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ぼちぼち日記

大切な日々のこと

お気に入りの絵本

2014-03-31 00:05:06 | 娘と読んだ絵本のこと

読み物の本も好きだけれど、絵本は、やっぱり違う楽しみがあるようで、
「絵本も読んで!」「絵本も読んで!」と言うことが多い娘さん。
早めに布団に入れた日には、読み物の本と一緒に読みました。

休みの日の朝は、パパに読んでもらうのも習慣に。
パパっこの娘さん。パパに読んでもらう絵本は、また、格別なようです。

 「アンジェリーナはスケーター」

「これ、ちょっと気に入ったかも。」
と、読み終わった後に言った娘さん(笑)。可愛いお話でした。
シリーズがあるみたい。また、借りてこよう。

 「こぶとり」

日本の昔話におじいさんが2人出てくるとなったら、絶対に、あとのおじいさんは、
悪いヤツだという思い込みを覆してくれました。
でも、娘は、「え?おじいさん、悪くなかったの?」などと言って、後のおじいさんは悪い人だと
思っていたらしい。ちゃんと聞いていても間違えてしまう、思い込みとは恐ろしいものです。
後のおじいさんは、こぶを取って欲しかっただけなんだよー。
なんだか、可愛そうだった。

でも、つい踊りをおどっちゃうおじいさんに、娘は、大喜びでした。
その辺の描写が、とても面白かった。

 「ゆきむすめ」

寒いうちに、是非とも、読んでおきたかった本。
怖い物語を何より嫌う娘なので、最後が怖くならないように細心の注意をはらって読みました。
やっぱり、おもしろいなあ。

娘さん、読み終わった瞬間に「そうなると思ってた。わかってたもん。馬鹿だよね。」と、クールに一言。
でも、その言い方が・・・・・やっぱり、怖かったんだねという言い方で、可愛かった(笑)

 「かげ」

絵本選びの参考しているブログで見つけて、早速、借りてきました。
字がないのに、この躍動感。すごいなー。

そろそろ先に進もうと思っても、娘が、何度も「待った!」をかけるので、永遠と読み終わらなかった(笑)

 「こびとのくつや」


「これ、好き。」と娘。昔話は怖いというイメージが先行していたところに、ハッピーエンドで嬉しかった様。
そういえば、外国の昔話は、ハッピーエンドが多いなあ。
めずらしく、「もう一回借りてきて!」と頼まれました。どこが、気に入ったのかな?

ちなみに、母は、この物語「もちろん知っている!」と思っていたのだけれど、服をプレゼントしたら、小人が
出て行ってしまうということを忘れていました。
ちょっとびっくりしたーーーーーーーーー。

 「ジャックとまめの木」

「こびとのくつや」を気に入ったようだったので、これも気に入るだろうと読みましたが、まんまと、外れました。

「長すぎる。」「もう、読みたくない。」

と、久々にピシャリと言われました。
その日は、娘さん、今、ハマっている「がまくん」シリーズを、早く読みたい、早く読みたい!と言っていたのに、
母の思惑で、無理やり読んでしまったのが悪かったと思われます。
本に、申し訳ないことした・・・・。また、いつかリベンジしようと思います。

これも、よくおじゃまするブログの中から探してきた一冊。
本当は、節分の前に、小学校の読み聞かせの時間に読もうかと思って借りてきたのです。
ちょっと長いかなあ・・・と思って、小学校での読み聞かせに使うのは、やめたのだけれど、これがまあ、
娘さん、びっくりする位に気に入りました。

めったに、2度目を要求しない娘さんが、何度も、何度も「読んで」「読んで」とせがみます。
図書館に返したくないと言って、「誰も予約していませんように。」とお祈りしてから図書館に(笑)
季節はずれで気に入って良かったです。
母にとっては、そんなに気に入る要素がない、イマドキの絵本に思えるのですが、違うようですねえ。
それでも、

ことしのまめは、よく ものをかんがえる まめ だったのです。

の所は、母も、ちょっと気に入っています。
「ものをかんがえる」って、なんだか、おかしいです。
ここを読むときは、つい、ゆっくりと、意味ありげに読んでしまいます。
もう、何回読んだんだろう。覚えてしまいそうです。

あんまり読んだものだから、娘は、ほとんど暗記してしまって、とうとう、一緒に声を揃えて読むようになりました。
暗記しているから、布団に寝ていても大丈夫。おかしいです。
何度読んでも、最後の最後のページで、鬼のお面をとったおじさんの顔を指して、

「ねえ、なんで、お面とっても、鬼の鼻なの?」

と質問してくるのが、また、おかしいです。


読書の秋

2013-10-03 23:48:16 | 娘と読んだ絵本のこと

長い文章も、ひねりのある文章も、いつの間にか、理解できるようになってきた娘さん。
読んであげたい本がありすぎて、ついつい、そればかりなってしまうので、あえて、読み終わった後は
必ず、絵本!と、決めて読みました。
聞いてくれるうちに読んでおかないと、ね。ということで、読書の秋、読み物の合間の絵本。

 『くいしんぼうのはなこさん』

この夏、北海道にキャンプに行ってきました。
牧場の横にテントを張るという貴重な体験をし、暴れ牛くんが、夜中、騒いで眠れなかったという
これまた貴重な体験もしました。
暴れ牛くんには、本当にまいっちゃったけれど、牛たちが、ものすごい勢いで草を食べる様子を
まじかで見れたことは、良い経験となりました。

それがね、もしゃもしゃと、すさまじい音がするんですよ。
静かな中に響き渡る、もしゃもしゃの音。音。音。忘れられないー。
ということで、キャンプを思い出しながら読みました。

はなこさんは、本当に最高。
女王様なのに、ちっとも憎たらしい顔をしていないのが、また、好き。
こんな牛、北海道にいたぞ~!って思えて、笑えました。

 『ありんこぐんだん』

娘にと、私のお友達がプレゼントしてくれた本。娘さん、久しぶりに引っ張り出してきました。

しかし・・・・・・。何度読んでも、何が何だかわかりません(笑)
でも、娘は、昔っから大好きなんだよ。不思議。大人には、全く理解できない魅力。
虫にハマっている娘さん、前とは違うように読んだだろうか?

 『あくたれラルフ』

古本屋さんで買ってきました。

ラルフの顔が、ホントに「あくたれ」だから可笑しい。
「あくたれ」度合が、半端ない!のもいい。

妹が持っているこの絵本を、実家に帰った時に、ちいさい息子に読んであげたことを思い出しながら
読みました。憎たらしいけど、かわいいラルフ。
でも、娘は、ラルフみたいな猫は、ちょっと勘弁みたいです。

『おしいれのぼうけん』

古本屋さんで100円。掘り出し物でした。

子どもの頃、ものすごーくドキドキして、ワクワクして読んだ思い出があります。
大好きだった本を読むのは、なんだか、ちょっと緊張します。

大人になって読んだ『おしいれのぼうけん』は、ちょっと、突拍子もない展開・・・?展開が急?の感もあり、
子どもの時のように、のめり込めなかったことが、私的には、とても残念でした。
が、娘は、ちゃーんと楽しんでました。

ドキドキ・ワクワク。

大人は、細部まで練に練られた小説ばかりを読んでいるから、きっと、駄目なんだろうな。
でも子どもには、このくらいが調度良くて、きっとこれは、練に練られた本への登竜門。
でも、狭い場所をこよなく愛する娘さんには、内容的に、ちょっと、衝撃が強かったかも(笑)。

 『ちびゴリラのちびちび』

4月から、娘と交換日記をしています。
昔、昔、私も、母と交換日記をしていて、今でも、母の書いてくれた文章のイメージが、何故か、
画像として記憶に残っています。書いてくれた内容は、全然、覚えていないんだけど。
だから、交換日記は、娘が1年生になったら始めたいこと!のダントツ1位でした。

先日、私が、職場で読んだこの絵本のことを日記に書いたら、娘が、すっとんできました。

「ねえ、ちびちびって、家にもある?」

うん。うん。そういえば、小さい頃に読んだきりだったよねえ。
ということで、久しぶりに開きました。
本当に、ホッとできる絵本。胸が、ぽっとあたたかくなる絵本。
いつでも、どこでも、いつまででも、どんなに大きくなったって、大好きだよ、娘さん。

 

『こおりとゆき』ビックサイエンス

ある日の夜。私が選んだ絵本じゃなくて、これが読みたいと言った娘さん。
「もっと寒くなってから読もうよ。」と、ごねる母。
「絶対、今日よむ!」と、強い調子で仁王立ちの娘。

・・・・・母さんの負けです。

でも、科学本は、文句なしで面白い。
読んでいるうちに、いつの間にか、母さんも夢中でした。
今年の冬は、雪が降るかなあ・・・・・・。

先日、娘のお友達を家に送る途中、そのことで、子ども達と盛り上がりました。
雪、降ったら嬉しいね。もう、秋もすっかり深くなりました。


『カブトくん』

2013-09-30 00:26:14 | 娘と読んだ絵本のこと

『カブトくん』 タダサトシ

幼稚園の頃は、お家の中で遊ぶ方が好きだった娘さん。
小学校に入って、断然、外遊び派になりました。
学童保育で、半強制的?流れ的に?校庭に出されるので、校庭で遊ぶことが当たり前になったのかな(笑)

で、今、ハマっているのが「生き物採集」。
クラスに、虫好きなお友達がいて、その子達と一緒に、虫取りに奔走しているらしい。一学期、

「〇〇ちゃんがね、今日、ティッシュにダンゴムシを包んで持ってきたんだよ!」

という話を、驚きと興味イッパイの表情で語ってくれていた娘さんでしたが、二学期、とうとう、
その子と仲良しになったようです。
毎日、書いてくれる「母との交換日記」は、ほぼ、その女の子の名前と、虫取り名人の男の子
の名前でうまっています(笑)
図鑑をひらく回数も、ダントツ一位だった植物図鑑が、昆虫図鑑にトップの座を明け渡しました。

娘の話によれば、虫好きの子達を中心に、クラスの多くの子が、生き物を捕まえることに夢中に
なっているらしく、学校の教室には、ザリガニやら、ゲンゴロウやら、かえるやら、バッタやら・・・
が、常にいる状態らしい(苦笑)。
そのおかげでしょうか。衝撃の体験もしてくることになりました。

「〇〇ちゃんが、バッタとカマキリを同じ虫かごに入れておいたら、カマキリがバッタを食べちゃったんだよ!」


「ゲンゴロウのお腹に、卵が入ってたんだよ!お腹から、白いのが出てきて、△くんが、卵だって!」


うー。想像するだけで、、、、、食欲なくなるー。また、ある日は、

「今日はね、◎◎ちゃんが拾ってきたザリガニをどうするか、クラスで話し合いしたんだよ!
ザリガニはね、共食いしちゃうんだって。だから、大きくなるまでは、みんなで育てることになったんだ!」

3連休には、担任の先生が、お家に持って帰ることになっているようで・・・。
担任は、新任の若い女性の先生。お気の毒さまです。しかし、拾ってきたってねえ・・・。
道路を歩いていたザリガニくんを登校途中に拾ってきたそうなんですが・・・(素手で持ってきたらしい)。
道路を歩いているのか?ザリガニくんが?しかも、拾ってきたのは、女子。
うー。小学生、面白すぎる。

ちなみに、娘さんも、お家でバッタを飼うようになりました。
毎日、毎日、新鮮な葉っぱを入れて、古い草を掃除してと頑張っています。
家に帰ってくると、真っ先にバッタを手にのせて、食事の前、お風呂の前、寝る前とのせて、朝、起きたら
のせて・・・と、何をするにもバッタから始まります。うー。小学生、面白すぎる。

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そんな娘さんにと、読んであげた『カブトくん』。
カブトくんとの友情を描いた絵本だと思い込んで読んであげましたが、最後は、意外と大人の想いが、
ストレートに表現された終わり方でした。
私は、どちらかというと、 阿部 夏丸さんの
「子どもが、どんなに乱暴に遊んでも、そんなことで自然はびくともしない」という(記憶では、どの小説かの
あとがきに書いてありました)意見の賛成派なので、ちょっと、この終わり方は残念だったけれど、考えすぎかな。

(問題なのは、子どもがカブト虫が欲しいというと、大金はたいて買ってくる大人とか、根こそぎ採ってしまう大人
の存在なんじゃないかと思う訳です)

でも、娘は、素直に、物語を楽しんでいたようでした。うん。虫が、ぐっと身近に感じられるよね。
その点については、面倒くさい大人も、異論なし。
なにより、大きいカブトくんというのは、ワクワクします!
でも、大きいカブトくんが、うちに来たら、母さんは、ちょっと、ひくなあ・・・。
担任の先生も、さすがに、嫌だろうなあ・・・。とか思ったら、おかしかった。



夏休みの宿題

2013-09-15 08:37:26 | 娘と読んだ絵本のこと

夏休み、小学校では、本に関係する宿題が2つありました。
「音読」と「読書感想文」。
読書感想文の方は、挑戦したい人だけ・・・という形でしたが、母が、読書感想文を
こよなく愛する子どもだったので、娘をたきつけて、挑戦させました。

読書感想文が好きだったと言うと、たいてい、変わってるって思われるのだけれど、
本の感想を自分の言葉でまとめることは、私にとっては、とても素敵なことだったのです。
読んだ後、もう一度、自分の中で物語を再現できる大切な時だったから。
でも、なにより素敵だったのは、読書感想文を書く時だけは、本を買ってもらえることでした(笑)
田舎の本屋さんでも、課題図書だけは積まれておいてあったから♪

大人になって知り合った本好きの何人かに、課題図書を選定するから、本嫌いの子が生まれるんだと
言われたことがあるけれど、私は、そうは思えなくて。
だって、課題図書に、どんな本が選ばれるのか、毎年、そりゃあ楽しみだったんだもの。
情報もなく、モノも少ない昭和の田舎の子は、平成の子より、都会の子より、ずっとずっと、幸せだった
かもしれないなと思います。ある意味ね。

そして、娘のはじめての「読書感想文」。

課題図書が好き!とか言いながら、娘には、こんな選書(笑)。

大人に読んでもらって楽しめる本のレベル。自分で読んで楽しい本のレベル。作文にできる本のレベル。

それが、まだまだ、同じラインに並ばない娘だから・・・。
娘が作文にできる内容の本ということで、娘に提示してみたら、「これにする!」と、快諾。
おかげで、楽しく?書けたみたいです。
ほとんどが、自分が作ったホットケーキのこと書いてた。ぷぷぷ。楽しいね。

最初、母は、「くんちゃんのはじめてのがっこう」を勧めたのです。
学校に入る時のドキドキなんて、今しか書けないじゃないか!と思ったから。
でも、娘は、「そんな昔のこと、忘れた。」と。そんな昔のことって、ねえ。

きっと、心臓が飛び出そうな位、ドキドキしたと思うのだけれど、それを言葉にすることは、まだ、
ちょっと難しいらしい。残念だけれど、そりゃあそうか・・・とも、思いました。
もちろん、言葉に出来る子もいるだろうけれどね。


これは、「音読」用の本として、夏休み中、楽しみました。
別に、いつものように「教科書」を読むでも良かったのだけれど、夏休みには、学童保育に「読書」の
時間というのがあって、2冊まで(できれば)持参して下さい・・・と言われたので、買ってみたのです。
毎日、無理なく音読するのにピッタリで、一人で読むのにもピッタリな本。
ものすごーく、良かったです!

見開きに、一つづつの物語が書かれています。
物語と言っても、飛行機とか自転車とかが、「乗ったことある?」とか「一人でのれる?」とか、
読者に質問するという形式の物語なんですけどね。
何が良いって、音読のあとに、親子で話が膨らむことが、一番良いデス。

宿題を通して本を読むって、ハードルが高いように思うけれど、親子で、あれこれ考える楽しい
時間ととらえたら、ちょっと違う世界が広がるよね。
これが、なかなか息子のときは出来なかったのだけれどね(笑)


息子といえば、この夏、高校2年生が読んでた本。


夏休み、朝食とお弁当づくりが早く終わった朝に、毎度、毎度、泣きながら、夢中になって読んでいたら、
息子が、「それ読み終わったら、俺にまわして。」というので、図書館で、貸し出し延長しました。

「まあ、面白かったよ。」
というのが、感想だそうです。あっ、そ。




「いしいしんじを一度、読んでみてよー」と、ずっと、言い続けていたのだけれど、なかなか、手に
とらなかった息子くん。夏休みで時間あるから、読んでみるよと言って読んでいました。
母が、「どうだった?」と聞く前に、自分から、

「面白かった!次、何読んだらいい?」

と。おおー。これは、ヒットでしたか!
次は、麦ふみとポーを推薦しました。でも、持ってないから、借りてこないといけないんだよね。
しかし、10代で読む いしいしんじって、どんななのかなー。私は、おばさんになってから読んだから・・・
うーん。羨ましいぞ。


  

村上春樹三部作。

風の歌・・・は、かなり前に読んでいて、ようやく、先に進んだようです。
ピンボール、そして、羊をめぐる・・・で、一気に加速して、下巻に入ったころには、他のことは、もう、
何も手につかない!といった感じで、読んでいました。
途中で、新学期が始まったのだけれど、睡眠も削って読みふけっているので、何年かぶりに、

「いい加減にしなさい!」

と、怒ってしまいました。
のめり込み方が尋常でないので、次は、「世界の終わりと・・・」を貸してあげようかと思っていたけれど
延期することにしました。こりゃ、身体壊すわ。


夏休み

2013-09-08 01:28:57 | 娘と読んだ絵本のこと

長いなーと思っていた、娘の夏休み。
終わってしまえば、あっという間で、なんだか名残惜しいです。

ぴかぴかの1年生の娘さんにとっては、はじめての小学校の夏休み。
学童保育で過ごす、はじめての夏休み。
朝から晩まで学童保育なんて、可哀想・・・という想いが、ずっと、心のどこかにあって
楽しく仕事に行くことが、心苦しいような気がしていたのですが、
・・・なんというか、子どもは、たくましい。

これは、娘が、学校に通い始めて、はじめて知ったことでしたが、
わが娘は、意外と(ママとパパに似ず)社交的らしい。
あれだけ、はじめての場所と人が苦手なのに、慣れてしまえば、そこを一番!に出来る人らしい。

だから、仲良しのお友達に囲まれて、毎日、わいわい楽しそうでした。
上の学年のお姉さん方には、ウノやらオセロやらも教えてもらって、新しいことも、沢山、覚えた夏でした。

楽しく仕事してて、いいんだー。

娘のおかげで、仕事を続けていく自信がついた夏。
そんな夏休みに読んだ本の覚書です。

「ミリー・モリ―・マンデのおはなし」

日常を描いた物語が好きな娘にと図書館から借りてきましたが、言葉の繰り返しを楽しむ仕掛け等が
満載で、ただの「日常を描いた物語」では、ありませんでした。
言葉遊びが大好きな母には、結構、ツボでしたが、娘にとっては、イマイチノレナイ・・・感じだったかも。
それでも、最後の方は、文体にも、仕掛けにも慣れてきて、楽しそうに聞いていました。

「おっきょちゃんとかっぱ」

《12ページ》
ひとくちたべたら、おとうさんのことをわすれ、ふたくちたべたら、おかあさんのことを忘れ、・・・

と読んだところで、娘の表情が一変した。
大人が思うよりずっとずっと、子どもには怖い話なんだ。
でも、ハッピーエンドだよ。娘のホッとした表情、忘れられない。

おはなし会で知った絵本で、それはそれで、とても良かったけれど、子どもと二人で読むと、さらに「凄い」と思う。

 
「ちのはなし」

某大型古本屋さんで、100円で手に入れてきました。

体のことに、とても興味がある娘さん。
買った後、無造作に本棚に入れておいたのだけれど、あっという間に見つけ出して、猛然と引き抜いてきて、
読み始めました。一人でも読むし、母にも、父さんにも読んでもらいました。
びっくりするほど、読みます。子どもの興味って、面白いなー。


 「くんちゃんのはたけしごと」

娘が、お父さんと一緒に育てたプランターから、今年も、ミニトマトが、沢山収穫できました。
仕事が忙しくなって、今年度は、畑を借りることを断念した父さんでしたが、庭のプランター
は、今年も、美味しく実りました。
大嫌いなゴーヤも、自分の作ったものだけは、ちゃんと食べた娘さん。
残念ながら、「おもちゃ・かぼちゃ」は、うまく実らなくて、悔しい思いも経験しました。
学童保育から帰ってきて車から降りる度、悔しそうにプランターを眺めていた娘の姿が、
とても印象的な夏でした。となりのゴーヤやミニトマトは実っているのに、どうしてなんだろうね。

さて、絵本。
失敗ばかりのくんちゃんが、最後に、ちゃーんと出来るようになるところが、なんとも、いいです。
失敗することが怖くて、新しいことにチャレンジできない娘さんの心に、何か、種がまかれたら
嬉しいな・・・なんて、ちょっぴり思ったりしました。

失敗を笑い飛ばす大らかさと、ちゃんと乗り越える賢さ。
お父さん、お母さんが、ちゃんと見ていてくれるという安心感。

そして、何より、教訓じみてないところが、この本の一番の魅力だなーと、再確認。


「なぞなぞのすきな女の子」

娘は、まさに、なぞなぞが大好きな女の子。
だから、ぴったりだと思って読んだのだけれど、思いのほか、喜んでくれませんでした(笑)
なぞなぞブックだと思っていたのに、騙された!と思ったのかな。

でも、最後の方は、楽しそうに聞いているように見えました。
で、読み終わってからというもの、毎日、なぞなぞを作らされて、大変です。
なぞなぞを作りっこするという新しい遊びが、完成されてしまいました。

おおかみ脳みその母さん、毎日、脳トレです。

「はなのあなのはなし」
図書館で、娘が探し出してきた本。
本当に、体の本が好きな娘さんです。そのうち、体博士になれるかもしれません。

しかし、体って、無駄なところが、一つもないんだよねー。良く出来てるなあ。

「一年一組せんせいあのね それから」

仕事をしていると、どうしても読み聞かせの時間がとれないことが多いです。
まだ、娘も体力がないから、お風呂に入ると、そのまま寝てしまうことも多いし・・・。

そんな理由もあって、詩の本を良く読みます。
夏休みは、試しに、子どもの書いた詩の本を読んでみることにしました。
これを読んでから、娘のお友達の話を聞きながら寝るというパターン。
これが、結構、楽しくて、時間のあるときでも、娘が「詩の本がいい。」と言うことが多かった。

それにしても、まあ、好きな男の子の話とか、お父さん・お母さんの関係について書いている詩が
多くて驚きました。1年生なのに!ちょっと、マセすぎじゃない!?
私は、その手のことには、さっぱり興味がない子だったけれど、普通は、あるものなんだろうか。

この本のせいでしょうか?
先日、学童保育の帰り道、娘が、ぽつりと・・・。

「ねえ、お母さんが1年生のとき、どうしても好きな男の子いた?」

どうしてもって、、、ねえ。
娘の母になるって、こういう質問の連続なのだろうか。どきどき。
ちなみに、娘には、

「うん。いるよ。」

だそうです。そうかー。どうしても、好きなのかー。

「なぞなぞのへや」

夏休みの最後の土曜日、行きたかった、あの、鎌倉の絵本屋さんに行ってきました。
オープンしたての「ことり文庫」さん!
これは、そこで娘に買ってあげた本。

絵を探すお楽しみがあるところが、新感覚の「なぞなぞ絵本」。
そして、我が家に、新たなる「なぞなぞ」遊びが生まれました(笑)

新しい「ことり文庫」さんは、本当に、素敵でした。
梅ヶ丘店も、とても好きだったけれど、鎌倉店は、私には、ぴったり、ジャストサイズの本屋さんに
なった感じがしました。
本って、沢山ありすぎて、どれもこれも面白いし、選べと言われても困っちゃう。
だから、このくらいの大きさの書店で、店長さんが選んだ中から選ぶというのが、調度いいです。

店長さんの想いがつまった、このくらいの大きさの書店が、町に沢山あったら、もう、最高なのになあと
想像を膨らませてしまいました。
今日は、あの人の店の本を読もう!とか考えながら出かけたら、一日、お散歩から帰ってこれないだろうなあ。
本屋さんとは、そういう所であって欲しいな。という、願望。

ことり文庫さんのホームページは、こちら→ 

秋になったら、帰りに、お寺にも寄ってこよう。


加古さん

2013-07-04 12:31:00 | 娘と読んだ絵本のこと

仕事がない日は、夕方、娘と一緒に犬の散歩に出かけます。
娘の一番のお気に入りは、何と言っても、田んぼコース。
娘さん、そのうち絶対に落っこちる!というくらい、田んぼの中をのぞき込んで、なかなか、前に進んでくれません。
そうです。田んぼの中は、ただ今、おたまじゃくし王国~!
ということで、そんな娘に、読みたくなった一冊。

お母さんが、まさに食べられてしまう!というシーンで、思わず、恐怖の声をあげてしまった娘。
怖がらせてはいけないと、慎重に、慎重に読んだけれど、やっぱり怖かったねー。
よっぽど怖かったのでしょう。一度読んだっきり、
「おたまじゃくしのは、怖いからいい。」と言って、二度と読もうとしない娘さんでした。

で、加古さんの本、他にもあるから読んでみよう!と続けて読んだのが・・・・



こちらは、あまり怖くなかったようですが、意味が良くわからなかったようでした。
うーん。実は、久しぶりに読んだ母も、ラストが良くわからなかった。

で、気を取り直して、もう一冊。



これは、単純明快なストーリー&怖くない が揃って、娘さん、気に入った様子でした。
日曜日の朝、パパにも読んでもらっていたらしい。
ケラケラ笑いながら聞いています。

「赤いアリ、見たことある!」
と、娘さん、熱弁をふるっていましたが、一体、どこで見たのだろう。私は、最近、見てないな。
聞けば、クラスの友達の中に、虫好きの女の子がいるらしく、その子のおかげで、アリやら
ダンゴムシやらが、ぐっと、身近な様子です。友達っていいね。

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久しぶりに、加古里子さん、沢山、読んだなー。
娘にとっては、加古さん=「むしばミュータンス」だったから、これは、色んな本を書いている人だぞ!
と思ってもらえたら嬉しいな・・・・と思ったりする母でした。

学校の授業で、図書室で本を借りることを教わったらしいけれど、全く、本を借りてこない娘さん。
「図書室なんて、行ってる暇ない。」と、娘に、先日、ばっさり切り捨てられた母なのですが、いつか、
加古さんの絵本シリーズ、見つけてくれたら嬉しいな・・・なんて、思ってみたり(笑)
まあ、無理かなー。息子も、図書館で一度も本を借りてこなかったから。
うちの子は、本は、母が持ってくるものと思っているのかもしれません。

そういう私は、小学生の頃、加古里子さんの、この絵本シリーズが大好きで、学校の図書館に置いてある
本は、繰り返し、繰り返し、読んだものでした。
にんじんばたけとか、とんぼのとか、青い目?の・・・・とか。
きっと、高学年になる頃まで、読んでいたに違いない。

だって、図書室を入って右側の本棚に、シリーズで置いてあったこと、今でも、ちゃんと覚えてるんだもの。
いつ見たって、同じラインナップなのに、必ず、チェックしてたっけ。
時々、ずーっと借りていた人が返した「まだ読んだことない本」があると、天にも昇る気持ちだったこと、
とても良く覚えている。嬉しさの感覚って、ちゃんと胸に残るものなんだよね。

インターネットもない時代。
かこさとしさんが、どれだけ絵本を出しているかなんて、田舎の小学生には、調べられない時代。
今は、どんな田舎に住んでいようと、インターネットで調べたら、出版されている絵本が、ワンクリックで
検索できて、「あ、まだこれ読んでないな・・・」とか、小学生だって、簡単に知ることができる。

だけど、あの当時の「返した人頼み」「その日の出会い頼み」の図書館の面白さが、私を読書家に
育ててくれたから・・・
子どもの頃に出会いたかった本を、読めないまま大人になったことを悔しく思うことはあるけれど(多々あるけれど)、
それはそれで、楽しい読書環境だったなーと思うのでした。
加古里子さんを読んで、久しぶりに懐かしくなった一週間でした。


『まあちゃんのながいかみ』

2013-05-19 13:21:25 | 娘と読んだ絵本のこと

『まあちゃんのながいかみ』たかどのほうこ

読み物の本の合間に、時々、絵本を読んでいます。

まあちゃん、さいこー!

息子と違って、本を読みながら、ゲラゲラ笑うことがない娘ですが、これは、まさに
ゲラゲラと、声をたてて笑っていました。
長い髪が大好きな娘さんにとっては、きっと、さらに、近い題材だったに違いありません。
たぶん、まあちゃんの友達の女の子2人みたいな会話、してるに違いないし

それにしても、まあちゃん、さいこー!
周りの会話に流されることなく、我が道を行く。
こういう女の子になりたいね。

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娘さん、小学校生活も落ち着いてきて、仲良しのお友達が、なんとなーく、固定化されつつ
あるようです。
私の仕事が休みの日は、そのお友達と一緒に帰れる日。
お友達の家々を見学をしながら、帰ってくるようで・・・・・・・・・・。
いくら待っても、帰ってこない。
うーむ。我が家を超えて帰るお友達は、いったい、何時に家に着いてるんだろう。

朝は、朝で、せっかく、近所のお姉ちゃん達が連れていってくれているのに、途中で別れて、
クラスのお友達と一緒に行くようで・・・・・。
毎朝、追いかけっこをしているらしく、とうとう、先生から、
「登下校時に、走ってはいけません。」と、注意されたそうな。

何で、わかっちゃったんだろう!先生、いないのに!!

と、娘は、驚いておりましたが、まあ、ほとんどの一年生が、そう思ったことでしょう。
新一年生たち、大人の目がないところで、のびのび、楽しくやってます。

私も、小学生の頃、あの時、一つ間違えば死んでたな・・・(田舎なもので)というようなことを
していたのを思い出しては、心配になり、でも、それがあったからこそ、豊かな子ども時代の
思い出が出来たのだと、思いなおしたり。
大人の目があるところで、危険なことやったって、ちっとも面白くないもんね。
でもなー。難しいなー。


4月が終わります。

2013-04-27 05:57:55 | 娘と読んだ絵本のこと

4月。娘の入学と私の仕事復帰と重なって、どうなることかと不安でしたが、学童保育で春休みから学校に
通っているからか、娘さん、学校に慣れるのが、思った以上に早くて、ほっとしました。

「学童のお迎え、6時まで来ないで!」

と言う程、学童保育も楽しいそうで、職場に無理を言って、4月、5月は、すべて早番に・・・とお願いしていた
母は、ちょっと、拍子抜け。5月からは、遅番もスタートさせることにしました。
しかし、今は、毎日が新しいことずくめだから、この状況ということも考えられ・・・・慣れた頃が勝負かな。
順調にいくと、良いのだけれど。

そんな訳で、いよいよ貴重となった、「絵本を読むための朝の5分」。
なぜか、お膝にのって聞くことが多い娘さん。このベッタリの時間を大切にしようと思う。
一人で歩いていく前の「大切な時間」だからね。

絵本は、たいてい、荒井良二さんの『あさになったので~』を読むことが殆どだった4月だったけれど、
時間がない時は、こちらを読みました。

 
幼稚園の頃から、その月のページをひろげで、いつでも読めるようにと部屋に飾ってあります。
この絵本、1冊通して読んでも、あまり喜ばなかった娘さんですが、カレンダーのようにして、一か月ごとに
読むようにしたら、大好き絵本になりました。



4月後半は、気分を変えて、こちらの本も。
目をとじて、「えいっ!」とばかりにページをひらく。そこのページの読むのです。
これが、なかなか面白い。ちょっとした、おみくじ気分です。
それにしても、詩って、やっぱりいいなあ。

でも、これを読みたいと持ってきた日もありました。



もちろん、時間がない朝にピッタリだけど、いまさら?


でも、とびらを娘が開けたときに出てくる動物のイメージで、声を変えてみたら、これが、大うけで・・・
高校生の息子まで、頭をなでつけながら(髪型が気になるお年頃になりました)やってきて、
「そりゃー違うだろ。」とか、ツッコミを入れ始めたから、なんだか、朝から爆笑の読書タイム?になりました。
(ライオンの声が、超・弱そうで、我ながら笑えました)
これは、読み聞かせのルール違反?(笑)でもまあ、いいか。
それにしても、コロちゃんだから赤ちゃん用なんて、思い込みは厳禁ですね。反省。

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ちなみに、こちらは、4月、お仕事で読んだ本。面白かったので記録。



障がいの程度や興味によって活動が選べるのだけれど、その中の、「言葉」をテーマにした活動で読みました。
その日のリーダーさんに、突然、「読んで」とふられたので、ドキドキしながら読みました。
実は、ちゃんと読んだのは、はじめてかもしれない!?

説教くさい本は苦手で、いつも、心の中で10個ぐらい嫌なツッコミを思いつくのだけれど、この本は、哲学書っぽくて
すんなりと心に入っていきました。ベストセラーも食わず嫌いなんだけれど、良いものは、良いんだと思わせてくれました。

本を読む前に、参加者全員で「3分間スピーチ」をしたのだけれど、(利用者、職員が、みなで3分間、自分の想いや日常で
あったことをスピーチします)その時に、ある方が話した「障がいを負った自分に対しての想い・感情」と重なって、読みながら、
思わず涙が。用意した職員は、そのスピーチの内容を知っていた訳ではなかったのだけれどね。
本の神様は、やっぱり、いるのだなあ。あのスピーチをした方の心へ、届きますように。



とらたに出会ったのは、この職場の本棚でした。大好き!(ほとんど絶版で、集められないけれど。)
6年たっても、ちゃーんとあったよ。大好き、とらたくん。
午後の時間に、時間を見つけて読みました。
まだまだ新人で、「やるべき」仕事に追われているため、時間の作り方が下手。来月は、もっと読めたらいいな。

   

大型本の「わにわに」があります。大迫力だねー。
それにしても、じょろろーんって、ねえ。作者さんは、どうやって、どんな時に、思いついたんだろう?
本当におかしい。

4月。あっという間だったけれど、楽しかった♪
色々、考えてしまうこともあったけれど、今は、お仕事が楽しくて仕方がない、素直な気持ちを大切にしよう!
と、思えるようになりました。

来たる5月は、学校行事が減り、自由になれる休みが多い予定。
家の片づけ、アルバム整理、読書、書道の練習、編み物・・・・・と、やりたいことだけは、沢山、あるよ。
村上さんの新刊も読まなくては。英語も!?

良い月となりますように。5月さん、どうぞ、よろしくお願いします。


『あさになったので まどをあけますよ』

2013-04-16 09:40:07 | 娘と読んだ絵本のこと

 『あさになったのでまどをあけますよ』 荒井良二

細々と続けていた図書館読み聞かせボランティアを、この春、やめることにしました。
娘の入学と仕事復帰。学校にも、ボランティアとして参加したかったし、体力的不安もあるし、
そこに、すべてを傾けるには、どうしても、身軽になりたかったのです。

絵本が好き。
全員が、その想いで集まっている会だけれど、会として運営するには、その気持ちだけでは、
まわらない。それぞれの価値観、それぞれの目指すもの、それぞれの想いがあって。
一緒にやるには、それなりに、お互いに気を遣いながらやらなくてはいけなくて、たぶん、
今の私には、それが出来ないだろうと思いました。

1~2年休会して、また、落ち着いた時に戻ってくれば良いと言ってもらえたのだけれど、
都合の良い時だけ参加する形は、一生懸命やっている会員さんに対して、とても不誠実に思えたし。
でも、「また、戻ってきてね。」そう言ってもらえて、心底、嬉しかった。
ありがとうございます。

そのボランティアの会から頂いた記念の絵本。
「欲しい本をリクエストして」と言われたのですが、申し訳ないと思う気持ちもあって渋っていたら、
役員の皆さんが、選んで届けてくれました。

荒井良二さん!

実は、本を自分のものにしたい!と思えるほど、得意じゃないんです(笑)
色とか、雰囲気とか、そいういものは、とても好きなんだけれど、どうしても、良二さんの描く「人」が、
あまりに可愛らしくて、可愛らしい絵が苦手な私は、ついつい、敬遠。
あと、活字に萌の人なので(私って、病気ですかね)、手書きの字がどうしても・・・・・

でもね、この絵本・・・・・・。本当に素晴らしい。
言葉にできない素晴らしさです。
素晴らしい・・・というか、凄いと思いました。
読み終わった時の、あの「心の解放感」。それを言い表す言葉は、とても思いつきません。

6年ぶりの仕事復帰で、(自分で思っていた以上に)張りつめていた心の緊張が、ほどけていく感覚に、
思わず、涙があふれてしまって。
なんか、気負いすぎてたなあ・・・わたし。何、焦ってたんだろ、わたし。
ものすごく、身軽になって、ものすごく、楽になって。
この本と出会えて良かった。本当に、本当に、感謝です。

それから、毎朝(出来ない日もあるけれど)、忙しい中、5分だけ時間を作って、出かける前に、娘と
この絵本を読むことが習慣となりました。
読み終わった後、私は、深呼吸。すがすがしい、生まれたばかりの今日の風が、胸一杯に入ってくる感覚を、
楽しんでいます。そして、娘は、毎朝、違う発見を絵の中にしているようです。


今朝は、南国風の森のページの中の鮮やかな花々を指さして、「この中に、かたつむりがいるよ。」と、
耳打ちしてくれました。うん。うん。いるね、きっと。
お決まりは、必ず、晴れているのに雨が降っているページで、「これ、通り雨だよ。」と教えてくれること(笑)
それから、なぜか、私のひざの上に座ってくる。(もう、かなり重いんだけど・・・・・・・・・)
ひざの上で、「いってきます。」と、一人で出ていく準備をしているのかな。
いってらっしゃい。

静かで、ゆったりとした時間を与えてくれる絵本。
多くを語らない故、感じ方は、人それぞれ。
きっと、その時に置かれた環境でも、感じるものは違ってくると思う。
それぞれが、それぞれを感じる絵本。ものすごーく、力強い絵本なのかもと思う。

そうそう、この荒井良二さんの絵本も、大好きでした。



得意じゃないと言いつつ、好きな絵本は、別格に好きな荒井良二さん、なのかも。
今週末は、この絵本を読んでみようかな。


2013-03-03 23:46:30 | 娘と読んだ絵本のこと

春一番が吹いた後に、お話し会なんて、私ったら、なんてラッキーだったのでしょう。
図書館ボランティアで、絵本を読んでいるのですが、3月は、私のお当番。
大好きな、この絵本を読みました。

「はるかぜ とぷう」 小野かおる

絵が、とにかくカワイイ。
細かく描きこまれた絵だから、大勢の子どもを前にした読み聞かせには、不向きかもしれないけれど、
それでも、やっぱり、この季節に読みたくなってしまいます。ああ、大好き。
たしか、去年も、これを読んだ!

娘に、練習を申し込んで、聞いてもらったら、

「まあ、おもしろいかな。」と、言っていました(笑)

 「でんしゃでいこう でんしゃでかえろう」 

2冊読むので、色々と候補をあげたのですが、今回のリーダーさんが、この本を読んで欲しいと仰るので、快諾。
この絵、ちっとも好みじゃないのだけれど(すいません)、なんか、魅力的なんですよね。不思議。

これも、お家で練習したのですが、娘さん、ガタンゴトン、ゴーと、母と一緒に読んでくれました。
そして、読み終わったら、「もう一回!」と、アンコールの声。

おおー。久しぶりのアンコールだー!

と、いうことで、もちろん、「でんしゃで かえろう」 で、やまの駅に帰りました。
帰り道は、ガタンゴトン、ゴー!だけじゃなく、だいたい、暗唱できるようになっていた(笑)
と、いうことで、もちろん、暗闇の中、布団をかぶって、ふたりで「ゴー」「トンネルをぬけたらー」
「なのはなばたけ!」「なのはなばたけを でんしゃはいくよ」「ゴー」と、やりました。

ああ、楽しいなあ~。身を寄せ合って、こそこそ言うのって、なんて、楽しいんでしょう。
声を揃えて、暗唱するのって、なんて、楽しいんでしょう。
暗闇って、なんて、わくわくするんでしょう。
しまいには、けらけら、二人で笑ってしまって、眠れなくなってしまいました。

息子と暗闇で暗唱して笑った、賢治の「ゆきわたり」を思い出しました。
娘さんも、こんな楽しみ方が出来るようになったんだね。

最近、児童書に傾きつつある、我が家の読み聞かせタイムですが、絵本の楽しさは、やっぱり、
児童書には、ないものだから、バランスよく(逆に、児童書の面白さは、絵本では体験できないし)
読みたいなあ・・・と、思います。
小学生って、そういう意味で、どちらも楽しめる、物凄く、貴重な時。大切にしたいな。


そうそう、図書館のお話し会でも、小さな女の子が、やっぱり、「ゴー」って、一緒に声をあげてくれました。
かわいい!楽しい!
もうすぐ春。電車に乗って、旅行に行きたいなー。


クリスマスのことを。

2013-02-16 10:20:08 | 娘と読んだ絵本のこと

今更・・・・・・・・っていうか、え?今頃?ですが、娘と読んだクリスマス本、書き留めていた記事をアップ。
これで、ほぼ、全部、記録できたかな。

「ぎんいろのクリスマスツリー」ハッチンス作・わたなべしげお訳

 家のクリスマス本以外にも読みたいというので、図書館で借りてきた本。
娘が、めずらしく、読み終わった後に「これ、すっごく、好き。」と、言いました。
そうか、そうか。すっごく好きか。

大人が読むと、きつねの猜疑心の愚かさとか、結構、深い内容だったのだけれど、娘は、いったい
何が、どう「すっごく好き」だったのかな。
ただただ、最後のツリーの美しさに、動物たちと一緒に感嘆出来るのは、このぐらいの年までかも
しれない。今年、読めて良かった。

「アンナの赤いオーバー」ハリエッと・ジィーフェルト文・アニタ・ローベル絵

物語の内容を理解できないという難しさはないけれど、この本の本当の魅力・・・戦争の影とか、そういうものを
ひっくるめて理解できるようになるには、まだ、娘には、少し早かったかな。
小学生になったら、また、借りてこようね。

「サンタクロースのおくりもの」J・オームロッド 戸田早紀・訳

これ、ヒットでした!
サンタさんとロバさんが、歩くシーンが、なんとも好きだなあ。
それと、美しい印刷。とても、美しい本でした。
でも、絶版なんですって。


 「マドレーヌのクリスマス」ルドウィヒ・ベーメルマンス作 江國香織・訳

パリのクリスマスは、どんなに、ロマンチックだろうなーと思って読んだら、意外な展開で、笑えました。
魔術師って、おいおい。
娘さんいは、寄宿舎という設定が、未だに、よく理解できていないようなので、この「クリスマスプレゼント」の
素晴らしさが、理解できているかどうかは疑問なのだけれど、面白いから、いいでしょう。
というか、私も、今まで、孤児院だと勝手に思い込んでいたので、読んで良かったです。



サンタさんに、「ちいさいクリスマスツリーをください」と手紙を書いた娘さん。
サンタさんからは、こんなツリーが届きました。

ウォーター・ドームのオルゴール。

ツリーのまわりをサンタの乗った汽車が、オルゴールにあわせて、ぐるぐると走るんだよ。
サンタのお手伝いさんは、「こんなのクリスマスツリーじゃない!」と言われるんじゃないかと、
気が気でなかったのですが、とても気に入ってくれたようで・・・・ほっ。
めちゃくちゃ喜んで、とびはねて喜んで、サンタさんありがとう!って、大騒ぎでした。
良かった、良かった。

むかしむかし、息子が、「四次元ポケットが欲しい。」と言い出した時ぐらいの困り具合でしたが、
無事に、乗り切りました。ああ、良かった。
で、息子のときに、うまく誘導して、別のプレゼントに代えさせたことをちょっと後悔しました。
(娘のことも誘導しようとしましたが、一切、誘導になんて乗らない人なので、こうなりました。)


1月

2013-01-30 17:48:08 | 娘と読んだ絵本のこと

おおみそか、元旦、3日と仕事だった為、わさわさと、忙しく迎えた2013年。
忙しく迎えたせいか、そのまま、一気につっぱしった一月でした。


お正月、仕事の合間に、お互いの実家に挨拶に回るという忙しさだったので、三連休は、ゆっくりと
スキーに行こう!とはりきったら、今度は、大雪で渋滞に巻き込まれ、人生初の24時間車中という
恐ろしい体験をしました。

雪の中の立往生とか、今まで、ニュースの向こうの他人事だったけれど、誰にでも起こること
なんだなあと実感。何より怖かったことは、山の中で、ガソリンがなくなるかもしれないと思ったことと、
どうして、先に進まないのか(渋滞の先で何が起こっているのか)理由がわからないことでした。
息子くん、中学時代から続けてきた皆勤賞を、こんなことで駄目にしちゃった。ごめんね。


お仕事も、4月から、娘がお腹にいた頃に勤めていた障碍者施設に戻ることになり、そのための手続き
に、あたふた・・・というか、心が、揺れる数週間でした。
アラフォーと名乗ることすら許されなくなるお年頃ゆえ、迷いに迷いました。

やれるかな?いや、今しか挑戦できない! の堂々巡り。

「大丈夫。」不安な私の気持ちを察して、以前の職場の仲間がメールをくれました。
今のパート先の上司に退職を申し出たら、「駄目だったら、いつでも戻ってきていいから、頑張って。」と
この先のことも励ましてくれ、申し訳ないやら、嬉しいやら。。。
私は、いつでも、良い上司や仲間に恵まれます。感謝、感謝、感謝。

って、ゆっくり言ってもいられなくて、学童保育の見学に申込みにと、こちらも悩みました。

息子のときは、悩むことなく市の学童だったけれど、今は、民間が充実しているんですねー。
毎日、学校にお迎えに来てくれるし、6年生まで受け入れてくれるし。
若い指導員さんは、子どもとマジ!?ドッジボールしていて、とても、楽しそう。
でも、「お友達と一緒が良い」と言う娘を尊重して、市の方に申込みをしました。
小さいながらも、しっかり、自分の意見を主張する娘のたくましさ・・・です。

そんな、はちゃめちゃな1年のスタート。
それでも、娘と絵本を読む時だけは、ゆっくりと時間が流れているような気がした1月でした。


「いろいろ1ねん」 レオ・レオーニ 谷川俊太郎・訳

この作者の描く絵本は、どうも、「教訓」じみていている気がして得意じゃないのだけれど、この本だけは
何の偏見もなく、大好きです。
子どもの頃、小学校の桜の木が大好きだったなあって、思い出す。

 「ぺんぺんぐさのふゆとはる」山根悦子

幼稚園での定期購読本。
ほとんど読まない月もありますが、これは、はまりました。
小さい頃から、雑草を摘み摘み散歩していたせいでしょうか。
親子で、「ロゼット」という葉の形を覚えたよ。なんだか、嬉しい44歳。人生、死ぬまで勉強やね。

「のはらうた」 工藤直子


ある夜、娘が、
「ねえ、元気かい?」って質問して!と、何度もせがみました。なんだそりゃ?と思いつつ、
「元気かい?」って言うと、「元気、ぴんぴん!」と、嬉しそうに娘が答えます。
何度もやってるうちに、母、ようやく、『のはらうた』に、同じフレーズがあったことを思い出しました。
「それ、へびいちのすけじゃない?」と聞いたら、娘さん、目をキラキラ輝かせて、
「そうだよ!先生が読んでくれたの!持ってる?持ってるの?」と。
残念ながら、我が家には、へびいちのすけくん以外の本が二冊。

そしたら、娘さん、図書貸し出しの日に、先生にお願いして、教室の本を貸してもらってきました。
「あったよ!あったよ!」と大喜びで帰ってきて、本を片手に、一人で声を出して読んでいました。
貸してもらって良かったね。

十二の月たち」 ボジェナ ニェムツォヴァー 作・ 出久根 育 訳

子どもの頃に読んで、ものすごく印象に残っている本。
娘に読む日を楽しみにしていました。面白かった。内容も、ほぼ、覚えていた通りでした。
娘さん、いじわるな娘の意地悪さ加減に、超・憤慨していました。
子どもの頃の私は、ちっとも、そこには想いが残らなかったんだけどな。面白い!
でも、私が読んだのは、もっと大きくなってからだったから、また来年読んだら、違う娘と
出会えるのかもしれません。それも、また楽しみ。

アンデルセンの「雪の女王」も、ものすごく印象に残っていて、いつか読みたいと思っている絵本。
この本を借りるとき、一緒に借りようか迷って、来年以降のお楽しみに残しておくことにしました。


 
忙しかったけど、素敵な本とも出会え、ワクワクとドキドキのつまった、充実した一月でした。

って、書きためていたら、昨日、娘が、インフルエンザ!
「忙しい月」の最後を飾りました。とほほ。でも、娘さん、高熱だけど、すごぶる元気印です。


クリスマスの絵本・2

2012-12-24 21:33:14 | 娘と読んだ絵本のこと

 『コロちゃんのクリスマス』 エリック・ヒル作 

クリスマスなんて、まだまだ先のこと・・・という時期に、娘が本棚から選んできました。
これを読んで、「あ、今年もクリスマスコーナー作らないと。」と思ったんでしたっけ。
しかけ絵本なのに、しかけをめくることに執着していない娘に、驚きました。
大きくなっちゃったねえ。

 

『おおきいツリー★ちいさいツリー』ロバート・バリーさく 光吉 夏弥 訳

息子が、あまり好まなかったので、ほとんど読まれないまま、本棚で眠っていた本でした。
娘は、とっても、とっても、気に入ったようです。
「えー!またーっ!!?」と、ツリーの先っぽが切り落とされるたびに、楽しそうに声をあげていました。
途中から、絵が、ツリーの大きさ(小ささに)に対応できてない気がするんだけど・・・
ま、大人のツッコミは、いらんですね。

『まりーちゃんのくりすます』 フランソワーズ文・絵 与田準一

息子が、こよなく愛していたクリスマス絵本。
「読みたくない!」という娘に、高校生の息子が「どんなに、まりーちゃんが面白い女の子なのか」を
とうとうと話して聞かせているのを眺めるのは、最高に、楽しかったです。
息子が、あまりに勧めるので、一度だけ読みましたが、娘には、まだ、この本の本当の面白さは
理解できない様子でした。

って思ったけれど、あんなに笑えるのは、この世で、息子だけかもしれない。

 『エリーちゃんのクリスマス』メアリー・チャルマールさく おびかゆうこ訳

可愛い、可愛い、小さなクリスマスの物語。
ただただ、可愛いと思う母の横で、娘は、例のサンタさんの登場を心待ちにしています。
世間一般でいう「サンタさん」とは、全く、違うサンタさん。
まあ、見た人がいないのだから、どのサンタさんが正しいのかなんて分からないのだけれど、ね。

でも、サンタさんは妖精なのだから、実際のところは、この本のサンタさんが近いのかもしれない?
と、私は、ひそかに思っているのであります。

とにもかくにも、娘は、この本のサンタさんが大好きで、先日、仕事で遅い父さんが、珍しく早く帰って
きたら、せがんで、せがんで・・・・・・。この絵本を読んでもらっていました。
でも、物語そっちのけ。

「ほら、このサンタさん、みてみて!」

と、サンタさんを指さして、大騒ぎでした。

 『やかまし村のクリスマス』アストリッド・リンドグレーン作 イロン・ヴィークランド絵 おざきよし訳

娘とも、リンドグレーンを楽しみたい。ずっとずっと、考えてきたこと。
今年から、ようやく、その夢が動き出しました。
ロッタちゃんに続いて、やかまし村。
出会うのが遅かったせいで、息子は、やかまし村を読む機会を逸してしまったのでしたっけ。
これから、娘と楽しめると思うだけで、母にとっては、最高のクリスマスプレゼントです。

そんな「やかまし村」のクリスマス。
こんなクリスマスを過ごしてみたい。子どもなら誰でも、いえ、大人だって、そう思います、きっと。
娘も、憧れのまなざしで、ずっと、絵本をのぞいていました。
大好きな仲間と過ごすクリスマス。それだけだって憧れなのに、みんな、お隣り同士なのだものねえ。

息子は、近所に仲良しの友達がたくさんいて、真っ暗になるまで遊び続けていたのだけれど、娘と同じ年の子は、
残念ながら、すぐ横には暮らしていません。

「お兄ちゃんは、いいなあ。」

全員が、別々の高校に進んだのだけれど、今でも、夜遅くまで、家の前で(くだらない話で)盛り上がっている
お兄ちゃんを見ながら、いつも、娘がつぶやきます。

大好きな「ふたご」になりたいお友達が、隣に暮らしていてくれたら。
娘の想像は、さらに膨らんでいるようでした。
隣に住んでいるなら、お母さんが2人いてもいいものねえ。

 『子うさぎましろのお話』 佐々木たづ 文 三好 碩也 絵

出だしが、かなり、強烈なインパクトなので、どんなに恐ろしい結末が待っているだろうかと、つい想像してしまい
そのドキドキが心に引っ掛かったまま、読み続けることになってしまいました。
全体的に、静かな雰囲気であることも、そう思わせてしまう原因かもしれないけれど。

娘が、私のように想像していたかは知らないけれど、ちょっと緊張した面持ちであったように思います。
なんとなく、娘のドキドキが伝わってきた・・・気がします。

面白かった。
よかったね。ましろ。


クリスマスの絵本・1

2012-12-22 10:41:24 | 娘と読んだ絵本のこと

今年も、2階の本棚からクリスマス本を出してきて、クリスマスコーナーを作りました。
幼稚園で読んでもらっている『エルマーと16ぴきのりゅう』を読みたいよー!と言う娘を
なんとか説き伏せて、12月に入ってから、コツコツと読んできました。
この時期だけの おたのしみ です。

『クリスマスイヴのこと』 クレメント・ムーア作・アニタ・ローベル絵・松井るりこ訳

たぶん、今年、一番読んでいる本。
詩のような文章はテンポがよく、「早く寝なくては!」の日でも(クリスマスが近くなるとイベント続きで、そんな日が多い)、
躊躇することなく、本を開くことができます。

娘は、サンタさんのお腹が、ぶるんぶるんと揺れるところが大好きで、いつも、そこで笑い声をあげます。
そうそう、ナイトキャップで手をつないで寝ている父さんと母さんには、衝撃も受けたようでした(笑)。
図書館の読み聞かせボランティアでも、この本をチョイス。
お父さんがサンタさんを見てしまうという所で、息をのんでいる女の子がいましたっけ。
子どもって、かわいいなー。

ちなみに、今シーズン、この絵本をはじめて読んだ晩、息子は、トナカイの名前を、全部、覚えていなかった
自分に、とてもショックをい受けていたようでした。(となりの部屋から、かけつけてきた!)
母は、5頭まで覚えていた息子に感激し、娘は、ひそかに、お兄ちゃんを尊敬したようでしたけど。
(娘は、全然、覚える気なし。面白いね。息子は、絵本の中の何かを覚えるのが大好きだったのに)

  『もりのてがみ』 片山令子さく 片山健え

 


お友達ママが好きだと言っていた本を、図書館から借りてきました。
表紙がクリスマスらしくないせいか、ちっとも、娘が読みたがらないので、
「母さんが選んだ本」「自分で選んだ本」を一冊ずつ読むというルールで、ようやく、読むことが叶いました。
可愛いよー。
ずっと拒否していたことを忘れて、物語にひきこまれてしまった娘。熱心に聞いていました。
たぶん、来年、読んだら、また違う反応が返ってきそうだな!と予感しました。

 『クリスマスおめでとう』 ひぐちみちこ

あかちゃんイエスさまの誕生を、みなが喜ぶという、小さい子向けのクリスマス本。
まさに、クリスマスの喜びにあふれる絵本です。

これも、時間がない夜にうってつけの絵本でした。本当は、ホフマンの『クリスマスものがたり』を
読んで欲しいけど、時間がない!という時に、よく、娘が、持ってきました。
「おめでとう。おめでとう。」と読んでいるだけで、わくわくと嬉しさで、胸が一杯になります。
キリスト教系の幼稚園に、娘が通っているからもしれないけれど。

 『クリスマスものがたり』 フェリクス・ホフマンさく・しょうのこうきち訳

 
今年、年長さんになった娘は、生誕劇で、「天の群勢」の役をやりました。
年少さんは「羊」、年中さんは「星」をクラス全員で演じ、年長さんで、はじめて、それぞれに役をもらいます。
どの役をやりたいか考えながら、小さい子たちは、年長さんになるのをワクワクしながら待つのです。
そうして、ようやく演じることができる生誕劇。
マイペースで、それなりに問題も多いクラスでしたが、本当に、全員が素晴らしい演技をして、見事な生誕劇になりました。
子どもの成長は、本当にすごいです。

幼稚園では、生誕劇の役決めに向けて、この絵本を、毎日のように読み聞かせていたようです。
おかげで、娘にとって、今年のクリスマス絵本で、一番、思い入れがある絵本になった様子。
幼稚園で読んで、家でも読んで。本当に、読み込みました。

幼稚園の生誕劇は、ナレーターの役以外、すべて、セリフが「歌」のオペラ?です。
おかげで、生誕劇の練習が佳境に入ってきた頃には、ページをめくるたびに、歌があふれてしまって・・・。
何しろ、友達の分も、全部、歌を覚えてしまっているから、きりがありません。
読み聞かせが、中断、中断、中断。そして、とうとう・・・
ページをめくり、娘が歌を歌い終わった後、私が、文章を読むというスタイルが確立されました。

まさに、壮大な物語の幕開けです。おかげで、時間のある時にしか、読めないという・・・・とほほ。
ホフマンもびっくりの、我が家だけの『クリスマスものがたり』。

『うさぎのぴょんのクリスマス』ハロルド・ジョーンズさく 早川敦子 訳

去年、私の妹から、娘に送られてきた絵本。
本当に、可愛い絵本♪
こういう人形の描き方って、外国、ならではだなーって思います。ぬいぐるみ文明のなせる業。
「本当に生きているようで、でも、ぬいぐるみ」っていう描き方なんです。うまく説明できませんが・・・。
こういう描き方、ものすごく、好きです。

娘は、うさぎのぴょんが、小人たちと一緒に空をとぶ所が、とてもとても、好きみたいでした。
私も、子どもの時、こんな風に腕を広げて、空をとぶ夢を繰り返し見たっけなあ・・・。


ロッタちゃん

2012-10-17 00:25:59 | 娘と読んだ絵本のこと

「今日は、エルマーじゃなくて、絵本がいい。」
と娘が言うので、2人で、1冊ずつ絵本を選ぶことにしました。
2人で本棚の前に並んで、うーん、うーんと考えて、私が先に選んだ本は、字の多い長めの絵本。
寝る時間を過ぎてしまいそうだったので、「短い本にして欲しいな。」と頼んだら、娘さん、なんと・・・

「いいよ。」

・・・・・・え。一瞬たじろぐ母。
そういえば、娘の口から、「いいよ。」って、聞いたことがあったかしらん・・・と、思いにふけっている
間に、「これがいい!」と、選ばれた一冊。



コロちゃん!なつかしー!!まだ、こんな絵本を読んで欲しいんだなあ・・・と、なんだか、
可愛くなってしまって、大喜びで読み始めました。

以前は、ページを開くたびに、ものすごい勢いで、仕掛けをめくっていた娘さん。
仕掛けの中のセリフを、私よりも先に読むことが嬉しい時期もあったなあ。
なのに・・・びっくり。なんと、娘さん、最初から最後まで、一度も、絵本に手を出しませんでした。
にこにこと笑顔で見つめているけれど、以前とは、全然違う顔。

大きくなったんだね。

あのね、娘さん。ちょっとだけ、ショックだったんです、母。
嬉しいんだけどね。嬉しい中にある、なんだろう、、この寂しさは。嬉しいと寂しいとの絶妙なバランス。
変だねえ・・・。

そんな寂しさを、見事にふっとばしてくれたのは、この本。



母が選んだ絵本。娘さん、初・ロッタです!

私も、久しぶりのロッタちゃん!!
娘と一緒に読みたかった本の中の一つが、このロッタちゃんだった。
でも・・・・久しぶりのロッタちゃんだったので、さすがの母も、最初は、ちょっと、毒にあてられた感

何しろ、元祖・猛烈娘ロッタちゃんは、誕生日のプレゼントに、欲しかった自転車がもらえなかった故、
近所のおばさんの家から、自転車を「かっぱらう」ことを決めるというストーリーなんですから。
このストーリーの主役を5歳児に設定するリンドグレーンは、やっぱり、偉大です。

娘、目をまんまるくして、絵本に釘づけ。
一言も口を挟まないので、「ねえ、かっぱらうって、わかる?」と聞いてみたら、「わかんない。」と。
そりゃあ、そうだよね。で、本の途中で話をするのは、と思いつつ、「かっぱらう」を説明。
あまりに、強烈な単語なので、これだけは、説明するべきかな?と思ってしまった母なのでした。
さん、初・かっぱらう!です(笑)
しかし、自転車を「かっぱらう」計画を立て、実行に移す5歳児・・・・・。すごい。

娘が、声をたてて笑ったのは、バムセとロッタちゃんの会話のシーン。
私は、ロッタの計画が、まんまと成功したときも、大失敗したときも、最後の強がりも大笑いでしたけれど
娘は、そこでは、笑うよりもハラハラしていたようでした。
顔つきが真剣そのものだった。そりゃあ、子どもにとっては、ロッタちゃんが身近だもの、血だらけの
ロッタちゃんを見て、笑えないよね。なんと言っても、娘は、同い年だし。

そんな訳で、娘にとっての初・ロッタは、「怖かった。」でした。
次の日も、「読んで!」とは、言わなかった。ありゃりゃ。
怖がりさんには、ちょっと、早かったかな?

私は、ずっとロッタちゃんが大好きで、ずっとずっと、「ロッタが家に来てくれないかなあ。」と、息子に
話していたものでした。(息子は、一貫して、反対していましたが

だから、娘が、母の買ってきた服を着るのが嫌だと言って、ごみ箱に投げ入れたとき、
「神さまが、ロッタを下さった!」と確信したのです。
でも、実際、ロッタちゃんが家にいると、心穏やかではいられないのが現実です。っていうか、かなりの
確率で、ぶつかります。
娘と過ごしてから読む久しぶりのロッタちゃんは、ロッタちゃんの面白さに笑いながらも、ロッタちゃんの
お父さんとお母さんの「おおらかさ」と、ベルイおばさんの「温かさ」が身に染みる一冊でした。

怒らない!ではなく、おおらかでいこう!

そう、決心した夜。
『ロッタちゃんの引っ越し』のお母さんは、服を捨てられたとき(それどころか、ハサミで切り裂かれた)
怒らなかったっけなあ?と、ちょっと気にもなりつつ。