彦四郎の中国生活

中国滞在記

春節の日、閩江大学の卒業生たちと雪景色(京北町)―孫の「お食い初め」(100日祝い)

2017-02-03 06:51:41 | 滞在記

  1月28日(土)、この日は中国の「春節(旧正月)」の日。閩江大学の卒業生の3人が京都の銀閣寺近くにある娘の家にやってくるので、私も行くことにした。林さん(立命館大学大学院2回生)・李君(立命館大学大学院1回生)・劉さん(沖縄のホテル勤務)の3人。3人とも、「春節」には中国の故郷に帰りたいだろうが、学業や仕事の関係で日本で「春節時期」を過ごしている。一緒に娘夫婦が作った「お昼」をご馳走になり、孫の「栞(しおり)」をあやしたりしていた。

 この日の午後3時ころから、京都市の北の方にある京北町に 3人とともに車で向かった。京都の三条大橋や四条大橋から北山連山(丹波山地)を望む時、最も標高が高くて山頂に雪がある山が見える。この山向こうが京北町山国である。ここに妻の実家(故郷の家)や妻の姉の家がある。京都の立命館大学からだと車で40分ほどでここに着く。京都市内は雪が残っていないが、ここまで来ると「雪国」となる。

 途中、笠トンネルを越えた「笠峠」で車を止める。1月中旬から1週間ほど前までに降り積もった雪がまだかなり残っていた。李君などは、これだけたくさんの雪を見るの初めてで 興奮気味。雪景色に見とれていたが、林さんや劉さんが 李君と「雪合戦」を始めていた。3人とも楽しそうだ。

 京北町弓削にある妻の姉の家(今泉家)に行く。突然の訪問(アポなし)にもかかわらず、卒業生たちを出迎えてくれた。しばらく歓談してすごす。3人とも、日本家屋の 造りのすばらしさに驚嘆していた。外は日が暮れて、星が出始めていた。

 ここから車で10分ほどのところにある妻の実家(髙室家)に行き、3人ともども 夕食をごちそうになった。この日、昨年に結婚した 高室家長女(悦ちゃん)と夫(アレックス)が三重県より来ていた。3人は、最終のJRバスで京都市内に戻って行った。この夜、アレックス君とも 時間をかけて 酒を飲む。

  翌朝1月29日(日)、目覚めると 冷え込んだ朝に きれいな雪景色が広がっていたので早朝散歩をする。京都市内を流れる桂川の上流付近の河原まで足を運んだ。

 朝日が昇り始める。河原に立ち込める朝霧がまだ少し残っていた。河原の道には凍てついた氷の模様が見られた。京都市京北町の「京北第二小学校(旧名・山国小学校)」の校舎が美しい。午前10時頃、道路の凍結もなくなったので、山国をあとにして京都市内に向かった。

 市内の岩倉地区に途中に寄って、昨年結婚した息子の嫁さんの実家に立ち寄り、中国の土産のジャスミン茶などを渡す。11時半すぎに 娘の家に着くと 娘の婿さんの両親が滋賀県の八日市市より来てくれていた。孫娘の「栞(しおり)」ちゃんの「お食い初め」の行事。子供が誕生して100日目くらいにとりおこなわれる行事である。滋賀県より 立派な鯛をもってきてくれていた。 食べさせるまねをするのは、私の妻が おこなった。

 この日、無事に「お食い初め」の儀式が終了した。