モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

頑張っている駅前商店街 巣鴨地蔵通り商店街

2008-04-19 10:23:22 | 街中ウオッチング

駅前商店街が活気がなくなり、シャッターが下りっぱなし、
或いは、さら地になり駐車場化するところが増えている。

だが、
巣鴨地蔵通り商店街は、ヒトにあふれ、閉まっている店はなく
活気がある元気な商店街だ。
最近では、商店街のアーケードを利用した太陽光発電でも話題になっていたが、
確かに、アーケードに黒く光り輝くソーラー発電の装置が乗っていました。

原宿が若者をひきつけているように、
巣鴨は“ジジババの原宿”といわれるように、平日の午前10時には
かつての若者でにぎわっていた。(私もそうですが・・・)

(写真)とげぬき地蔵
 

(写真)とげぬき地蔵通り商店街


巣鴨駅からとげ抜き地蔵までの2~3百mは、
客と店との掛け合いがいたるところであり、昼時ともなれば大混雑間違いないだろう。
串に刺さった団子1本だけを買い、(これもうれしい)
食べながら歩いても行儀が悪いとならないのがうれしい。

横浜中華街も饅頭を食べながら歩くことは歩けるが、
ここには似合わないし行儀が悪い。と感じる。

小売店が元気だと、人間素直になれるのだろうか?
きっと、大型店・ブランドショップ街では素直になれないものがあるのだろう。
小売店が元気な商店街は生活しやすいですね~


とげぬき地蔵のその先には、
東京で唯一残ったチンチン電車、都電が走っていた。
かつての若者はこの電車も懐かしく、
東京オリンピックで大きく東京が変質したが、それ以前の東京を楽しむことが出来る。
時間があれば、早稲田までチンチン電車で行きたかったが、断念。

(写真)唯一のこった都電

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チェリーセージ・オレンジの花 と サルビア・ヤメンシス発見の歴史

2008-04-18 08:49:21 | セージ&サルビア
(写真)チェリーセージ・オレンジの花


チェリーセージ・オレンジの花が咲き始めた。
雨の中でひときわオレンジの色が鮮やかになり、
昨年よりも口唇形の花弁も2~3cmと大柄になった。

1本の枝に花をつけながら成長していくので、重さに耐えかねて横に広がる傾向があったが、
支柱で支えるようにしたら上に伸びるようになってきた。
冬を越した枝は、木質化するので、その前に枝ぶりの矯正も必要だ。

園芸店では、チェリーセージで販売しているが、
葉を見ると、サルビア・グレッギーと異なる。
これは、サルビア・グレッギーとサルビア・ミクロフィラが交配して出来た
サルビア・ヤメンシスの葉そのものだ。

この葉をいじっていると、手にうっすらとエッセンシャルオイルが移り
気が休まる薬草の香りがする。

(写真)雨中でのチェリーセージ・オレンジ


サルビア・ヤメンシスは
ジェームス・コンプトン(James Compton),マーティン・リック (Martyn Rix)
ジョン・ダルシー(John d'Arcy)によって、メキシコのヤメ(jame)の町の近くで1991年に発見された。
彼らは、形が異なる30種を収集し、耐寒性が優れた7種の栽培品種を発表した。

ヤメンシス(Salvia xjamensis)の名前は、発見した場所のヤメ(jame)にちなんでいるが、
発見者ジェームス(James)をも踏まえて名付けている。

親であるサルビア・グレッギーが、アメリカの歴史学者グレッグによって発見されたのが1848年だから
約150年近くも遅れて発見されたことになる。

サルビア・グレッギーとの違いが理解できなかったためであるが
チェリーセージといわれる3種の区別は、次のように整理できる。

チェリーセージ      
グレッギー(Salvia greggii)標高1500~2800m
ミクロフィラ(Salvia microphylla)標高2400m~
ヤメンシス(Salvia xjamensis)両者の交配種種類多い

ジェームス・コンプトン(James Compton)は、
英国の植物学者で、Chelsea Physic Garden,の最高の庭園管理者だったが、
彼は、1991年に真っ赤な花を咲かせるサルビア・ダルシー(Salvia darcyi)をも再発見し、
英国の植物学者ウイリアム・ダルシーにちなんで名前がつけられた。
本来的には、Yucca Do Nurseryの採取者が先に発見していたが、
キュー王立植物園に信用がなかったので、コンプトン発見となったそうだ。

メキシコには、まだまだ未発見のセージ(サルビア)がありそうだ。
蛇足だが、サルビアは学名、セージは英名で同じことを言っている。



ヤメンシス・オレンジ(salvia x Jamensis Orange)
・シソ科アキギリ属の常緑小低木。
・学名は Salvia x jamensis、英名は Jame sage, Autumn sage。
・アメリカのテキサス州からメキシコに分布するミクロフィラ種(S. microphylla)とメキシコ北部に分布するグレッギー種(S. greggii)との種間交雑種で、よく分枝して、小さめの長卵形の葉が対生する。
・草丈  50~60センチ(摘心で大きさを作る。)
・開花期 4月~10月
・耐寒性 普通だが丈夫。(霜に当てなければ大丈夫)
・耐暑性 強い
・土壌  適湿(乾いたらたっぷりと)
・ふやし方 さし芽(5月頃に形を整えるために摘心を行うのでこの時期にさし芽)


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根津 釜竹(かまちく)

2008-04-17 07:52:04 | グルメ
うまいうどんに凝り初めてしまった。

東京で、うまいという評判が高いうどん屋が根津にあり、やっとたどり着いた。

千代田線根津駅から歩いて5分のところにこの店があるが、
古い土蔵を改造し、そこに日本式の中庭が見える平屋を建てましたというような
おしゃれなうどん屋だ。

『根津 釜竹(かまちく)』。 
メニューは基本が2品。釜揚げうどんとざるうどん。
これの細麺、太麺と並、大盛りが堂々と書かれている。
釜揚げうどんの専門店で、手打ちのため売切れ次第閉店となる。

いわば単品屋で、自信がなければ単品にはできない。
蕎麦屋でもなかなか単品はできないが、うどんでの単品はすごい。

期待値が俄然高まり、大盛りざるうどんを頼み、
全面のガラス越しに中庭を眺め待つ気分は快適そのものだ。
雨の日は最高な風情になるのではないかと思いつつも
日本式庭園は個人的に趣味に合わないことがわかった。
ここを、セージ類で改造してみたいなと思いつつ全面ガラスの開放感のある空間を楽しんだ。

(写真)ざるうどん


薬味は、ねぎのキザミ、生姜すりおろし、トウガラシ、あげだま。
最初は、汁だけで一箸食したが、コシが強く久々の難敵という感じだった。
讃岐うどんもコシが強いが、これ以上で、
4~5時間たった後にもう一度うまいと感じるすごいうどんだ。

ほとんど、薬味なしで食べたいうどんだが、初対面でもあり、ねぎ、生姜と順に味わってみた。
最後に、あげだまを入れたが、これも新鮮なうまさだった。
キツネうどんで食べたいと思ったが、だめだろうな・・・・・・

夜は、厳選された酒、しかも大好きな田酒と肴があるようなので、
うどんの前にちょっとつまむのをしてみたくなった。


(写真)釜竹お店の入り口土蔵            入り口
 

(写真)ガラス越しの中庭              メニュー
 

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ボリジの花

2008-04-16 08:30:55 | その他のハーブ

(写真)ポリジの開花したばかりの花(ピンクが強い)


(写真)一日たつと透きとおった青紫に変化


草丈18cm、すでに多くのつぼみを持ち頂点のつぼみから順に開花した。

花は、咲き初めがピンクの入った青紫の5枚の花びらで
花びらの間に顎があり、星型の美しい形をつくっている。
一日たつと花びらの色がピンクが消え透きとおった青紫となる。

つぼみとそれを支える花柄に繊毛があり、
写真で見る限り地球外からの侵略者といったSFチックな写りとなるが、
葉・茎・つぼみ・花とも実に淡く美しい。

耐寒性が強い1年草。
乾燥に強く、湿気に弱いが育てやすいハーブ。
葉は大柄で、肉厚、切れ込みがありサラダなどで食べられるが、肝臓に要注意の成分がある。

花びらを、白ワインに浮かべると花びらがピンクになりきれいだそうだ。
酒を飲む機会は多いが、ワインをあまり飲まないのでこのシーンにはたどりつかないだろう。

ポリジの花は、見た目はうつむきがちで派手な感じがないが、
個々の花を正面から見ると、近未来のモビルスーツを連想させるような形態であり、
空気抵抗を突き破る先端と、花びらと顎は、それをやわらかく受け止め
ドライバーをやさしく包むヴィークルを想像させる。

花の形態としては奇異な感じではないが、ピンクと青紫の色彩が加わることによって
異質な感覚を誘発するのだろうか?

自然がつくった形態は、理解を超えたものがありその謎を解いていく楽しみがある。

(写真)ポリジ立ち姿 と つぼみ、葉


ボリジ
・ムラサキ科ボラゴ属(和名ルリヂシャ属)の耐寒性がある1年草。
・学名はBorago officinalis、英名はcommon borage。和名はルリジサ。
・原産地は南ヨーロッパ、アフリカの北部。
・開花期は秋まきが4~5月。春まきは6~7月で青紫の美しい星型の花が咲く。
・草丈は50~70㎝。
・乾燥に強いが湿気には弱いので、表土が乾いたら水をやる程度でよい。
・タネを取り増やす。こぼれダネからも増える。

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旬の瞬な料理 アサリの酒蒸しとたけのこの炊き込みご飯

2008-04-15 08:24:18 | 男の料理

旬に食べておきたいものがある。
後は忘れてしまうので・・・・

サクラの季節は、たけのこと鯛めしかもわからない。
底冷えがする日などは、熱燗1本にたけのこの焼いたものをつまみとし、
鯛の炊き込みなどを食べたら“日本人に生まれて幸せ”というものになる。
このくらいの低カロリーな日本食はうれしい。

鯛の炊き込みは準備がチョッと大変かなと思い
「アサリの酒蒸し」と「たけのこの炊き込みご飯」にした。
バターを使ってコクを出す酒蒸しと、チョッとほろ苦いたけのこご飯
チョッと良さそうな味の組み合わせのように思えた。

(写真) アサリの酒蒸し


(写真)たけのこの炊き込みご飯


たけのこの炊き込みご飯は、冷めてもおいしく、もち米を加えた効果があった。
アサリの酒蒸しは、簡単だけど砂抜きがうまくいかないと味まで台無しになります。
下準備が全てのような気がします。
手順の管理が出来て一人前になることがよくわかりました。

<材 料>(4人分)
1.アサリの酒蒸し
アサリ            400グラム
酒              大さじ10
バター            適量
しょうゆ           大さじ1
万能ネギ           適量

2.たけのこ炊き込みご飯
たけのこ水煮          1袋(今年のもの)
油揚げ             2枚
長ネギ             1本
米               4合
もち米             1合(チョッと大目ですが2割程度)
だし汁             1000㏄
しょうゆ            80cc
酒               80cc
昆布              10cm程度1枚(釜に入れる)

<作りかた>
1.たけのこの炊き込みご飯
・米ともち米を研ぎざるにあげておく。(15~30分ぐらい)
・油揚げを湯通しし油を切る。水気を取り細かく刻む。
・たけのこも一口大に刻む。ネギは大きめに切る。
・鍋にだし汁、しょうゆ、日本酒を入れ、これに油揚げ、たけのこを入れ煮立たせてネギを入れる。さっと煮立ったらざるで具と煮汁に分ける。
・炊飯器に米と煮汁を同量入れ、昆布を上に載せて炊く。
・炊き上がったら、具(油揚げ、たけのこ、ネギ)を入れて10分ぐらい蒸らす。

2.アサリの酒蒸し
・米を研ぐ前に水に入れ砂ぬきをしておく。
・調理前に水の中でアサリの殻をごしごしもみ洗いし汚れを落とす。
・鍋に日本酒を入れ沸騰したらアサリをいれふたをする。
・アサリが口をあけたら火を止め、口の開かない死んだアサリを取り除く。
・ペーパタオルをひいたざるで、汁をこし具と汁に分ける。
・こした汁を鍋に戻し、弱火でバターとしょうゆで味をとり、アサリを戻してからめて出来上がり。万能ネギをかけて完成。

<評 価>
1.アサリの砂抜きに失敗しました。じゃりじゃりし、思った以上に塩辛い。
2.これを除くとアサリのエキスとバターのマッチがよく胃袋がスッキリしました。
3.たけのこの炊き込みご飯は、具の種類が少ないので新モノの鹿児島のたけのこの味を楽しめます。
4.味付けは、全て薄めです。

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真っ赤な チェリーセージの花

2008-04-14 08:09:46 | セージ&サルビア


セージにはまるきっかけがこのチェリーセージだった。
ヨードチンキ臭い葉の香り
この香りが気に入ってしまった。
そのせいなのか、良く飲むアイラ島のシングルモルトウィスキーの香りが感じなくなった。

今では、チェリーセージ系7種類に増えてきた。
赤、赤と白ミックス、黄色、ムラサキ、オレンジ、ピンク、パープルと
花の色を増やしている。

しかし、園芸店でチェリーセージとして売られているが、この中は3種に分けられる。
基本系は、
学名ではサルビア・グレッギー、英名ではオウタム・セージと呼ばれる。
この真っ赤な色のセージがこれにあたる。

四季咲きで、霜に当てなければ2月頃まで咲いている。
この2月の寒波で葉が傷んだので、刈り込みを行ったところ、
新しい枝と生き生きした葉が出はじめ、鮮やかな濃厚な赤の花が咲いた。

このチェリーセージ=サルビア・グレッギーは
メキシコ・Saltilloで植物採集を行っていたアメリカの歴史学者で貿易商の
グレッグ(Josiah.Gregg 1806-1850 )によって1848年に発見・採取された。
学名は、発見者にちなんでグレッギーとつけられた。

英名では、オータムセージ(Autumn sage)と呼ばれ、森の賢人という意味を持つ。
森の入り口辺りのブッシュに生え、何となく賢くたたずんでいるのだろう。
オランウータンも森の賢人と呼ばれているが、考え深げなところが似ているのだろうか?

あと2種あるが、サルビア・ミクロフィラ(Salvia microphylla)
グレッギーとの交配で出来たヤメンシス(Salvia×jamensis)があるが
それぞれ花が咲いたときに、個別に紹介することにする。

チェリーセージ(Cherry Sage)
・シソ科 アキギリ属(サルビア属)の耐寒性がある宿根草。霜を避ければ外で越冬する。
・学名は、Salvia greggii(S.グレッギー)、英名がAutumn sage(オータムセージ)、和名はアキノベニバナサルビア。
・原産地は、アメリカ・テキサスからメキシコ 。
・1848年にメキシコ・SaltilloでJosiah.Gregg (1806-1850)が発見。
・庭植え、鉢植えで育てる。
・草丈は、60~80㎝で茎は木質化する。
・花の時期は、4~11月。
・咲き終わった花穂は切り戻すようにする。また、草姿が乱れたら適宜切り戻す。


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ヘーゼルナッツゼラニュームの花

2008-04-13 09:40:27 | ペラルゴニウム&ゼラニウム

(写真)ヘーゼルナッツゼラニュームの花


センテッド・ゼラニューム或いはニオイゼラニュームといわれているグループは、
葉・花に独特の香りがあり、四季咲き性がない。
花は春だけのものだが、葉からの香りは年中楽しめる。

このグループの中で、ヘーゼルナッツ・ゼラニュームの花が咲きはじめ
ヘーゼルナッツのいい香りがする。
花びらは、上に2枚、下に3枚の不整斉花で1cm程度の大きさ。

ゼラニュームは南アフリカが宝庫であり、陽射が強く乾燥した冷涼なところが適地となる。
この南アフリカ喜望峰が発見されたのは、大航海時代の1497年であり
ポルトガルの探検家ヴァスコ・ダ・ガマ(Vasco da Gama, 1469頃-1524)がインド航路開拓中の途上だった。

ポルトガルは香辛料を求めインドに向かい、スペインは黄金を求め逆周りでジパングを目指しアメリカ大陸に着いた。
しかし、南アフリカ、アジアの植物をヨーロッパに持ってきたのはイギリスであり、
このゼラニュームがヨーロッパに伝播したのは18世紀のことだった。

イギリスのプラントハンター
フランシス・マッソン(1741-1805?)によるところが大きく、
18-19世紀はイギリスの時代であり、南アフリカ・東アジアからの植物を
イギリス・キュー王立植物園に移植するプラントハンターが活躍した。

日本へは、江戸時代末期にオランダから伝播され、
外国(唐天竺)から来たアオイに似た葉を持つ植物ということで、テンジクアオイと命名された。

(写真)6枚の花びらヘーゼルナッツゼラニューム


花びらは、上に2枚下に3枚の5枚のはずだが、6枚もある花びらが2つも咲いている。
偶然が継続すると新種となるがはたしてどうだろう・・・・・???

ヘーゼルナッツゼラニューム(hazelnut geranium)
・フウロソウ科ベラルゴニューム属(和名テンジクアオイ)の耐寒性がない低木。
・学名はPelargonium concolor cv、英名はscented geranium hazelnut、和名がニオイゼラニウム、ニオイテンジクアオイ。
・上記の名前は、250種ほどあるテンジクアオイ属のうち葉に芳香或いは刺激臭がある低木類の総称を言う。
・原産地はアフリカ南部。
・日当たりの良いところ。夏場は涼しいところ。冬場は、耐寒性がないので、軒下か室内。
・乾燥気味で育て、乾いたらたっぷり水をあげる。梅雨の時期は雨のあたらない風通しの良いところで育てる。
・成長期の肥料切れに注意。
・開花期は、4月~初夏。鮮やかな赤系の小花が咲く。
・葉は、黄色が入った黄緑の葉で芳香を放つ。
・花が終わった梅雨前または秋に10cm程度を残した強剪定をする。
・4~5年で株が老化するので春か秋に挿し木で増やす。


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内幸町 稲庭干饂飩(いなにわほしうどん)

2008-04-12 09:52:25 | グルメ

根津にうまい饂飩の店があるという。
オープンの時間を調べたら行きにくい時間しか開いていない。
昼は届かない、夜は早く終わってしまう。
しかも行列と売り切れて閉店があるので寒い時はチョイ難しい。

そこで、内幸町の日比谷セントラルビルB1にある「日比谷いなにわ」に行った。
大分久しぶりの感じがするが、
ランチ時なので、大混雑していた。

(写真)ざるうどん大盛です


かき揚げざる饂飩を大盛で頼んだ。
飲んだ後の稲庭うどんは最高だが、ランチで食べるのは久しい。

のど越しのいいこと、スルッ~と入ってしまう。
ソバに匹敵するぐらい、たれ・薬味なしでも食べれる優れものだ。
一気に食してしまった。
物足りなさがあったが、とりあえずかき揚げに手をつけ、汁で食べると多少の満足感が出る。

淡い琥珀色がにじむ白く光り輝く饂飩、この盛り付けをもう一度見たく、
追加をしようかと思ったが、
眠くなってはいけないのでやむを得ずの我慢であった。

一子相伝の技術を受け継ぐ『佐藤養助 稲庭干饂飩』
食の信頼を裏切らないでさらに長続きして欲しいものだ。


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どうだんつつじの花

2008-04-11 08:11:06 | その他のハーブ
白いちょうちんのような花が咲きはじめた。

(写真)どうだんつつじの花の構造


先端が薄いピンクに染まる4枚の顎(がく)、これを台座にして
そこから2枚の若葉、真っ白で細長い花を支える4本の花柄
そしてその先に白いちょうちんのようなボンボリが咲いた。

このようなセットが、数多く枝の先に出現している。

もともとは、枝の先の一つの芽がこのように分岐していくのだから不思議だ。
ボールペンで幼稚な絵を描いて初めて花の構造がわかった。
写真は記憶しないが、スケッチには記憶も必要であり観察の仕方が大きく変わる。

どうだんつつじが咲く頃は、春の嵐に遭遇する。
花の期間が比較的短いので、
地面に散った花を見ることになりかねない。

昨年などは、嵐の後に地面が真っ白な花で覆われているので
花が咲いたことに気づいた。
今年も、嵐と雨が続いているが運良く早めに発見した。

今まさに、花と葉が樹を覆いつくす途上にあり
枯れ木から、白と緑への変化のさなかにある。

(写真)どうだんつつじの花


どうだんつつじ
・つつじ科ドウダンツツジ属の落葉低木。
・学名は、Enkianthus perulatusで、Enkianthusはギリシャ語で妊婦のように膨らんだ花を意味する。
・和名は、灯台つつじ、満天星つつじ。枝分かれする形が昔の燈明・燭台に似ているところから灯台つつじ⇒どうだんつつじとなる。
・落葉低木で1m。我が家では、大きな鉢に植えている。
・開花は4月から5月。
・釣鐘のような白い小さな花がたくさん咲く。
・もともと山地に自生しているだけあって、頑強。手入れは簡単。
・秋に紅葉する。その色は緋色であり夕陽に燃えるように輝く。


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パイナップル&野菜の甘酢あんかけ豚肉ソテー

2008-04-10 08:12:38 | 男の料理

久しぶりに酢豚が食べたくなった。
半年ぶりにパイナップルを使った酢豚風のソテーを作ることにした。

レシピを探しチェックしたが、
豚肉の下味を取るのにカレー粉も使っていた。

夏場ならこれでもいいが、まだ肌寒い時期なのでパイナップルの甘酸っぱさを生かすことにした。
そのかわり、脂を出し切りカリカリのソテーとすることにした。

(写真)


水溶き片栗粉が濃すぎたので、あんかけのところがチョッと硬かったが、
パイナップルと黒酢と控えめの砂糖の組み合わせが程よく引き立った。
豚肉は、最も安いアメリカ産を使ったが、片栗粉の衣でカリカリにさせ
甘酸っぱさを引き立てた。

<材 料>(4人分)
豚肉            100g程度×4枚
たまねぎ          1個
ピーマン          4個
パプリカ赤          1個
パイナップル        1/2(輪切りの場合は5個)
[豚肉の下味]
塩             少々
こしょう          少々
片栗粉           大さじ4~5
[味付けのタレ]
酢(黒酢)          大さじ6
砂糖            大さじ3
酒             大さじ1
しょうゆ          大さじ1
しょうが          すりおろし少々
ケチャップ         大さじ1
水溶き片栗粉      大さじ1(適量の水で溶く)

<作りかた>
1.豚肉は塩・こしょうをそれぞれにふり10分寝かせる。
2.たまねぎ、ピーマン、パプリカをザクッと切る。パイナップルも一口大に切る。
3.酢・砂糖・酒・しょうゆをカップに入れ、しょうがのすりおろし及びケチャップで
味付けのタレを作っておく。
4.下味の付いた豚肉に片栗粉をまぶし、余分な片栗粉を取り、熱したフライパンに並べる。
5.上蓋をかけ片面がカリッと焼けるまで中火で焼く。両面が焼きあがったらフライパンからお皿に取り分けておく。
6.たまねぎ・ピーマン・パプリカを炒めたら、パイナップルを加える。
7.パイナップルに火が通ったら、3の味付けのタレを加える。
8.最後に、水溶き片栗粉を加え、とろみが付いたら出来上がり。これをソテーした豚肉と盛り合わせる。

<評 価>
1.こってりしているようですが、あっさりしています。
2.甘酸っぱいものを食べたいという食欲が満たされた感があります。
3.赤パプリカを使ってみましたが、見た目のカラフルさだけでなく、肉厚のシューシーさが食感としてマッチしていました。(炒めすぎない方がいいと思います。)
4.アメリカ産豚肉を使うと格段に経済的になります。このくらいの味の強い料理では、国産との違いがよくわからなくなります。

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