幕府に対し、
わずかの過失もおそれ、
ひたすらにくびをすくめ、
過ちなからんとし、
おのれの本心をくらまし、
責任をとらねばならぬことは
一切さけてきた。
もはやその幕府も無い。
これからは諸藩は
おのれの考えと力で
生きてゆかねばならぬ。
「峠」 著 司馬 遼太郎
幕府崩壊の局面にあって、
300年続いた前例主義、慣例主義
大きく価値観が変わろうとしているとき
幕府主催の全国会議、
各藩はどんな役職の者を
その会議に出席させるのか?
興味のあるところ、
重要な前国会議に
決定権を持たない担当者が出席する方が
後々責任を逃れる意味で都合がいい
と考えるか、
まさに決定権のあるトップが出席して
その会議の主導権を握るか…?
「その会合にはわしがゆく!」
さすが、河井継之助である。
早起き鳥
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