トンネルの向こう側

暗いトンネルを彷徨い続けた結婚生活に終止符を打って8年。自由人兄ちゃんと天真爛漫あーちゃんとの暮らしを綴る日記

願い

2007-03-27 17:05:20 | 元夫婦
もうすぐ離婚が成立します。

新しい一歩の始まりです

お兄ちゃんも「もう、メソメソしていられないな」と言い
娘もあっちの家に帰っていく夫に「ばいばい。またね」と手を振るようになった

離婚届の保証人になってもらうために実家に帰った
父も「片親にしてしまうのは残念だが、ちっこが決めたなら仕方がないな」と納得してくれた

夫には離婚届に署名、捺印を早めに頼んだけれど
30日に荷物を運び終わった後で書くからと言われた
それが夫のケジメのつけ方なのだろう

夫は揺れる船のように気分の浮き沈みが激しい
私もその揺れの波を被らないようにするのに必死。

夫の揺れに合わせてはいけない
夫がどんなに揺れても私は私のペースを守らなくては
私が同じ気分でい続けると夫も落ち着いてくる事が分かった

ただ静かに波にあわせてユラユラとでも確実にそれぞれの港に向かって
船を漕いでいる感じです

母になぜ離婚することになったかを手紙にして夫に渡したほうが良いと言われた
夫が問題を摩り替えてしまうからだそうだ

なぜ?離婚することになったのか
何度も手紙に書いてみたけれどうまく纏まらない

なぜか?
夫は離婚話が出てから一度も私に「なぜ?」と聞かない
母の言うように聞きたくないのか、認めたくないのか、問題を摩り替えたいのか
それは私には分からない

私は「なぜか」の答えを夫自身が己を見つめて気がついて欲しいのだ。

私は夫が恐かった。

そう、夫が恐かったのだ。
優しい夫。
子供のような夫。

殴れた事はない
怒鳴られた事はあるけれど時間が経つとすぐに謝ってくれた

私が何か言うと無言になって部屋に閉じこもってご飯を食べなくなってしまう夫
悲しげな目が私をいつも私を追い詰めた

早く気分を治さなくちゃ。
早く何もなかったように生活をしなくちゃ
そうしなければ夫は自殺してしまうかもしれない
恐い。生活を壊されてしまうかもしれない

夫は何もしなかった
ただご飯を食べずに布団にもぐっていただけ
許してしまったのは私
でも私は夫が恐かった
夫の行動が恐かった。

なぜか。。。。
答えはたったひとつ
「あなたが恐かったから」

願いはひとつ
「あなたの一歩をあなたの足で歩いていって欲しい。」

私達の一歩はきっと幸せの一歩。
手紙は渡せそうもない。

私の一歩一歩が言葉と重なって夫に伝わって欲しいと願っている

今日も聞いてくれてありがとう

仕事決まりました!
四月から出社します。