Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

アバター

2009-12-30 18:26:24 | 映画
今回は今公開している映画「アバター」について。

予告編から、大体の話は見えていましたが、ストーリーはまさにその通り(笑)。皆さんの想像通りに進んでいきます。でも、なんといっても3Dで観た時のあの世界観と臨場感がたまりませんねぇ。ちょっと無理してでも3Dでて欲しいです。2Dでは、あんまりおもしろくないって思うかもしれません。そこはストーリーが予想通りだから(笑)。

ここで、内容を少し。
22世紀。惑星パンドラには、非常に高価ば鉱物資源が豊富。しかし、そこに済む原住民のナヴィは人間より体格も大きく、戦いでは排除することが難しいため、ナヴィと人間のDNAを組み合わせて作ったアバターを特殊な装置に入った人間とリンクさせて、彼らの1員となり協力を得ようという作戦に。この作戦に戦争で脊髄損傷を負った、ジェイクがそこの研究員だった双子の兄の代わりに参加することになります。でも、実際にナヴィに接触するうちに、本当に大切なものは何かを見つけるジェイクですが、それは人類を裏切ることになるのだが・・・

って感じです。これ、予告編からだいたい想つきますよね(笑)。ラストも「やっぱそうなるか~」なんて感じで。

でも、あの3Dで観るパンドラの映像や、ナヴィの人達のリアルさはすごいです。シガニーウイーバーも出ていますが、彼女のアバターが彼女にそっくりでなんともおかしかったです(笑)。

全部で3時間ちかい映画ですが、全く飽きることはありません。話がわかっているのに、途中何回か泣きそうになりました(笑)。それだけ、臨場感があるってことです。あと昔の3Dの映画ってなんでも前に飛び出すような演出が多かったのですが、ジェームスキャメロンはそうではありません。これも、うまいなぁって思いました。安っぽくならないからです。あくまでも演出の一つとして3Dをとらえているところが、評価できますね。



ジェイクを演じているのは、ターミネーター4のサムワーシントン。なかなかかっこいいですよ~。33歳って書いてあったけど、これから期待できそうです。なかなか体も鍛えてあるから(笑)。でも、今回は車椅子での登場ですが。彼のアバターも彼に似ていてこれもおもしろいです。

ぜひ、劇場でそして、なるべくだったら3Dでごらんになることをオススメします。最初の20世紀フォックスのロゴから立体ですから(笑)。

来年のティムバートン監督の不思議の国のアリスも3Dですからね。これからはもっと多くなるでしょうね。


久々に

2009-12-26 11:38:02 | 映画
こないだ、買い物に行った時に「3枚で3000円」っていうDVDのコーナーがありました。僕は普段映画のDVDを買うってことめったにないのですが、この値段とラインナップの多さから、ひかれてしまって、ついつい選んでしまいました。で、この3枚。

・ヘアスプレー
・レント
・ラブアクチュアリー

次点として、ユージュアルサスペクツ、ビッグ(トムハンクスの)。

結局、ミュージカルを選んでしまうのは、DVDをかけているだけでも楽しめるってことだからかもしれません。こうやって棚をみると、圧倒的にミュージカル映画のDVDが多いことにも気付きます(笑)。ゲイだからでしょうかね。ミュージカル好きなのは。特にレントは特典のDVDがついていて、その豪華さにもひかれたんですが。これでも、1枚1000円。

これも、デフレの影響なんでしょうか。

でも、安く手に入ることはいいことだ!(笑)


フォースカインド(ネタバレ注意)

2009-12-25 14:00:44 | 映画
今回は今公開している映画「フォースカインド」について。これ、予告編を観たときに、ブレアウィッチの1と2を組み合わせたような作品だなって思いました。というのも、実際(といってもこれもフェイク)の映像と、再現映像が組み合わさっているからです。確か、ブレアウィッチの2は再現フィルムとして公開されていたと思うんですよ(確かじゃないけど)。

で、内容は・・・

アラスカの町で不眠の人が多数出現します。その精神的なケアをしている博士が実際に催眠療法でわかった事実とは、想像を超えるものだったのですが・・・


っていう感じですね(笑)。でね、この映画の感想は「よくできている」ということくらい。低予算ながら、フェイクドキュメントと再現フィルムというアイディアで恐怖感を演出していますが、この手法だと「テレビ番組」っぽさがどうも抜けません。映画でやる必要があるのか、ちょっと疑問です。でも、話題性はたっぷりなので、興味のある方はご覧になってもいいと思います。でも、わざわざ劇場で観なくても、DVDでみるだけでもいいかもしれません(笑)。あと主演のミラが演じている本当の(といってもフェイク)女性の博士がとっても怖い(笑)。最初にインタビュー映像として登場するのですが、とにかく怖い(笑)。顔が怖いです。

ここからはネタバレですから、ごらんになっていない方は、読まないでくださいね。








で、この話、「宇宙人に拉致されて」いた人達の話だったんですね。拉致されていろんな実験をされて、その記憶を消されて家に戻される。これだから、眠れないって思ってしまう人が続出するという仕組み。それを催眠療法でむりやり思いださせてしまう時に、精神的におかしくなったり、宇宙人の言葉をしゃべったり、宙に浮いてしまうようなことになる。この映像がショッキングだというのですが、肝心のところが、画像がみだれてよくわからない(笑)。突然奇声を発したかと思って、体が浮いた!と思ったら画像がおかしくなって。これも、演出ですが、こればっかじゃねぇ(笑)。あと、ビデオは乱れるのに、カセットテープの録音は乱れないっていうところが不思議(笑)。

つっこみを入れようと思えばたくさん入れることはできますが、それはそれ(笑)。この世界にどっぷり浸ることさえできれば、楽しめます(笑)。
にしても、あの役者さん(本当の博士を演じている)は誰なんだろう?
怖いですよ~(笑)

メリークリスマス!

2009-12-24 10:01:36 | ゲイ
今日は、クリスマスイブですね。僕は仕事なので、なんの予定もありませんが(笑)。





歳を重ねてくると、仕事も多くなってクリスマスを「イベント」としてすごすってことないですよね。相方も仕事だし(笑)。




でも、この画像のような人が部屋にいたら・・・、きっとひきますね(笑)。


とにかく、ゲイもストレートも大人も子供も、みんなの平和のために、


メリークリスマス!

ディセント2

2009-12-15 15:30:19 | 映画
今回はもう終わってしまっている映画「ディセント2」について。

すっかり感想を書くのを忘れてしまっていました(笑)。

僕は前作のディセントがすごく好きなんですよ。「久しぶりにパンチのあるホラー映画」だったので。映画の作りもうまくて映画の前半と後半ではまったくテイストが変るっていうことも、おもしろかったし。

で、その続編が出たということで観にいきました。

ここで内容を。

行方不明となった6人の女性達を捜索している救助隊のもとに、血まみれで発見された女性の通報が。行ってみるとそれはあの洞窟で行方不明になった女性の一人。でも記憶がありません。そこで、救助のために彼女を連れて再び、あの洞窟へもどるのですが・・・


って感じです。感想は、そうですねぇ、前作は超えることができなかったって感じでしょうか。そこそこ緊迫感もあるし、意外な展開もあるけど、前作の「え~っ!」っていう感じはやはりありません。
DVDでもいいかなって感じです(笑)。

ここからはネタバレですから、ご覧になっていない方は読まないでくださいね。






でね、結局展開は前作の通りで、地下に潜る→落盤事故→メンバーがバラバラになる→地底人に襲われる→途中で仲間割れ→なんとか助かる一人だが・・・

という感じなんです。これは予想してましたがここまで一緒だとね(笑)。でもここで、ひとり保安官が出てくるんですど、「なぜあの記憶喪失の女性」を洞窟に連れていきたいという気持ちが強いのかがイマイチわかりづらいんです。彼はこの女性がみんなを殺したと思っているのですが、もう途中から地底人が出てくるんだから、違うこともわかるだろうにって思うんですよ。でも、なんだか彼女に執着するんですよね。ここが「ちょっとなぁ」と思うところでした。
あと、この女性を助けた農夫(?)が結局あの地底人のこと守っている地上の番人だったっていうオチは、次回につながることを予想させます。最後に残った警察の女性が地上に出てきて、やれやれって思っていたら、このオッサンにシャベルで殴られ、また穴に戻されるんですから(笑)。餌を与えたってことですよね。
このオッサンが次の作品でどうなるのかっていうところは気になりました。

ホラーもシリーズ化してくると、あんまりおもしろくなくなっていくので、もう作らなくてもいいかなって思いました(笑)。

イングロリアスバスターズ

2009-12-11 16:30:48 | 映画
今回は今公開している映画「イングロリアスバスターズ」について。
タランティーノが監督している映画ということで、期待半分で観にいきました。
なにせ「おもしろくなかったら、お金はいりません」というくらいなので(笑)。

で、感想なんですが、結構長い映画なんですけど楽しめました。タランティーノといえば70年代のテレビシリーズにオマージュをささげるイメージですが、今回もそのテイストは満載です。これが、ナチスに復讐を誓う少女と、アメリカのナチス抹殺チームのイングロリアスバスターズとの話にはどうも「チグバグ」な感じを受けました。おもしろいんだけど「違和感」みたいな(笑)。

両親を殺された少女が、偶然ナチスのプロパガンダ映画の上映を引き受けることから復讐をしていくストーリーを軸に、イングロリアスバスターズの活躍を描くんですけど、コミカルなテイストが随所に入っていてタランティーノ節が炸裂しています。まさか、最後にあのひとも殺されてしまうとは(詳しくは、映画をご覧になってください)。って感じでした。
でも、このテイストはやはり「キルビル」や「ジャッキーブラウン」みたいな映画でこそ生きるものと思います。「ちょっと無理してんなぁ」的な感じがどうしてもあります。役者もけっこう豪華で、ブラピはもちろんのこと、ダイアンクルーガーなんかも出ています。

けっこう長いので、劇場で観た方がいいと思います。DVDとかで家で観るってなると「飽きる」かもしれません。

終盤の大火事のシーンは大きなスクリーンの方がいいですよ。

しかし、ブラピは一気に歳をとった感じしました。ちょっと前まではそうでもなかったのに(笑)。