ぼちぼち日記

大切な日々のこと

『三びきやぎのがらがらどん』

2010-07-31 22:24:02 | 娘と読んだ絵本のこと
  『三びきやぎのがらがらどん』マーシャ・ブラウン絵 せたていじ訳

夏休みの予定は、どんどん消化され、あっという間に、7月も終わりです。
先日、去年入っていたコミュニティ保育の同窓会があり、懐かしい顔に会ってきました。
そこで、お友達の男の子が、この絵本に最近ハマッテイルと聞き、十年ぶりぐらいに
本棚から出してみました。
トロルがどうなるのか、すっかり忘れていたので、ちょっとびっくり。
娘は、ずっと「食べないで。食べないで・・・」と、細い声で唱え続けていました。

息子のお気に入りNHKの『ダーウィンがきた!』で、肉食動物に草食動物が食べられてしまう
シーンを見てから、娘さん、この手の状況が苦手のようです。
怖がらせるような声は出さないように、どのシーンも同じように、起伏なく読むように工夫したけれど
やっぱり、娘には、まだ早かったかもしれません。
怖さを楽しむ心を持つには、もう少し、時間が必要かも。

けれど、私自身は、とても面白く読みました。
以前は、この本、あまり好きではなかったのです。
だって、やぎったら、ひどいんだもの!!!!
トロルのやられ方、あれはないだろうーって、昔は、思ったっけ。なにせ、ばらばらだもんねえ。

でも、今は、素直に楽しめます。
単純に、「あー、良かった。」「あー、怖かった。」そう思える体験って、貴重じゃないかしら。
娘さんよう。もう少し、大きくなったら、また読もうねー。

夏休み!

2010-07-22 16:34:12 | つぶやき


火曜日、兄妹そろって終業式。
兄は、「やった~夏休みだ~」と叫び、
妹は、「じゃあ、ちゃんと、ちゃんと、ちゃんと、どうやって遊ぶの?」と、不満顔でした。
楽しい、楽しい幼稚園が、プツンと終わってしまって、何がナンだかわからないといった様子の娘。
そりゃあ、そうだよねえ。4月から、ずっと、毎日、一緒だったんだもん。
でも大丈夫。夏のお預かり、教会学校、図書貸し出し日もあるし、夏季保育も5日間あるんだよ。
それに、夏休みは、いつもゆっくり遊べないお友達や場所で遊べるチャンス 楽しみだね。

実は、梅雨あけと同時に、我が家は、すでに夏休みモード
小学校の早帰りがはじまり、「脱ゆとり教育」のおかげで下校が遅くなって、すっかり姿を消して
いた近所の小学生達が、家の前の道路に戻ってきてくれました。
夕方、涼しくなると、ワイワイと賑やかになり、夜も、18時すぎまで、一緒になって遊んでいます。
母は、しっかり者のお姉ちゃん達に娘を預け、夕食の準備
ああ、なんて楽チンなんでしょう

娘が、玄関のコンクリートの壁に、お姉ちゃん達と一緒に、チョークで絵を書きました。
いいねえ。チョークの絵のある家
上↑ の絵は、「母ちゃん!」だそうです。

そして、夏休み前の三連休には、幼稚園にて、「人形教室」第一日目。



ウォルドフ人形に初挑戦です!
縫うのは得意なのだけれど、羊毛を固く巻いて、顔を作るところに苦戦しました。
みんなで、↑の所まで完成させて、一日目が終了したのですが、一緒に作っていた幼稚園の先生が、
「なんだか、こなきジジイみたい~」と言ったので、それにしか、見えなくなりました ゲゲゲ
次回、ちゃんと、かわいい子に変身できますように
二日間で完成予定デス。

そして、夏休み第一日目は、またまた、幼稚園にて過ごしました。
なんと、「童具館」の積み木ワークショップ~ 園長先生、太っ腹~



午前中、年少さんと年中さんとで、楽しい時間を過ごしました
和久さんの積み木。この量が揃うと、もう、何だってできます
お兄ちゃんとは違い、飽きっぽい娘は、お絵かきをしていたかと思うと、積み木をしたり、ごっこ
遊びをはじめたりと、いつも忙しいのですが、この日ばかりは、びっくりするほどの集中力でした。
飽きっぽい、飽きっぽいと思っていたけれど、そんなことないんだね。

「家を作ろう!」というテーマで、みんな、それぞれ家を作っていたのだけれど、最後には、お隣さんと
合体したり、一緒に大きなタワーにしたり・・・そんな姿も見られました。
わが娘は、一人で、誰にも邪魔させず、もくもくと、自分の家を完成させていましたけど
(手前の円形の建物の右上、色とりどりのブロックと、木製ビーズを並べた平屋の家が娘の作品)
できあがった、大きな家。小さな家。圧巻です。

童具館の先生が、「最後に、みんなの家をつなぐ道を作ろう!」と声をかけたときには、すでに、
何人もの子が、道を作り始めていました。できていく、街。
子どもって、すごいー 積み木って、すごいー

そんな子ども達に混ざって、私も、もくもくと作り続けました
壊されるのが嫌なので、途中、自分の娘に一言も声をかけないという、大人気ない態度で
無事に完成させました~
じゃ~~~ん



童具館の積み木は、精密に計算されつくされ、しかも、正確に作られているので、高いタワーも、
集中力さえあれば、簡単に作ることができます。
ああ、家にも、欲しいなあ・・・ ああ、半額にしてもらえたら・・・
私ってば、せこい~
ちなみに、このタワー、童具館の先生に褒めて頂きました。ほっほっほ~

このタワー、お片づけのとき、娘たち3人で、、バーンと、豪快に倒してもらいました。
積み木って、作るのも楽しいけれど、壊すのも同じくらい楽しいのよねー。
ああ、楽しかった
来年も開催されると、嬉しいな。

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母娘揃って、ホクホク顔で帰ってきたら、息子が、
「明日の試合、団体戦の補欠に選ばれた!」と報告してくれました。
レギュラーは、もちろん無理だけれど、先月の試合では、補欠の座すら、一年生に奪われてしまった
息子くん。(二年生達を寄せ付けないツワモノが、二人も入部しました

でも、息子くん。
緊張や劣等感に打ち勝つには、やっぱり、努力するしかないということに、ようやく、ようやく、
気づいたようで(なんて、長い道のりだったでしょう)、期末テストが終わってから、そりゃあ、
頑張っていました。

5時45分起床。朝練前に玄関前で素振り。
夜は夜で、部活の後に、市が主催する剣道練習会に参加。
それでも、代表に選ばれる一年生に、かないません。可哀想だけれど、それが現実です。
今回の補欠入りは、そんな息子への、先生からの、せめてものご褒美だったのかな

出だしから、楽しいことばかりの夏休み今年は、どんな凄い夏になるのかしらん。
今から、ワクワクしちゃいます
今日は、母と娘は、生活クラブという生協の「うどん作り教室」で、またまた、楽しく過ごしました。
息子は、またまた、朝から剣道です 補欠3番手。出番は、あったかな?

プリキュアになりたい

2010-07-13 09:04:26 | 赤ちゃん日記~娘さん日記



七夕の日。
幼稚園で七夕飾りを作ってきた娘さん
何をお願いしたのかな?と、リース型のおしゃれな短冊をのぞいてみたら・・・

プリキュアになりたい    でした

・・・・・・・・・・・・・プリキュア?

「ねえ、プリキュアって、何だか知ってるの?」
意地悪な母は、ちょっと呆れて聞きました。すかさず、答える娘さん
「知ってるよ。あのね・・・・・かわいい、女の子

・・・・・・・・・・・・・・たしかに!

テレビが苦手なパパの元、我が家は、あまりテレビを見ません。
私が、ニュースやドキュメンタリー大好き人間なので、ほぼ、NHKオンリーの日々。
幼児番組は、教育テレビのみ。
でも、一度も見たことなくたって、友だちとの会話で、プリキュアが、カワイイ女の子で
トレンドなのだとういうことを、ちゃんと学習してる様子。感心しました。

おまけに・・・
「ねえ、お母さん。ちゃんもプリキュア見たいんだけど。」

おおー。すごいねえ。
お兄ちゃんが、大好きな「ポケモン」が、テレビでやっていると知ったのは、なんと、
小学校1年生のとき。
元は、ゲームなのだと知ったのは、さらに後でした

3歳にして、この情報収集力。
さすが、女だわねー。おしゃべりから、知りたい情報を得てくる力。ずば抜けています。
すでに、中学生男子を超えているやもしれません。
夜遅くまで遊んでいるくせに、次の日の待ち合わせ時間すら、決めてこない男たち。
いやあ、女脳には、感心するやら、呆れるやら。

そんな娘さん、今朝の第一声は、
「ねえ、ちゃんも、ちゃん、みたいに、足の爪キラキラさせたいんだけどぉ。」

・・・・・・・・・・・・・・。3歳には、早すぎますっ


入園のプレゼント

2010-07-05 20:39:52 | 娘と読んだ絵本のこと
 

「遅くなりましたが、ちゃんに、入園のお祝いです。」
友人から、そう書かれた手紙と一緒に届いたのは、なんと、「ヘビ」でした
前の日に、「びっくりするから、ダンボールを開けたら、必ず、小さな包みから開けるように」と
メールが来ていたので、気になる、丸い・大きな包みを開けるのを我慢して、小さな包みを開けました。
そこに入っていたのは、この絵本。

『へびのクリクター』トミー・ウンゲラー 中野完二 訳

この絵本、表紙だけは知っていましたが、なぜか、開けたことがありませんでした。

物語の舞台はフランス。
ルイーズ・ボトという夫人のところに、ブラジルで爬虫類を研究している息子さんから誕生日プレゼント
が送られるところから、物語は始まります。
愛すべき、ヘビの物語。

物語の最初、自転車にのった郵便やさんが担いでくるのは、こんなプレゼントの箱。

 (届いたときには、ちゃんと、挿絵通りに紐で結ばれていました)

箱も、手作り 宛名も、挿絵と同じように貼ってあります。
かわいい~ すてき~

でも・・・・困ったことに、娘は、爬虫類が苦手
以前、動物園の爬虫類館に連れて行って以来、ワニとヘビは、大嫌いなのです。
むむむ~
案の定、絵本を読んだ後に、包みを開けようとしたら、「いやーっ!」と絶叫した娘さん
なだめすかして、ようやく、ようやく開けました。
開けてみたら、これまたビックリ 長い、長ーい、長すぎるーっ

「いくらなんでも、長すぎだろっ
心の中で、友だちに、大笑いしながらツッコミ入れて、この不思議で楽しいプレゼントを楽しみました。
娘も、引きずって歩いたり、ミルクをあげたりしているうちに、なんとなく、このヘビのクリクターが
気に入ってきたようでした。

先日、買い物に出かけたときに、二階の窓の鍵をしめてこなかった!と、大慌てしたら、
娘さん、一言。
「大丈夫。クリクターがいるから。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
そうです。クリクターは、泥棒を退治してくれる、偉いヘビなのでした。

ちなみに、誰より一番喜んだのは、息子で、腰に巻きつけたりして楽しんでいました。
娘ったら、「ヘビは嫌。」なんて言っていたくせに、お兄ちゃんにとられるのは、もっと嫌らしく、
このときばかりは、「私のなの」と、クリクターの両端を引っ張りっこして大喧嘩。
クリクターが部屋にいる風景は、1日1日と、我が家に馴染んできているようです ふふふ。
(馴染みすぎて、昨日、クリクターで縄跳びしてました・・・が)

友人からの楽しいプレゼント。
実は、我が家には、この友人が息子に作ってくれた「ぐりとぐら」もあるのです。
(最近は、ぐりとぐらの作り方の本が出ていますが、友人の作品が、一番似ていると思います)
こんな風に、絵本の世界を楽しめる娘は、本当に幸せだなあ
それにしても、こんな楽しい「入園祝い」ってあるかしら。
私の友達って、愉快な人ばっかりだなあ。あはは~
みなさん、いつも、いつも、楽しませてくれて、ありがとう