ぼちぼち日記

大切な日々のこと

カッコイイ

2009-10-24 22:12:39 | つぶやき

「打ち上げ、禁止!」
体育祭の後、担任の先生に言われたのだと、息子が不満気に言いました
子どもは禁止なのに、その日、先生たちは、貸し切りバスを使って打ち上げに行ったと、
それは、おかしいんじゃないかと。
文化祭が終わり、またまた、打ち上げ計画。
すかさず、先生が禁止を言い渡したようですが、日々激しくなる「担任への反抗」が
子どもたちを止めることが、できなかったようです。

「みんな、どこで打ち上げしたの?」の母の問いに、
「オレは、行かないって言ったから、どこでやるかも聞かなかった。」と、答えた息子。
聞かなかったのが、息子らしい。
「どうして、行かなかったの?」と聞いたら、「だって、先生が駄目って言ったじゃん。」だって。

へえ~。ちょっと、びっくりした。
担任の先生のこと、もしかしたら、クラスで一番嫌いで、反抗心を抱いていてると思っていたから。
実際に、何度も、衝突してるし・・・・・・・ 
でも、そこんとこは、ちゃんとわきまえてるんだね。驚いた。

「みんなが行く中、よく、行かないって言えたね。」
感心したら、息子が言った。
「オレが行かないって答えるのに、みんなが行くか、行かないかは、関係ないっしょ。」

いやいや、みんなが行くのに、「行かない」って言うのは、勇気がいるよ。
それも、クラスみんなで盛り上がっているときだもの。
その後、「オレも行かない」と言った子が、どれだけ、心強かったと思うよ。
最初に断るのって、すごく勇気がいる。だから、あんたは、偉い

「オレを褒めるなら、みんなも褒めてよ。行かないヤツを攻めるヤツなんて、誰も
いないんだからさ。」
さらに、そう言われて、母は、もう、息子を抱きしめたくなったのでした
(殴られそうだから、我慢したけど)

親の知らないところで、子どもは、育ってるんだなー。
いつの間にか、自分で考え、自分で判断し、自分で行動するようになったんだね。
良く考えれば、当たり前。家より、学校にいる時間の方が、ずっと長いんだもの。
でも、私が知っている息子は、まだまだ手がかかるし、腹が立つほどお馬鹿だし、
親がいなければ生きていけない、男の子。だった。今日までは


引っ込み思案だった息子くん。
友だち関係は、母が、何より一番、心配していたことでした。
あー。いつの間に、そんなに、かっこいい付き合い方、出来るようになったんだよー。
文化祭の夜。嬉しい、嬉しい夜でした。ああ、親馬鹿万歳

さあ、明日は、試合です。5時半起きで、お弁当作るぞー!


『風の靴』

2009-10-24 15:28:21 | 息子が一人で読んだ本

『風の靴』 朽木祥

最近は、学校の「読書の時間」が、唯一の読書時間の息子。
その時間すら、すぐに削られてしまうのだと、息子が、不満気に教えてくれました。
運よく、「読書の時間」のままだったとしても、女の子達の談笑がうるさくて、集中できないのだと、
これまた不満気に・・・。担任の先生がいるにも関わらず。困ったもんです。
だって、部活にテストにと、忙しすぎる中学生。
この間、中間テストが終わったと思ったら、一週間後に文化祭。その一週間後に新人戦。
その2週間後に期末テストですって!
「読書の時間」がなければ、本を開く余裕がないのです。先生、御願いしますよー。

「読書の時間」。ずっと、ランサム全集を読んでいた息子でしたが、夏休みに買った本が、
一冊、読み終わらなかったので、2学期は、その本からはじめることになりました。
最初は、ランサムを読み進めたいと、口をとがらせていた息子でしたが、「せっかく夏用に
買ったんだから~」の母の言葉に、しぶしぶ持って行ったのです。

ある日のこと。急に、部活が休みになり、母の帰宅が間に合わなかったことがありました。
と、玄関の前に座り込んで、本を読んでいる息子が。

「あれれ。ごめんねー。」
「いいよ。本読んでたから、あっという間だった。」
「読書用の本は、重いから、学校に置きっぱなしにしておくんじゃなかったの?」
「そうなんだけどさ。この本、あんまり面白いから、やめられなくて持って帰ってきたんだ。」
「!!!」

その言葉通り、二学期がはじまって、たった1週間で読んでしまった『風の靴』。
最後まで、面白くて、面白くて、仕方がなかったそうです。
母の中では、「ビーバー族・・・」の次!だったのだけれど、と、息子に聞いてみたら、
「面白い本は、どっちが、面白いかなんて比べられないよ。」なのだそうです。
どっちも、最高に面白い!それで、いいじゃないと。

はー。その通り。・・・・・・・・・一本とられました。


そんなことがあった後、友だち家族とデイキャンプをしたときに、突然、猫じゃらしを
火にかざし始めた息子。
そうです。あれです。猫じゃらしを食べるシーン
始めは、全部、焦がしてしまっていた息子でしたが、なんと、なんと!すぐに、上手に
ポップコーンに仕上げられるように。
一つ作ってもらったのだけれど、ほんとーに、白くて、ポップコーンみたいなの。
(小さすぎて、全く、味はわかりませんでしたが)
本を読んだことのない友達も、あっという間にまきこんで、みんなで、猫じゃらし祭り
そのうちに、「これを『猫ポーン』という名前にしよう!」と、勝手に命名。
さらに、盛り上がっていました

友だちのお父さんは、笑い顔・呆れ顔で、
「おたくの息子、あんなに、猫じゃらし食べて大丈夫なの?だいたい、猫ポーンって、
猫ポップコーンの間違えだろ。」と
でもね、大丈夫。息子も友だちも、お腹をこわすことはありませんでした。
で、家に帰ってから、猫ポーンのことを聞いたら、

「いやだなあ。猫ポップとか、猫ポップコーンじゃ、ひねりがないでしょ。
全部から、少しずつ名前を借りて、新しい名前を作るから、いいんじゃないの。」

ですって。
はあ。またまた、大人は、一本とられました。
そして、友だちのお母さんからは、「その『風の靴』って本、貸して」のリクエストも、もらいました。
いつも、意図せずに、本の宣伝大使の息子くんなのです。


今度こそ最後!?またまた、秋キャンプ

2009-10-21 21:25:00 | 旅行・キャンプ



はじめてのキャンプ場。「BOSCOオートキャンプベース」。
家から、1時間以内の超近場キャンプ場です。近すぎて、今まで利用したことがありませんでしたが、
今回、土曜日に息子が部活だったため(そ、そこまでしてキャンプ?)、こちらのキャンプ場に。

今シーズンのキャンプは、もう終わりのはずだったのに、ね。
正直、パパが「よし!来週、行こう!!」と言ったときは、私と娘は、お留守番の予定だったのです。
でも、息子くん、「みんなで行かなきゃ面白くない!」と・・・・・・。
息子よ、まだ、そんなこと言ってくれるのか。嬉しいじゃないの!
そして、決定!翌日には、防寒具のリストを作っていました。

近場と言っても、隣町の山をひたすら登り・・・母は、車酔いで大変なことになりながら到着。
山の中のキャンプ場は、なかなか、素敵な場所でした。
場内を流れる川もキレイで、夏は、水遊びが楽しめそう!なんと、湧き水を飲料水として利用できます。
サイトは、広いという訳ではないけれど、どうテントを配置しようかと悩むほどの狭さではありません。
トイレも水場も、良く手入れされていました。
というか、秋キャンプにくるキャンパーさんは、マナーが素晴らしいです。
流しの生ゴミも、一回、一回、ちゃんと自分で始末して、立ち去ります。
あー。これが、普通なんだよね・・・と、つくづく。

ただ一つ、悪い点をあげるとすれば・・・・・・。
隣接している道路が、この辺では有名な某峠道。夜、ちょっとウルサイ。
以前キャンプした道志道よりは、交通量が少ないのが救いですが、やっぱり、ウルサイ。
何しろ、そんな時間に、峠道を走っているのは、爆音仕様のものばかり。気になります。
長い母乳生活(なんと、まだ!デス)は、母の眠りを浅くしております。
走りやのみなさん、どうぞ、夜は、寝てください。よろしく御願いいたします。

実は、息子以上に、キャンプが好きな娘さん。
2日間、ずっとずっとニコニコで、お昼寝を一度もせず(夜は、19時就寝)に過ごしました。
石や葉っぱを拾っては、大くんに見せたり(ちょっぴり、迷惑な大くん)、川に投げ込んだりと大忙し。
「川に落ちちゃうよ!」と、母が声をあげると、「大丈夫!わかってるから!」と、生意気に。
いつも、夫婦でビクビクものの「火」との距離も、自分なりに計っている様子。頼もしい~。
あんまり楽しそうなので、このまま、ずっとキャンプしていたいような気になるんです(笑)いつも。



今回、メニューも秋用に。
夜は、豚汁とサンマ。朝は、豚汁と焼きオニギリ。昼は、ピザ(生地は、出発の朝に、お家で)。
オヤツに、焼き芋を頂きました。

ピザは、火加減を間違えて、なんと、一枚目が丸焦げに!!!
なんと、なんと、はじめての失敗です!パパ、ショックのあまり、言葉を失っておりました。
でも、おかげで、二枚目のピザと焼き芋が、どれだけ美味しかったか
秋キャンプは、ホント、食事が美味しいです。
夏のキャンプは、食事なんて、ほとんど覚えてないんだよねー。

大きな敷地のキャンプ場だったので、午前中イッパイかけて、私以外の人+犬は、お散歩に。
私は、火の番をしながら、ゆっくりと読書。
あー。秋って、本当に、食事と読書が楽しい季節なんだなあと、実感したのでした。
キャンプの後、デイキャンプも申し込んで、夕方まで、のんびりと楽しんだキャンプ。
これも、近場のキャンプ場ならでは。近場も、なかなか良いものです。


テントを撤収した後のサイトが、なんと寂しいことか。
また、来シーズンまで、さようなら~
楽しい時間をありがとう!


『りんごりんごりんご りんごりんごりんご』

2009-10-19 13:56:47 | 娘と読んだ絵本のこと
『りんごりんごりんご りんごりんごりんご』 安西水丸

「たまにね、女優バリに読むお母さんがいるんです。それは、やめましょうね。子どもが集中できません」

以前、絵本のことについての講演会で、講師の方がおっしゃった言葉。
でもね。わかっているけど、やめられない。だって、女は、本来、女優ですもの!?
この絵本・・・
節をつけて読まないように、どんなに注意しても、やっぱり、りんごりんごりんご~♪
と、歌ってしまいます。

りんごりんごりんご りんごりんごりんご~♪

ただそれを読む(歌う)だけで、楽しくて、笑っちゃう娘。
図書館で見つけて、ただ今、3週目。
次に予約が入らなければ、6週目までいきそうな勢いです。

受付カウンターの前で、「返したくない!」とお姉さんに懇願。
そんなこと、頼まれたってね・・・
「大丈夫、予約入ってませんよ。」
その言葉に、ホッと安堵の母なのでした。(お姉さんも?)

安西水丸さんは、村上春樹さんの本の挿絵で、ずっと慣れ親しんだ作家さん。
正直、絵本にはどうなんだろうーって、思ったのです。
私の絵本という概念の中では、完全にNGだったのです。
でも、子どもは、好きなんですよねー。
そのうち、長さんのときのように、好きでたまらなくなるのかな。

食欲の秋

2009-10-05 13:01:03 | つぶやき



「○○幼稚園が、学級閉鎖になったってよ~。▲学校が・・・」
なんて話題が、少しずつ、増えてきています。

新型インフルエンザのことを考えると、喘息持ち親子は、毎日がドキドキもの。
でも、こればかりは、心配していても仕方がないのです。
薬に頼らず、自分で治す力を
そう考えて、9月の「ことり便」と一緒に買ったのが、この本。
やっぱり、身体の基本は「食」でしょうと思うのは、食いしん坊の思考回路でしょうか。

ことり文庫の店長さんが、いつも本に添えて下さる手紙に、「食欲の秋のラインナップですね!」
と書いてあって、「いや、これは、インフルエンザと戦うための本なんですっ」と、一人反論しつつ、
でも、ページをめくりながら、ヨダレが垂れてしまう自分がいました。
やっぱり、食欲の秋 見抜かれてたな

この本。となり街の公民館で見つけ、長々と借り続けていました。
ずーっと、こんな本を探していたのです。
浅漬け、大豆の五目煮。味噌漬けの床の作り方。
これが、載っている本って、なかなか、ないのですよねー
味噌漬けや、浅漬け、煮汁の分量など、基本の作り方さえマスターすれば、材料を変えて、
色々と楽しめる和食。和食って、やっぱり素晴らしいと思う一冊です。
初心を忘れて、ただ、食いに走っている気もする今日この頃
腹八分目。言い聞かせても、言う事を聞かない自分が憎いです。ああ、食欲の秋



食欲の秋といえば、実りの秋 おとといは、お月見でした。
今年のお月見は、残念ながら、お月さまは隠れたまま。
ススキと、一目ぼれして買ってきた「落雁」とで、ヒッソリやろうと思っていたら、息子が、
「団子がなくちゃ、お月見とは言えない」と、夕方、自らスーパーに、上新粉を買いに・・・
その後、息子と娘と3人で、くるくると。(母は、夕飯の支度をしながら)

案の定、娘は、途中から、粘土遊び?と水遊びになってしまい、
「お母さん、どうにかしてー!」という、息子の叫び声が響きました。
気が付けば、ボールに張った水の中で泳ぐ、月見団子たち・・・ ゲッソリ
カンペキに丸くしないと気がすまない息子にも・・・ ゲッソリ
それでも、出来上がれば(水の中から救出すれば)、みんな、笑顔に戻ります。

娘は、覚えたての「うさぎ うさぎ、何みてはねる」を歌いながら、ぴょんぴょん!
息子は、それを下品な替え歌にして、ニヤニヤ!まあ、いいか
まるいものは、心も丸くしてくれるんだね。不思議。
お月さま、ありがとう。

昨日は、良い天気でお月様が拝めそうだと、食べずに、お月見団子と落雁をとって置きました。
見事見ることが出来た、まんまるお月様には、なんと!うさぎが見えたんですよ。ホントです。
家族で外に出て、ワイワイ。
おかげで、興奮してしまった娘さん、夜の11時まで眠れずに起きていたのでした
今日が曇りで、ちょっとホッとした、寝不足気味の母デス。