息子くん、受験が終わり、読書解禁。
真っ先に読み始めたのが、ホーキング博士。シリーズ、最終巻だそうです。
このシリーズ、文系頭の私には、ちょっと、敷居が高く、読んでいないのですが、
息子が言うには、「カナリ、オモシロイ」そうです。
最終巻の出版まで、結構な時間を待たされ、おまけに、出版と受験が重なり、長い道のりでした
このシリーズを読むと、早く、高校の「物理」の勉強をしてみたくなるのだそうです。
高校の物理って、宇宙のことを勉強したかな?
矢印を書いたことと、頭を抱えたことしか覚えておらず。
勉強したいことと、実際の違いに、愕然としないことを望みます。
この後、海堂尊に進んだ息子くん。
ネットに、中学生には難しい・・・と書いてあるのを見て「プレゼントにはまだ早かったか?」と
心配していましたが、息子曰く、よっぽど、ランサムの方が難しく、ランサムが読めれば、
小学生でも読めるよ、だそうです。
「さくさく読める系」の本だそうで・・・おかげで、寝食忘れて読みふけっています。
中学生は、部活に塾にと忙しくて、本を読むことも出来ないのか・・・と、可哀想に思って
いましたが、さすがに、「限度ってもんがあるんじゃない?」と思ってしまう、今日この頃。
まさに、海堂尊祭!
とうとう、寝不足が祟ってジンマシンが出たため
(免疫力が落ちていることを、いつも、ジンマシンが教えてくれます)、母に怒鳴られました。
「医療費、お小遣いから出してもらうからねっ!」
ちなみに、影響を受けやすい息子は、今度は、
「やっぱ、医者も面白い仕事だよね。」とか言い出しました。
母、ついつい、
「その台詞、数学をプラス20点とってから言いなさい!」と、言ってしまいました。
っていうか、50点満点で、20点も伸び代があるってことがスゴイぞ、息子。
得意科目は、社会と国語と美術。どう考えても、文系なのに、理系科目が好き。
(理科は、暗記分野のみ、ものすごく得意。)
数学だったら、一日といていられる~♪とか言って、本当に、一日、楽しそうに解いていたり
するのだけれど、伸び代、20点もあり(笑)
人生、難しいねえ。
もうすぐ高校生。また、挫折と向き合う時が、遠からずありそうです。
中学校3年生の息子には、もちろん、サンタさんはプレゼントを持ってきてくれないけれど、
両親からは、まだまだ、あります。今年も、ことり文庫さんで。
でも、今年は、はじめての?選書。
読めるうちに、できるだけ沢山、児童文学に触れてほしいと思って(中学生の間はと決めて)
プレゼントするときは、決まって、児童文学を送っていましたが、今回は、息子が
今一番読みたがっている本を選びました。
題して、海堂尊まつり。
どれが読みやすいのか、さっぱり判らなくて、結局、本人が読みたがっていた「チームバチスタ」
シリーズと、剣道ものをチョイス。(海堂さんは、剣道をやられていたのですねー)
「武士道シックスティーン」を競争するように読み合った、剣道部の友達のイチオシなのだそうです。
そういえば、「ハリーポッター」も、その子のすすめで、読み始めたのだっけ。
剣道も、勉強も、読書も、二人で手の内見せ合って、あれがいい、これがいいと言い合って
きた二人。(剣道は、とても追いつけない程になってしまったけど・笑)
そんな友達が、中学生で出来るなんて、なんて、幸せな奴なんだろう。息子は。
でも、高校は、息子が、志望高校を変えてしまったところで、もう、離れることが決定してしまいました。
高校に行っても、そんな友達が出来るといいね。
男なら「運動部」!という、訳のわかんない価値観を持つ息子くんは、スポコンの読書家で
ないと、たぶん、認めないと思われ。まあ、あんまりいないだろうなあ。
そういえば、最近読んだ『オン・ザ・ライン』の主人公も、そんな高校生男子だったっけ。
でもまあ、価値観なんて変わるものだから、読書家の友達は、きっと出来るんじゃないかな?
と、密かに思っています。
海堂尊。
はじまりは、息子が、思春期の高い壁にぶち当たって、もがき苦しんでいた時に、私の友達が
送ってくれた、『医学のたまご』だったんだよね。眠れない夜にと、送ってくれた本。
今、こんな風に、先のシリーズをプレゼントすることになるなんて・・・・・。
あの時は、お先真っ暗で、こんな日がくるなんて、思いもしなかった。
もう、自分の夢をしっかり持ってて、そのために、毎日、机にかじりついてて、
志望校の最終判断も、自分自身で、きっちり決めたよ。
息子に、本の内容を伝え、クリスマスに欲しいか?受験後に欲しいか?と聞いたら、
「クリスマスにもらって、合格発表の日にあける。」と答えました。
「おおー。自分のこと、良くわかってるねー。」と、感心したら、
「何回、失敗したと思ってんの」と言っていました。あはははは。
だから、息子の緑色の包み紙は、あけられないまま、2月を待つことに。
2月かあ。あっという間だろうか?長いのだろうか?早く来い、来い、春。
感想文の宿題って、中学が最後という記憶があるのですが、今は違うのかな?
もしも、今もそうなら、息子くん、今年が最後の読書感想文の宿題。
本を読むのは大好きだけれど、感想を聞かれても・・・というのが、我が家の中学生。
今年は、読みためた本が、読書感想文向きではないとのことで、
新しく読むところから始めるから、本を紹介してよと言われました。
紹介したい本は、山ほどあるのだけれど、感想文向きかと問われると?????
独断と偏見により選んだのは、この二冊。『スター・ガール』
『シカゴよりこわい町』
本当は、『スター・ガール』と『博士の愛した数式』だったのだけれど、面白い本が大好き
な息子には、『シカゴより・・・』の方が、楽しんで書けるのでは?と思い、変更。
予想通り、『スター・ガール』は、読みやすかったらしく、あっという間に読了した模様。
主人公がハイ・スクールの男の子だから、感情移入もしやすかった模様。
でも、一番の関心事は、「アメリカの高校生は、車を乗り回せるのか!」だった模様。
ちょっと調べたら、アメリカでは、16歳から免許がとれる州が多いようです。
「すげー。アメリカ!」と、感動しきりの息子くん。
「日本だって、18歳になったら乗れるよ。」と言ったら、目を輝かせていました。
ちょっとー。自分で車を買えるようになってから、自分で免許、とって頂戴ねー。
母さんだって、大学生のときにアルバイトして、教習所に通ったんだからねー。
って、感想文とは、ちっとも関係ない会話が繰り広げられました・・・
そして、『シカゴよりこわい町』。
3日で読み終わったようで、「続きないのー」と。たぶん、塾さえなければ、2日で読んだな。
やっぱり、好きだったかー。幼い頃から、本の好みは、変わっていないようです
久しぶりに、「もう、いい加減にして寝ないと、明日、塾で居眠りするぞ!」と怒る夜も。
「あと、一章だけだから。」と懇願され、なんだか、可笑しくなって、
「勝手にしなさい。」と言いながら、布団の中で、くすくす笑ってしまいました。
でも、感想文を書きやすいのは、どっちかな?
まだ、悩んでるんだって。
冬休み前に、友達から借りてきた、ハリー・ポッター全巻。
息子くん、ついに、ここまでやってきました。4巻の上。
読むのが早い人から言わせたら、まだ、4巻読んでるの
で、母に言わせると、まだ、4巻なの どうするつもり
です。
というのも、息子くん、剣道や宿題で忙しい中、限られた時間を、すべてハリーにつぎ込んでいるのです。
冬休みのある日、久しぶりに剣道が休みだというので、「もう、剣道休みがないんだから、冬休みの宿題、
今日中に、やっちゃいなさいよー!」と、息子に言い残して、出かけました。
ところが・・・・・・・・・・。帰ってくると、呆然と、頭を抱えて放心状態の息子くんが。
なんと、宿題のプリントを半ページやったところで、ちょっと休もうと、ハリーポッターを読み出したら、
やめることが出来ず、気がついたら、夕方だったというのです。
おいっ
自分では、読みたい気持ちを抑えることが出来ないというので(やれやれ)、読書は、勉強を早目に
切り上げて、寝る前だけにしたらどうだろう?ということになり、息子くん、納得。
読書が待っていると思うと、勉強ははかどるようになったらしいのですが・・・・・・・・・。
今度は、眠ることが出来ませんっ
昨日も、23時過ぎまで読みふけっているので、大きなカミナリを落としました。
まだ、4巻だということは、このままいくと、全巻読み終えるのには、学期末テストまでかかるでしょう。
おーい。もう、このテストから、内申点に入るって、わかってるかーい
息子さんよー
4月から、受験生なんだぞー。
師走とは、よく言ったもので・・・・・。本当に忙しかった12月。
中学校では、個人面談とPTA活動の大仕事が二つありました。ふう。疲れた
でも、嫌なことばかりでもありません
個人面談の時には、順番を待つ間に、廊下に飾られた子ども達の作品を見ることが出来ました。
特に、今回は、興味深い。
「みんなに勧めたい一冊」というテーマで、それぞれが、本を紹介しています。
なーんと、私、一冊も、読んだことがある本がありませんでした 40人もいるのにー。
携帯小説(女子は、これが多い)から、東野圭吾
三浦しをんの『風が強く吹いている』
もありました。おおー。東野圭吾読むのかー やるなー、中学生
実は、私も、読んでみたいんだぞー。などと、脳内独り言をつぶやいていたら、なんと!
書店売り上げランキングで見たことのある、こんな本を見つけました 驚いたー
女子中学生、恐るべし。
面白そうだと思ったら、躊躇なく読める 若いって、素晴らしい~
純文学や児童書、YA系の本が、一冊もなかったのは、なんだか、残念な気もしたけれど、
推理小説や恋愛小説を、登場人物の名前をあげて、矢印で、関係図を作成している子もいて、
楽しいこと、楽しいこと。
我が息子くんは、シーナさんにしようと思ったけど、紹介文書きずらいからこれにしたと言って・・・・・
『ルパン対ホームズ』ルブラン原作 南洋一郎文
『武士道・・・』じゃないんだぁ・・・と思いながら、でも、どちらにしても、私は、未読ですわ。
今時の中学生の読書事情に触れて、なんだか、自分の中学生時代も思い出しました。
私にとって、一番、本を読んだのが中学生のとき友達から借りて読むという読書体験をしたのも、
この時が始めてでした。友達が貸してくれた本で、衝撃だったのは、なんと言っても、この本。 『犬神家の一族』 横溝正史
名簿順で、私の前に座った彼女が、なんと、推理小説とブラック好きの女の子だったのです。
(彼女の顔が、とてもとても可愛らしいというギャップが、今、思い出しても可笑しい)
この本は、赤毛のアンに憧れ、アンネの真似をして、日記帳に名前を付けたりしていた女子中学生
にとって、今までの読書体験を、すべて、引っくり返される程の衝撃でした。
だって、いきなり、あの湖のシーンですから・・・・・・。
彼女は、次々と金田一シリーズを貸し続けてくれ、仕舞いには、映画にも連れて行ってくれたのです。
たしか・・・・・・『悪霊島』 怖かったなあ・・・。ビードルズも、その時、初めて体験したのです。
彼女が教えてくれた筒井康隆の世界も、驚きだったな・・・・・。
今でも、串が刺さって、頬に穴が開いてしまった人の話、覚えています。
中学生の時に記憶したことって、なかなか、忘れないものですねー。
さて、別の意味で忘れられないと言えば、この本。 『風と共に去りぬ』ミッチェル
仲良しグループのみんなで回し読み。でも、みーんな、レッド・バトラーが好きになっちゃって、
大バトルでした。
そして、みーんな、スカーレットに憧れました。こういう、カッコイイ女性になりたいと。
テレビで映画が放映された日のことも、ちゃんと覚えていて、
あの腰を細くするシーンが、今でも、忘れられないのでした。(なぜ、あそこなんだろう・・・)
そして、ある意味忘れられないのが、その頃、海外文学に傾倒していた私の肩を、とんとんと叩いて
振り向かせてくれた一冊。 『次郎物語』 下村湖人
今思うと、これを、みんなで回し読みって・・・・・・。しぶすぎ?
でも、あの頃は、夢中になりました。
これを読んで、みんなで、あれこれ言ってたんですよ。おかしいなあ。
読む本は、全然違うかもしれないけれど、面白そうとなったら、どんな本でも読めてしまうのが中学生。
それは、昔も今も、全く、変わってないのかな・・・・・と思ったりもします。
最後に、息子くんが、今年の冬休みに挑戦したいと言い出したのが・・・・・・ じゃーん
何と言っても、6年生まで、母の読むアンサーランサムを聞いていてくれた彼ですので、本の趣味も、
その流れに沿うことが多く、みんなが読むようなものとは、ちょっと違っていました。
けれど、仲良しの友達が、本を良く読む子で・・・息子の読書傾向は、彼に傾きつつあります。
で、友達のお気に入りを読みたいと。
図書館で借りようかとも思ったのですが、私の友人の息子さんが、全巻揃えているのを思い出し、
貸してもらうことにしました。
なんと、全巻、荷造りして持ってきてくれましたよー ありがとー。
しかし・・・・・これを、全部読むのかー。圧巻ですなあ。
母の勧める本よりも、友達の勧める本が読みたいなんて、ちょっぴり寂しいけれど、でも、その方が、
正しい成長の仕方なのでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・でも、母がクリスマスにあげる本も、読んでね、息子くん。
(我が家では、仕事の関係上、今日が、クリスマスパーティです
冬休み、短いなー。 推理小説と動物が好きな息子に・・・。書評のみで選びました。面白いかな?
息子も大好きだった、ことり文庫さんで選んでもらった本。

中学二年生になった息子の読書記録です。ヒサビサ。
教科書でもお馴染み?の重松さん。
本屋さんで、「中学生が読んで、面白くないハズない!」みたいなコピーと共に積まれていました。
それなら、買ってみるかと買った新潮文庫、夏の100冊の一冊。
結局、夏休みは忙しくて読めなくて、2学期に入ってから、朝読書の時間で。
私は、未読のままですが、本屋の店員さんのコピー通り、面白かったそうです。
あっという間に読了。いつの間にか、児童書じゃない本を読むようになりました。
ちょっと、寂しい。

某チェーン店の古本屋さんの100円コーナーで仕入れた本。
椎名誠ファンの私の妹を意識したのか、シーナさんを読んでみたいというので、手渡しました。
あまりに早く読んでしまったので、おかしい・・・と思っていたのだけれど、なんと、
塾で全部読んでしまった!ということが、判明しました。トホホ。
塾に、いくら払ってると思ってるんだ、この、ドラ息子!!!と、怒鳴りたいところをグッと
我慢しました。
一応、授業中には読まなかったそうなので。(そこんとこ、確認せずには、いられない親心)
学校から、直接塾に駆けていって、授業がはじまるまでの1時間半を、塾の自習室にて
読書につぎ込んだそうです。
あまにり、楽しそうに告白したので、
「一時間半あったら、中間テスト用の自習プリント、何枚出来たんだろーかー」
という台詞は、頑張って飲み込みました。
駆けていってまで、読みたい本があるなんて、なんて幸せな中学生なのだろうと思うことにして。
でも、テストまで、あと一週間ちょっとです。
テスト前でも、朝読書はあるというので、『続・岳物語』を渡しましたが、大丈夫だろうか。
ちょっとだけ、不安がよぎります。
妹が推す・爆笑エッセイは、テストが終わった後にしないと、悲惨なことになりそうなので隠しました。
『岳物語』。
読もう読もうと思っていて、実は、母、未読。先をこされました。
パラパラとめくってみたら、ルビもなく、難しい漢字がそのまま並んでいて、驚きました。
こんな本も読むようになったかーと、またまた、感動。
渡しときながら、そんなことも確認しなかった私。
私も、家の図書室に未読のまま積まれている本を、ためらわずに息子に渡すようになりました。
『くんちゃん・・・』や『がまくん・・・』を繰り返し読んで、笑いあっていた頃は、いよいよ、
終わってしまったんだなあ・・・と、感慨深い「読書の秋」です。
『ナゲキバト』ラリー・パークダル 片岡しのぶ訳
大きな波が去ったと思ったら、また、大きな波がきて、そしてまた、先日、去っていきました。
でも、波が去った後も、小さな波は続いていて、
腕イッパイに、どう見ても、人間の爪の痕としか思えない引っかき傷を作ってきたり、
(煩がるので、一対一だったかどうかと、相手に怪我を負わせていないかだけを確認)
ジャージを半分下ろして、はいて歩いているのを見つけたり・・・と、まあ、イロイロ。
(あのファッションだけは、許せないと思っていたのに・・・)
やんちゃクラスに入って、一気に・・・なんというか、息子くん、ガラが悪くなりました。
ガラが悪くなってもいいんです。
先生に反抗したいなら、すればいい。
何が気に入らないのか、何が許せないのか、正々堂々、ぶつけてみればいい。
だけどさ、
やんちゃクラスの授業参観を見て、私には、みんなが、みんなに「かっこわりぃ~」と
言われないためにやっているとしか、思えませんでした。
小学校の頃から知っている子もいるけれど、みんながみんな、同じようになりました。
私に言わせれば、「かっこわりぃ~!」。
これは、他のクラスも覗いてみての感想です。
息子のクラス、あきらかに、突出しています。
それでも、後から、息子にきいたら、あれは「よそ行きの態度」だったというから、驚きです。
ぶー。ぶー。ぶー。
あれじゃ、先生が怒って帰ってしまうのも無理はない。
みんな、もう、中学2年生なんだから、カッコイイって何なのか、ちゃんと考えてみようよ!
息子に、そのことを話したら、黙って部屋に引っ込みました。
でも、最後まで聞いていました。どう思ったのかな。
次の日、息子が、私に、本を手渡しました。
「読み終わった。面白いけど、母さんは、読まないほうがいいよ。大変なことになると思うから。」
『妖怪アパート・・・』シリーズに、すっかりはまっている息子ですが、どうやら、市内には、
同じような子が多数いるようで、競争率が高く、なかなか回ってきません。
仕方なく、以前、プレゼントされた『ナゲキバト』を学校に持っていった息子くん。
一週間で読了です。
涙腺の感度に問題のある母は、読んだら、たぶん、顔が腫れ上がるとのことでした。
「でも、俺は、泣かなかったよ。」
聞かれてもいないのに、息子くん、そう、言い捨てて、本を置いていきました。
まあ。わざわざ、読むなと言って持ってきてくれてありがとう。
「来るな!」と言われても行った授業参観と同じように、喜んで、読ませて頂きます
学校の朝読書。
教科書さえ、机に出さない子が多い中で、ちゃんとやっている子は、たぶん、少数と思われ。
まあ、そこだけは、譲らずにいるのですね。
これは、唯一、喜んでいいことなのかな。
『医学のたまご』 海堂 尊
『妖怪アパートの幽雅な日常』 香月日輪
「おさる」を送ってくれた友達が、一緒に送ってくれた本。
息子に見せたら、あっという間に部屋に持っていってしまい、あっという間に、読んでしまいました。
『妖怪アパート・・・』は、シリーズものらしく、早く、図書館に予約してくれと、毎日のように催促されて
困ります。ええと、毎日、図書館に通える程、暇じゃないんだけどー。
面白すぎて、読み終えるのに、それぞれに、2日もかからなかった息子くん。ううむー。
今時!?の児童書を手に取るのことが、あまりない母。
『バッテリー』の時に、独特の軽さ?のようなものを受け入れらず、それを、年のせいと片付けて
今時!?を読むことを敬遠していたのだけれど、せっかくだから、チャレンジしてみようかな。
だって・・・と、自分が中学生のときを思い返してみる。
ゲーテやヘッセにはまる一方で、横溝正史を読み、コバルト文庫も読み漁っていたあの頃。
純文学の次に、SFやら推理小説やら、そう、ファンジーと、あっちこっち読んでいたあの頃。
中学生のときって、様々な文体、物語、新しいも古いもなく、自由に、何でも、柔軟に読みこなせる
時期なんだろうな。いいなあ~と思う。
たくさんの文学と出会える時期。勉強と同じように、大切にできたらいいのだけれど。
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さあて。娘にだけでなく、息子のところにも、やってきた新しい春。
始業式の2日前。いつもと変わらない様子なのに、また、眠れなくなってしまった息子くん。
(おかげで、上↑の本をあっという間に、ベッドの上で読みました)
自分の意識とは別のところで、緊張しているのだな。きっと。
それでも、新しいクラス担任は、一年生の時から、ラブコールを送っていた大好きな先生で、
心の重荷の一つは、これで、解消されたかもしれません。
(安心したのか、始業式の日の夜、本当に、よく寝ておりました。)
若くて、元気で、声がでかくて、やる気満々で、涙もろくて、ノリがいい保体の男の先生。
そんな先生を苦手な子もいるようですが、断然、息子が、好きなタイプです。
でも、先生の名前を聞いて予想した通り、クラスメイトは、茶髪のやんちゃくん揃い(苦笑)。
去年のクラスは、この真逆でしたから、ね。
校長先生、判りやすいクラス替えを、どうもありがとうございます。
その、やんちゃくん達が、早速、息子にプレゼントをくれました。
去年のクラス担任が、教科で担当となったことを知り、ブーイングの息子。
でも、その息子の横で、彼らは、手を叩いて喜んだのだそうです。
「やったー!好き勝手やれんぞー!」
息子くん、そういう考え方もあるのだと、心底、感心しておりました。(オイ!)
でも、本当だね。嫌だ嫌だと思いつめていると、見えないことって、たくさんある。
別の視点で見てみると、あら不思議。そこに、新しい発見があったりする。
どんなものも、見方って、一つじゃないんだよね。
自分には、四角にしか見えないものが、他の人には、丸に見えているかもしれない。
息子が、この春、学んだことでした。
こんなことで学んで、喜ぶべきなのか否か、母としては、ちょっと複雑だけれど。
さあ、残る問題は、部活。
今週から、一年生が入ってくるので、そこで、どうプレッシャーを克服するか。
前回の不眠も、情緒不安定も、すべて部活で爆発した格好なので、母としては、そこが心配で
たまらないのだけれど・・・こればっかりは、親は、どうすることも出来ないのだと、自分に言い聞かせる。
見守る。見守る。笑顔で迎える・・・と、何度も繰り返す。
大丈夫だよ。何があっても、君は、君なんだから。絶対に、乗り越えられるんだから。
それぞれの春。がんばれ、子どもたち。
『穴』 ルイス・サッカー 幸田敦子・訳
どんな風に読んだのか、楽しかったのかどうかもわからないけれど、学校の「朝の10分読書」を
使って、9日ぐらいで読み終えた息子くんでした。
鬱々と悩んでいる間に終わった、学期末テスト。
結果が最悪で、あまりの悪さに、悩んでいたこと自体を忘れたかのように、「まずいよ、これは!」と、
一人、焦りまくった息子くん。これぞ、ショック療法!?
あれよあれよと言う間に、近所の友だちと一緒に「塾」に通うことになり、ますます、家にいる時間が
なくなりました
なんといっても、授業が終わるのが、早くて21時半!!!
ほとんど補習で残されるので、大抵22時!!!
週に3日もあるのに、先生も、よくやるなあ・・・。塾、恐るべしっ
2ヶ月近く、勉強する頭になかったため、すっかり落ちこぼれて、何がなんだかわからないけれど、
母親に、教えてもらうことだけは許せない でも、教えてもらわなければ、わからない
そのジレンマで苦しんでいるように見えたので、私も、「頑張っておいで。」と、笑顔で背中を押しました。
帰るのが、当たり前のように22時をまわる日々。私の価値観からしたら、有り得ないことです。
でも、当人は、楽しくて仕方がないらしい。
・・・・・・・・・・・いよいよ、本格的な子離れの時期ですかね。
でも、寝るのが23時になっても、朝練は続くのだから(よく、他の子は倒れないもんだ)
身体を壊さないと良いのだけれど。
さて、そんな状況のため、親子で本の話なんて、する暇さえありません。
でもね、「やっぱ、ゼロいいよなー」「いいよねー」とだけ、学校に行く前の、ちょっとした時間に
話すことができました。
母は、物語の細かい内容を忘れていたのですが、息子が、放り投げていた本をパラパラと
めくっているうちに、すっかり夢中になり、あっという間に再読してしまいました。
いやあ、やっぱり面白い。そして、やっぱり、ゼロが大好き!
好きすぎて、ゼロの続きの話を勝手に想像してしまい、続編でショックを受けたことを思い出しました。
『宇宙に秘められた謎』 ルーシー&スティーヴン・ホーキング さくまゆみこ訳
『穴』のあと、ようやく図書館から届いた、こちらの本。
夢中になった1巻から、2週間ぐらいあいてしまいました。でも、興奮は冷めやらなかったようで・・・
あっという間に、4日ぐらいで読了。
時間的に、さらに厳しくなっている息子くん。朝の10分読書以外に、本を読む暇はないはずだし
読むスピードは、未だに、ゆっくりのはずなのに・・・どうやって?
授業中に読んでるんじゃないだろね?疑惑再び
もしくは、休み時間も、すべて、この本に費やしているに違いない。
(授業の終わりの挨拶と同時に読み始め・・・と)
そんな息子と、変わりなく付き合ってくれるのは、男友だちだからだろうか。むむむー。
そして今度は、『おさるはおさる』を頂いた時に、一緒に頂いた本。
ただ今、熱心に読んでおります。
「母さんが選らばなそうだから、選んだらしいよ。」と言ったら、
「うん。母さんは、絶対に選ばないだろうね。」と答えた息子くん。
3連休で、少しだけ余裕を取り戻した息子が、どれだけ、斬新な小説なのかについて、
朝食を食べながら語ってくれました。
ふん。私の頭は、別に化石じゃないのよ。君が読み終わったら、私も、読むもん
母さんは、この人の書いた小説の映画を、観に行きたいと思ったこともあるんだもんねー
チーム・バチスタの・・・の人ですよね?

息子くん。年が明けてから、突然、とり付かれたように読み始め、食べることも、寝ることも、
ついでに、宿題も忘れ、(中学は、冬休みにも宿題が、たっぷりあります)
読み続け、読み続け、あっという間に読み終えてしまいました。
帰省中の車の中でも、読んでいました。クルマ酔いするので、赤信号の時だけ。
そこまでして、読みたいかっ!
3日ぐらいで読んだかな?
いくら面白かったとはいえ、これだけの量の本を、これだけの短時間で読めるとは、驚きです。
2年ぐらい前まで、一人で本を読むことすら出来ず、母が、いつまでも、読み聞かせをしている
せいだと言われたこともあったのにね。いやあ、くるべき時は、くるのですね。しみじみ。
この本、教えて頂いたときは、近くの本屋さんでは、お目にかかれませんでしたが、
先日、本屋さんに立ち寄ったら、山積みになっていました。
どうやら、映画化されるらしいです。
書道に続き、剣道ブームもきたりして。うふふ。
息子曰く、
「この本は、剣道をやってる人が読まないと、本当には楽しめない。」
んだそうです。剣道のルールとか、規則とか、精神とか。
体験してないと、わからないことがイッパイ出てくるのだと、勝ち誇ったように語っていました。
「ふーん。例えば?」
「色々あるけど・・・まずは、この栞の紐かな。」
「ただの栞でしょう?」
「駄目だなあ、母さんは。普通は、一本しか付いてないじゃん。」
「あー。そういえばそうだ。でも、二本付いてると、なぜに剣道なの?」
「色見てよ。これは、作者の遊び心でしょ。試合の時の、たすきの色じゃないの。赤と白。」
「あ!そうか!」
いやあ、息子の口から、「作者の遊び心」という言葉が出てくるとは思いませんでした。
まいった。まいった。
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本日、「・・・エイティーン」まで進みました。
いったい、いつ読んでいるんだろう?
学校に持っていっているのが、とても気になっていて
「授業中に読んでないだろうね?」と、念を押す日々。
本人曰く、休み時間をすべて読書に使っているそうです。
お弁当も、読むために、一気に食べてしまうのだとか。友だちなくすぞ、おい。
ちなみに、同じクラスの剣道部の友だちに貸したら、彼もあっという間に読んでしまい、
今は、同じ本を二人で読んでいるのだとか。
赤の栞が息子。白が彼。
どうやって、二人で読むの?と聞いたら、
「オレが、本を読んでいい時間に読んで、あいつは、読んじゃいけない時間に読む。」
と答えました。
読んじゃいけない時間って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?
二人で、映画も行く約束をしたそうです。
恐るべし、中学生の集中力。のめりこみ力。

年末、いくら呼んでも、息子が夕飯におりてこないので、頭に角を生やして二階にあがったら、
この本に、夢中になっていました。
いくつになっても、夢中になると、他のことが何も出来なくなる息子です。困ったものだ。
それから、一時間もしないうちに、「母さーん。」と、やってきた彼。
「なに?」
「読み終わったよ。スゲエ面白かった。」
どうやら、面白くて、報告せずにはいられなかったらしいです。
「それに、役立つ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。ぷっ。思わず、噴出してしまいました。
「あはは。なにに、役立つのよ。」
「あのさ、例えばね、主人公がさ、テストで悪い点とるわけ。でね、先生が、親のサインをもらって
きなさいって言うんだけど、お父さんの字の癖を真似て、自分でサインしちゃうんだよ!うまいこと
かんがえるよなー」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。ぷっ。
どんなにうまいことでも、母さんに話しちゃったら、役にたたんだろう。
『風の靴』 朽木祥
最近は、学校の「読書の時間」が、唯一の読書時間の息子。
その時間すら、すぐに削られてしまうのだと、息子が、不満気に教えてくれました。
運よく、「読書の時間」のままだったとしても、女の子達の談笑がうるさくて、集中できないのだと、
これまた不満気に・・・。担任の先生がいるにも関わらず。困ったもんです。
だって、部活にテストにと、忙しすぎる中学生。
この間、中間テストが終わったと思ったら、一週間後に文化祭。その一週間後に新人戦。
その2週間後に期末テストですって!
「読書の時間」がなければ、本を開く余裕がないのです。先生、御願いしますよー。
「読書の時間」。ずっと、ランサム全集を読んでいた息子でしたが、夏休みに買った本が、
一冊、読み終わらなかったので、2学期は、その本からはじめることになりました。
最初は、ランサムを読み進めたいと、口をとがらせていた息子でしたが、「せっかく夏用に
買ったんだから~」の母の言葉に、しぶしぶ持って行ったのです。
ある日のこと。急に、部活が休みになり、母の帰宅が間に合わなかったことがありました。
と、玄関の前に座り込んで、本を読んでいる息子が。「あれれ。ごめんねー。」
「いいよ。本読んでたから、あっという間だった。」
「読書用の本は、重いから、学校に置きっぱなしにしておくんじゃなかったの?」
「そうなんだけどさ。この本、あんまり面白いから、やめられなくて持って帰ってきたんだ。」
「!!!」
その言葉通り、二学期がはじまって、たった1週間で読んでしまった『風の靴』。
最後まで、面白くて、面白くて、仕方がなかったそうです。
母の中では、「ビーバー族・・・」の次!だったのだけれど、と、息子に聞いてみたら、「面白い本は、どっちが、面白いかなんて比べられないよ。」なのだそうです。
どっちも、最高に面白い!それで、いいじゃないと。
はー。その通り。・・・・・・・・・一本とられました。
そんなことがあった後、友だち家族とデイキャンプをしたときに、突然、猫じゃらしを
火にかざし始めた息子。
そうです。あれです。猫じゃらしを食べるシーン
始めは、全部、焦がしてしまっていた息子でしたが、なんと、なんと!すぐに、上手に
ポップコーンに仕上げられるように。
一つ作ってもらったのだけれど、ほんとーに、白くて、ポップコーンみたいなの。
(小さすぎて、全く、味はわかりませんでしたが)
本を読んだことのない友達も、あっという間にまきこんで、みんなで、猫じゃらし祭り
そのうちに、「これを『猫ポーン』という名前にしよう!」と、勝手に命名。
さらに、盛り上がっていました
友だちのお父さんは、笑い顔・呆れ顔で、
「おたくの息子、あんなに、猫じゃらし食べて大丈夫なの?だいたい、猫ポーンって、
猫ポップコーンの間違えだろ。」と
でもね、大丈夫。息子も友だちも、お腹をこわすことはありませんでした。
で、家に帰ってから、猫ポーンのことを聞いたら、
「いやだなあ。猫ポップとか、猫ポップコーンじゃ、ひねりがないでしょ。
全部から、少しずつ名前を借りて、新しい名前を作るから、いいんじゃないの。」
ですって。
はあ。またまた、大人は、一本とられました。
そして、友だちのお母さんからは、「その『風の靴』って本、貸して」のリクエストも、もらいました。
いつも、意図せずに、本の宣伝大使の息子くんなのです。
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あっという間に読了。
予防接種の時間待ちにも、部活に出かける前にも、時間を惜しんで読んでいました。
まさに、夢中になって読んだ本。
ときに、食事も寝る時間も過ぎて、怒られることがあったけれど、まあ、それも良しとしましょう。
おもしろくて、おもしろくて仕方がなかったと息子くん。
最後の最後、本当に最後まで、ラストがわからないというのも魅力の一つだったね。
それでも安心して楽しめたのは、包み込むような優しさ、懐の深さみたいなものが、
物語全体に流れていたからかもしれません。
今のところ、これで感想文を書こうかなと考えているようです。
さて、次は、何を読むのかな?
漢字と英単語に負けずに、せめて、有意義な読書ができるといいね。
今日から、私は、娘と実家に行きます。郷里の夏祭り!
息子よ~!パパと大くんと、留守を頼んだぞ!
(パパは、4時起きで息子を送り出してから会社頑張って下さい)
『あたらしい図鑑』 長薗 安浩
今月のことり便は、息子のために、この本を選びました。
やはり13歳の男の子が主人公。この夏、同年代の男の子を主人公にした本を探しましたが、なぜか、みんな13歳。
13歳の男の子って、主人公になりやすいのかな?
ことり便には、毎月、素敵なおまけが付いてくるのだけれど、今回は、また、夏らしいオマケが一つ。
この本の表紙のブルーの上に置かれた、そのオマケは、本当に素敵で・・・。
まだ、本を読んでいない母なのに、なぜか、胸がキュンとしてしまいました。
夏って、なんだか、胸がキュンとしてしまうことが多いです。子どもの頃の思い出が詰まっているからかな。
オマケのせい?息子が、一番に選んで読み始めたのは、この本でした。
そして、「面白いよ!」そう言って、あっという間に読んでしまいました。
なんでもスローペースの息子くんが、こんなに早く読み終わるなんて!ビックリ!!
ある朝、食事中に、
「今読んでる本の主人公ってね、140センチしかないチビで、イ○モウに憧れてる所が、他人とは思えないんだよねー」
と言い出したので、旦那と二人、吹き出してしまいました。
そうかあ。背が低いことがコンプレックスなのは知っていたけど、そんなものに憧れているとは、全く、気づかなかったよ。
中学生男子も、色々、大変なんだねー。
さてさて、そんな風に、読書を楽しんでいる息子ですが、一応、この本は、読書感想文用図書として購入したのです。
お願いしている通信教育の教材に「夏休みの宿題特集」がついてきて、そこに、読書感想文の書き方ポイントがのっていました。
『本を読みながら、これは!というところに、どんどん、ポストイットを貼っていこう!』
なーるほど
早速、「実践してみなさいよ!」とアドバイスしたのだけれど、「わかった!次の本からやる」だって
夢中になりすぎて、とてもじゃないけど、ポストイットなんて貼っていられないらしい。
ちなみに、すでに次の本を読み始めたのだけれど、その本にも、今のところ、貼る気配なし。というか、貼る余裕なし。
「読書感想文用に買ったんだから、ちゃんとやりなさい!」
なんて、野暮なことを言う気になれない母は、結局、そのまま放置しているのだけれど
これは、絶対に、今年も泣くな・・・・・・。
面白い本は、読書感想文が書けないのだろうか?という、究極の結論に達してしまいそうなのだけれど、まあ、その結論は、夏休みの終わりに出すことにして・・・
今は、こんなに夢中になれる本との出会いに感謝しようと思います。
『ツバメの谷』 アーサー・ランサム
ランサム全集第2巻。母は、サンタの針仕事とお正月のゴタゴタのため、1ヶ月以上、読むのをお休みして
いて、ようやく、ようやくのゴールインとなりました!その間、息子は、黙々と読み続け、ただ今、第3巻の終盤に差し掛かろうというところ。
腰痛のため、療養休暇中だった旦那さま。この本を薦めたところ、すっかりハマッてしまい、
あっという間に3巻まで読破し、ただ今、4巻待ち。
(読書嫌いの旦那さま。驚くべきハマリようなのです)
そんな訳で、家族で楽しんでいますツバメ号。
日常の会話に、「ピーター・ダックに見張っていてもらおう」なんていうのが、普通に
出てくる我が家。
いやあ、知らない人には、何がなんだかわからない怪しい家族だ。
キャンプに行った時には、会話が筒抜けだから、特に、気をつけなくてはいけません
さてさて、本のこと。
一巻では、旅に出るワクワク感と、すべてが始めて起こるというドキドキ感を
大いに楽しませてもらいましたが、この二巻は、最初から最後まで、一章も
休むことなく、冒険が続きます。
一巻のメンバーが勢ぞろいで、安心して読んでいられるのも、また嬉しい。
何と言っても、自分たちも参加できそうな冒険というのが、今回の魅力。
今年の夏のキャンプは、きっと、カンチェンジェンガ登頂を試みると思います。
そのような訳で、私は、早速、3巻を読み始め、「早くしてくれ!」と騒ぐ旦那さまのために
4巻を、ことり文庫さんに注文することになりました。
ところが、なんと、重版未定状態だという回答が
まさか、ツバメ号に、そんなことが起きるなんて思いもしなかったから、
本当に驚いてしまいました。
ただ今、探してもらえるように依頼中ですが、見つからなかったら・・・
おまけに、そのうちに、4巻以外の本も、手に入らなくなるかもしれないのです。
焦った私たち。今ならまだ手に入るという他の巻を、一気に揃えてしまう事にしました。
12巻まで・・・・・・・・・。かなりの大人買い
本当は、気持ち的にも、お財布的にも、一冊ずつ届くスタイルが気に入っていた
のだけれど、仕方ありません。
何しろ、この本は、すっかり我が家では「特別の本」になっていて、図書館という
選択肢が、どうしても考えつかなかったのです。
ああ、本道楽
食べるものがなくならない限り、本は買うのだな、君はと自分にツッコンだりして。
さあ、息子の卒業式に着ていく服。どれか、なおして着なくてはいけなくなりましたぞ