ぼちぼち日記

大切な日々のこと

平塚市美術館

2013-04-30 10:16:39 | つぶやき

娘が、小学校からもらってきた展覧会のリーフレット。
みづゑ、と読んで、これは、行かなければ!と、娘と二人、行ってきました。
(若い頃は)絵を描くことが好きで、素人ゆえ、描くなら水彩画でした。
そういえば、最近、全然描いてないなあ・・・・・と、思いながら。

嬉しいことに、面白そうな展覧会の2本立て。



おまけに、市民ギャラリーでは、大好きな「版画」の展示でした。



しかも、この教室は、あの藤沢の!リン版画工房さんですね!

娘と、
①走らない。②大きい声を出さない。③絵に触らない(近づきすぎない)④母が居るフロアから出ない。
の4つをお約束したけれど、母の方が、興奮して約束を破りそうでした。
ちなみに、娘さん、最初に、ちゃんと約束して、最後まで、きちんと守れたよ。
少し、お姉さんになりました。

どの展覧会も、本当に面白かったです。

みづゑ展では、好きな作品をいくつか見つけて、大満足。
水彩画には表現の限界があるように思ってたけれど、現代の作家さん、頑張っておられます。
すごい。すごい。
絹谷幸二氏の作品は、なんというか・・・・・・・・・ものすごい迫力!!!
正直、文字が組み込まれた作品は、あまり好みじゃないのだけれど、やっぱり、あの迫力には、
おされてしまった。なんといっても、あの色!エネルギーが、絵の中から、あふれ出てくる感じです。
あえて、遠くより鑑賞。動き出すかと思った(笑)

それにしても、市民ギャラリーです。
お教室の展覧会だったけれど、本当に、良かったなー。
私、「線」に、ものすごく惹かれるんです。それと、インクのにおい。いいねえ、版画。
3つの展覧会の中で、一番、見入っちゃったかも。正直。あはは。

でも、版画は小さい作品が多く、背の低い娘には、とても見にくかった様で、すぐに飽きてしまい、
(1つだけ、触って良しの作品があって、娘さん、しばらく、そこに見入っていましたけれど)
「(展示室の前の)入口のソファで待ってていい?」と言って、出ていってしまいました。

絹谷さんの作品は、大きいものばかりだったので、小さい子も楽しめるのだけれど、水彩画や版画って
背の低い子どもには、なかなか、観づらいんだなあ。。。
夏休みには、絵本展がくるらしいのだけれど、子ども視線の展示もあったりするのだろうか?

ちなみに、急いで、お迎えに行くと、娘さん、ソファで、とても素敵な老婦人とお話していました。

「わたしたち、すっかり、お友達なのよ。」

と、老婦人。こちらも、疲れてしまって、ご一緒の方をお待ちだったご様子。
美術館にソファが多いのは、本当に助かりますね。
平塚市美術館には、図書スペースもあり、絵本も読めるのが嬉しいです。楽しかった!
何より、近場は嬉しいねえ。東京まで出ると、それだけで疲れちゃうからなあ。
あっという間に、ゴールデンウィーク前半の終わりです。


4月が終わります。

2013-04-27 05:57:55 | 娘と読んだ絵本のこと

4月。娘の入学と私の仕事復帰と重なって、どうなることかと不安でしたが、学童保育で春休みから学校に
通っているからか、娘さん、学校に慣れるのが、思った以上に早くて、ほっとしました。

「学童のお迎え、6時まで来ないで!」

と言う程、学童保育も楽しいそうで、職場に無理を言って、4月、5月は、すべて早番に・・・とお願いしていた
母は、ちょっと、拍子抜け。5月からは、遅番もスタートさせることにしました。
しかし、今は、毎日が新しいことずくめだから、この状況ということも考えられ・・・・慣れた頃が勝負かな。
順調にいくと、良いのだけれど。

そんな訳で、いよいよ貴重となった、「絵本を読むための朝の5分」。
なぜか、お膝にのって聞くことが多い娘さん。このベッタリの時間を大切にしようと思う。
一人で歩いていく前の「大切な時間」だからね。

絵本は、たいてい、荒井良二さんの『あさになったので~』を読むことが殆どだった4月だったけれど、
時間がない時は、こちらを読みました。

 
幼稚園の頃から、その月のページをひろげで、いつでも読めるようにと部屋に飾ってあります。
この絵本、1冊通して読んでも、あまり喜ばなかった娘さんですが、カレンダーのようにして、一か月ごとに
読むようにしたら、大好き絵本になりました。



4月後半は、気分を変えて、こちらの本も。
目をとじて、「えいっ!」とばかりにページをひらく。そこのページの読むのです。
これが、なかなか面白い。ちょっとした、おみくじ気分です。
それにしても、詩って、やっぱりいいなあ。

でも、これを読みたいと持ってきた日もありました。



もちろん、時間がない朝にピッタリだけど、いまさら?


でも、とびらを娘が開けたときに出てくる動物のイメージで、声を変えてみたら、これが、大うけで・・・
高校生の息子まで、頭をなでつけながら(髪型が気になるお年頃になりました)やってきて、
「そりゃー違うだろ。」とか、ツッコミを入れ始めたから、なんだか、朝から爆笑の読書タイム?になりました。
(ライオンの声が、超・弱そうで、我ながら笑えました)
これは、読み聞かせのルール違反?(笑)でもまあ、いいか。
それにしても、コロちゃんだから赤ちゃん用なんて、思い込みは厳禁ですね。反省。

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ちなみに、こちらは、4月、お仕事で読んだ本。面白かったので記録。



障がいの程度や興味によって活動が選べるのだけれど、その中の、「言葉」をテーマにした活動で読みました。
その日のリーダーさんに、突然、「読んで」とふられたので、ドキドキしながら読みました。
実は、ちゃんと読んだのは、はじめてかもしれない!?

説教くさい本は苦手で、いつも、心の中で10個ぐらい嫌なツッコミを思いつくのだけれど、この本は、哲学書っぽくて
すんなりと心に入っていきました。ベストセラーも食わず嫌いなんだけれど、良いものは、良いんだと思わせてくれました。

本を読む前に、参加者全員で「3分間スピーチ」をしたのだけれど、(利用者、職員が、みなで3分間、自分の想いや日常で
あったことをスピーチします)その時に、ある方が話した「障がいを負った自分に対しての想い・感情」と重なって、読みながら、
思わず涙が。用意した職員は、そのスピーチの内容を知っていた訳ではなかったのだけれどね。
本の神様は、やっぱり、いるのだなあ。あのスピーチをした方の心へ、届きますように。



とらたに出会ったのは、この職場の本棚でした。大好き!(ほとんど絶版で、集められないけれど。)
6年たっても、ちゃーんとあったよ。大好き、とらたくん。
午後の時間に、時間を見つけて読みました。
まだまだ新人で、「やるべき」仕事に追われているため、時間の作り方が下手。来月は、もっと読めたらいいな。

   

大型本の「わにわに」があります。大迫力だねー。
それにしても、じょろろーんって、ねえ。作者さんは、どうやって、どんな時に、思いついたんだろう?
本当におかしい。

4月。あっという間だったけれど、楽しかった♪
色々、考えてしまうこともあったけれど、今は、お仕事が楽しくて仕方がない、素直な気持ちを大切にしよう!
と、思えるようになりました。

来たる5月は、学校行事が減り、自由になれる休みが多い予定。
家の片づけ、アルバム整理、読書、書道の練習、編み物・・・・・と、やりたいことだけは、沢山、あるよ。
村上さんの新刊も読まなくては。英語も!?

良い月となりますように。5月さん、どうぞ、よろしくお願いします。


『がまんだがまんだ うんちっち』

2013-04-24 07:55:17 | 息子と読んだ本のこと・絵本

娘の入学のお祝いにと、友達が、送ってくれた本。
絶版本です。きっと、わざわざ、古本屋さんに足を運んでくれたのでしょう。
ありがとう。ありがとう。

添えられていた友達の手紙を読んで、娘に読む前に下読み。
まだ、登下校に緊張気味の娘には、不安をあおることになるかもしれないなーと思い、
5月の連休ぐらいまで、読むのを待とうかな・・・と思ったのだけれど、娘さん、
送られてきた、もう一冊の楽しそうな本よりも、こちらが読みたい!と言い張りました。

小学1年生のみおくんの、ある日の下校の話。

「トイレが我慢できない。」「トイレがない!」

家から2分のところに小学校があった私には、全く、心配がいらないことだったから、ちっとも
気づかなかったけれど、ものすごく、大切なことだよーーーーーーーーー。

小学1年生、男の子、うんち。
という組み合わせに、絶対に面白い!と思って読みたがったであろう娘も、話が始まると、
そういう、くだらない面白さの話でないことに気づき、息をのんでいました。

明日「怖いから、学校行きたくない。」と言い出さないかな・・・と心配になる心を抑えて読み聞かせ。
でも、娘は、母さんが思うよりも、もっと、しっかりしてました。
次の日から、出かける前にトイレに入るようになった娘さん。うーん。さすがです。

でも、この本を、あくまでも、面白い話にしたかったのか?他に理由があるのか?娘さん、本をとじた後、
なぜか、「ねえ、続きを描いてもいい?」と言い出しました。


ご丁寧に、画用紙を絵本の大きさに揃えて切って、原っぱの中に、大きな「うんち」の絵を描いたよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ま、いいか。

1ページだけ多い、我が家だけの絵本です。


春です。はじまります。

2013-04-18 13:30:47 | つぶやき

今日は、娘の学校の懇談会。
久しぶりの小学校に、ちょっと、どきどきしています。
あと、1時間だー。どきどき。

色々な新しいことがスタートした今春ですが、こんな、サプライズもスタートしました!

ちょっと、どうよー。
やるね、NHK。新刊ブームに合わせたのでしょうか?
そんな計算的なことを?どうです?

っていうか、英語、読める(話せる)ようになったら、どうしましょう。おほほ。

で、第一回目をネットで聴いてみて、思ったこと。

まず、ものすごーく面白かったことは、題名について、びっくりする位、長く時間を割いて語られたこと。

日本語では、「象」と「消滅」という名詞によって作られた名詞句の題名であることに対し、英語では、
「The Elephant Vanishes」となって、同士の三人称単数現在形を用いた文である・・・・んですって。

はー。そうだね、そうだね。そうかー。
と、ものすごく納得して、その後、だからなんなんだ?と言う思いがわいてきて、その脳内ツッコミが、
自分の中で、ものすごく面白かった。
ちなみに、ドイツ語とフランス語訳は、英訳タイトルを踏襲しているのに対し、ロシア語訳は、日本語の
名詞句の形をとっているそうです。へー。

で、逆に、ちょっとなーと思ったこと。

小説を少しずつ読むって・・・・・・・なんか・・・・・欲求不満。

やはり、単なるファンには、物語を掘り下げるとか、そういうのは、向かないのだろうか。ぶつぶつ。
しかし、この番組の目的は、「英語で読む」ことで、英訳を読み解くことで成り立つ番組。
わたしよ、その目的を忘れて聴いてはいけないのだぞ。
というか、その目的を、1回目で忘れてる自分が怖い。
第二回目を聴くにあたっての目標は、その目的を忘れないようにして聴いてみる!ということに、決定いたしました。
・・・・・・・・・・・・こりゃあ、駄目かな。

しかし、『象の消滅』は、面白いね。


『あさになったので まどをあけますよ』

2013-04-16 09:40:07 | 娘と読んだ絵本のこと

 『あさになったのでまどをあけますよ』 荒井良二

細々と続けていた図書館読み聞かせボランティアを、この春、やめることにしました。
娘の入学と仕事復帰。学校にも、ボランティアとして参加したかったし、体力的不安もあるし、
そこに、すべてを傾けるには、どうしても、身軽になりたかったのです。

絵本が好き。
全員が、その想いで集まっている会だけれど、会として運営するには、その気持ちだけでは、
まわらない。それぞれの価値観、それぞれの目指すもの、それぞれの想いがあって。
一緒にやるには、それなりに、お互いに気を遣いながらやらなくてはいけなくて、たぶん、
今の私には、それが出来ないだろうと思いました。

1~2年休会して、また、落ち着いた時に戻ってくれば良いと言ってもらえたのだけれど、
都合の良い時だけ参加する形は、一生懸命やっている会員さんに対して、とても不誠実に思えたし。
でも、「また、戻ってきてね。」そう言ってもらえて、心底、嬉しかった。
ありがとうございます。

そのボランティアの会から頂いた記念の絵本。
「欲しい本をリクエストして」と言われたのですが、申し訳ないと思う気持ちもあって渋っていたら、
役員の皆さんが、選んで届けてくれました。

荒井良二さん!

実は、本を自分のものにしたい!と思えるほど、得意じゃないんです(笑)
色とか、雰囲気とか、そいういものは、とても好きなんだけれど、どうしても、良二さんの描く「人」が、
あまりに可愛らしくて、可愛らしい絵が苦手な私は、ついつい、敬遠。
あと、活字に萌の人なので(私って、病気ですかね)、手書きの字がどうしても・・・・・

でもね、この絵本・・・・・・。本当に素晴らしい。
言葉にできない素晴らしさです。
素晴らしい・・・というか、凄いと思いました。
読み終わった時の、あの「心の解放感」。それを言い表す言葉は、とても思いつきません。

6年ぶりの仕事復帰で、(自分で思っていた以上に)張りつめていた心の緊張が、ほどけていく感覚に、
思わず、涙があふれてしまって。
なんか、気負いすぎてたなあ・・・わたし。何、焦ってたんだろ、わたし。
ものすごく、身軽になって、ものすごく、楽になって。
この本と出会えて良かった。本当に、本当に、感謝です。

それから、毎朝(出来ない日もあるけれど)、忙しい中、5分だけ時間を作って、出かける前に、娘と
この絵本を読むことが習慣となりました。
読み終わった後、私は、深呼吸。すがすがしい、生まれたばかりの今日の風が、胸一杯に入ってくる感覚を、
楽しんでいます。そして、娘は、毎朝、違う発見を絵の中にしているようです。


今朝は、南国風の森のページの中の鮮やかな花々を指さして、「この中に、かたつむりがいるよ。」と、
耳打ちしてくれました。うん。うん。いるね、きっと。
お決まりは、必ず、晴れているのに雨が降っているページで、「これ、通り雨だよ。」と教えてくれること(笑)
それから、なぜか、私のひざの上に座ってくる。(もう、かなり重いんだけど・・・・・・・・・)
ひざの上で、「いってきます。」と、一人で出ていく準備をしているのかな。
いってらっしゃい。

静かで、ゆったりとした時間を与えてくれる絵本。
多くを語らない故、感じ方は、人それぞれ。
きっと、その時に置かれた環境でも、感じるものは違ってくると思う。
それぞれが、それぞれを感じる絵本。ものすごーく、力強い絵本なのかもと思う。

そうそう、この荒井良二さんの絵本も、大好きでした。



得意じゃないと言いつつ、好きな絵本は、別格に好きな荒井良二さん、なのかも。
今週末は、この絵本を読んでみようかな。


『ケイゾウさんは四月がきらいです』

2013-04-16 08:34:40 | 娘と読んだ「よみもの」の本のこと

きかんぼ・・・の合間に、読みました。
娘が小学生になったら!4月になったら!ぜひとも読みたいと思っていた本。
息子と大笑いしたのを思い出しながら、本をひらきました。

ケイゾウさんは、やっぱり、健在。おもしろいなー。かっこいいなー。ケイゾウさん。

娘は、ケイゾウさんが、トイレの便器に立って寝てしまう・・・といった、場面、場面の面白さを
堪能していたようですが、この本の、本当の意味での面白さを理解できるのは、もう少し、
たってからかなあ・・・なんて、思います。
それでも、今は、今なりに、楽しめる面白さがある本です!いいね!ケイゾウさん!

なにより、この、卒園のタイミングで読めたことは、嬉しいことでした。
本の中の子ども達の成長と、娘たちの成長とが重なって、最終章は、涙・涙の母。
娘は、私の涙ばかりが気になって、最後の章を、しっかり、楽しめなかったかもしれません。
反省、反省。

でも、今は、それもいいかなー。
もう1年か2年したら、ケイゾウさんの面白さとカッコよさ、絶対に、娘にも理解できるようになるから。
その時は、母さんも泣かずに、娘と一緒に、最後まで楽しもうっと。
また、来年の4月に!ケイゾウさん!!


『きかんぼのちいちゃいいもうと その1』

2013-04-13 12:50:51 | 娘と読んだ「よみもの」の本のこと

幼稚園で、3学期、先生が読み聞かせてくれていたのが、この本だったそうです。
インフルエンザ騒動のおかげで、シリーズ2巻の途中で、終わってしまったようですが、
娘は、この本を読んでもらうことを、とても、楽しみにしていたらしく・・・・。
春休みに入って、一番に、図書館で借りて欲しいと頼まれました。

小学生だった息子にも、読んであげたのだけれど、残念ながら、存分に楽しめる時期を
逃してしまってからの出会いだった思い出が。
(もしくは、ロッタやラモーナの強烈さのあとで、インパクトが薄かったか)
ロッタよりも、ラモーナよりも、低学年から読める「頑固娘」の本。
娘さんには、グットタイミングで読んであげることができました。

やっぱり、娘は、エルマーよりも、こういう日常を描いた本が好きらしい。
とっても、とっても気に入って、読み終わった後も、「きかんぼのいもうと」談義に花が
咲いた、オヤスミタイムでした。
ひとしきり語りあって、なんだか、そういうことが、あなたにも(娘さんにも)あったよねえ・・・となって、
大笑いした夜もありました。

頑固娘が読む、頑固娘の話。ただ今、2巻に突入中。

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ちなみに、ぴかぴかの1年生の娘さん、先日、私の仕事がお休みだったので、はじめて、一人で
学校から、帰ってきました。4月中は、下校指導があるので、途中の公園まで、先生が、送ってくれます。
で、そこまで、保護者が迎えに行くというのが、常。
なのに、娘さん、
「お母さんが迎えにきたら、小学生っぽくない!」と言い張るのです。

でもね、地区担当の先生に挨拶もしたいし、ほかのお友達のお母さん達もいるのを見たら、絶対に、
迎えにきて欲しかったと思うに違いないと、最後の最後まで悩んで、結局、近所の公園へ迎えに行った母。
近所のお母さん達に、ご挨拶・・・・なんてしていたら、娘さんが、ものすごい血相で先生の後ろから、
やってくるのが見えました。
で、私の顔を見て、ひとこと。

「お母さんって、最悪だ!」

涙目で唇かみしめて、かんかんに怒っているらしい娘は、私の横を通り過ぎ、どんどん先へと
行ってしまいました。

「母さん、先生に挨拶したかったんだよ。」

と、背中に向かって言ったけれど、なんと、完全無視。
仕方ないので、娘を追い抜かして、家に戻ることしました。その私の背中に娘が一言。

「さっさと行っちゃってよ!」

!!!!!!!!!なんなの!この娘!

口のきき方をビシッと注意してやりたい気持ちと、はじめての下校を台無しにしたくない気持ちが、
心の中で喧嘩して、確かに、明確な約束もせず、娘の主張を聞いたままの状態で、結論も出さずに
迎えに出たのは私の落ち度だった・・・と、思い至った母。
煮えたぎる気持ちを抑えて、家に入り・・・・・・・・・・・・。

「おかえり。」

すると、娘さん、何事もなかったかのように、

「ただいま!」

だってよー。

とほほー。これが、やりたかったのかなあ。
全く、うちの「きかんぼ」娘、どんな小学生になるんだろう。
本の中のママとお姉ちゃんに、常にエールを送りながらの読み聞かせ。2巻を、ぼちぼち進行中。


スタート!

2013-04-02 05:40:49 | つぶやき

3月16日、土曜日。
大好きな、大好きな幼稚園を卒園しました。
人数が多いクラスだったので、お兄ちゃんの時のような卒園式とはいかないかな?と思っていた
けれど、子ども達が主役の卒園式は健在でした。

卒園式の翌日。
卒園の係だったので(謝恩会やら、アルバムやら)、その日に向かって、突っ走っていたこともあって
翌日は、心に、ぽっかり穴があいたよう。
ぽっかりって、こんな感じなんだなーって、しみじみ感じ入ったりしてね。
いやあ、本当に、ぽっかりなんですよ。これが。

でも、いつまでも、心に出来た穴の確認をしている訳にもいかないので、早速、車をすっとばして
手芸屋さんに駆け込んで、何にも手をつけていなかった、入学グッズ作成道具を買ってきました。
いやあ、ここからが、また、突っ走ることに。
凝り性なので、大変です。娘と一緒のときは、裁縫仕事をしないと決めているので、夜中起きだして
始めるものだから、連日、3時まで頑張って、ようやく完成!

じゃーん!

  手さげバックに、給食袋、ナプキン!

ピアニカバックに、歯ブラシコップに、体操着袋!!!

親子でインフルエンザにかかって、入学説明会に行けなかったものだから、説明資料に、一度も
目を通してませんでした。
説明資料に書かれた、袋の寸法とにらめっこしながらの作成です。

昼間は、娘と一緒に、必要なものを買い物して歩いて・・・完璧!!!

で、悠々と「卒園・進級・仕事復帰祝いの旅行」を楽しんで帰ってきたら・・・
翌日、学童の説明会で、ピンチ!

学童の上履きと防災ずきん入れ、忘れてたーっ

で、あわてて、上履きを買いに行って、幼稚園の防災ずきんに袋を縫って、学童用の上履き入れを用意して、
じゃーん!



(再)完璧ーっ!
上履き入れは、rucaさんちのお姉ちゃんから頂いた、おさがりの袋に、名前を刺繍した布を張り付けました。
おさがりが大好きな娘さんも、大喜び。
良かった、良かった!気に入ってくれて。良かった、良かった!間に合って!

そんな訳で、昨日、4月1日は、娘の学童と、母の仕事復帰の初日でした。

昨夜、不安そうにしていたので、入社式の後、あわてて、学校に迎えに行ったら、娘さん、
「遊んでる途中なのに、迎えに来た!」と言って、大激怒!!!とほほ。
帰り道、新しいお友達が出来たんだよー!と、名前を教えてくれました。
楽しくて、良かったね。このまま順調にいくとは思わないけれど、まずは、一安心。

ちなみに、学童で、不満だったことは、

・1年生は、一輪車に乗ってはいけない。
・1年生は、ジャングルジムの上まで上ってはいけない。

というルールがあったことだそうで(笑)、ジャングルジムは、白い色のバーまでしか登れないないんだと
散々、文句を言っていました。
「だって、こんなに低いんだよ!ありえないでしょ。そんなのジャングルジムじゃないじゃん!」
ですって。
娘の話を聞いて、大笑いしていたら、入社式で、ちょっとだけ落ち込んでいたのを忘れました。


6年ぶりの職場。
かつて、一緒に働いていた仲間が、あんまり、生き生きと働いていて、まぶしかったから・・・
仕事を続けなかった選択をした自分を悔いる気持ちが、少しだけ、湧き上がってきた。
色々な人生があるね。

私は、私の選んだ人生を頑張るしかないんだって、娘の話を聞いて、大笑いしながら思った。
ありがとう、娘さん。

私たちのスタート!頑張ろうね。