高校に入ったら、また剣道漬けなのだから、今のうちに旅行に行こう!と
沖縄のパンフレットをもらってきたのだけれど、息子ったら、
「冬の沖縄に行っても、何もすることがないから、スキーがいい。」と言いました。
美しい海を眺め、砂浜で遊ぶだけでも良いじゃないかと、母は、必死で反論しましたが、
(私ったら、どんだけ沖縄行きたいの!)息子の祝卒業の旅行なので、息子の好きなように
ということになり、長野の黒姫に、家族みんなでスキー旅行となりました。
犬OKのコテージを予約し、私の妹も誘って、久しぶりのスキー。4歳の娘は、初スキーです。
私は、ずっと娘と雪遊びの予定でしたが、一回だけ、旦那のブーツを借りて滑りました。
久しぶりのリフトは寒すぎるし、斜面を目の前にして、何より、怖くて、怖くて・・・足がすくんだ。
若い頃は、守るものなんて全然なくて、怖いもの知らずだったなあ。
ガンガンとばして降りていく息子の後姿をぼんやりと追いかけながら、ちょっと、
切なかった。年をとるって、嫌あね。
それでも、最終日、無鉄砲に登ってしまった「戸隠神社」の奥の社。
道の駅で、奥の社は、徒歩では無理だと言われたのだけれど、とりあえず、鳥居と
参道ぐらいは見られるんじゃないかと、駐車場に入ってみたのです。
しかし、駐車場は満車状態だし、みんな、軽装のまま、山に登っていく、登っていく。
私たちは、みんなスキーウエアだし、スノーブーツだし・・・・・行けるんじゃない?
と、そのまま、突き進んでしまいました。
途中までは、本当に、ただの雪道で、余裕だったのだけれど、神様は、そんなに甘く
ありませんでした。最後の最後が、キツカッタ。
何度も訪れている?方が、「行ける!行ける!登ったら、世界が変わる!」などと仰るので
最後まで、登りきりました。世界が変わったかは別として、達成感!と爽快感は格別。
娘さんは、「おんぶ~」と泣きが入っていたくせに、神様に拝んだ後は、俄然、元気になり
帰り道は、文句1つ言わずに、一人で歩いて行きました。
逆に、母が、斜面で滑って転びそうになり、のろのろ・慎重な歩き。
すっかり置いてきぼりをくらいました。とほほ。4歳児にまで、置いてきぼりかい。
中耳炎に、冬山に、2月は、年を感じることばっかりだったな。ふう。
もうすぐ春です。気持ち、切り替えていこう!
そんな訳で、最近の娘と読んだ本、覚書。
私の妹が、幼稚園生だった息子にプレゼントしてくれた本。
当時、年長さんだった息子に、毎晩、この本を全部読み聞かせて、大変なことだったのを
覚えています。
幸か不幸か、娘は、そんなに集中力がもたないので、3~4日かけて、分けて読みました。
それでも、キリカ大好き!なのは、同じ、同じ。
おかげで、娘は、画用紙イッパイに、キリカの絵を描くようになりました。
お気に入りの蜜蝋クレヨンにピンクがないので、赤で描きます。
普通のクレヨンを使えばいいのに・・・クレヨンの方にこだわりがあるみたい。面白いです。
誕生日プレゼントは、ピンク入りの蜜蝋クレヨンかな。
娘が、幼稚園から借りてきました。
悩んで、悩んで、お母さん達の読み聞かせも聞かないで、選んだのだそうです。
それは、それで、ビミョーなんだけど・・・。
今までは、文庫に入ったとたんに、目の前にあった2冊を、ぱっと選んでいた娘。
それについて、色々思うところもあったけれど、悩みすぎて決まらず、読み聞かせも聞かない
というのにも、思うところアリ。あー。母親って、面倒な動物です。
選んだポイントは、表紙が、とても可愛らしいから!なんですって。
そんなに一生懸命に選んだ癖に、あまり「読んで!読んで!」とならないで、私が、出してきた
から、仕方がないという風に読みました。選んだだけで満足だったのかな。
でも、読んでみたら、とても面白かったようで、何回も繰り返して読みました。
大満足で、返却デス。
珍しく、「読んで!」と言って、この本を出してきました。
画面いっぱいの「おやつパン」のところで、全く、前に進めなくなり、ちょっと困った。
休みの日にパンを焼くときは、娘に、二つだけ「おやつパン」を作ってもらうことになっています。
うさぎとパンダは簡単なんだけれど(顔だけね)、それ以外は、どうも手が出せません。
「雪だるまパン」は作れそうだようねえ・・・と言うことになりましたが、娘は、「わにパン」が、良い
のだそうです。難しそう・・・。「へび」なら、いいんだけどなあ。
母が、図書館で借りてきた本。
立てかけてある本を見て、お友達が、絵本屋さんで買っていたのを思い出しました。
ヤカちゃんが大好きな娘だったので、興味津々で見ていました。
でも、途中で、主人公の二人が変わったことが、どうも理解できないようでした。
まあ、理解できなくても、楽しいんですけどね。
そこのところには首をかしげながらも、喜んでいた娘です。
また、絵が素敵なのです。
ママとママねずみは、再会できるのかな?なんて想像してみるのも、また、楽しい。
定番本となったヤカちゃんは、2~3日読んでいないと、
「最近、読んでなかった!」と言って持ってきます。
・・・・・・・「最近」の使い方間違ってないか?
お兄ちゃんが、すっかり覚えてしまったため、日常生活で、ヤカちゃんの台詞がとびかって
なんだか、大変なことになっています。
息子くん、公立高校の受験、全日程が終了したため、本日より部活復帰。
毎日いてくれると楽しいのだけれど、ちょっと・・・・・ねえ ヤカちゃん二人は、ウルサイ
しずかな、日曜日の午後です。
大好きなこの本で、覚えた言葉を使うのが、娘のマイブーム。
このところ、何かにつけて「ひびがきれる。」と言います。
畳の擦り切れも、柱の木のむけたところも、みーんな「ひびがきれる。」なもんだから、
とうとう、お兄ちゃんに「使い方を間違えてる。」と指摘され、プライドが傷つき、大泣きの娘でした
「女ってメンドクサイ。」が、息子の最近の口癖。
ヤカちゃんの時ほどではないけれど、この本を最初に読んだときも、怖がって大騒ぎでしたっけ。
それ以来、歯磨きが終わる度に、ミュータンス役をやらされ、ぴかぴかの白い歯を前に、
「やられた~」と、倒れてみせるという毎日を送っています。
そんなに大好きなのに、「あの本はコワイから、もう読まない!」と言う娘さん。
ところが、先日、「今日は、ミュータンスを借りてく!」と言い出しました。
閉架本なので、出して欲しいと図書館のお姉さんにお願いしたら、
「絵本じゃないですよ。」と。
「実は、好きなんですよー。」と答えたら、お姉さん、びっくり!
毎日、ミュータンスごっこしてるなんて聞いたら、もっと、びっくりしたかな。
しばらくぶりに読んだミュータンス。
娘が、ちっとも怖がらなくて、ちょっとがっかりした母でした。
その分、冷静に本も眺められたので、あのネバネバの歯の絵に、本気で気持ち悪くなりました。
読み終わったら、娘と二人で歯磨き。
どうしたって、この本を読んだ後は、歯磨きしたくなります。