光るキノコの発光メカニズムも、ホタルなどの他のなどの他の発光生物と同様に、ルシフェラーゼという酵素によるものだ。だが、生物によって、そのアミノ酸配列や発光メカニズムは異なる。
伊豆大島の発光キノコの写真を撮っていて気が付いた。ピントをあわせるため、リング状のLEDライトをキノコに当てて、LEDライトを消してその発光を撮る。このとき、暗闇の中でキノコの培地であるしいの木の表面がリング状のLEDライトを当てた部分もまた弱く発光していることに気が付いた。
・・・おそらくは、シイノトモシビダケの菌糸の発光だ。この光はごく弱いため、実際のフィールドでは菌糸による発光が報告された例はない。
LEDライトの強い光の刺激で菌糸の発光が促されたとすると、キノコ同士はこの光を用いてコミュニケーションしていることになる。つまり、発光バクテリアなどで報告されているクオラムセンシング (quorum sensing)機構。
ルシフェラーゼを産生する際、菌体数がある濃度を超えている必要がある。フェロモン様の物質(クオルモン)のやりとりによって、細菌が自分と同種の細胞が周辺にどれくらいの菌数、密度で存在しているかの情報を感知し、その情報に基づいて特定の物質の産生を行う。
これが生物にとって何に役立つかというと、抗生物質のように、他種の生物に作用してその生育を阻害する物質(アロモン)だったりするのだが。。
たしかに、キノコの生えている直下の部分は、菌糸の存在のためか他の培地部分と比べて脱色気味である。これが菌糸が発光する際に生成される過酸化脂肪酸の作用によるものであり、これが雑菌の繁殖を抑制している・・・つまり、キノコ自身の腐敗性防御しているとすれば、キノコが発光する理由をうまく説明できる・・・のかもしれない。
そして、この過酸化脂肪酸は、キノコの発光のエネルギーに他ならない。。
・・・って寝言です。
漆黒の暗闇の中でキノコ同士が光って会話するわけないじゃん。。
ということで、キノコの発光意義についてでたらめな解釈をしてみました。
嶋田さま。楽しんでいただけましたでしょうか?
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