Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

ハンニバルライジング

2007-04-29 11:03:26 | 映画
今回も、今公開している映画についてのお話。「ハンニバルライジング」を観てきました。レクター博士のシリーズは原作を全て読んでから観ていたのですが、今回は映画が先となりました。ストーリーは皆さんご存知のとおり、レクター博士がいかにしてあのような人間になったのかということを、語っています。「ハンニバル」の原作には、レクター博士が妹のミーシャを戦争時に亡くし、その死に方が逃亡兵に食べれたことが出てきます。でも、映画の「ハンニバル」にはその話が出てこなかったのです。そこで、今回の映画で初めてその全容が明らかになりました。
主役のギャスパーウリエルの美しさといったら!他の出演者の男がみんなブサイクか汚い(笑)。これもギャスパー君を引き立てるためかもしれません。
あと、身寄りのないレクター少年を引き取って育てる、親戚のレディムラサキ(コン・リー)がちょっと日本人という設定なのですが、違和感がありました。そこで日本刀や、兜などがあり、レクター少年の心をつかんでいきます。

殺し方も歳をとったレクター博士と比べると、まだまだ若いといった感じですが、その顔や振る舞いの美しさがあるため、恐怖を感じました。

ラブソングができるまで

2007-04-28 10:50:48 | Weblog
今回は今公開している映画「ラブソングができるまで」です。ヒューグランドとドリューバリモア主演ロマンティックコメディー。ここで内容を少し、80年代のポップスター(バンド名もPOP!)で今は落ちぶれて、それをかえって武器にして営業している、歌手のヒューとたまたま、その家の植木に水をやりにきていた作家志望の女の子ドリューが、ヒューの起死回生をかけた曲作りを通してお互いの存在を特別なものと感じていく、単純明快なストーリー。
この映画のよさは、なんといっても80年代の音楽業界の話がたくさん出てくるところ。最初からPOPのPV(これ映画のためにつくられたもの)がとてもよくできているからすごい。僕は思いっきり笑ってしまいました。というのもワムやデュランシュラン、A-haなんかのPVそっくりで、そこからこの映画に一気にひきこまれました。また、アメリカ版「あの人は今」みたいな番組にヒューが出演交渉されている時に出てくる名前も「デビーギブソン」「ティファニー」「フランキーゴーズトゥハリウッド」「ビリーアイドル」などなど。実際にこの人たちが出てくるわけでないが、この人たちがなつかしのアイドル(日本だと柏原よしえあたり?)の扱いなのもすごくおかしかったんです。あと、1987年に高校を卒業した人たちの同窓会で、ヒューがステージ(といっても小さなもの)で歌うのも、アメリカって同窓会にこういう人呼んだりするのかと思いました。
とにかく、あの時代を経験した人であれば、文句なく楽しめる映画です。
おすすめします!

サンシャイン 2057(ネタバレ注意)

2007-04-20 08:56:15 | 映画
今回は、今公開されている映画「サンシャイン 2057」です。この映画監督が「トレインスポッティング」や「28日後」のダニーボイルなんです。ということで期待して、見に行きました。特に「28日後」はよくできた映画だったので。で、この映画ですが、とてもよかったです。真田ヒロユキも出ていることで話題ですが、かれの演技もうまかったです。そして、僕の大好きなクリス・エヴァンスも出ています。彼も相変わらすかっこよかったです。しかし、いい体格してますよ。彼は(笑)。映画の特性上、脱いだりはいっさいしませんが、Tシャツ姿もいいですよ(笑)。そのほかにもミシェル・ヨーも出ていて、国際色豊かな点も、世界を救うという意味の映画に信憑性をもたせています。
ストーリーですが、2057年の地球は太陽の力が弱まり、氷河に覆われてしまいます。そこで、カネダ船長のもとさまざな専門化が乗り込んだ宇宙船で太陽まで行き、核爆弾を太陽に投下し、再び太陽をよみがえらせるというもの。実はこの作戦は7年前にも実行されましたが、そのときは失敗しているというところもミソ。

ココからはネタバレですので、見てない方は読まないでください。


この7年前の失敗は、実は船長以下、クルーが自ら起こした失敗だったのです。そのわけは「太陽」の神秘さに神を感じた船長が自然のままにしておくことがいいと判断したからだったのです。この船長が7年間その宇宙船にいて再び来るであろう宇宙船に対して、妨害をしようと企み、みんなその犠牲になっていくんです。ココが少し、哲学的なんです。
結局クルーは全員犠牲になるのですが、最後は太陽を復活させて人類は救われるのです。

アルマゲドンのような単なる自己満足的ヒーロー映画ではなく、「ソラリス」などの哲学的なSF映画なので、好き嫌いが別れると思いますが、僕は気に入りました。
ぜひ、劇場で観てください。

アメリカンアイドルシーズン6

2007-04-15 08:47:15 | Weblog
今回は今FOXチャンネルで放送中のアメリカンアイドルのお話。現在シーズン6が放送されていますが、この中で僕が1番応援しているのが、「メリンダ・デューリトル」という人。この人、ものすごく歌がうまい人なんですよ。今回の中でも他の人とはレベルが違う感じがしています。迫力も表現もずば抜けています。この人のCDあったら絶対買うのにと、今から思わせてしまうくらいなんです。
もともと、バックコーラスの人のようですが、こんなに歌がうまい人がバックをやっているのだから、アメリカのエンターテインメントの世界の広さを思い知らされます。出てきた時は「聖子ちゃんカット」だったのも、僕にはうれしかったんです(笑)。いいところまでいって欲しいです。
男子が今回、ダメですね。歌がうまい人がそんなにいません。かっこいい人も少ないですし(笑)。僕のタイプはだれもいません。

メリンダちゃんがんばれ!!

NERU

2007-04-14 10:43:43 | ゲイ
今回は映画の話ではありません。
「寝る」こと(当然ここでは、単なる寝るということではなく)って人間にとって大切なことだと思う。でも寝るには相手が必ずいる。ここで考えたいのが「誰と寝るか」ということ。もちろん恋人が一番だけど、そうじゃない人もたくさんいる。どっちの方が燃える?
ゲイの友人は愛がないと寝れないといっていた。ほんとうにそうかな?もちろん愛があるほうが燃える人もいるし、そうじゃないほうが燃える人もいる。

この違いって、どこからくるのか?
レズビアンの人もそうなのであろうか?

自分はどっちなのか?

疑問がわいてくる。

こないだ、ゲイの友人(外国人)と夕食を食べながらそんな話をした。

自分のことなのに、難しい。

摩天楼はバラ色に

2007-04-08 12:47:10 | 映画
今回は1986年の映画「摩天楼はバラ色に」について。この映画を見たときはまだ高校生でした。テレビドラマ「ファミリータイズ」で有名になり、バックトゥザフューチャーでブレイクしていたマイケル・J・フォックスが主演のサクセスラブコメディーです。この映画観た人も多いはず。結構テレビでも放映していましたから。この手の映画はよくありますが、主演のマイケル・J・フォックスの魅力と音楽がすごくよかった映画です。もちろんサントラも持っています。ストーリーは大企業に就職してものの、メールボーイ(手紙を部署に運ぶ人。これって今ではパソコンのEメールになっているのですかね?)となり手紙を運ぶだけのマイケルがその手紙からいろいろ情報をつかみ、その会社の新しい重役(辞めてしまった代わりの)になりすましその企業に利益をもたらしていくというもの。当然恋愛もありで、その恋人役がスーパーガールのヘレンスレイターなんです。でもちょっとダサイ(笑)。そこが良いのかもしれませんが。コメディーなので笑えるところもたくさん。偽者だとばれないように奮闘する姿も見ものです。
今観ても、魅力ある映画だと思います。
ゲイの視点では、魅力はないですけど(笑)。
ストーリーと音楽を楽しむには、いい映画ですよ。

選挙

2007-04-05 17:43:36 | ゲイ
選挙が近いから、うるさいうるさい(笑)。僕の仕事は人と話をする仕事なのですごく気になるんですよ。投票には行きますが、ここで考えたいのが「誰に投票するか」ということ。マニフェストは大切ですよ~。でも・・・ゲイからしてみると、ルックスも大切だと思います(笑)。カッコよければなんとなく入れちゃうかもしれません。おじさんでもそれはしかり。人は見た目が9割っていうくらい、その人の人となりは「顔」にでます。見るからに悪そうなオヤジや、臭そう、太っている、なんかが揃っている人には、どんなにいいこと言われても「こんな奴には入れたくない」と考えてしまいます。

あと、政治家ってゲイの人いるのかも気になります。だいたい奥さんとかいるから違うのかもしれないけど、中にはいそうですよね。女性議員はレズっぽいけど(笑)。
そういう目で考えると選挙もちょっとたのしいかもしれません。

でも、みなさん、投票にはいきましょう!

世界水泳

2007-04-02 16:04:19 | ゲイ
昨日のリレーはおもしろかったですよ。久しぶりにテレビの前で声を出して応援しました。
って、感想を述べているだけじゃありません。今回は水泳競技について。昔は男子の競技を見るのが、好きでした。それはやっぱり競泳用の男子の水着がきわどかったから(笑)。でも現在では体をすっぽり覆ったり、脚の部分を隠したりといったゲイにはつまらない水着になってきました。それだけじゃなく、男子と女子の体型がほとんど同じになっているというところもつまらなくなった原因。女子も肩幅が広く背中から、肩にかけての筋肉がひろくついているため、パッと見どっちがどっちだかわかりません(笑)。水着もほぼ一緒、体型もいっしょ、後もう一つは「脱毛」。男子も全部つるつるだから、ほんとうにどっちがどっちだかわからない(笑)。男子も脇の毛をそっているからこれもゲイからするとつまらない。
でも、スポーツは究極になると男女の差がなくなるということなのかもしれません。
でも、ちょっとつまんないです(笑)。