最近、通勤経路を変えた。これまでは沿線に大企業があって、JRがえこひいきしている半島の下の方を通る列車。
一方、半島を横断してサーフィンのメッカからやってくる田舎電車。こちらは、さらにネズミランドを経由して有楽町の方がむしろ近いぜという不便な東京駅が終点の路線に接続。田舎もんたちは同じ東京駅でも地下深くへ押し込んでやれというJRの陰謀路線だ。
この千葉の通勤客を仕分けるJRの非情な運行のせいで、埼玉方面からやってくる電車に一駅乗らなきゃいけない。しかし、通勤経路を変えた一つの理由は、この埼玉方面からやってくる電車が、時間の谷間なのか通勤ラッシュの時間帯にもかかわらずガラガラなこと。乗客は車両に4～5人程度。なので、確実に座れる。。一駅だけだが。ありがたいことに、その一駅が長い。
そのガラガラの電車に毎日乗り込むわけだが、ぼくが座る席近くにいつも座る20代後半の女性がいる。不思議なのは、電車を待っているホーム上では、その女性を見かけないことだ。電車に乗り込む前に左右を見渡して、その女性がいないことを確認するが、ぼくが席に座るとその反対側や少し離れた場所に、いつの間にか彼女は腰を下ろす。
・・・あれだ。ホーム3/4番線とかいう異界と繋がってるホームから彼女は乗り込んでくるんじゃないのだろうかと推測している。彼女はOL風。服装は黒のジーンズに長そでの綿シャツといったコーディネート。黒猫を肩に乗せてるわけじゃないけど、宅急便屋さんではないのだろうか。
不思議なのは、ホウキがあれば空を飛べるのだろうけど、なんで電車で通勤してるかだ。きっと、都会の空は航空法とかで、飛行禁止になってるのかもしれない。。