ぼちぼち日記

大切な日々のこと

秋の夜長の絵本タイム ・1

2011-09-29 13:38:42 | 娘と読んだ絵本のこと

絵本を「最後まで座って聞いてくれる」ことが目標だった娘が、最近では、何冊も何冊も、
「読んで!」「読んで!」と、持ってきてくれるようになりました。
秋の夜長の絵本タイム。最近のお気に入りの本たち。

 「ひぐまのあき」手島圭三郎

鳥が好きで、鳥の絵ばかり描いてた小さな息子と良く読んだのが、「シマフクロウのみずうみ」。
息子と同じ作家さんの本を娘が選ぶと、ちょっと、感慨深いです。
去年読んだときは、息を呑んで、最後まで、身じろぎせず聞いていた娘。
今年は、山の向こうに何が見えるとか(娘には、見えるそうです)、そんな話で、なかなか進みません。
それでも、お母さん熊が、魚を自分で捕りなさいと言う場面からは、さすがの娘も、言葉がなくなります。
小熊の緊張が、きっと、娘にも伝わっているのだろう。
小熊の成長に、何か感じているのかもしれません。
母が本を図書館に返しに行くと言う日には、必ず、「くまが魚とる本、もう一回借りてきて!」と
可愛らしいオネダリをします。

秋物の服を買いに行き、「キラキラのスカート買ってー!!!」と、泣き叫びながらオネダリされた時は、
腹が立つばかりでしたけれど。オネダリって、可愛い時と、そうでない時があります。
最近、洋服の趣味が、娘と全く合わなくなってきて、途方にくれます。
ひらひら、ぴかぴか、キラキラ大好きな娘。私の一番苦手な趣味なんだけどー。
すでに、ギャル?


休日

2011-09-28 15:45:29 | つぶやき

もうすぐ10月。
時間のたつのは、なんて、早いのでしょう!!
その時間とともに、力が上手く入らなかった右腕も回復してきて、先日、診てもらった
針の先生にも、「大丈夫、もう回復期。」と言ってもらえました。
気を良くして、教えてもらった運動も始めたところ。やりすぎないように注意です。

今日は、久しぶりに、大きな予定のない休日で、おまけに、お友達のママが、幼稚園の後に
娘をお家に連れていってくれるというので、お迎えもありません。
朝、自転車をこいで娘を幼稚園に送って、そのまま図書館へ。
挫折して、本棚に放り込んで忘れていた本を一冊、図書館に返しに行きました。
返そうと思ったら、なんだか、急に惜しくなって、近くのマックに駆け込んで、一気読み。
どうして、こんなに面白いもの読めなかったんだろうって、なんだか、不思議になりました。

その後、また、自転車をこいで、楽しみにしていた書道のお稽古へ。
これまた、久しぶり。
10月から、毎月、検定に挑戦の予定です。
前の日にメールで「明日、行きます!」と伝えれば良いという、我がままOKの先生。
息子の友達のママ先生。お世話になります。

この書道教室では、なんと、お手本も、自分の好きなものを選んで良いのです。
本当は、「かな」が書けるようになることが夢なのだけれど、まずは、「楷書」のお手本に
挑戦することに決めました。
夏休みに、息子と近所の子に、学校の宿題の「書のお手本」を書いてと頼まれたのに、
全然、上手く書けなかったのが、とても悔しかったのです。
でも、「楷書」は、悪いところばかりが目立つばかりで、なかなか納得できず。悶々。
でも、決めたからには、まずは、挑戦です。

お稽古の最後には、日々、パワーアップしている娘の「作り話」の話から廻りまわって、最近、
彼女がハマッテイルという本を貸してもらいました。
この作者の方も、不思議な子ども・・・と、言われるような方だったのだとか。うふふ。
こうやって、みんなが、娘のこと「平気だよ。」って言ってくれるから、私は、今、笑っていられる
のだろうなあ・・・。

「三連休は、山中湖でキャンプした」とか、「お弁当は、父さんが作ってくれた」とか。
極めつけは、「この上履きは、お兄ちゃんが、お小遣いで買ってくれた」とか。
「ホラ吹き全開!」の娘の毎日も、笑い話にしてくれるみんなに感謝。
そんな娘を、「平気よー」と笑いとばして、家に連れて帰ってくれるママ友にも感謝。
子育ては、一人でしない。そうすれば、こんな風に笑って子育てできるんだね。

充実した休日。


 
朝、図書館のそばのマックで一気読みした本。
マックの紙ナプキンで涙を拭き拭き、読み終えました。
泣きすぎて、今も、目の下が腫れぼったい。人前でも泣ける自分にビックリ。

  
書道の先生から借りた本。
「1/4の奇跡」の自主上映を実現したいという話を聞いていたら、私まで、ワクワクしてきた。
映画、観てみたいな!


新学期

2011-09-05 16:25:14 | わたしの読書

何が忙しかった訳でもないのに、あっという間に過ぎてしまった8月。
息子の夏の大会の応援で高ぶった気持ちも落ち着いた頃、ヘルニア疑いの首を
久しぶりに痛めてしまい、まさに首がまわらない中、高校の学校説明会やらに
足を運び、心身ともに疲れ果てた夏休みになってしまいました。

首の方は、何とか痛みもひいたのだけれど、なんと、その時痛めた、右肩のあたりの筋肉?
が元に戻らず、肩より上に腕をあげることが苦痛に。
腕に力も入らず、仕事をしていても、2時間ぐらい過ぎると重くて、重くて・・・。
動かすことがやっとです。

もしかしたら、四十肩?五十肩?というヤツでしょうか?
それなら、そのうち治るんだろうか・・・
もう、福祉の仕事は、できなくなるんじゃないかという不安が、つきまといます。
息子と一緒に、私まで、人生の選択の場面にいるのかしら。ドキドキ。

そんな8月に読んだ本。
読書メーターのまとめを開いてみたら、たった2冊(苦笑)
でも、2冊とも、とても重く、深い内容の本で、実は、2冊しか読んでいないということを
開けてみるまで気づかなかったぐらいです。

『ぼくが・・・』は、ブログのお友達の記事を読んで、是非ともと借りてきた本。
『金鉱町の・・・』は、絵本やさんの店主さんが、自然の中で暮らすことを選んで引っ越していった
友達家族との別れを寂しがる私に、すすめて下さった本でした。

新学期は、読書の秋。
読書感想文を終え、楽しそうに本を選んでる息子を見ていたら、なんか、読みたくなってきた。
この際、腕が思うように動かないことは忘れて、本を読もうかな。
そんな気持ちを、本の神様が後押ししてくれたようで、昨日、朽木さんの新刊を図書館で発見。
ついこの間まで「蔵書なし」だったので、あきらめていたのに!やった!
ネット予約じゃなくて、本棚で見つけるなんて。運命?

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8月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:506ページ
ナイス数:12ナイス

ぼくが空を飛んだ日ぼくが空を飛んだ日
チャンス荘に泊まることになった辺りから、一気にラストまで駆け抜ける。ドキドキしたー。主人公が、羽と命とを結びつけて考えてしまう場面は、切なくて痛かった。子どもの頃って、こんな風に、すべての事が繋がっているように感じられるよね。本を閉じた後、自分の心が軽くなっているような気がした。前半、まどろっこしい部分もあったけれど、中盤からは、読むことを止められない程、面白かった。夕飯の支度途中で、台所に座り込んで読んでしまい、号泣している所を息子に見られた。恥ずかしかった(笑)やめられない人で、すいません。
読了日:08月20日 著者:ニッキー シンガー

金鉱町のルーシー金鉱町のルーシー
夫を亡くし、それでも、カリフォルニアに移住する夢を叶えようとする母。幼い子ども達を連れてまで、そこは、行かなくてはいけない場所だったのか?それほどまでに彼女を突き動かした想いとは、何だったのか?それは、親のエゴではないのか?そのことが、ずっとずっと、頭から離れなかった。最後の最後に、ルーシーの母という人が判ったような気がする。そして、そんな母とは違う生き方を選んだ娘の想いもまた、胸に迫った。見果てぬ夢を抱き、苦境に耐え、生き抜いた時代の強い女性達の物語。かっこいい。憧れてしまう。私は、ルーシー派だな。
読了日:08月13日 著者:カレン クシュマン

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