早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

深刻な悪いニュースが・・・

2018年03月05日 03時57分03秒 | 読書





 「深刻なニュースが

もしあるなら

早めに報告せよ。」



企業の健全性は、

悪い情報がどれだけ早く正確に

トップに伝わるかに表れる。

情報が偏ると判断を誤るからだ。

だからバフェットは、

パークシャー・ハザウエイ傘下の企業に

一つだけ指示している。


「現状報告は多くても少なくてもお好きなように

していただいてかまいませんが、

一つだけは注意事項があります。

深刻な悪いニュースがもしあるなら、

早めに私に報告するようにしてください」


1991年、バフェットは倒産の危機に陥った

ソロモン・ブラザーズを救うべく

暫定会長に就任するが、

同社の危機の原因も情報だった。

国債の不正入札という悪事が

正しく上に伝わらなかったのだ。


バフェットは、再建には悪い情報も

きちんと伝えてくれる人物が必要だと考えた。


「会長である私に相談すべきことと、

下で解決すべきことを区別できる人間が欲しかった。

悪い知らせをきちんと伝えられる人間だ」



   「1分間バフェット」

            桑原 晃弥 著




     









悪い情報がどれだけ早く

正確にトップに伝わるか

この事の如何次第・・・

この重要性を僕も40年組織で生きてきて痛感している

組織が大きくなればなるほどそれは難しく

何かあれば重篤な結果に立ち至り

そしてトップの謝罪会見

昔も今もよく見かける光景である


バフェットはトップとしていつもそれを身にしみて

心に留め置き、部下に指示していたのだろう

「トップに相談すべきことと、下で解決すべきこととを

しっかりと判断できる人」

それは、なかなか難しいことである


トップに伝える事の優先順位、

この区別の判断が人それぞれ食い違い悪戦苦闘

人事とはとてつもなく大切な組織の神経細胞

自分のお気に入りの人で固めた人事など

それはもう淀んだたまり水

濁って、ボウフラが湧き悪臭が漂う

そんな組織で生きていかねばならない定めは

もう生きていく値打ちも甲斐もない・・・

やはり、そよそよと綺麗な清流であってほしい


そんな組織に見切りをつけて他の世界に飛び出すか

その組織を清流に改善していくか

どちらも至難の技

安易に流され、現状追認、前例踏襲

氷河期を迎えた県都ふくいの行く末やいかに・・・・



       早起き鳥




人気ブログランキングに参加
読者の皆様のご支援に心から感謝申し上げます。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。