モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

ブルーの季節 ② 「メドーセージ(anise scented sage)」

2007-06-26 09:01:15 | その他のハーブ
セージ系は小柄な花が多いが、メドーセージの花は、
鮮やかな濃い目のブルーで大柄と来ているから咲き誇る姿はインパクトが強い。

とくに、むしむしする梅雨時から咲き始め、30度を超える真夏でも咲き続けるので、
この鮮やかなブルーは、一服の清涼感を見るものにもたらしてくれる。



このブルーの色は、昨年のワールドカップサッカーで優勝と活躍したイタリアチームの色でもある。
イタリアの国旗は、左から緑、白、赤の3色だが、
サッカーにかかわらず、イタリアのナショナルチームは、地中海ブルーとも言われる、
濃い目のブルーをシンボルカラーにしている。

この青を“アズーロ (azzurro)”というが、
西ローマ帝国崩壊後にイタリアを統一したトリノのサヴォイア家のシンボルカラーを使用している。

我が家では、メドーセージのアズリー軍団を直径70cmの木樽を植木鉢として使い植えているが、
こぼれ種から増殖中であり、育てる努力よりも増殖を抑える努力のほうが大変だ。
それだけ、元気がいい、手間がかからないセージでもある。



「メドーセージ(anise scented sage)」
・シソ科の半耐寒性常緑低木。但し、冬場は、地上部から切り戻しを行う。
・流通名はメドーセージだが、サルビア・ガラニチカ(Salvia guaranitica)
・南米が原産地で、花弁が3cm級のブルーの花を6月から秋まで多数咲かせる。
・咲き終わった花穂は切り戻す。
・草丈50~150cmと大柄で、増殖力が強い。
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