我が子を見失って途方に暮れる時がある。
この子は私が思っていた子と全く違う子なのではないかと思うことがある。
私の知っているわが子はどこへ行ってしまったのか。
最初からいなかったのか。
じっと見つめた我が子は、ずっと俯いていた。
言葉がのどに詰まって声がでない。
この子はなんて言うだろうか。
どんな顔で、どんな言葉を発するだろうか。
ひょうひょうとまた嘘をつくだろうか。
酷い。私を信じないのと大げさに泣いて見せるだろうか。
神様、私の知っている子はどこでしょうか。
この子でしょうか。
「さあ。なんて言うのかな。どんな顔でお母さんに話をするんだろう。そこまで人間落ちたのか。」
のどに詰まった声は低く、呻くように絞りでた。
ずっと。俯いていた体が、崩れるように床に伏せた。
「ごめんなさい。。。。」その声もしぼり出たようにか細く力なかった。
でも、その声は私の知っているあーちゃんの声だった。
「そうだね。それがお母さんの知っているあーちゃんだね。」
そう言葉にだすと、泣くまいと思っていた涙があふれ、嗚咽となって
「お母さんの知ってるあーちゃんだね。お母さんの知っているあーちゃんはいなくなってしまったのかと思ったよう」
と二人で声をあげて泣きました。
嘘をついたあーちゃんも悲しかったのでしょう。
間違いを犯さなければいけなかったあーちゃんも辛かったのでしょう。
お母さんは、あーちゃんの話を聞いていませんでした。
あーちゃんをちっとも見ていませんでした。
あなたの暮らしが変わっていたことも、あなたが暮らしの中でもがいていたことも、
お兄ちゃんが一番で何も気づこうともしていませんでした。
あなたは小さい時から「お母さんが大好き」といつも言っていました。
今もいつも言います。
「困った時は、どうするかわかる?」と泣きながら聞くと
あーちゃんは「我慢する?」と言いました。
あーちゃんの中には大好きなお母さんに「相談する」という選択肢がなかったのです。
だってお母さんを困らせてしまうから。。
お母さんはきっとだめだというから。
お母さんに相談しても無駄だから。
いつからこんなにあーちゃんの信用を失ってしまっていたのでしょうか。
あーちゃん。困った時は「相談するんだよ」
お母さん聞くから。
ちゃんと見るから。
あーちゃんは無言のまま、ずっと泣いていました。
私もずっと泣きました。
この子は私が思っていた子と全く違う子なのではないかと思うことがある。
私の知っているわが子はどこへ行ってしまったのか。
最初からいなかったのか。
じっと見つめた我が子は、ずっと俯いていた。
言葉がのどに詰まって声がでない。
この子はなんて言うだろうか。
どんな顔で、どんな言葉を発するだろうか。
ひょうひょうとまた嘘をつくだろうか。
酷い。私を信じないのと大げさに泣いて見せるだろうか。
神様、私の知っている子はどこでしょうか。
この子でしょうか。
「さあ。なんて言うのかな。どんな顔でお母さんに話をするんだろう。そこまで人間落ちたのか。」
のどに詰まった声は低く、呻くように絞りでた。
ずっと。俯いていた体が、崩れるように床に伏せた。
「ごめんなさい。。。。」その声もしぼり出たようにか細く力なかった。
でも、その声は私の知っているあーちゃんの声だった。
「そうだね。それがお母さんの知っているあーちゃんだね。」
そう言葉にだすと、泣くまいと思っていた涙があふれ、嗚咽となって
「お母さんの知ってるあーちゃんだね。お母さんの知っているあーちゃんはいなくなってしまったのかと思ったよう」
と二人で声をあげて泣きました。
嘘をついたあーちゃんも悲しかったのでしょう。
間違いを犯さなければいけなかったあーちゃんも辛かったのでしょう。
お母さんは、あーちゃんの話を聞いていませんでした。
あーちゃんをちっとも見ていませんでした。
あなたの暮らしが変わっていたことも、あなたが暮らしの中でもがいていたことも、
お兄ちゃんが一番で何も気づこうともしていませんでした。
あなたは小さい時から「お母さんが大好き」といつも言っていました。
今もいつも言います。
「困った時は、どうするかわかる?」と泣きながら聞くと
あーちゃんは「我慢する?」と言いました。
あーちゃんの中には大好きなお母さんに「相談する」という選択肢がなかったのです。
だってお母さんを困らせてしまうから。。
お母さんはきっとだめだというから。
お母さんに相談しても無駄だから。
いつからこんなにあーちゃんの信用を失ってしまっていたのでしょうか。
あーちゃん。困った時は「相談するんだよ」
お母さん聞くから。
ちゃんと見るから。
あーちゃんは無言のまま、ずっと泣いていました。
私もずっと泣きました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます