娘が、小学校からもらってきた展覧会のリーフレット。
みづゑ、と読んで、これは、行かなければ!と、娘と二人、行ってきました。
(若い頃は)絵を描くことが好きで、素人ゆえ、描くなら水彩画でした。
そういえば、最近、全然描いてないなあ・・・・・と、思いながら。
嬉しいことに、面白そうな展覧会の2本立て。
おまけに、市民ギャラリーでは、大好きな「版画」の展示でした。
しかも、この教室は、あの藤沢の!リン版画工房さんですね!
娘と、
①走らない。②大きい声を出さない。③絵に触らない(近づきすぎない)④母が居るフロアから出ない。
の4つをお約束したけれど、母の方が、興奮して約束を破りそうでした。
ちなみに、娘さん、最初に、ちゃんと約束して、最後まで、きちんと守れたよ。
少し、お姉さんになりました。
どの展覧会も、本当に面白かったです。
みづゑ展では、好きな作品をいくつか見つけて、大満足。
水彩画には表現の限界があるように思ってたけれど、現代の作家さん、頑張っておられます。
すごい。すごい。
絹谷幸二氏の作品は、なんというか・・・・・・・・・ものすごい迫力!!!
正直、文字が組み込まれた作品は、あまり好みじゃないのだけれど、やっぱり、あの迫力には、
おされてしまった。なんといっても、あの色!エネルギーが、絵の中から、あふれ出てくる感じです。
あえて、遠くより鑑賞。動き出すかと思った(笑)
それにしても、市民ギャラリーです。
お教室の展覧会だったけれど、本当に、良かったなー。
私、「線」に、ものすごく惹かれるんです。それと、インクのにおい。いいねえ、版画。
3つの展覧会の中で、一番、見入っちゃったかも。正直。あはは。
でも、版画は小さい作品が多く、背の低い娘には、とても見にくかった様で、すぐに飽きてしまい、
(1つだけ、触って良しの作品があって、娘さん、しばらく、そこに見入っていましたけれど)
「(展示室の前の)入口のソファで待ってていい?」と言って、出ていってしまいました。
絹谷さんの作品は、大きいものばかりだったので、小さい子も楽しめるのだけれど、水彩画や版画って
背の低い子どもには、なかなか、観づらいんだなあ。。。
夏休みには、絵本展がくるらしいのだけれど、子ども視線の展示もあったりするのだろうか?
ちなみに、急いで、お迎えに行くと、娘さん、ソファで、とても素敵な老婦人とお話していました。
「わたしたち、すっかり、お友達なのよ。」
と、老婦人。こちらも、疲れてしまって、ご一緒の方をお待ちだったご様子。
美術館にソファが多いのは、本当に助かりますね。
平塚市美術館には、図書スペースもあり、絵本も読めるのが嬉しいです。楽しかった!
何より、近場は嬉しいねえ。東京まで出ると、それだけで疲れちゃうからなあ。
あっという間に、ゴールデンウィーク前半の終わりです。