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フランス

2008年08月07日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

 愛する兄弟の皆様、

 古いニースの中心にある聖ピオ十世会の教会にいながら、聖会の長女であるフランスの今について、多くを伺いました。

 人口6200万のうち、移民により、推定で600万から1000万人がイスラム教徒であるとのことです。

 最近のイスラムの未成年による暴動も、イスラム社会から指示を受けてなされたもののようです。フランスの警察の抵抗がどんなものかを試すためだったようです。逮捕した未成年を政府はどう罰するというのでしょうか。暴動は、イスラム指導層からの未成年への指示で終焉したに過ぎないようです。

 フランスのサッカー・チームでも分かるように、多くのイスラム国家からの移民で成り立っています。警察も軍隊も同じです。問題は、移民ではなく、宗教です。

 もしも、イスラムのクーデターがあったら、フランスはどうやって鎮圧するのでしょうか。

 フランスには10万人の聖伝のカトリック信徒がいるそうです。洗礼を受けているカトリック信徒は、約4000万人だそうですが、実際に新しいミサに与る信徒は、100万人いるかいないかのようです。早く聖伝のミサ聖祭に戻らないと、フランスはこのままイスラムの国になってしまうでしょう。何故なら、新しいミサは、どの宗教でもいい、どの宗教でも救われる、と教えると同時に、カトリックの過去とその聖伝とに対する軽蔑と拒否とを教えているからです。

 ナンスネー神父様によると、今から20年前、30年前には、フランス人はまだ、共通の運命、共通のフランスという国を信じていた、しかし、今ではそれが失われたしまった、とのことです。

 今から30年前には、たとえ聖伝を支持しないとしても、フランス人はカトリック教会と宗教に関心を寄せていたけれど、今では、無関心になってしまった。

 フランスを誰が守るのでしょうか? 男が、敵と武器を持って戦うのは、妻や子供の尊厳を守るため、家族と故郷のためです。男が命をかけて立ち上がるのは、か弱い女性と子供たちが犯されないためです。ナンスネー神父様は言葉を続けます。しかし、海岸で、その他で、慎みのない、不貞の女性たちと不良たちのために、どんな男が命を捨てだろうか、と。

天主の御母聖マリアよ、フランスを守りたまえ!

聖母マリアよ、フランスに、より多くの聖伝のミサ聖祭を与えたまえ!

天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
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