐるぐるぐるぐる。

でも、オヤツを食べさせなければ、さすがに、お腹がすいて食べるだろうと思ったら、夕飯を
全て吐き出してしまったという事実があるので、どうしても、オヤツをあげない選択に、踏み切れず。
ポテトチップスとか、そういうオヤツにしないこと以外に、解決策が見出せません。
さあて、どうしたものか。

母さん、白旗寸前です。


ストライキ

2011-01-13 16:30:54 | 赤ちゃん日記~娘さん日記

新年初の娘のストライキは、かなりの大事になりました。
なんと、食べることをストライキしてしまったのです・・・・。

本日、3日目。
朝は、パンを一口。牛乳を3杯。幼稚園でも、お弁当を残したそうです。
前の日の晩も、サラダしか食べていないので、さすがに、お腹がすいたのでしょう。
放課後の「親子わらべうたの会」で出されたジュースを、一気に飲み干し、車の中で、
ケーキを一かけ食べました。でも、一かけ。
大人と同じ量のケーキを食べ、その後、普通に食事していた子が、です。
心というのは、なんと、すごいものなのかと、ただ今、思い知らされています。

きっかけは、夕食の時、いつものように、嫌いなものを口に入れて、吐き出したことからでした。
食事中、立ち歩いて遊びながら食べたりと、食事マナーが、全くなっていない娘さん。
もうすぐ、4歳だし、そろそろ、ちゃんと叱らなくては、いけないと思ったのです。
(それまでだって、叱ってはいましたが、ちっとも気にしていないようで、全く、改まる
気配がありませんでした。)

「いけません!」
たしかに、いつもより、声を張り上げました。
食べ物を吐き出すのは、作った人に対して、失礼だということを、キツク注意しました。
机の上に吐き出したものを、自分で拭きなさいと言いました。
泣くまで、叱りました。
でも、いつもより、明らかにひどく叱ったとは、私自身は、思っていませんでした。
だから、異変が現れた時は、何が起こったのか、全く、理解できなかったのです。

異変。娘は、食べ物を飲み込むことが出来なくなりました。
正確に言うと、飲み物は飲めていて、時々、一口程度は食べられています。
ただ、それ以外は、口にしても、飲み込めず、泣きながら吐き出してしまうのです。

食事以外では、いつもと全く変わらず、我がまま放題で、甘えたい放題の娘さん。
幼稚園でも、食事以外では、全く変わらず、お友達と遊んでいるそうです。
でも、食べられません。
心の中で、何が外れてしまったのだろう。

すっかり、頭を抱えてしまった母。
そりゃあ、しつけは大切なことだけれど、母ちゃん、食事マナーのことで頭が一杯で、
食べられるだけで幸せだということ、どこかで忘れていたのではありませんか?
頭を殴られたような衝撃です。

このストライキは、ちょっと、手ごわそう。
全く、出口が見えなくて、何事もないように、いつものように振舞うのも精一杯。
友達と食べるお弁当なら、少しは、望みがあるかと思い、好物のかぼちゃを買ってきました。
明日のお弁当は、かぼちゃのサラダです。


芸術の秋

2010-11-11 16:07:42 | 赤ちゃん日記~娘さん日記

3歳でも、しっかり「女」の娘ですが、描く絵は、かなりの「男前」です。
周りでは、そろそろ、ハート付の可愛らしい顔を描きはじめる頃ですが、娘は、全く、その気配ナシ。
呆れるほどに大胆に描きます。男前~

目と鼻が、ちゃんとした位置にあれば良いほうで、母を描かせると、目の上に、「おっぱい」が
描いてあったりするから、びっくりです。ときに、「おっぱい」が4つある顔も 
・・・・・・・・どんだけ、おっぱい、飲みたいんだ(夏に、一応、断乳しました・・・)
お父さんの顔には、目を7つぐらい描いたという報告を受けたことアリ
あるべき場所に、正しく描くよりも、イメージの強いものから描いていくようです。

久しぶりに、普通の顔を描いたのを見た!と思ったら、次に描いたのは・・・・・



犬の「大くん」だって!毛虫かと思った・・・。
どうやら、大くんのイメージは、「毛」らしいな。ぶつぶつ。

熱心にノートに絵を描いているなーと思うと、こんな感じ

お兄ちゃんが、普通に上手かったので、娘の絵は、衝撃の連続です。
10年前、「もしかして、この子、天才かも?」と思った母ですが、今回は、別の意味で「天才かも?」
と思う、親馬鹿です。
いやはや、親というのは、上手くても、下手・・・じゃなかった、衝撃の絵でも、素晴らしい!と思う
ものなのですね。親というのは、偉大だなあ~

そんな芸術の秋。
先日、お友達と一緒に、幼稚園のお預かりで、素敵なものを作ってきました。
「天使セット」?羽と魔法のステッキです。
旦那がお迎えに行ったら、背中に羽のついた女の子達が、園庭を走り回っていたとか
その日に限って、歩いてお迎えに行ったため、この格好のまま、公共のバスに乗って帰ってきたそうです。
駅前の人たち、何事かと思っただろうなあ。くすくす。



秋も、もうすぐ終わり。行事が、たくさんあった秋。
長雨で延期、延期になったせいで、なんだか、倍、忙しかった気がします。シミジミ。
大活躍だった「てるてる坊主」が、先日、娘の通園カバンに付いていました。




子ども達のてるてる坊主、ずっと、教室の入り口につる下がっておりました。
てるてる坊主くん、ごくろうさま。

迷子にならないように、先生が、それぞれの子の通園バックに付けてくれて・・・
あんまり可愛いので、とらずに、そのまま付けています。
女の子達は、みんなで、見せ合いっこしたりして、その様子も、また可愛い

行事を楽しみに待つ所から、先生が、子ども達と一緒に、ワクワクを共有してくれます。
丁寧に保育してもらって、本当に、感謝。
おかげで、来春は、倍の人数になることが決まりました。(11月1日が、願書提出日でした)
と言っても、23人クラスになるので、大きな幼稚園に行ったら、普通(少ない?)のことなんですけど
小規模幼稚園、始まって以来?の快挙です
元々いる者としては、20人越えは、ちょっとだけ不安だけれど、そこは、幼稚園を信じるとしましょう


運動会大好き♪

2010-10-26 23:34:13 | 赤ちゃん日記~娘さん日記
パソコンが修理に出ている間に、終わってしまった運動会。
「大玉転がし」の練習を、やるやらないで、もめた娘さんでしたが、
「ゆっくりのままで良いから、やろうよ。」と説得したら、なぜか、
「天気がいい日(外でやる日)ならやる。」ということで・・・とりあえず、一件落着。
(条件なしに戻るには、彼女のプライドが許さなかったのでしょうか
無事に、練習に戻ることができました。

色々あったけど、これで、笑って運動会だ!一瞬、そう思ったのだけれど、そう簡単に
いくハズもなく・・・
運動会の数日前に行われた「予行練習」では、すべての種目を拒否という、
驚くべき結果となってしまいました。トホホ~ 
どうして、普通にやれないんだろうなあ・・・。
別に、上手にやって欲しい訳でなく、望みは、一つ。「参加してほしい!」だけなのに。

そして迎えた当日。
真っ青な空の下、まずは、体操これを、楽しそうにやるのです。娘さんったら。
こ、これは・・・・もしかして ちょっとだけ、期待。
けれど、やっぱり・・・・・・・・・。駄目でしたー。

一番はじめの「かけっこ」。
種目の中で、一番好きだったはずの「かけっこ」。走れませんでした
家の中でも、一人で「よーい、どん!」と言っては、走っていたのに。
近所の小学生を相手に、「あたしが一番早い!」と言い放ち、果敢に挑戦していたのに。
(見事、転んで怪我もした)

でも、その後のダンスは、上手にこなし(となりの男の子に話しかけながら
でも、その後の玉いれは、「嫌だ。」と言って、てこでも動かず、先生に抱っこされたまま
でも、親子でフォークダンスは、母と一緒に参加
でも、親子で鈴割りは、「(玉が)ぶつかると痛いからヤダ!」と、不参加
参加したり拒否したりの繰り返し・・・・。で、例の「大玉転がし」へと。

びっくり やったのですよー「大玉転がし」 
めちゃくちゃ、不機嫌そうな顔でしたが ちゃんと、約束通り、やってくれました。
「きゃあ、ちゃんがやってるー!」
と、例の予行練習に参加した運動会の役員さん二人が、手をとりあって喜んでくれたと
あとで、知りました。(本当に、ありがとー だから、この幼稚園って、好きよー

でも、約束通り「ゆっくり」とでした。
想像していたより、遥かに、ゆっくりで(こりゃあ、先生「早く!」と言いたくなるわ)
驚きました 見に来てくれた、おじいちゃん、おばあちゃん、苦笑ー
お隣で転がしていたお友達も、当然ゆっくりになり、一体、この競技に終了はあるのだろうか?
という疑問が、一瞬、頭をかすめたのだけれど、無事、次のお友達にバトンタッチ
周りの人たちが、みんな笑顔になって(笑うしかないけど)なかなか、いい見せ場でした。

終わりよければすべてよし
やらなかった種目も、たくさんあったけれど、ちゃーんと、金メダルをもらって帰ってきました。
で、その日の夜は、とってきたビデオをDVDにやく作業をしながら、鑑賞会。
娘さん、テレビで自分の運動会の様子を見て、すっかり興奮。
なんと 運動会の日の夜、3回連続でDVDを見ました
いくらなんでも、3回連続は目に悪いので、それからは、毎日、一日1回の約束で見続けています。

「自分が出てるDVD何回も見て、何が面白いんだ。」
と、お兄ちゃんが呆れる横で、ビデオと一緒に踊ったり、「がんばれー。」と応援したり。
このままだと、クリスマスまで運動会だわ。
本当に、笑えるなあ。半分は、参加してないビデオなのにね。
本当はさ、運動会、大好きだったんだね、娘さん 。母は、ちっとも気がつかなかったよ。

もうすぐ運動会

2010-09-29 21:27:13 | 赤ちゃん日記~娘さん日記
「やらされる」ことが大嫌いな娘
幼稚園に入ってから、色々なことをボイコットしてきました。
まずは、幼稚園で母さんと離れること。体操の時間。ダンス。先生が展開する遊び。

それでも、一つずつ乗り越え、やれるようになってきました。
どれも、ある時、自分自身で「やろう」と決め、実行してきた娘。
ちなみに、2歳のとき、オムツをとる日を決めたのも、娘自身でした。
「あたし、今日からトイレでする!」と言って。
連絡帳では、その意思の強さが素晴らしいと先生がほめて下さって・・・
まあ、そんな風に言ってくれるのは、この幼稚園だけだろうなあ・・・と笑ったものです。

そして、迎える運動会。
娘が自然にダンスの輪に入れるようにと、先生が、色々と工夫をしてくれました。

バナナくんダンスというのを踊るそうなのだけれど・・・
バナナくんから手紙が届いて、みんなに歌をプレゼントするから、一緒に踊ってね!
と書かれていたところから、練習がはじまりました
そんな訳で、驚くほどに、自然にダンスの練習に入った娘。
先生が、嬉しそうに、こっそり報告してくれたことが、とっても可笑しくて。

ああ、運動会が楽しみだなー!
なんて思っていた矢先のことでした。家に帰ってきた娘が言うのです。

「あたし、大玉ころがし、もうやらない。」

!!!!!

「どうして?」と聞くと、娘さん、顔を曇らせて・・・・・

「こわいから

!!!!!

今日、幼稚園で、先生に呼び止められ、その日の運動会の練習の話をされました。
「大玉ころがし」の練習で、娘が、「もうやらない!」と言い放ち、練習をボイコットしたとのこと。

大玉ころがし。
あの紅白の大きな玉を転がしてゴールするという、おなじみの種目です。
競争の意識がない年少組さんたち、大玉を転がすことが楽しくて、ゆっくりゆっくり、隣の玉と
並んで進むのだそうです。
隣の玉が遅ければ、ちゃーんと、途中で待っているそうな
で、そろそろ、競争だということを教えてもいい頃かと判断した先生が、転がしている子ども達に
「早く!早く!」「がんばって!」と言って、急かしたのだそうです。

は、それが気に入りませんでした。
トホホホホ

自分が好きなように、転がしていたかったのでしょうか。
もしくは、友だちと並んで、くすくす笑いながら転がすのが楽しかったのでしょうか。
我がままと言ったら、我がままなのかもしれません。でも、とにかく・・・・・・・
娘の楽しみは、先生の「めざすもの」と違ってしまいました。そして、ボイコット。

「もうやらない!」と言った娘に、「どうして?」と聞いた先生。
娘は、「ちゃんは、ゆっくりが良かったの。」と、答えたそうです。

あーあ。
一度、「嫌」がインプットされると、元に戻すのは至難の業。
困った。困った。
まあ、一つぐらいはボイコットするだろうと思っていたから、母にとっては、想定内
っていうか、こっちのほうが、娘らしいかなって感じです。
でも、このことを報告してくれた先生は、とても、とても、ガッカリした表情。

あと、一週間ちょっと。
この流れは、どう変わるのか。変わらないのか。
ちょっと楽しみのような、そうでないような。
10月9日。運動会です