江戸時代、東日本は金、
西日本は銀
といったようにしてやってきたが、
横浜などで外国と
通商するようになってひどく混乱した。
国際的な価値からいえば
日本は金が安すぎ、
銀が高すぎのである。
これで外国商人はずいぶんともうけた。
「将来は、西洋と同様、
日本も金が中心になる」
「峠」 著 司馬 遼太郎
この外国商人の商売を見て
将来、日本も金の価値が見直されるとの予想から
継之助は藩の所蔵金を
すべて金に変えてしまうのである。
見事な投資的、判断である。
それにしても、日本において
金の価値が世界水準からして
安すぎるというのは合点がいかない。
金などほとんど産出しないのではなかろうか?
いやいや秀吉時代に
世界中から金を集め
西日本を中心にだぶつくほどの金を
保有していたのかもしれない。
早起き鳥
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