下りの途中にこんな姿の木がありました。
アセビの木ですが、皮がきれいに剥されています。
冬の間、食べ物がなくなると鹿が皮をむいて食べます。
丹沢には鹿が増えてこのような姿の木がたくさんあります。
皮をむかれた木はやがて枯れてしまいます。
しかし、アセビは馬酔木と書いて馬が食べると酔うそうですが、
鹿も酔うのでしょうか?
馬と鹿が一緒に食べると「馬鹿(バカ)」になりますね。
登山道の一部にこのような階段がありました。
これは下ったところを振り返って撮ったものです。
歩く場所にはグレーチング(格子状に鉄板)が敷いてありました。
鹿がこの上を歩くのを嫌うので、その実験をしているそうです。
鹿の拡散にどの程度の効果があるのでしょうか?
人間には歩きやすい階段でした。
サンショウ
岩の間から小さな芽がでていました。
サンショウの木です。
葉っぱを千切って匂いを嗅いでみました。
立派にサンショウの香りがしました。
登山道の中でしたから、ここで成長するのは難しいでしょうね。
ヤマフジ
だいぶ下ったところにフジの花びらが落ちていました。
上を見上げるとヤマフジが咲いていました。
春先に咲く花でもうとっくに終っているハズです。
この木は寝坊でもしたのでしょうか?
この時期に見られるのは珍しいと思います。
途中で展望がある場所がありました。
雲が流れてまるで「山水画」のようでした。
雨の日でもこのような景色が眺められるとホッとします。
山からのプレゼントです。
サルナシの実
サルナシの実がありました。
このあたりにもサルナシはたくさんあります。
場所によってはまだ花が咲いているところもあります。
もっと大きくなれば収穫して焼酎漬けにします。
飲むと元気がでます。
まだまだ下ります。