Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

デスノート後編

2006-11-07 10:40:07 | 映画
今回は今公開している日本映画「デスノート後編」です。全編の話は前に書きましたが、この後編は全編よりもおもしろくなっています。僕は原作の漫画を読んだことがなかったので、結末はしりません。でも大体は予想できていたのですが、そこに持っていくまでがいい意味で期待を裏切られた感じでした。相変わらず警察の無能さはありますし、Lも自分の捜査がうまく進まないと、ちょっと欝気味になったりとつっこむところはありますが(それがかえって人間くさい、という意見もあるようですが)、最後まで一気にみせてくれます。あと、今回の一番は主演の二人の演技がうまいということです。日本の若者俳優はさらっとした、気の入らない演技はそこそこできる人はいますが、感情を大きく見せてなおかつリアルさを残せる俳優は少ないと思うのです。その点藤原君はシェークスピアも演じられるくらいですから、文句はありません。また、松山君も今回はいろいろ感情をちらりとみせる演技がうまかったです。あと、僕の好きな上原さくらちゃんが出ていますが、この人もこういう役(うれっこアンカーウーマンだが、女を武器にして、他の女をよせつけないいじわる女)をやらせたらものすごくうまいと感心しました。内容にはいっさいふれませんが、全編を見たのであれば絶対みてください。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿