早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

劣等感の塊り・・・

2017年05月13日 04時23分01秒 | 読書




 ・・・哲人

では対人関係について、

ちょっと角度を変えたところから話をしましょう。

あなたは劣等感という言葉をご存知ですか?


・・・青年

愚問ですね。

今までの話からもお分かりでしょう、

私は劣等感の塊のような男ですよ。

たとえば新聞などを通して

同年代の人間が活躍している姿を見ると、

どうしようもない劣等感を抱きますね。

同じ時間を生きてきた人間が

あれほど活躍しているのに

いったい自分は何をやっているんだと。


・・・哲人

では私自身の劣等感についてお話ししましょう。

私の身長は155cmです。

アドラーもまたこれくらいの身長だっといいます。

まさにあなたくらいの年齢まで、

自分の身長について思い悩んでいました。

あるとき友達に相談したところ、

彼は「くだらない」と一蹴したのです。

続けて「大きくなってどうする?

お前には人をくつろがせる才能があるんだ」と・・・



  嫌われる勇気

          岸見 一郎、古賀 史賀 著



     








 劣等感・・・!

誰しももつ悩み、他人との比較において

抱く感情の代表選手

劣等感、まさに厄介である

その劣等感から人を傷つけたりもする

この哲人やアドラーは身長が低いことに

コンプレックスを抱きつつ生きてこられた


でもあるときそのコンプレッックスが

長所に逆転する思考の転換があったようだ

このコンプレックスである背が低いことで

人から警戒されることが少なく、

人を和ませるのに好都合・・・・

という考え方の転換を経験している


自分たちを苦しめる劣等感は感情の問題、

主観的な解釈の問題なのである

自分の短所や長所をしっかり把握し、

短所をどう見るかは

もう一度再考の余地がありそうだ

案外自分では長所と思っていることでも

実のところ、それは短所だと見るべきもの

そんなことだってありえるかもしれない



       早起き鳥




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