Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

これって、ゲイのためのドラマか?(ビクトリア、愛と復讐の嵐)

2007-07-29 09:47:14 | ゲイ
今回は、たまたまケーブルテレビで観てしまって、なんだか気になっているラテン系ドラマの「ビクトリア、愛と復讐の嵐」について。最初かた観てるわけではないので、詳しくわからないのですが、さっきネットで内容を観ていたら、なんともすごい話ですよ(笑)。韓国ドラマにもっとどろどろした人間の欲望をプラスしたような感じです(笑)。シドニーシェルダンの小説をもっと下品にした感じの内容といえば、想像がつきますでしょうか?まぁ、内容はともかくこのドラマにでてくる男達がとにかく上半身裸やタンクトップ、小さめのジーパンで局部を強調とこれでもかとゲイテイストなんですよ(笑)。女性の方もかなり露出が高い服装なので、男性でも女性でも、ゲイでもレズでも楽しめるようになっています(笑)。男達は体格はいいのですが、顔は濃いし、あんまりかっこよくないし、ほんとゲイ向けのDVDかと思うくらいの人たちです。しかも演技も下手だし、演出も変だし、見ていてつっこむことばかりです。この画像もなんだかゲイDVDみたいですよね(笑)。
いつやってるかさえ定かではないのですが、「今日の裸はだれかなぁ?」って感じで、やってると観ています。ばかですよね~(笑)。
ケーブルでやっていたり、パソコンでも無料で動画が観れるサイトもあるようです。ラテン系の濃い男達がお好きな方は、ご覧になってみてください。笑っちゃうほどベタな演出を楽しんでみては?

ジェンセンアクレス

2007-07-27 08:57:08 | ゲイ
今回は、俳優ジェンセンアクレスについて。この人をはじめて見たのは「ダークエンジェル」のセカンドシーズンでした。すごく整った顔していて、正統派のいい男です。上半身裸で戦う場面なんかもあって、その体もキレイなんです。そんな彼が主演をしているドラマ「スーパーナチュラル」がケーブルで始まりました。DVDでごらんになった方もいると思いますが、悪霊退散もので、弟と二人で父親(この人も悪霊退治をしていた人)失踪と母の死の真相を探るって内容です。
まぁ、テレビドラマにしてはよくできていますが、内容は都市伝説なんかをモチーフにしているので、そこそこいった感じでしょうか(笑)。でも、このジェンセンアクレスがカッコいいので、なんだか観てしまいます。
テレビ向きの顔なので、きっと映画には出ないと思いますが、もっとセクシーな役もやってほしいと、ゲイの好みから思ってしまいますね(笑)。

ゴースト・ハウス(ネタバレ注意)

2007-07-26 17:14:22 | Weblog
今回は夏だということもあって、ホラー映画を観てきました。日本語の題がゴースト・ハウスだったのですが、原題をみると「messenger」ということだったので、「きっと何かを伝えにくるに違いない」と思ってみていました。テレビドラマ「プラクティス」の弁護士役だった、ディランマクダーモットが女主人公(どうやらパニックルームの時の女の子だそうです)の父親役で出てきます。タンクトップ姿もセクシーな農家の男になっています。

ここからはネタバレになるので、ご覧になっていない方は読まないでください。


そもそもこの家で殺人が起きるのですが(映画の始まりで、その殺人が描かれます)。でも、誰に殺されているのかが、わからないようになっています。これが幽霊に殺されいるのかどうかすらわからないのです。ここがミソなんですよ。結局ここの「お父さん」に殺されしまっているんです。でもこのお父さんが映っていなくて、あとで、とても人の良さそうな男の人がでてくるのですが(この人、セックスアンドザシティのキャリーの恋人だった人です)この人が農家を手伝いにやってくるのです。この人の良さそうな人が過去に殺人をした本人というわけです。で、何のために幽霊が女の子やその家族にものすごく怖く、現れてくるのかといえば、「その男の人に注意して~」と言いたいだけだったんです。これが原題の「メッセンジャー」という訳。それにしてもそんなに怖く出てこなくてもいいでしょうに。と突っ込みをいれたくなる映画です。カラスもなんだか意味深だけど、そんなに意味が無いというか、あと、農場を売ってくれという人がいると不動産屋が来るんですが、この人も意味なく怖いんです(笑)。結局ストーリーとはなんの関係もないんですけど。

劇場で観る必要はないかなと思いました。みんなでワイワイDVDで見るほうがいいかもしれません。

僕が日本映画を劇場で観ないわけ( 時をかける少女)

2007-07-22 08:33:40 | Weblog
昨日仕事が終わって、晩飯を食べていたとき偶然テレビをつけたらやってました「 時をかける少女」が。これってたしか、去年けっこう話題になっていたアニメだったようです。劇場では予告編のみ観ました。僕達の世代ではやはり原田知世ちゃんの主演で、尾道3部作の一つの「 時をかける少女」がまず、頭に浮かびます。また、原作の筒井康隆の本は中学生の時にたくさん読んでいるので、思いいれはたしかにあります。予告編もなかなかすがすがしい感じだったので、久しぶりにアニメでも観てもいいかなと思ったのですが、結局「どうせテレビでやるよなぁ」と思って、結局見なかったんです。で、案の定テレビでやっていました(笑)。これが僕が日本の映画を劇場で観ない理由なんです。アニメは出来がいいものが多いので、まだいいのですが他の日本映画だとよほどきちんと選ばないと、役者の演技が下手で、ドラマの方がおもしろいってことになってしまいます。

では、このアニメ「 時をかける少女」はどうだったかというと、昔のストーリーとは違って、「未来から来た男の子と出会い実験室で偶然にタイムリープをする力を得る」というとこだけ設定を借りて独自の設定がなされていました。現代にうまく話がもってこられているなと感じたのと、ラスト近くのタイムリープの使い方や、複線のはり方などに工夫があって、十分楽しめました。原作では男の子が一人しか出てこないのに、最初から二人出てきて、「どっちが未来から来た子なのか?」と考える楽しみもあります。また、原作の主人公と同じ名前の親戚がなかなか重要な役で出てくるのも、昔をしっている人にはニヤリとさせます。

賛否はあると思います。SFの姿を借りていますが若者特有の切ない気持ちがうまく表現されていると思いました。

でも、劇場で観なくてよかったと思って観ていたのも事実です(笑)。

気が付けば・・・

2007-07-17 08:54:22 | Weblog
このブログを書くようになってもう1年が経つようです。ってなんだか人事ですが、ちょうどおんなじ日にブログをはじめて、ブログを通じて友達になった人のブログを読んで、気が付いたからなんです(笑)。とりあえずこの1年に観た映画のことは全て書いています。改めて観てみると「そんなに観てないなぁ」と感じてしまいます。昔は2本立て(懐かしい!)の劇場をはしごしたりして、1日に4本とか、映画の日なんか6本とか平気で観てました。おべんととか持っていったりしてね(笑)。そういう時代から見ると、めっきり少なくなってしまいました。でも、映画に対する情熱というか、観たいと思う気持ちは年々強くなってきています。あと、気が付くのは昔より映画を観にくる人たちが多くなったこと。シネコンができてきたせいでしょうね。いつか書こうと思ってますが映画館にたった一人ってことも昔はありました。「スクリーム3」をたった一人で観たときには、さすがにちょっと怖かったです。あと、アントニオバンデラスを有名にした「マンボキングス」も元旦だったのですが、たった一人でした(笑)。
シネコンができて、たくさん気軽に見れるのはいいのですが、昔の名画座のような映画館が少なくなりました。シネコンはたくさんあってもどこも同じ作品ばかりで、つまらないということを最近よく思います。
僕の夢は、高級感のある雰囲気で、バーもありお酒も飲めて、かなりリラックスできる椅子を使用した大人のための会員制の映画館を作ることだったのですが・・・・。

いつか実現できるといいなぁと思っています。

雨に唄えば

2007-07-15 09:07:26 | 映画
今回は1952年のミュージカル映画「雨に唄えば」です。このブログに遊びに来てくれたnatsueさんがこの映画がお好きということと、僕もこの映画が好きなので取り上げてみました。僕はジーンケリーがすきなんですよ。踊る紐育やパリのアメリカ人など有名なミュージカルはたくさんあります。でもこの「雨に唄えば」は他とちょっと違うんです。あの有名な雨の中で歌ったり、踊ったりするところはほんの一部で、本当はものすごくおもしろいコメディというところなんです。この映画は無声映画からトーキーに変わる時代を描いています。ここで顔とスタイルはものすごくいいのに、声がひどく、なまりのきつい女優さんが出てくるのです。この人がとにかくおもしろい!ジーンケリーは有名俳優の役で出ています。トーキーになって声を場面がずれたりするところもとてもおもしろく描いています。で、もっとこの映画を楽しむには、ぜったい日本語の吹き替えで観ることなんです。当然唄はなまですが、セリフの部分を吹き替えてあるバージョンです。今DVDで売られているものには日本語の吹き替えが付いていないので、この楽しさをあじわうことがちょっとむずかしいんです。僕が観た時の吹き替えの人(特になまりのきつい、変な声の女優さんの役)がうまくてそれがとてもおもしろかったんです。字幕だとなまりの度合いとかのニュアンスが伝わりづらいと思います。
単なる、ミュージカルというだけではない「雨に唄えば」。
ご覧になっていないかたは、ぜひ観てください。できれば吹き替えで(笑)。

天才・清水ミチコ

2007-07-13 09:56:23 | Weblog
こないだ、相方といっしょに僕の大好きな清水ミチコさんのライブを見に行ってきました。もう20周年になるんですね。デビュー当時からのファンで、CDもほとんど持っているし、顔まねの本も何冊か持っているほどです。「夢で逢えたら」のみどりなんかも、僕は大学でよく真似してました(笑)。でもライブでは一度も観たことなかったんですよ。で、相方がライブの情報を仕入れてくれて一緒に観てきました。相方もみっちゃんの天才ぶりは僕と付き合う以前から認めていたようです。前から「一回はライブで観てみたい」と思っていたので、ついに念願がかないました。
いや~、笑いすぎて疲れた2時間半でした。しょっぱなの「ライス国務長官」の顔まねから、ずっと飛ばしっぱなし!総勢で100人以上の真似をしていたようです。CDで聞いていたネタも生でしかもアレンジや、他の物まねも入れて変化させているところもすごいです。今、彼女が「波長が合っている人」としているのが「黒木瞳」。あの人、宝塚出身なのに、歌、下手ですよね(笑)。その微妙にずれた音程がすごく似ていて、最高でした。最新アルバムの「リップサービス」にもオリジナル曲「MY BLACK EYES(私の黒き瞳)」という歌があります。これを生で披露してくれたんですが、ほんとに最高でした。しかも開演前には本物の黒木瞳の歌が会場に流れていたりと、みっちゃんがすごく気になっている人なんだなぁと思ってしまいました。あと、「千の風になって」の秋川さんはおかしいやら、そっくりだわで、笑い転げました。ライブの後、酒屋さんに買い物に行ったら、「千の風になって」がかかっていて、一人で笑いをこらえるのがたいへんでした。

ぜひ、一度彼女のCDを聞いてみてください。そして、できるならライブに行って体感してもらいたいです。

DVDって出ないかな?

おねえさん

2007-07-08 08:48:44 | ゲイ
ゲイの人たちに多いのが「おねえさん言葉」を使うこと。僕は使ったことがありません。使いたいと思ったこともないけど、どうしてそういう人とそうじゃない人がでくるんでしょうかね?仲間内でつかうのはいいのかもしれないけど、電車の中とか、カフェとかで使っている人を見かけます。自分のセクシャリティを堂々と見せるのはいいと思うけど、ゲイ=おねえさん言葉、ではないと思うんですよ。こう書くと、なんだかゲイを否定しているみたいだけど、自分自身つかったこともないし、僕の相方も使う人ではないのでいいんですが、もし、相方が人前で使ったりしてたら、引くな~。これが正直な感想。

おねえさん言葉を使うことで、言いづらいことも言えるっていういことはあるかもしれないけどね。


昨日、街中でそんなことを考えるような出来事があったから、書いてみました。同じゲイなのに、そこのグループには入れないなぁと感じた瞬間でした。

ダイ・ハード4.0

2007-07-06 09:23:56 | 映画
今回は今公開している映画「ダイ・ハード4.0」について。このところ仕事でストレスがたまっていたので、何も考えずにスカッとする映画を観たいと思っていたので、ちょうどよかったというのが感想です(笑)。1作目のダイハードからはもう20年近くも経っているので、当然おじいちゃんになっているわけですよ。でもやることは昔と変らないというか、ほんとに「死なない」ジョンマクレーンなんですよ。でも違うところも。ダイハード3の時から、「一人」で戦うことは無くなっていて、今回も相棒というか無理やり付き合わされている人物と二人で、サイバーテロと戦うという設定です。そりゃそうですよ。あの歳じゃ一人っていうのはいくらなんでも無理がありすぎます。ストーリーは単純明快で、政府に恨みをもつ人間がハイテクを駆使して大金を泥棒するっていうお決まりの設定。こちらも昔からの流れをきちんと踏んでいます。でも疑問が。「この犯人どこからこんな機材をそろえるだけのお金があったのか?」ということ。そう思えるくらい非常にお金がかかっているんです。そのわりに、アナログな刑事にやられるんです。ここも、流れを踏んでいるといえばそうですよね。
「そんなばかな!」というシーンも多数で、頭もからっぽにして非現実に浸るにはとてもよい作品です。観終わってもなんにも残りません(笑)。余韻もなにもなくほんとにスカッと終わります。テンポもよくなかだるみしないで、一気にみせる演出も余計なことを省いていて、良いです。
劇場の大きなスクリーンでご覧になることをすすめます。前のシリーズを観ていなくてもまったく問題ありません(笑)。

昔はブルースウィリスってタンクトップで、胸毛出し、自慢の体を見せ付けるって感じが多かったのですが、さすがにおじいちゃんなので、そんなシーンは今回はありません。

DVDを購入する映画(スーパーマンリターンズ)

2007-07-01 10:48:58 | 映画
前回もDVD購入の話でしたが、今回も同じ話題で。で、ドリームガールズを買いにいったときにたまたま目にした「スーパーマンリターンズ」。その価格の安さにひかれて買ってしまいました。1350円ですよ。びっくりしました。映画としても最近のものだし、なんでですかね?僕はスーパーマンの内容やVFXも好きなんですが、そこはやはり僕はゲイなのであの体格やコスプレを楽しむって目的もあって、買ってしまいました(笑)。特典映像などは付いてませんが十分ブランドンラウスのカッコよさを堪能しました。スーパーマンならかけっぱなしにしていてもいいし、買ってよかったです。この手の「かけっぱなし」にしていてもいい映画は他にもあって、「ブルークラッシュ」っていうサーフィンの映画です。これも風景がキレイ(ハワイが舞台なので)だし、サーフィンの映像がとてもきれいなので気に入っています。そういえば、スーパーマンもブルークラッシュもケイトポスワースが出ていますね。すごい偶然です。
こう観てくると、僕が映画のDVDを購入する基準は「何回も観たい映画」「音楽がいい映画」「かけっぱなしにできる映画」というところなのかもしれません。もちろんカッコイイ俳優が脱いでいるっていうのもありかも(笑)。
DVDを購入する理由って人によって様々だからおもしろいですよね。
他の人の基準ってどうなんだろう?