Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

マシニスト

2006-08-30 15:40:33 | Weblog
今回はクリスチャン・ベールのマシニストです。サイコものです。過去におきたしこのトラウマから、眠れなくなってしまった男の物語です。
バットマンビギンズやアメリカンサイコの時には非常にマッチョな彼でしたが、この映画ではものすごくやせていて、その映像だけでも見る価値はあります。内容はだいたい予想がつくので「あ~やっぱりね」という感じでおわります。でもこの俳優さん、「リベイオン」でも肉体を見せていましたが、どうも顔が好きになれません。けっこういい体なんですがね(笑)。
もっと意外なことに、「太陽の帝国」というスピルバーグ監督の映画で重要な子供を演じていたのが、子役時代の彼です。月日が経つのはまったく早いものです。

アサルト13

2006-08-29 18:05:57 | 映画
今回はDVDでも発売している、アサルト13です。これは警察対警察の映画で、最近すっかりやせて気持ち悪くなったイーサン・ホークが主演です。警察の上層部にとって不都合な証人を護送中にイーサンホークの勤めている13分署にその囚人をおかなければならなくなって、その証人を消すためにSWATなどが来て否応なしにそいつらと戦う羽目になるという内容。アクション映画ですが、けっこういさぎよく人が死んでいくところがおもしろいです。この人は最後まで生き残るだろうと思っていても裏切られたりして、そこがなかなか演出がうまいところです。ローレンス・フィッシュバーンも自分のイメージ通りの役をこなしているため、わかりやすいことこのうえなしです。
なんにも考えずに、アクションを楽しんでしかもちょっと内容も面白い。DVDで観るにはいい作品だと思います。

有頂天ホテル

2006-08-28 10:43:24 | 映画
今回は久々の日本映画です。僕は劇場で日本映画を観ることがほとんどないのですが、この映画は映画友達がどうしてもみたいと言うので、観にいった作品です。群像劇としてはよくできています。監督である三谷幸喜が映画「グランドホテル」にオマージュをささげていることもよくわかります。登場人物が多いのに、しっかり描かれていて、統一感もしっかりあります。
でも、やはり三谷作品の欠点である、「演出が過剰」というところがどうしても見えてしまいます。テレビの作品ではそこまで感じないのですが、映画となるとどうしても本人がやりたかったことなのか、過剰になってしまうんです。今回も主役の役所広司が別れた妻に見栄をはってウソを着き続けるシーンがあるのですが、これが長すぎて、「もういんじゃない?」と思ってしまいました。
日本映画の人気が最近増えてきてうれしいのですが、以前の「日本沈没」など惜しい作品が多いように思います。派手さはなくてもおもしろいのが日本映画のよさだと思います。それを追求してもらいたいと思う今日この頃です。

下着の好み

2006-08-27 08:32:44 | ゲイ
今回は最近の下着について。

最近の下着は全体的にローライズが多いですよね。まあ、普通のパンツやジーンズもローライズですから、そういう流れなんだと思いますが。でももう一つの流れ「ボーイズ」というのもあるように思います。

そう、子供のはくブリーフのようなデザインで、大人用というものです。
女の子の下着では、以前からそういったものがあったようですが、最近になって男性用のボーイズデザインが増えてきたように思います。この画像もそうですがカラフルさと、デザインのかわいらしさが豊富です。またこういう下着を立派な体格の大人がはくというギャップもセクシーだと思うようになったということでしょうか?

ゲイだけでなく、ストレートの男性も下着を楽しむ時代が来たんですね。
僕達にとってはうれしいことですが(笑)。

エターナルサンシャイン

2006-08-26 10:23:09 | 映画
僕が嫌いな俳優ジムキャリー映画の中で、気に入っている映画のもう1本がこれ「エターナルサンシャイン」です。この映画も前述の「マジェスティック」同様、ジムキャリーらしさがなく、自然でとても良いです。内容は好きになった相手があまりに自由奔放で、その相手のことについての「記憶」を消してしまうというファンタジーなんです。でもそう決心したもののやはり忘れられず、なんとか記憶が消されていくことを拒もうと努力するのですが・・・。これも詳しく説明してしまうと、映画のもっているおもしろさが、なくなってしまうのでこれ以上は言いませんが、とてもいい映画です。人が人を好きになることって理屈じゃない!これに気がつかせてくれる映画です。恋人役のケイト・ウインスレットも非常にうまいですし、記憶を消す会社のエンジニアにイライジャ・ウッド、受付件研究助手にキルスティン・ダンストも出演しています。CGを多様せず、アナログの撮影方法で記憶が消えていくシーンを作り上げているところも、どこかノスタルジックな感じです。
誰かを好きになりたくなる映画です。

ユナイテッド93

2006-08-25 09:19:40 | 映画
これも観たかった作品でした。見終わってみるとなんだか切なくなって「いい作品だ」「おもしろかった」などという感想ではなく、事実として経験してまったような感覚になりました。その場にいた人たち、犯人達の葛藤なども非常にリアルに伝わってきました。僕もNYからサンフランシスコ行きのユナイテッドに乗ったことがあります。そのときの感覚もよみがえり、まさに実体験のようでした。実際に管制塔で働いていた人たちも出演されていて、臨場感はものすごくあります。どんな形であれ、主義があるにせよテロ行為は許されるとは思いません。でも、ああしなければいけなかった犯人達にも戸惑いがあったことなど(機上のことは推測でしかないのですが)を観ると、アメリカにも十分責任はあるなと思ってしまいます。
あと、日本人の男性があの飛行機に乗っていたことを再認識しました。たぶん、当時は話題になっていたのでしょうが、WTCの方が大きく取り上げられていて、記憶から抜けていました。
ほんとうに、あの飛行機にのっていた方のご冥福をお祈りせずにはいられない気持ちです。
「飛行場での手荷物検査にどんなに時間がかかっても文句は言うまい」と心に誓いました。

スーパーマン・リターンズ

2006-08-24 19:21:18 | 映画
やっと観ることができました!!
思えば、小学生のころに診たスーパーマンの印象一気によみがえるオープニング!監督のブライアンシンガーはさすが、つぼを押さえています。なんかオープニング観ただけで、小学生だった自分が出てきてすごくひきこまれました。もちろん内容もおもしろかったですよ。クリストファーリーヴのスーパーマンの1と2の続きとして作られています。うまく引き継がれていますよ。なんといっても主役のブランドンラウスがクリストファーリーヴにそっくりです。彼よりも丹精で整った顔をしていて、まさにスーパーマンにぴったりな人です。でもきっとこれ以外の仕事ではうまくいかないかもしれませんが(笑)。カッコイイから許しましょう。ケヴィンスペイシーも相変わらず、キレた演技がたまりません。
もう1回観てもいいかなと思っています。
ゲイであれば、やはりあのスーツと体をみせつけられれば、いやだとは言わないでしょう(笑)。ちなみに、スーツもすこし変っていて昔より、パンツの部分がローライズになっています。そして、ボクサータイプの少し変形したような形で、これもまたかっこよしです。
ゲイでなくても、誰でもスーパーマンが大好きになる映画です。今の技術でできなきことはないと感じました。あの、空をスーッと自然に飛んでいる姿を見るだけでも価値がありますよ~。

やっぱ。もう一回観にいこうっと

ディセント

2006-08-22 15:01:44 | 映画
昨日観てきた「ディセント」について。はっきり言って「おもしろかった」です。最初思っていた映画とは全く違ったのですが(笑)。でも、全く情報が無いほうがすごく楽しめます。サイレントヒルの時も「え~っ!」思ったのですが、今回はもっと「え~っ!」の連続です。一応内容を・・・。事故で娘と夫をなくした女性がその友人達5人と、洞窟探検の旅に出ます。この友人達とは学生の頃からそういった冒険の旅を繰り返してきたのです。この洞窟に入ってしばらくすると、崩落があり、出口にもどれなくなってしまうのです。ここから悪夢がはじまるのですが・・・。ここまでしか書けません!!僕もこのくらいの情報で観にいったのですが、話が進むにつれて、スリルと恐怖は増すばかり!イギリスのホラー映画ですが、よくできています。スプラッターあり!痛い映像あり!びっくりさせるところ満載です。夏の夜が非常に涼しくなる映画です。

ご覧になってみてください。

マジェスティック

2006-08-20 08:38:34 | 映画
僕は、ジムキャリーがあまり好きではありません。「マスク」や「ミスターダマー」なんかを見ていて、コメディアンなんだけれどその演技がどうも苦手で、好きな俳優ではありませんでした。でもこの「マジェスティック」ではものすごくいい演技で、ジムキャリーだということを忘れて、映画に没頭してしまいました。内容は・・・、1960年代のアメリカで赤狩りが横行していたハリウッドで、共産党の疑いがかけられた一人の脚本家が追われて逃げる途中で、海に転落し行方不明になります。この男、別な町の浜辺に打ち上げられるのですが、そのときには記憶をなくしています。この町に住む戦争に行って戻ってこない男に瓜二つだったため、その男として暮らし始めるのですが・・・・。という内容です。ここで表題のマジェスティックとは映画館の名前なのです。その間違えられた男の祖父がその昔経営していた映画館を孫が帰ってきたということで、再び開こうとするのです。この祖父を演じているのが、名優マーチンランドーです。この人、テレビシリーズの「スパイ大作戦」に変装の名人として、活躍していた人です。この人の演技も非常にいいんですよ。話の内容もいいし、音楽も非常にいいです。サントラを買ってしまいました。
とにかく今まで、ジムキャリーを嫌っていた人にもぜひ見ていただきたい、映画です。

そして、もう1本ジムキャリーの映画ですが、僕の大好きな映画があります。
それはまた次回に!

下着にこだわる

2006-08-19 08:36:54 | ゲイ
この間、久しぶりに東京に行ってきました。そして新宿の2丁目にも行ってきたお話しは前回にしました。今回はそのときに思ったことですが、「ゲイは下着にこだわる傾向がある」ということ。

新宿の伊勢丹にはメンズ館というのがあって、そこは男性の物しか売ってないのですが、そこの下着売り場に行った時のこと。新宿という土地柄なのか、下着売り場にいた男性の9割はゲイと思われました。しかも数人は団体で・・・。一昔前であれば、ゲイの下着はビキニタイプでしたが。今はローライズのボクサータイプが主流のようです。かっこよく見えるから僕も履いていますが、これも銭湯とかいって他のストレートの人たちが履いているものとはやはり違いますね。ここら辺もゲイ独特の感性というか、感覚があるように思います。これって、どうしてそうなるんですかね(笑)。

あと、昔は伊勢丹の下着売り場には男性のスタッフがいましたが、僕が行ったときにはほとんど女性だったんです。これってやはりゲイ対策なんですかね?ストレートの店員にモーションかけたりするからでしょうか?だとしたら、ちょっとえげつない感じがします。

僕もゲイですが、団体で下着の前で大きな声で話しているゲイの方達を観て、もっと普通でいいのにと思ってしまいました。

ちょっと愚痴っぽくなりました(笑)。

この画像で楽しんでください