Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

ミッション・8ミニッツ(ネタバレ注意)

2011-11-08 11:10:29 | 映画
今回は今公開している「ミッション・8ミニッツ」について。




主演がジェイクギレンホールということで(笑)、ゲイに人気高いし、予告編を観て設定がおもしろそうだったので、観に行ってきました(笑)。

ここで内容を・・・



シカゴで乗客が全員死亡する列車爆破事故が起こり、事件を解明すべく政府の極秘ミッションが始動。爆破犠牲者が死亡する8分前の意識に入り込み、犯人を見つけ出すという任務遂行のため、軍のエリート、スティーヴンス(ジェイク・ギレンホール)が選ばれる。事件の真相に迫るため何度も8分間の任務を繰り返すたび、彼の中である疑惑が膨らんでいく。


と書いてあります。


でね、最初から観ているとスティーブンスが、どうしてこういう状況に自分がいるのかを「知らない」っていうことがわかるんですけど、ここがちょっとした「伏線」というか(笑)。何回か8分を繰り返していくとスティーブンスがどういう状況なのかっていうのが予想できてしまいます(笑)。たぶん、あなたが思っていることは正しいです(笑)。そのことも中盤では明らかになるのですが、そこからは「この映画のオチはどうなるのか?」ってことになっていくんですよね。


そういう意味では、先を読みつつ、映画を観るという面白さがあると思います。

ジェイクギレンホールは童顔なのに、いい体なので好きなんですけど(笑)、髪が短くないとダメだと思うんですよ。今回は軍人の役なので、「ジャーヘッド」の時と同様、短髪です(笑)。ここが重要で「プリンスオブペルシャ」のような長髪はどうも似合わないと思うんですよ(笑)。だから、僕は観てないんですけどね。だから、今回は彼のカッコよさを感じるには良い映画です。

映画館で観てもらいたい作品です。テロの犯人がどういう形でつかまるのか、そして、その先にあるストーリーとは?・・・


ここからは、ネタバレですからご覧になっていない方は読まないでくださいね。








で、結局スティーブンスは仮死状態(戦争で下半身が吹き飛ばされている)でテロの犠牲者の記憶の中に入り込んで、事件の犯人を捕まえるんですけど、ここからがこの映画の見せ場(?)というか(笑)。

無事に、次に起こるテロを未然に防いだ「現在」、スティーブンスは「自分の生命維持装置を切ってほしい」と頼みます。そのときにもう1度8分の経験をして「記憶の中の人々を救ってから」と頼むんですよ。この8分はいつも列車が爆破されて終わるから自分以外の人達が死んでいくことに絶えられなくなっていきます。だから、この人達を救ったところで、自分の命を終えたいと。
なかなか、やるなぁと思っていました。

で、映画はその通りになるのですが、その8分の中でスティーブンスはオペレーターのコリーン(この人がスティーブンスとやり取りしてた人)にメールを送信するんですよね。そして、8分後爆破を防いだところで、映像は止まる・・・・・・のですが、その後その世界が再び動き始めていきます。「パラレル・ワールド」の始まり~(笑)。

このシカゴの事件は朝に起きているので、パラレルワールドで事故がなかったから、コリーンが出勤してきた朝(現在)に違う世界にいるスティーブンスからメールが届きます。

「シカゴの爆破事件の犯人はつかまって、事件も未然に防いだけど、それは僕と君が協力したから」と

コリーンは訳がわからない様子で、上司のところに行くのですが、そこに朝シカゴ行きの列車でテロが未然に防がれたと連絡が入ってる姿を見ます。上司はこの実験(スティーブンと使用した)ができなくなったことを悔やむのですが、コリーンだけがこのミッションが成功したことを理解する。

っていうラスト(笑)。パラレルワールドでは、スティーブンスは別人となって、その彼女(この人が良い人なんですよ)と仲良くシカゴの街を歩いています。

このオチ、どう思います?(笑)。

僕は、こういうのもありかなって思いました。なんか、「かわいそうな終わり方なのかな」って思っていたら、「なんかハッピーエンド?」って思って(笑)。

きっと「え~っ」って思って「つまんない」って感じる人もいるかもしれませんが、ジェイクギレンホールの幸せそうな姿を観て終わる方がいいですよねぇ(笑)。

と、勝手な意見を言って、今回は終わりにします(笑)。

皆さんはどう思いました?