・・・哲人
対人関係に踏み出せば大なり小なり傷つくものだし
あなたも他の誰かを傷つけている。
アドラーは言います。
「悩みを消し去るには、
宇宙の中にただ一人で生きるしかない」
のだと、しかし、そんなことはできないのです。
・・・青年
ちょっと待ってください。
それは聞き捨てならない言葉ですよ?
どういう意味ですか。
ただ一人で生きていたら、
猛烈な孤独に襲われるでしょう?
・・・哲人
孤独を感じるのは、
あなたが一人だからではありません。
あなたを取り巻く他者、社会、共同体があり
そこから疎外されていると実感するからこそ、
孤独なのです。
われわれは孤独を感じるのにも、
他者を必要とします。
すなわち人は、社会的な文脈においてのみ
「個人」になるのです。
嫌われる勇気
岸見 一郎、古賀 史賀 著
全ての悩みは
対人関係の悩みと言えそうだ
関わる人がいて初めて
生きている実感があるのかもしれない
あの人に好かれたい、
あの人には絶対負けない
あの人が嫌いだという
自分の気持ちをなんとか変えたい・・・
などと悩みは尽きないけれど
人間関係の悩みが逆に励みでもあり
生きるためのモチベーション
時に一人になりたいときがあるが
それは対人関係に疲れたとき、ふとそう思う
一人になって心底、癒されるが、
すぐに寂しさというか
無意識に元の人間関係が恋しくなる
つまりは誰かがいて自分なのかもしれない
宇宙に飛び出したとしても、
必ず交信する人がいるわけで
その人と心で交信さえしてれば
寂しさはまぎらすことができる
寂しさという言葉は関わる人がいることが
前提なのかもしれない
もし関わる人がいなくて
たった一人の闇が現実なら
寂しさという感情さえなく自分の意思、
思考さえ存在しないのかもしれない
早起き鳥
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