最近、顔色わるいんじゃないの！

 

週末にあったジムのクリスマスパーティ。
昨年お世話になってた水泳コーチに1年ぶりに逢った。
最後にあったのが去年のクリパだったから、まさに1年ぶりの再会。
今年の彼女はブラックサンタの衣装だった。
その大人びた雰囲気に驚いた。去年とは、すごい変わり方だ。
・・・ややふっくらとして、さらに女性っぽくなったような。。

考えてみたら、彼女は昨年、体力の限界を感じて夜のレッスンから身を引いたのだった。
毎日、午前から午後までびっしりと立て込んだ、レッスン・スケジュールをこなしていた。
だから、当時はかなり身体に無理があったのだろう。
鍛えられていてシャープでありながら、やや余裕が出てきた彼女の姿に大人の魅力を感じた。
彼女の変化に驚いた理由は、昨年のクリパの赤いミニスカサンタ姿の印象が強烈で、それを1年間引きずっていたせいもある。

それと、水中ウォーキングを教えてるマイケル・ジャクソン。ダンサーを引き連れて踊るは当然のことながら「スリラー」。
顔に不気味なドーランを塗った彼に、「最近、顔色わるいんじゃないの！」と酔っ払った水泳女子たちの声がかかる。
さて、水中ウォーキングとか腰痛にいいかもと思っていたのだが、なんと彼は腰を痛めて1ヶ月ジムをお休みした。身体が資本のアスリートたち。いろいろ事情がある。

クリパの会場で、プロのカメラマン？として、あちこちから写真を撮って！と声がかかる。
酔っ払ったプロのカメラマンって、マニュアルの露出の設定を忘れてシャッターを押しちまうから、撮れる写真は、すべてオート設定の初心者にかなわないことを彼らは知らない。・・・言わないでおこう。シャッターチャンスをことごとく逃がしてしまったことは。
・・・ということで、来年もよろしく。


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土曜のジャガイモ（26）

 

1994年創業されたサクラホテル神保町の1Fにあるカフェ。ホテルには年間約3万人もの外国人（100か国以上）が宿泊する。
異国情緒溢れるオープンテラスカフェのクリスマス限定メニューのひとつが、ロメスコソースのベイクドポテト 。
スペインはCatalonia風。
ロメスコソースとは、スモークパプリカ（Ñora remojadas）、ニンニク、ナッツで作ったカタロニアの伝統的なソースで、主に野菜などにかけるソース。
スペインの夫婦からの紹介らしい。
（ちなみにロメスコの「ロ」は巻き舌で発音・・・舌かんじゃいそう）

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心臓バクバクなんですけど・・・

 

「ここには心拍計が近くにないから、プールサイドに時計があるでしょ？
あれを使って、10秒で・・・そうだなあ、皆さんなら10～20ぐらいになるように運動します」

「え？持久力のトレーニングの話？」

「そう。もっときついやり方もあるけど、無理をすると死んじゃうからそれぐらいに」

「んと、先生？ぼく先生が『バック』とか『背泳ぎ』とかいう度に心臓がバクバクいうんですけど・・・」

「え？そっち？メンタルな方？水中で別のことを考えればいいのよ。例えばゴーグルの裏に好きな女優の写真を張っておいたり、今晩のおいしいお酒のことを考えたり・・・。緊張を解くのが一番ね」

「・・・マジっすか？それって、前見えないし」

よく考えたら、背泳ぎの時、前を見ることはないから、ゴーグルの裏に写真が張ってあっても困らないかも。
・・・どうなんだろう。怖さでドキドキするのって、やっぱし心拍トレーニングにはならないのだろうか。。

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ランチde世界放浪(29)

 

東大の目の前。学生にやさしいお店。
　インディアンアジアンカフェ　プージャ （INDIAN ASIAN CAFE PUJA）
　　住所 文京区湯島4-1-13 ルネ湯島ビル　１F
　　　　03-3812-5040

本郷3丁目から湯島界隈を歩いていると、この街ならではの歴史の奥行きが感じられる。街は時代とともに変化するが、変わらない物もある。時代に取り残されたのではなく、時代とともに歩んでいく。
インドカレーの店はこの界隈にも多くあるのだが、この店の特徴は学生向け。
安くてお客にやさしい。つんけんしたところがなく、お店のお姉さんはインドの方で、丁寧な料理の説明と笑顔が印象的。
カレーの辛さは5段階から選ぶことができ、どうやら、赤いスパイスの量で辛さ調節してるようだ。
頼んだカレーはキーマエッグプラント。マンゴーラッシーはほどよい甘さ。
貧乏学生さんをしっかり応援する良心的なお店。

インドはまだ未踏。初体験のパパドが出てきて感激した。
チャナ豆の粉でできた生地を油で揚げた「せいべい」とのこと。生地にスパイスが練りこまれていた。ちょっぴりスパイシー。

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ランチde世界放浪(28)

 

ルイス・パトの生き方が何と言ってもいいっすよね。
  ヴィラモウラ 赤坂サカス店
    住所 東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー　１Ｆ
      03-5545-7735

お店の壁際のテーブル席。壁にワインのラベルが張ってある。・・・Pato Rebelだ。
Rebel は英語で「反逆者」の意味。ヨーロッパのベスト25ワイナリーのルイス・ パトが、舌を出しているアインシュタインのように自由に生きたい、自らの思いに忠実にいきたいとの思いを込めて作ったワインだ。
「パト」にはポルトガル語で「カモ」の意味がある。このため、彼の作るワインのラベルには、すべてカモが描かれているが、このラベルは、本人（？）が舌を出している似顔絵だ。アインシュタインに似てる。・・・曰く「ワインシュタイン」。

このワインの産地のバイラーダは、ポルトガル中央部、大西洋から20kmほどの内陸。超有名なポルトにも近い。お勧めはすっきり「辛口」のスパークリングワイン。スーパーのお惣菜コーナーや街の軽食屋で良く見かけるレイタオンと呼ばれる子豚の丸焼きによく合う。・・・ポルトガルワインは安くてうまいので。。

さてさて、昼間っからワインなんぞを飲むわけには行かず、ヘルシーな日替わりランチの蒸し鶏を注文。素材の味を活かした料理は素朴でどこか懐かしい味わいだ。古くからの交流のポルトガルは遠くても近い国。

テーブルにはランチョンマット代わりの日本語になったポルトガル語のリストが印刷されたランチシートがあった。見ると意外なものが日本語になっている。
「カピタン、メリヤス、ポンタ、バッテラ」・・・なんとなく、わかりそうな。
「おいちょ、ひりょうず」・・・なにそれ？
「合羽、襦袢、おんぶ」・・・そうだったんだ。
「タウタン（トタン）」・・・古く金属亜鉛はインドで生産され、16～17世紀には中国やポルトガルに輸出されていた。亜鉛をインド語でtutanegoといい、ポルトガル語でtutanagaということから、亜鉛鉄板をトタンとよぶらしい。

・・・アインシュタインにトタン。材料屋の心をくすぐるお店。

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