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【質問】聖女マリア・マグダレナの祝日の晩課の"Pater superni luminis"の意味

2008年08月14日 | 質問に答えて
アヴェ・マリア!

【質問】
 聖女マリア・マグダレナの祝日の晩課の"Pater superni luminis"の意味をぜひ教えていただきたいのです。どうぞどうぞどうぞよろしくお願い致します。


【答え】
 ご質問をありがとうございました。7月22日の晩課の讃歌(Hymnus)の意味は次の通りです。(トマス小野田圭志神父の試訳)

Pater superni luminis,
Cum Magdalenam respicis,
Flammas amoris excitas,
Geluque solvis pectoris.

最高の光の聖父よ、
御身はマグダレナを御覧になり給うとき、
愛の炎をかき立て給い、
胸の氷を溶かし給う。

Amore currit saucia
Pedes beatos ungere,
Lavare fletu, tergere
Comis et ore lambere.

彼女は愛に傷ついて走り寄り、
至福の御足に油を塗り、
涙で洗い、拭き、
優しくそして口で接吻する。

Astare non timet cruci,
Sepulcro inhaeret anxia,
Truces nec horret milites:
Pellit timorem caritas.

十字架に恐れず立ち留まり、
墓に不安の内に入り、
獰猛な兵士たちを恐れない。
愛は恐れを投げ飛ばす。

O vera, Christe, caritas,
Tu nostra purga crimina,
Tu corda reple gratia,
Tu redde caeli praemia.

おお、キリストよ、真の愛徳よ、
御身は私たちの罪科を浄め給え、
心を聖寵で満たし給え、
天の報いを与え給え。

Patri, simulque Filio,
Tibique, Sancte Spiritus,
Sicut fuit, sit iugiter
Saeclum per omne gloria.
Amen.

聖父と、同時に聖子と、
そして聖霊よ、御身に、
かつてあったように、いつも、
代々とこしえに栄光あれかし。
アメン

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聖女マグダレナのマリアを歌う

 2002年だったでしょうか、聖なる悔悛女マグダレナのマリアの祝日に当たり、ソウルの聖堂の御聖櫃の前で歌を作りました。聖務日課からインスピレーションを受けています。

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聖女マグダレナのマリアを歌う

トマス小野田圭志


愛の火を マリアにつけし 
眼差しよ
罪の氷は 溶け流れたり。

幸いな御身の愛に 
傷ついて
御元に走り、泣き崩れたり。

痛悔の 涙で洗う 
主の御足
髪で拭き取り、口づけ捧ぐ。

止めなく あふれる涙
主の御もと 
罪を憎みて 嗚咽止まらず。

主を捨てて 罪にて得たる 
ナルドの油
瓶を砕きて 主に塗油したり。

「彼女(か)の罪は 許されたるぞ 
その多く、
多くを愛し たるがためなり。」

ドラクマ貨 失いたるが 
見いだされ
王の宝庫に 戻されたるぞ。

宝石は 汚れを落とし 
磨かれて
光り輝く 見違える程。

聖心は 一途の愛を 
知り給う
主、彼女(かれ)を愛し 彼女(かれ)、主を愛す。

涙もて 御足を洗い、
拭き取るは 
長き黒髪、口づけしつつ。

「おおマルタ、必要なのは 
ただ一つ。
何に心を 騒がせるのか。」

「かのマリア 最善なるを 
選びけり
御教えを聞き 愛することを。」

マグダラの マリアの流す 
涙もて
我らの罪をも 清め給えよ。

エワの子を 世の嵐より
守り抜き、
救いの港に 辿らせ給え。

悔悛したる マリアをば 
天高く、
呼び上げ給う天主の聖子(おんこ)

我らとて 罪忌み憎む 
心もて
悔い改めの 恵み願わん。

罪人に 赦しを与え 
様々な 
恵みを下す 一なる天主。

アーメン

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 インターネットって、書いている人の顔の表情とかその他のことが分かりませんから、意思の疎通がかえって難しいものだなと思います。便利ですけれど、相手をよりよくより善意に理解しようという態度が必要ですね。これは、自分に言い聞かせているひとり言です。

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