tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

フィエスタ・メヒカーナinお台場

2014-09-19 22:52:04 | プチ放浪 都会編



9月16日はメキシコの独立記念日。
1810年9月16日の早朝、メキシコ中央高原の、グアナフアト州にある小さな町、ドロレスの司祭ミゲル・イダルゴ・イ・コスティーリャはドロレスの教会の鐘を鳴らし会衆を集め、スペイン植民地政府やペニンスラールに対する抵抗を呼びかけた。
演説は「Mexicanos, viva México! 」という叫びで締めくくられたらしい。
この訴えを聞いた原住民や農民はすぐ行動を起こし、当時最大の鉱山町グァナファトに向かって行進をはじめたという。

スペインからの独立と共和国建設を掲げたのは、独立運動の英雄ホセ・マリア・モレーロス。独立革命の火は確実にともる。
そして時は味方をした。
スペイン国内の自由主義革命(スペイン立憲革命)が起こり、失敗したものの、その運動は保守的の意識を変え、メキシコの独立に繋がる。
1822年7月21日、第一次メキシコ帝国が成立。保守派の土着白人イトゥルビデが君主(アグスティン1世)となり議会から承認。

その後は反乱軍の主導者のひとりだったグアダルーペ・ビクトリアが初代メキシコ大統領へ。
今日でもメキシコで最も盛大に祝う日といえば独立記念日。
9月16日の独立記念日の前夜9月15日の午後11時に、イダルゴの鳴らした鐘が鳴らされ、メキシコ大統領がドロレスの叫びを読み上げているという。
「Mexicanos, ¡viva México! 」
だが現在でもメキシコは、 「民主主義」の影に政府による圧制と人権侵害、大国による搾取で、生活を脅かされている多数の人々が居るという。
メキシコの光と影。マリアッチ、サルサ。
独立記念日の前夜のこの日。お台場は、こんなにメキシコ人たちが居たんだ(!)と思えるぐらい、スペイン語を話す人たちで埋めつくされた。
スペイン語を話せたらもっと楽しかったんだろうな。メキシカンフェス。


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