山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
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カムチャッカの旅(その2)

2008-07-31 | 海外の旅
アカツメクサ

日本でもお馴染みのアカツメクサです。
ヨツバを探しましたが、ありませんでした。
シロツメクサも群生していましたが、珍しくないので
特に撮りませんでした。
その他、オオバコなどもたくさんありました。



クルマユリ

クルマユリがたくさん咲いていました。
日本ではかなり標高が高いところでないと見ることができません。
花の姿は日本と変わりませんでした。
カムチャッカは緯度が高いので標高100mくらいのところでも
このような高山植物が見られます。



クロトウヒレン

クロトウヒレンのようです。
日本のものは頭花が2~3個ですが、ここでは10個くらいありました。
アザミに似ていますが、葉っぱにトゲがありません。
こんなに頭花が密集しているのをみたのは初めてでした。




ヤナギラン

宿から100mくらい離れたところに群生していました。
日本でもたくさん見ることができます。
ここではやはり雑草化していました。
花は下から順番に咲きます。


フクロマンテマ

足元の雑草の中に無造作に咲いていました。
日本でもたまに見かけます。
別な名前があるかも知れませんが、フクロマンテマと呼んでいます。
マンテマでもフクロが大きい部類に入ります。


トモエシオガマ

1輪だけ見つけました。
日本では高山の砂礫でみることができます。
ここは草むらでした。
花も環境に応じて住む場所を選ばないようです。




クルマユリは1輪から5輪くらいのものまでたくさん咲いていました。
赤いので遠くからでもよく目立ちます。
8月に北アルプスに行く予定ですが、ここのお花畑でも
たくさん会えると思います。
なかなかかわいい花ですね。




泊ったホテルです。名前はロシア語なので分かりません。
でもロッジといったほうが分かりやすいかも知れません。
部屋は廊下を挟んで両側にあります。
入口のドアを開けると部屋が2つあり、1つの部屋に2人入れます。
トイレと洗面所は共通です。
鍵は入口のドアだけに1個だけです。
宿泊客は我々日本人12名だけでした。
この左奥に温泉があります。
帰りもここに泊るので、大きなスーツケースは置いていくよう
指示されました。
私はザックだけでしたので、置いていくものはありませんでした。




青い花が咲いていました。
ニガナの仲間のようですが、普通二ガナは黄色い花です。
現地のガイドに聞いてみましたが、分かりませんでした。
宿の周りを30分くらい散策しただけで蚊に10ヶ所くらい刺されました。
日本の蚊の3倍くらい大きな蚊でした。



六輪駆動車のうしろ姿です。
全部で15名くらいは乗れるようでした。
この車は道がないところも走れるような構造になっているそうです。
いよいよ出発です。



スーパーマーケット


最初にスーパーマーケットに寄りました。
ここで山で食べるものを買います。
山でも売っているそうですが、高いというので2日分のビールと嗜好品を
買いました。
カムチャッカではルーブルしか通用しないそうです。
成田で円をドルに換え、そのドルをルーブルに換えました。
ルーブルは必要に応じてガイドが交換してくれました。
20ドル=400ルーブルでした。
1ドル=¥110でしたから、1ルーブル=¥5.5の計算になります。
ビールのロング缶が35ルーブル(約¥200)でしたから、物価は
日本と変わらないようでした。
これから青空市場に寄ります。

尚、走っている乗用車はほとんどが日本車でした。
トヨタ、ニッサンがよく目に付きました。
日本で中古になってもここでは立派な新車のようです。